人狼議事


308 【R18】忙しい人のためのゾンビ村【RP村】

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【人】 時間貯蓄銀行 ヤカモト



 
[打ちかけた文字を、消した]


 

(111) 2020/10/21(Wed) 23時頃

【人】 時間貯蓄銀行 ヤカモト

 

  ……っち。


[舌打ちひとつして、煙草に火を点す。

 積み上げられた段ボールを見上げて
 盛大なため息を吐いた。

 ラジオから無機質に響く
 暴動のニュースに耳を傾けながら、
 この在庫を捌くのにどれくらいの期間が必要なのか
 頭の中で算盤を弾きはじめた]**
 

(112) 2020/10/21(Wed) 23時頃

【人】 宝石収集家 ビアンカ


[ 何か大きな出来事が起こってしまう前。
 戦争や疫病、歴史のテキストに載る出来事の前日譚は、
 日常と非日常が奇妙に折り重なりあって、
 人々はどうにも曖昧な心地だったに違いないわ。
 ちょうどわたしたちがいる今、こんなふうに。]
 

(113) 2020/10/21(Wed) 23時頃

【人】 宝石収集家 ビアンカ


[ 不思議な心地だったの。

 どうにも落ち着かないような、
 平然と日常を過ごせてしまうような、

 ただ漠然とした何かを胸の内に携えて、
 わたしは小さなお客さんに微笑んだわ。]

  そうだわ、夕食の支度をしなくちゃ。
  何か食べたいものがある人は?

[ 勢いよくゾーイが手を挙げて、
 シチュー!≠チて叫んだわ。]
 

(114) 2020/10/21(Wed) 23時頃

【人】 宝石収集家 ビアンカ


  あら、良いアイデアね。
  作るのにまだすこぅしかかるけど、
  お利口に待っていられるかしら?

[ ゾーイが大きくうなずいた。
 ウィレムも小さくだけれどうなずいていた。]

  それじゃあしばらく遊んでいてちょうだい。

  ワンちゃんを撫でてもいいけれど、
  後ろから急に触ったりしちゃあだめよ。
  前からそうっと手を出すのよ。
  嫌がるようだったら無理に追いかけちゃダメ。

[ はあい。と幼い声がふたつ重なった。
 念のため、ジャーディンに様子を見るよう頼んで、
 わたしとノーリーンはキッチンへと向かったわ。]
 

(115) 2020/10/21(Wed) 23時頃

【人】 宝石収集家 ビアンカ


[ シチューというのは実際、
 とっても良いアイデアだったと思うわ。

 ほら、色んな具材を煮込むでしょ。
 なんせ普段は二人暮らしだから、
 なんでもかんでも5人分つくれるほど、
 たくさんの食材は家に置いていなくってね。

 ノーリーンとふたりで、
 ジャガイモやニンジン、キャベツに玉ねぎ、
 ブロッコリーとセロリでしょ、鶏肉に、
 小さい子が好きそうだからってソーセージまで。

 とにかく問題のなさそうな食材を、
 かたっぱしから切ってはお鍋に放り込んだの。]
 

(116) 2020/10/21(Wed) 23時頃

【人】 宝石収集家 ビアンカ


[ すこぅし不安だったけれど、
 どうやらお味のほうは大成功だったみたいね。

 元気のなかったウィレムも、
 ぺろりときれいに平らげてくれたんだから。

 ジャーディンなんておかわりがないか、
 そうっとお鍋を覗きにいっててね、

 これは明日には買い出しに行かなくっちゃって、
 ノーリーンと顔を見合わせて笑ったわ。]
 

(117) 2020/10/21(Wed) 23時頃

【人】 宝石収集家 ビアンカ


[ 最近の技術ってすごいのね。
 SNSを覗けば遠い世界のことが、
 まるでお隣で起きているようにさえ思える。

 けれど、一度閉じてしまえばほら、
 わたしの視界に広がっているのは、
 昨日までと地続きの今日でしかないの。

 先ほどまでの予感めいた不安も薄れてしまって、
 わたしはただ、賑やかな食卓で微笑んでいた。**]
 

(118) 2020/10/21(Wed) 23時頃

【人】 百姓 ワット

[秋葉原に現れたゾンビメイドとやらは、
 ハロウィンのイベントか何かだろうか。
 都会ではそういう催しが
 例年賑やかになっているらしいし、
 きっとそうだろう。

