人狼議事


270 食人村忌譚

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【人】 巫女 ゆり

―― 炊事場 ――

[四肢を捥いで胴体と頭だけになった櫻子は、
ひと回りもふた回りも小さくなったように感じられた。

江津子によって髪や体の毛をそられたその姿は
作りかけの蝋人形のようななまめかしさ。>>148

そっとその頬を撫でて、物言わぬ櫻子に話しかけた]


 ……綺麗よ、櫻子。


[野菜を詰め込まれ、金具で留められたその胎は
まるで臨月の妊婦のように膨れていた。
心から美しい、と私は思った。
こうして料理してもらえる櫻子は、幸せな子なのだ]

(153) 2017/11/28(Tue) 18時頃

【人】 巫女 ゆり

[焼かれる前に、と。
その白磁器のような柔肌を最後に触れた。
ひどく名残惜しく思った。

そうして、竈の火が点されたのだ。

竈の火にあぶられる櫻子の肌が、小麦色へと変化してゆく。
滴り流れる脂が、乳房を伝って火に落ちる。
じゅわ、と音を立てて、香ばしい匂いが弾ける。

ヒトから料理へと変貌してゆく櫻子の肉体。
焼かれるその姿すら、得も言われぬ美しさを湛えている。

そうして私はずっと見ていた。
櫻子が料理として完成するさまを。
切り分けられるその姿を。

これが可愛い私の櫻子の、晴れ舞台なのだから*]

(154) 2017/11/28(Tue) 18時頃

【人】 巫女 ゆり

―― 水場 ――

[櫻子の姿を見てひどく興奮していた。
私も“ああなりたい”と強く願った。
心を落ち着かせるために、水場へと向かう。
少し、頭を冷やさねばなるまい。
そこにいたのは、手を洗う姉の姿>>135だった]


 ……姉さん。


[ゆり“様”>>136と確かに姉は言った。
すっと、胸が冷えるのを感じる。
私の表情が“妹”としての顔ではなく、
“巫女”のそれへと変化をする]

(155) 2017/11/28(Tue) 18時半頃

【人】 巫女 ゆり


 儀式を、あなたに?


[>>137じっと容を見据える。
姉の瞳に宿る光は、確かな強い意思を持っていた。
しばしの沈黙。そして、私はおもむろに口を開いた]


 いいでしょう。
 その大役、確かにあなたに任せます。

 もしも間違いがあったとして、
 あなたが罰を受ける必要がどうしてありましょう。

 「儀式」で死したものは、等しく神に迎えられるのです。
 それは喜ばしいことなのですから。

 ですが――……
 

(156) 2017/11/28(Tue) 18時半頃

【人】 巫女 ゆり

[小さな、逡巡。
きっとそれを言うことは巫女として許されない。
けれど、このまま巫女の仮面を被り続けることは
どうしてもできなくて。

ふにゃり、と顔を歪ませる。
勢いのままに、そっと姉を抱きしめた。
ひどく懐かしい香りがした。姉の匂いだ。
今の顔を見られるわけにはいかないから、
そのまま震える声で告げるのだ]


 返り討ちに遭ったりしたら許さないから。
 姉さんは昔からそそっかしいから心配なの。
 絶対に、絶対に、失敗しないでね。
 巫女からの命令です。


[そんな命令などあるわけもない。これは、私の我儘だ]

(157) 2017/11/28(Tue) 18時半頃

【人】 巫女 ゆり

[そっと姉から離れる。
私の表情は、冷たい“巫女”のものに戻っていた]


 ……頼みましたよ。


[薄らと浮かべた笑みには、
何の感情も浮かんでいなかった*]

(158) 2017/11/28(Tue) 18時半頃

【人】 巫女 ゆり

―― 集会所 / 江津子と ――


 次の「儀式」の執り行いは今夜です。
 私の代行として、容にその任を任せてあります。


[江津子の問い>>145に、巫女として淡々と答える]


