人狼議事


308 【R18】忙しい人のためのゾンビ村【RP村】

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メモを貼った。


【人】 墓守 ヨーランダ

― 秋葉原 ―

ちっ……!

[持っていたライフルでゾンビを打ち抜いて。
そのまま街中を駆けていく。

ホリー……堀井以外のメイドは逃げるか。
もしくは――。]

ああなってしまうと、この街もいよいよって感じだな。

[UDX
某スクールアイドルアニメにも出てきたそれは。

最早ゾンビの根城となっていた。
とは言え、彼らに拠点占拠だとか。
兵站と言った観念は無いようで。]

(14) 2020/10/23(Fri) 05時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[UDX奪還戦を主張する秋葉原関係者も居たが。

外からの通路にエレベーター。
エスカレーターに階段。

経路が多すぎる建物など、奪還してもすぐにまたゾンビがやってくる。
であれば、徒労になってしまうのではないかと言うのが四浦の出した答えだった。]

(15) 2020/10/23(Fri) 05時頃

― コーヒーショップ『abbiocco』 ―

[ストーブの中で、薪が爆ぜる音がする。
 それに返事でもしたような呻き声が聞こえた。
 床吸う耳は、硬いものを落としては引き摺る振動を拾う。

 細身の男だった。ルパートより高く、シーシャより低い。
 最初は、乱暴な客が来たのだと思った。
 ベルを掻き消すくらい強く、ドアを開く音がしたからだ。

 自身の足は、そういったものに対峙した際に弱い。
 歩けない訳ではないが、逃げることに向いていないのだ。
 だからどんな意見の相手に対してだって、
 否定から入ることはない。
 争うことは、不得手だ。

 腕を掴まれ、パソコンを巻き込んで放り投げられた。
 全身を強く打ちつけたせいか、
 痛みはあるのにどこか遠く感じる。]


[――間違い、だったのだろうか。

 シーシャの説得に応じて街に帰っていれば、
 ルパートと共にこの地を離れていれば、
 食料を分けた誰かに伴って西へ向かっていれば、
 あるいは、何もかも拒んで閉じこもってしまえば、
 異なる未来に出会えていたかもしれない。

 しかし、たぶん無理だ。
 そんな曖昧な可能性では何度同じ場面に巡り合っても、
 頑固な自分はきっと同じ選択をしてしまう。

 慕ってくれる彼にも、
 頼りにしていた隣人にも伝えた選択を繰り返す。]

  (死ぬ時は、どこまでも広がる大地のそばがいい)

[瞼の裏に、トウモロコシ畑に揺れる赤毛が見える。
 その上に太陽をそのまま形にしたような笑顔を描いた。]



  だ、けど 、

[ボウルの中で丹念にすり潰したような声が出た。
 最初の衝撃で起きた目眩がようやく落ち着いてきた。
 それが叶ったのは相手の反応が遅かったおかげだ。
 揺れる視界にその姿を収めると、
 左腕がだらりと下がり、右足を引き摺っていた。

 肩が外れたか、足を挫いたか。
 あるいは筋肉自体がやられているのかもしれない。
 来店した時には特に違和感を覚えなかったから、
 きっとこちらを放った時に負傷したのだろう。

 あまりにも、己の身体を鑑みていない動きだ。
 身体に見合わぬ強い力はそのせいだろうか。
 リミッターが外れているような、
 理性が跡形もなく溶けたような、そんな印象を受けた。]


 
  わたしは……べつに 、
  しにたいわけ、じゃあ 、ない。

[死ぬために、喧騒から離れた訳じゃない。
 死ぬために、周囲に甘えている訳でもない。

 写真を上げるのは、それが生存証明になるからだ。
 相槌のような印は共感の意味合いも含まれる。

 そんな風に写真を落とすばかりだったアカウントで、
 昨日と今日多く文字を残した。
 それだって、存在を確かめる作業に近いものだった。

 世界中の誰かと、顔も知らない状態で言葉を交わす。
 それは遠くとも近い、不思議な距離感だと思う。

 これはルパートにだって打ち明けていないことだが、
 要は、自ら残ることを選んでおきながら、
 少しだけ心細かったのだ。]


[周囲に視線を巡らせる。
 パソコンは裏返しに開き切ったまま伏せっているし、
 横たわる車椅子もロックがかかり完全に沈黙している。
 薪ストーブへ向かっても、それより男の手の方が速い。

 胸ポケットのスマホをドアの近くへ投げてみても、
 呼びかけてみても何の意味もなかった。
 男はなぜか他に興味を示さず、こちらへ近づいてくる。
 相対し初めて、その目が酷く濁っていることを知った。]