 この町でも、もう少しすれば、
 町内会の子どもたちが家々を回って、
 お菓子をねだる行事がある。
 それの準備を今のうちにしておこうと
 一つ大きめの綺麗な南瓜を選んで、
 家へと持って帰る支度をした。]

 中身は煮つけにするか。

[残りの作業を田辺君と山下君にお願いし、
 俺自身は週に一度の買い出しへと、軽トラを走らせた。**]

(119) 2020/10/21(Wed) 23時頃

【人】 地道居士 エニシ

[僕のSNSは日常の呟きや絵の投稿が多い。
名前は単純に縁という漢字から捩っただけで、
アイコンも最初に設定した後ずっと変えてないもの。

そんなアカウントで、
本当なら今日は、昨日夜遅くまで書いて仕上げた、
兄貴にあげる用の絵を投稿する予定だった。
"誕生日の兄弟に向けて、書きました!"
……そんな一言を添えて。

兄貴も僕のアカウントは見てるから、
サプライズのつもり。…その筈だったのに。]

(120) 2020/10/21(Wed) 23時頃

【人】 ビール配り フローラ

[わたしは昨日の放課後の事を思い出していた。

 「フローラ。」

家に帰ろうとしていた時、声を掛けられた。
先生だった。

心臓はドキリと跳ねたけれど、なんとか…なんとか平静を装って振り替える。

先生は、進路希望を出してないのはわたしだけで、なおかつあの時>>0:138白紙だったのが目に入り心配して声を掛けてくれた様だ。

 「進学はしないのか?」

考えてない訳ではない。
自分が何に向いているのか分からないのだ。
なりたいのものも…ないし。

そう話せば、明日の放課後学校の資料を見ながら先生が相談に乗ってくれると……え???]

(121) 2020/10/21(Wed) 23時半頃

【人】 ビール配り フローラ

[驚いたまま先生と約束をして、家路に着いた。
歩いて家に帰るまでぼんやりしていた。

そして約束の日が…今日だったのだ。
学校はお休みだから、もちろん延期、なのでしょう。
凄く残念だけど、]

 なんだか…

[急に未来が遠くなった気がした。
昨日は先生との会話と約束で頭がいっぱいだったけど。進路のこと、未来のことを考えたら、この漠然とした気持ちが消えると思ってた。

でも、世界中で今、何か良くない事が起きてる。]

(122) 2020/10/21(Wed) 23時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

[そろりそろりと玄関を気にしつつ一階に降りる。
洗面所で2度手を洗ったら、居間の戸棚から薬箱を持ち出した。

キッチンからはお味噌汁のにおい。

確かにまだ食べてないからってのはあるけど、
なんでこんなに強い空腹感に襲われるのだろう?

テレビからはワイドショーのコメンテーターの声がする。
内容は変わらず、暴動の話。不審な人物の目撃証言。

足音に気づいたのか、母がこちらを振り返った。
「大丈夫?」の声に、泣きそうになる。
届かずに消された文字>>111の如く、
私の声は言葉にならなくて。

ただ、うん、とひとつ頷いた。]

(123) 2020/10/21(Wed) 23時半頃

【人】 ビール配り フローラ

[SNSを開いてみると。

世界中の人が、今の"世界の混乱"について話していた。]

 …ゾンビ?そんな映画じゃないんだし

[他にも、挨拶のものや、怪しい投稿もあった。
大豆畑の写真を見れば、美味しそうなんて。さっき朝ごはん食べたばかりなのに。
ゾンビメイド?メイド?…怖い。
それから、どこかの国の子供たちの写真は
非日常の中の日常を感じて少し不思議な感じがした。
お花とワンちゃんの写真に癒されて。
…人に噛まれた?どういうことだろう?
猫の写真で笑顔になった。可愛い。
めちゃめちゃサングラスを売り付けてる人がいるなぁ…

そんなことを思いながら、画面をスクロールしていく。

海外の投稿は翻訳機能を使いながら。
写真にはgoodボタンを押していった。]

(124) 2020/10/21(Wed) 23時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

[気付いてる。


さっきから、異常なくらい身体が熱いこと。
割れるように頭が痛いこと。


叫び出したいくらい、空腹なこと。


どうしよう。どうしたらいい?
お父さん。助けて。]