 必ずや容は「儀式」を成し遂げてくれるでしょう。
 しかし、“もしも”があります。
 江津子さん、「儀式」の見届け人を頼めますか。
 あなたの武勇伝は常々耳にしておりますから。
 

[巫女からの頼みは、すなわち命令である。
それが分からぬ江津子ではないだろう。
姉を心配する心をひた隠し、
それでも私は巫女として逸した行動を取る**]

(159) 2017/11/28(Tue) 19時頃

巫女 ゆりは、メモを貼った。

2017/11/28(Tue) 19時頃


【人】 巫女 ゆり

[姉が下手人に殺されることが怖い。
万が一、下手人が姉の死体を持ち去りでもしたら。
考えただけで気が狂いそうになる。

私が死して姉に食され、
あるいは死した姉を食すことで
私たちはひとつになるのだ。
姉妹に、なれるのだ。

姉に触れるものが許せない。
姉に害なすものが赦せない。

禁忌を破った下手人などに姉を殺されるくらいなら
私自身の手で、愛しい姉さんをあやめてあげたい。
そんな馬鹿げたことすら、考えてしまう**]

(160) 2017/11/28(Tue) 19時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

ー 巫女の神託 −

[間が空いたとさえ思えぬ程の間>>150
恐らく本人でなければ詰まった事を気付かせぬ程、
ゆり様は凛としたまま答えをくれた]

 なるほど……そこは俺がミナカタであるのに
 似たようなもんか。

 一緒にしたら神罰が下りそうだけど。

[それで納得して良いものかと、詰め寄る者が
いればまた思考したかもしれないが、
他の村人も、俺の薬を疑う者がいないのだから
巫女であるゆり様の行動を疑う必要はないのだろう。

それにそれ以上の追及は、ゆり様が
下手人でない限り、村への綻びと取られても仕方ない。

そのまま口を噤んで、早々に櫻子の解体をするとしよう*]

(161) 2017/11/28(Tue) 21時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

    − 江津子さんと −

[どうやら昨夜見回りをしていたらしい
江津子さんも体力を消耗しているようだ>>144]

 無理しないでください。
 お疲れのようでしたら、薬湯の備えは
 幾分か多めに揃えていますから。

 遠慮なさらず。

[頼りになりそうな、いや容の言葉を信じれば
彼女は下手人ではないのだから、
身体をそれこそ大事にしてもらわなければと
労りの声を掛け、男と女の意味深な物言い>>145に]

(162) 2017/11/28(Tue) 21時頃

【人】 紅客連盟 イスルギ

[元より容に好かれているとは思っていない。
苦手がられている事には気づいていたし、容とゆりの関係、ゆりと自分との関係もあって。
そのせいかこちらも彼女とは距離を取っていたのもある。
それがここにきて悔やまれる。

手助けをすると言った。
なのに上手く彼女の考えを変える事も、逸らす事も出来ず。
彼女に疑いをかけてしまう事も出来ず。
これでは不味いと分かっていても動く事すら難しい。]

(163) 2017/11/28(Tue) 21時頃

【人】 紅客連盟 イスルギ

[守るべき相手がいる。
守る為にはどうしたらいいか。

村を壊せばいいと、甘く囁いたのは彼の人。
その誘いのままに手を貸すと言ったのは私。

だから彼に死なれては困る。
まだ、村を壊す段階まで進んでいないのだから。
ならばどうすればいいのか。
気ばかり急いて思考が纏まらない。

纏まらぬうちに物事は進んでいくというのに。]

 ゆりは私が守らなくても大丈夫。
 あの子は巫女だ、村の守り神がついている。

[だから死ぬ事はない。
死ぬ時はきっと、世界を壊そうなどと大それた事を考えている輩の手によってだろう。]