  ッハ、 これは……こまったな。

[何もなかった。何もできなかった。
 何か、残せたら良かった。

 まだ正常に動く男の右腕が、
 じりじりと後ろへ下がっていた自身の左腕を捉える。

 ――ふ、と。
 シーシャが食べた、あの厚いベーコンを思い出した。]*


メモを貼った。



  [はじめ、助かったと思った。
   つぎに、もう助からないと思った。
   最後は、せめて助けたいと思った。]
 


[何日たったんだろう?
日付の感覚なんてとうに失くしてしまった。

ただ、朝日が窓から差し込むから
それは網膜を焼くほどに眩しいから
また一日、経ったのだってことだけわかる。

だけど私の脳はどんどんふやけてくみたいに
わかってたことがわかんなくなってってる。

たとえばこれ。
手にもってるこの、長方形の…板?

縁についてる突起を押すと表面が明るくなるけど
これはなんのためのものなのか、わからない。]


― ??? ―

[空気の音が聞こえた。木を軋ませる、風の音だ。
 鳴き声みたいなそれをきっかけに、意識が身体に宿る。]

  ……?

[瞼を持ち上げたつもりだったが、前が見えない。
 まだ寝ぼけているのだろうか。
 昨晩は何をしていたんだったか……そう、そうだ。]

  ……。

[緩慢な思考は混乱も動揺も許してはくれない。
 ただ耳を澄まし、記憶に霞んでしまった呻き声を探る。

 風の音、軋む音。 風の音、   軋む音。
    小さな呼吸音。

 何かが、いる。]


[お腹空いたな。
おかあさんのお味噌汁が飲みたい。

…おみそしる?


なんだっけ。]


[今度は失敗しないよう慎重に瞼を持ち上げたが、
 一向に視界は晴れなかった。
 原因を確かめるよう無意識に手を伸ばすと、
 何者かに覚醒を気づかれたのだろう。
 呼吸を捉えられなくなり、代わりに衣擦れの音がした。]

  ……あ゛、 あ。

[生きているのなら、逃げなくては。
 思考よりもっと深い部分が警鐘を鳴らす。
 荒くなったはずの呼吸は、淀んだ呻き声になった。]

  あ……?

[その時。ミケ、と呼ばれた。動きが止まる。
 最近じゃ皆に合わせてマスタと呼ぶようになっていたし、
 同じ仕事に就いた時点で遠ざかっていた響きだ。

 後退の為に床についた手を止める。
 その指先は、眼球に触れてほんのり湿っていた。]


[左目に色素の薄い髪が映る。
 日に翳せば透けるような色は、くすんでしまっていた。
 けれど、それはきっと彼だけのせいではなく。]

  しー、 しゃ。

[どうして君が、ここにいる。
 濁った瞳の向こうに、いるはずのない命を見た。]*



  ……いつ、 きた。

[昨日、と返答があった。]

  いまは、

[日付だけを告げられる。
 それを受けて考えるよりも先に4日と続いた。]


― 4日後・コーヒーショップ『abbiocco』 ―

[壊れたドアを端材で無理矢理留めた場所から風が入る。
 その度にささくれた木がきぃきぃと甲高く鳴いた。

 どうしてここに――なんて。
 答えの分かりきった質問はしない。]

  ……触れた?

[代わりに、たっぷり時間をかけて別の問いを投げた。
 自身よりも大きく育った彼は壁際で膝を抱えている。
 膝頭に額を押しつけてから乱暴に首を横に振った。
 まるで水浴びをした後の犬のようだった。

 そうだ。それでいい。
 10フィート先からぐうるりと目玉を揺らして笑う。]


[思考も声も徐々に元通りへ近づいていったが、
 本当にただ近づいただけだった。
 安堵の吐息や笑い声には、まだ時折呻きが混じる。
 その度シーシャは怯え、警戒するように身を固くした。

 右目は相変わらず開いているのによく見えないままで、
 左目もごく稀に持ち主の意思に反して巡る。
 その時視界の端に映った左腕はずたずたになった
 どす黒い布地の向こう、生白い肌が歪に繋がって見えた。

 まるで、死にたくない心に肉が応えたかのように。
 応えてしまったかのように。]



  シーシャ、

[あの子はシーシャ。
 元部下で、半月に一度物資を届けてくれて、
 礼儀正しく、それでいて子どもっぽいところもある、
 どこへだって行ける足を持った若者だ。
 うんと小さい頃から知っている、可愛い子。

 やめろ。“あたたかいもの”なんかじゃ、ない。

 渇き張りつく喉を粘ついた体液で押し流し、口を開く。]



  出て行くか、殺すか。
  好きな方を選びなさい。**
 


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