(125) 2020/10/21(Wed) 23時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

[一階でありったけのテープというテープをかき集めたら、
部屋に戻るや否や、扉の縁をガチガチに固めた。

さらにそこへサイドチェストとベッドと勉強机を積み上げて
簡易的なバリケードを作る。

ゾンビものが、嫌いだったらよかったのに。
そう毒吐きながらもう一度自分の手を見て。]

(126) 2020/10/21(Wed) 23時半頃

【人】 ビール配り フローラ

[普段SNSは、見るだけであまり投稿しない。
何を書けばいいか分からないからだ。

でも今回は、自然とキーボードを打ち始める。]

(127) 2020/10/21(Wed) 23時半頃

【人】 一杯と自由 マスタ

― コーヒーショップ『abbiocco』 ―

[ルパートと隣人になったのはここ数年のことだが、
 彼との付き合いはそれなりに長い。

 養父の教え子であった彼は、養父をとても慕っていた。
 既に働き始めていた自身は会う機会も多くなかったが、
 卒業した以降も時折家を訪れていたようだ。
 しかし彼が家業を継いだ後は顔を見ることもなくなり、
 再会したのは養父の葬儀の日だった。]

  君が養父と文通していたのを知った頃が懐かしいな。
  養母は知っていたから、驚く私を見て笑っていたっけ。

[ミルで豆を挽きながら、再会の日のことを思い出す。
 お互いの近況を語って、養父の好んだコーヒーを飲んで。
 出会った頃よりずっと歳を重ねたからか、
 とても穏やかな時間を過ごせた。
 自身が口を滑らせたのは、その心地よさのせいだ。]

(128) 2020/10/21(Wed) 23時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[配信が終わった後、
 ちらちらと気にかけていたSNSを遡った。
 けっこうログが伸びてる。

 いつも異国の子供たちの写真とかを乗せてる人が
 噛まれた人を心配していたり。

 初めてここに参加したっぽいおっさん(推定)も
 その輪の中に加わったり。

 あるいは――――]

(129) 2020/10/21(Wed) 23時半頃

【人】 ビール配り フローラ

[書き慣れてない感がいなめない。
漠然とした不安が文章に溢れているけど、気にしない。

世界の投稿を見ると、被害を受けてるたくさん人がいるみたい。

でも、正直なことをいうと…

実感がわかない。
だって、何で暴動が起きてるか分からないんだもん。]

(130) 2020/10/21(Wed) 23時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[そんな風に、ぽちぽちと画面に向き合っていれば
 すぐバイトの時間がやってくる。
 俺は鞄を拾い上げて、家から外に出ていった*]

(131) 2020/10/21(Wed) 23時半頃

【人】 一杯と自由 マスタ


  私も大概だが、君も君でなかなかだよ。
  何の経験もない男に、土地を分けてくれるなんてさ。

[今朝切り取った窓の向こうはルパートの畑だ。
 その隣のあっちもルパートのものだし、
 反対のそっちとこっちはルパートの親戚が耕している。
 一区画とはいえ知り合いに貸すなんて怒られやしないかと
 思ったが、彼の血筋は元来お人好しらしい。
 今では皆、数少ない客のひとりだ。]

  そう。
  『角砂糖はひとつ、ミルクはふたまわし。
   コーヒーはそれなりに薄い方がいい』

[養父の口癖を二人で真似て、大人気なく笑う。
 養父が好んだコーヒーは、店で出すにはやや心許ない。
 しかしその通りの味が、ふたつのカップに注がれた。]

(132) 2020/10/21(Wed) 23時半頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2020/10/21(Wed) 23時半頃


【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[休校はめでたい。
 だが問題は、それに伴い外出禁止になったことだ。]

 ゾンビとかマジかよ。
 COBIDなんちゃらみたいなやつじゃねぇの?

[いやアレだって、いきなりこんなにはなっちゃない。
 まったくもって嘘くさすぎるが、ついにテレトーテレタマまでもが世界の状況を緊急放送しはじめたので、流石に軽視できないと悟った。
 スマホにもガンガン通知入ってくるし。]

(133) 2020/10/21(Wed) 23時半頃

ビール配り フローラは、メモを貼った。

2020/10/21(Wed) 23時半頃


【人】 一杯と自由 マスタ


  それで?

[ルパートがカップを一口傾けるのを待ってから、
 自身も白い持ち手に指をかける。
 装飾はないが、柔らかく蕩けるような肌触りをしていた。
 曲線を指先で何度か往復しながら短い言葉で尋ねる。]

  今度はどうしたんだ。
  君の孫が結婚でもするのかい?