(164) 2017/11/28(Tue) 21時頃

【人】 紅客連盟 イスルギ

 容さん、確たる証拠もなしに動こうなどと思わないでいただきたい。
 姉である貴女の言葉ならゆりは聞いてしまうでしょう。
 あの子はそういう甘さがある。

 ですから、明日進君に何かあれば私は貴女への疑いを確固たるものにしてしまうでしょう。
 私は貴女を殺したくはない。

 よくよくお考えいただきますようお願いします。

[姉の立場を利用するつもりがなくとも。
結果的にそうなるのだと釘を刺す。
おそらくそれでも彼女は動いてしまうのだろうけど*]

(165) 2017/11/28(Tue) 21時頃

紅客連盟 イスルギは、メモを貼った。

2017/11/28(Tue) 21時頃


【人】 亡命同盟 エツコ

―集会所/ゆりと―

[問いかけ>>145に対する、ゆりの答え>>159を、
 大人しく受け止めながらも、軽く目を見開いた
 告げられた巫女の言葉を咀嚼して、思考して、
 やがて、ゆっくりと頷くと、深々と頭を下げた]

武勇伝などというものは、過分なお言葉です恐縮ですが、
了解いたしました
もしもが起こらぬよう、万全を期させていただきます

[巫女からの頼みは、すなわち命令である
 この村で長く生きた江津子は、それを深く理解している]

ただ……大変恐れ多いのですが、
少し、お願い申し上げたいことが、ございます

[目を伏せるのを辞め、顔を上げた
 常の涼やかな微笑みを浮かべて、ゆりを正面からじっと見据える]

(166) 2017/11/28(Tue) 21時頃

【人】 亡命同盟 エツコ

これより、巫女様としての責務に携われる際は、
今のように、他者を頼っていただきたいのです
容さんに代行させ、私に見届け人を託すように

[櫻子の死に思うこともあった
 志乃の言葉のいくつかが、それに追い打ちをかけているように感じていた>>144
 他者を退けるぴしゃりとした言>>71>>72が、
 幼いうちに、異なりすぎる風習に放り込まれ、
 鉈を振るいながら生き抜いてきた自分に重なるように見えて]

この村の神様は、代行者たる巫女様>>150に、
1人で背負っていくには重すぎる責を、
背負わせすぎているように思えます
そんなゆり様の行動を、ただ見ているだけなのは、
同じ村で生きる者として、辛いのです
ゆり様はご存じないかと思いますが、
私は、異国の神も存じておりますから

[そこで、再び目を伏せて]

(167) 2017/11/28(Tue) 21時頃

【人】 亡命同盟 エツコ

そんな私でよろしければ、役目を遂行させていただきます
半分は、この地に宿る神のため
もう半分は、容さんの身の安全と、ゆり様や村のみなのため

命を投げ出してでも、遂行いたします

[異端の存在をちらつかせた江津子に、
 そのままゆりが重要な責務を任せるかどうか
 どちらにしろ、そのまま足早に去っていけば、
 追いかけられでもしない限りは、その場でいったん彼女と別れたことだろう*]

(168) 2017/11/28(Tue) 21時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 やめてくださいよ。
 男はいつだって、女に敵わないんですから。

[少しだけ笑ったが、その場に合うものだったか。
不謹慎だと言われれば少しだけ神妙に肩を狭めて
櫻子の為に斧を振るう]

 ……どうしました?

[途中、俺の言葉に何か引っかかるものがあったのか。
歯切れが良いのか悪いのか。
何か考えている様子>>146>>147を伺いつつ、
肝を薄く切って、つまみ食いの様に口に運ぶ。

そのうち野菜も櫻子の胎に、
子のかわりに野菜が詰め込まれ、
人から肉へと変わっていく]

(169) 2017/11/28(Tue) 21時頃

【人】 FSM団 ミナカタ


 冬ごもりの前の熊みたいだ。

[こんなに肉食ってたら、と呟きつつも、
食欲をそそる匂いに野菜の詰まった腹から目を離せない]

(170) 2017/11/28(Tue) 21時半頃

亡命同盟 エツコは、メモを貼った。

2017/11/28(Tue) 21時半頃


【人】 FSM団 ミナカタ

 その熊すら倒した江津子さん……。
 
 男たちはてんで役に立たないみたいだ。

[ゆり様の元から去る時に、背中でゆり様と
江津子さんの話が少しだけ聞こえた。
詳細は判らないが、江津子さんに大事な役目が
与えられたようだ>>159

昨日も徹夜だったのでは?と
心配げに、そして自嘲と共に視線を向ける*]

(171) 2017/11/28(Tue) 21時半頃

抜荷 錠は、メモを貼った。

2017/11/28(Tue) 21時半頃


【人】 薔薇∴十字 ススム

―集会所へ―
[戻ったススムは先ず櫻子の弔いに混じる。
その後、己の形定まらぬ思考を取りまとめてくれた相手に会いにいく。
教師にも、教えを乞いに行かねばなるまい。
集会所では数人が集まり話す姿は多々ある。
其処に混じる一組が、村を滅ぼす相談をしているなど
単独犯だと思い込んでいる村人たちには、わかるまい。

昨晩は、江津子の所為で動けなかった。

今宵まで邪魔をされるわけにはいかない。
このまま、誰も処分せずに殺されるわけにはいかない。

どうしたら、確実に容を処分できるだろう
問いにゆくまでは、ススムが彼女を始末する気でいた。
情報を得、
思考する力を持つ人間の矛先は、歪む*]

(172) 2017/11/28(Tue) 21時半頃

発明家 源蔵は、メモを貼った。

2017/11/28(Tue) 21時半頃


【赤】 薔薇∴十字 ススム

 今宵も江津子さんたちは見回りに出るようですね。
 ……うまく隙をつかなくては。

 嗚呼、いっそのこと彼女を先に処分した方がはやいんでしょうか。

[ため息交じりの相談。
ススムはどうやったら容を確実に殺せるだろうと
悩みを二人へと打ち明ける]

(*24) 2017/11/28(Tue) 21時半頃

【人】 亡命同盟 エツコ

―ミナカタと―

あら それでは阿呆の方>>145になってしまいますよ
女は殿方を頼れませんね

[ミナカタ>>169に遠慮せず、常の微笑みで返す
 櫻子には、笑顔でいる方を好むだろう
 四肢が落とされていく最中、ミナカタ>>124の言葉より端を発した引っ掛かり>>146>>147が、おぼろげながらも見えてきた]

あ、いえ……解体と聞いて、少し思い出してしまったんです
一昨日のことだったでしょうか、進さんが、
私の仕事の手伝いをしたいと仰っていた>>1:162のを
了解したところ>>1:169、とても嬉しそうだった>>1:215なって
ただ、それだけのことですよ
若い方は、希望があって、いいですね

[そう微笑みながらも、過る疑念
 愛理の切り口>>96は――――
 けれど、だからなんだというのだ
 とくに続かなければ、話はそこで打ち切って、作業へと戻っていった*]

(173) 2017/11/28(Tue) 21時半頃

樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。

2017/11/28(Tue) 22時頃


【人】 FSM団 ミナカタ

 え。
 いや、江津子さんから見たら、俺だって
 阿保の子でしょ?

[全く憶する事もなく、微笑で返された>>173
菩薩にも見える笑みの前ではどんな罪も赦されるのだろうか。
だが菩薩の微笑は変わらぬまま、口から零れるのは
救世の経ではなく、疑念の種]

 嬉しそう……。
 何か気になるんですか?