[とんでもないと首を振るルパートに肩を震わせた。
 溺愛するのはいいが、構い過ぎて嫌われないようにね。
 とだけ、釘を刺しておいた。
 その後はただ黙って、彼が話し始めるのを待つ。]

(134) 2020/10/21(Wed) 23時半頃

珊瑚宮連邦 ルリは、メモを貼った。

2020/10/21(Wed) 23時半頃


【人】 一杯と自由 マスタ

[最初は、養父の葬儀の後だった。
 次は彼の一人娘が結婚する時。
 孫が初めて生まれた時。
 彼が妻に二度目のプロポーズをする前夜。

 苦手な注射から逃げられない時。
 孫に初めて抱っこを拒否された日。
 うっかり夜通し飲み通した日の朝。
 ……なんて時もあったけれど。

 このコーヒーを飲むのは、彼にとって何かある日なのだ。
 ルパートもその自覚はあるのだろう。
 カップに広がるキャラメル色を見つめ、傾けた。
 ゆっくり時間をかけて嚥下してから口を開く。]

(135) 2020/10/21(Wed) 23時半頃

【人】 一杯と自由 マスタ


  街に、行くんだな。

[彼の真剣な表情が伝う。届いてしまう。
 増え続けるニュース。未だ全容の掴めない何か。
 暴動なんかじゃない。それだけのはずがない。
 パソコンの向こう>>88、閉ざしたはずの
 得体のしれない現実は、隣人によって齎された。]

  ……いいや。止めはしないさ。
  混乱を招くのも人だが、安全を導くのも人だ。

  それに、あの子もまだ幼いからね。

[月に一度街を訪れる度に伸ばされる、小さな掌を思う。
 たとえ今連絡がついたとして、
 それはこの先の保障には決してなり得ない。
 ならば傍にいるべきだ。
 畑を越え、道路を進み、大切な者の下へと。]

(136) 2020/10/21(Wed) 23時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

 おっ、シュンタロ。

[特に気の合うダチ数名でつくっているグループLINEに着信があった。
 みんな、家から出られず退屈しているのだろうか。ゲンナリ顔のスタンプを送信したら、すぐさま数個の既読がついて、更に次から次へと、面白スタンプ大会になった。いつものことだ。]

 ……サダだけ反応ねーな。

[さてはあいつ、休校と分かったところで速攻二度寝したな?]

(137) 2020/10/21(Wed) 23時半頃

【人】 一杯と自由 マスタ


  こちらに大人数を招くには、些か店が少なすぎる。
  それなら早ければ早い方がいい。
  不透明な部分が多い以上、
  危険をすべて排することなんてできないしね。

[それなら、と続いたルパートの言葉を掌を翳して止めた。
 彼の孫とは似ても似つかない、大きくて節々の目立つ、
 皺だらけの手だった。]

  私はここに残るよ。

[ルパートは予想していたのだろう。
 驚いた様子はなく、ただ渋面を作る。

 SNSを眺めている時は気づかなかったが、
 ドアの向こうからは静かなエンジン音が聞こえる。
 きっと中には、彼の妻がいるのだろう。
 喧嘩はすれど仲睦まじいふたりが離れるはずがない。
 彼とは対照的に、穏やかな笑みを返した。]

(138) 2020/10/21(Wed) 23時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

[指が痺れてるのかうまく動かない。

いつ、映画やゲームなんかでみるように
言葉もしゃべれない、思考もできない、みたいな
あんなゾンビになっちゃうのか、わからないのが怖い。

まだ、瑚宮瑠璃としての意識はある。

残された時間で一体何ができるだろう?
それだけを考える。]

(139) 2020/10/21(Wed) 23時半頃

【人】 一杯と自由 マスタ


  私に足がないから心配してくれたんだろう?
  ありがとう。私はいい隣人を持った。

  しかし人混みを縫うのは苦手でね。
  それにシーシャが食材を運んでくれたばかりなんだ。
  食べる困ることはないし、腐らせては勿体ない。

[何かが潜んでいる可能性のある人の中へ飛び込むのか、
 誰もいないに等しい場所で孤立するか。
 どちらが正解かなんて誰にも分からない。
 ゆえにルパートは黙り込んだ。

 黙って、黙って、黙って。
 それから、最後一口を飲み込んで、

 席を、立った。]

(140) 2020/10/22(Thu) 00時頃

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