 進君とは話すこと少なくなった気がして、
 江津子さんが感じることが判らないんですよね。

[彼が慕っていると言うべき大人は石動さんの方だろう。
最初に紹介した女が悪かっただろうかと首を傾げて
突っ込んでみた*]

(174) 2017/11/28(Tue) 22時頃

【人】 PPP イルマ

[あぁ、“姉妹”というのは、斯くも似るものか。
先程の石動へ言ったこと>>118と全く同じ言葉に、
頭を下げたまま、私は頬を緩ませた。

視界に入るのは、巫女の服。
けれど、頭上から降ってくる声>>157は、紛れもなく、
優しい、妹のものだった。]

(175) 2017/11/28(Tue) 22時頃

【人】 PPP イルマ

 ホント、ゆりは、立派な巫女様で、
 私の、自慢の妹だよ。

[ぽつ、と呟いた言葉が、彼女に聞こえたかは分からない。
視線を上げれば、そこにいたのは
巫女の顔をした妹であったから。]

 有難うございます。

[私も静かに頷いて、彼女に―
―巫女様に、背を向けたことだろう。

その足が、止まる。]

(176) 2017/11/28(Tue) 22時頃

【人】 PPP イルマ

 ……もし、私の身に何かありましたら、
 私の部屋の、書置きをお読みください。

[背を向けたまま、それだけ告げて、
そうして、今度こそ私は歩き出した。*]

(177) 2017/11/28(Tue) 22時頃

【人】 琴弾き 志乃

――>>11912>>120>>121ススムと――

 ……わかってくれるの?

[ススムの反応は志乃にとって意外だった。絶対に理解されないと思っていた志乃の心は、溜めた涙を拭って零れた優しさに、転げ落ちていくように心は傾いていく。
ススムの考えが透き通って沁みていくように頭の中にすんなり入っていく。
"独裁者"、"間違った巫女"、気づいたのは私だけ……
判断力の低下している空腹の中で、心理のように囁かれた洗脳のような言葉に、自分は特別な、他人とは違う存在のように思えた。]

(178) 2017/11/28(Tue) 22時頃

【人】 琴弾き 志乃

 酷い……あんまりだよ……
 食べたかっただけで子供の命も……
 櫻子も殺すなんて……

[ユリは私を儀式の邪魔と言ったのだ。食べることの儀式に邪魔だとはっきり。食べたいからあんなに怒り、自分を正当化した。
思考は固まって怒りに変わっていく。]

 きっとそうだよ…… 邪推なんかじゃない
 ゆりは……あの女は巫女の立場を利用してるだけ…・…
 なんとかしなくちゃみんな食べられちゃう……

[止まらない感情と確信。気づいた私がしなくちゃと自然に思えてしまうほど身体には怒りが溢れて手をワナワナと震わせながら俯き、殺意が芽生えていく] 

(179) 2017/11/28(Tue) 22時頃

【赤】 FSM団 ミナカタ

 ん……というか、江津子さんがなんか
 進君の事変に感じてる気がする。

 結構警戒してる時の彼女はまずいかもな。

 容を狙うか……それとも求心力とか言ってるゆり様と
 言う手もあるかもな。

(*25) 2017/11/28(Tue) 22時頃

【人】 紅客連盟 イスルギ

[櫻子の腑分けをし終えて、腹に野菜が詰め込まれていくのを見ていたが。
これ以上は手伝えることはなさそうだとその場を江津子達に任せて後に下。

宴間へと戻って暫く経った頃だろうか、教え子が戻って来たのは>>172
彼の傍へと近寄り。]

 先ほど容さんから聞いたのですが、どうも彼女は君を下手人だと思っているようです。
 確たる証拠もないのに、そうであると言い張っていて、その考えに固執していて。

 まるで自分から疑いを逸らす為の進君を下手人へ仕立てあげようとしているようで。
 もし、彼女が自分の立場を利用して巫女に取り入るのならば、無実の君は殺されてしまう。

 私はそれを止めたい。

[話す声は密やかに、しかし人数も少ない宴間の中。
聞き耳を立てずとも話は聞こえてくるだろう。]

(180) 2017/11/28(Tue) 22時頃

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