人狼議事


308 【R18】忙しい人のためのゾンビ村【RP村】

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【人】 宝石収集家 ビアンカ


[ ノーリーンに飲み物を出して、
 わたしは彼女が買ってきてくれた食材を、
 冷蔵庫やパントリーに仕舞っていった。]

  今晩はミートパイにするわ。
  覚えてる? あの子の好物なの。

[ もちろん。とノーリーンは微笑んだわ。

 彼女がうちに住み込んでいたころから、
 お料理はわたしの仕事と決まっていた。
 あの子に手料理を食べさせてやりたかったのね。

 それだけじゃないわ。
 ノーリーンもおいしいおいしいとよく食べてくれた。
 二人並んで食事をとっている姿を見ると、
 なんだか娘が生きていたころを思い出してね。
 きっとわたしはそれがうれしかったのね。]
 

(98) 2020/10/20(Tue) 19時半頃

【人】 宝石収集家 ビアンカ


  ゾーイとウィレムは元気?
  いくつになったんだったかしら。
  ……あのゾーイがもう4歳!
  わたしも年を取るわけねえ。

  そうだわ、
  今度ふたりも連れていらっしゃいよ。
  もちろん、旦那さんも一緒にね。
  たまに賑やかな食卓が恋しくなるの。

[ それからも他愛もない会話を交わしたわ。
 ご近所さんとは挨拶程度の付き合いだし、
 つい楽しくて話し込んでしまったのね。
 気が付けばオッドは足元で眠っていた。

 ゾーイのお迎えの時間に合わせて、
 ノーリーンは帰っていった。]
 

(99) 2020/10/20(Tue) 19時半頃

【人】 宝石収集家 ビアンカ


[ あの子が帰ってくるまでまだ少しあるわ。
 夕食の下ごしらえをしておきましょうか。*]
 

(100) 2020/10/20(Tue) 19時半頃

【人】 一杯と自由 マスタ

[フォークで貫くベーコンが青年の口に吸い込まれていく。
 歯が肉を噛みちぎると、
 脂身が親元を離れて彼の薄い唇にだらりと垂れ下がった。
 慌てて口の中へと押し込む姿に、竦めた肩を震わせる。]

  いい。いいよ。
  ここには私と君しかいないのだから。

[上品にナイフを使って小さな一口を味わうのもいいが、
 たまには豪快に食らいつくのも悪くない。
 そう告げても青年はまだ恥ずかしかったのか、
 話題を変えるようにこちらの近況を尋ねた。]

(101) 2020/10/20(Tue) 19時半頃

【人】 一杯と自由 マスタ


  そうだな……特別変わったことはないよ。

  週に三回、ハウスキーパーさんが来て、
  月に二回、君が荷物を届けてくれて、
  月に一回、数百ヤード先の隣人と一緒に街まで出て、
  気が向いた時に、誰かがやって来る。

  いつも通りの、私の日常だ。

[店内には彼以外の客の姿はなく、
 看板はあっても、OPEN/CLOSEといった表示はない。
 言いたげな視線を向ける青年に、目元の皺を深くした。]

(102) 2020/10/20(Tue) 19時半頃

【人】 一杯と自由 マスタ


  何度も言っただろう?
  私はここを離れる気はないよ。
  余生はこう過ごすと、ずっと決めていたのだからね。

[青年は、カウンター越しに見つめていた目を伏せた。
 色素の薄い髪が整った顔に落ちる。
 ――目を閉じれば、瞼の裏に燃えるような赤が映った。]

  確かに不便なことも多いが、
  このご時世大抵のことは何とかなるものだよ。
  電話もネットもある訳だしね。

[視線でカウンターの端に置かれたパソコンを示した。
 画面には、店の名で登録したSNSがよく表示されている。
 店の前に広がる景色や料理、コーヒーを写真に撮って
 アップするアカウントは彼も目にしたことがあるだろう。

 ……住所を記載していない以上、集客効果はほぼゼロだ。
 趣味や道楽の類であることも承知しているのだろうが。]

(103) 2020/10/20(Tue) 19時半頃

【人】 一杯と自由 マスタ


  心配性だな、君は。
  昔からそうだった。

  ……君は、もう私の部下じゃない。
  だから、もっと自由にしていいんだよ。
  シーシャ。

[昔は旋毛を覗き込めるくらい小さかったのに、
 今は向かい合っても頭の先が見えなくなってしまった。
 立派に成長した青年の姿に目尻の皺を深くすると、
 彼は細い眉尻を下げ、少し寂しそうな顔をした。]

(104) 2020/10/20(Tue) 19時半頃

百姓 ワットは、メモを貼った。

2020/10/20(Tue) 19時半頃


【人】 一杯と自由 マスタ


  ハハ、そんな顔をしても駄目だよ。
  私が頑固なことは、君も私も知っているはずだ。

  ……まぁ、この続きは次の機会に取っておこう。
  君も固まったベーコンを冷たいコーヒーで
  流し込みたくはないだろう?

[ハッとした表情を浮かべ食事を再開する姿を見て、
 更に目尻の皺をひとつ刻む。
 養父母は既に旅立ち、誰かと共に歩むこともなかった。
 そんな自身にとって、
 職を辞しても慕ってくれる彼はまるで息子のようだ。]

   ……ふ、

[彼はきっと恐縮してしまうから口にすることはない。
 しかし唇の端にケチャップをつける大きな子どもに
 微笑んでしまうことくらいは許してもらうとしよう。]*

(105) 2020/10/20(Tue) 19時半頃

一杯と自由 マスタは、メモを貼った。

2020/10/20(Tue) 20時頃


【人】 宝石収集家 ビアンカ


[ あの子が帰ってきた。]
 

(106) 2020/10/20(Tue) 20時頃

【人】 宝石収集家 ビアンカ


  おかえりなさい、ジャーディン。
  ねえ、夕飯が何だかわかる?

[ キッチンから顔を覗かせたわたしに、
 あの子はちらりと視線を向けて言ったわ。

 ミートパイ

 間髪入れずに正解を言い当てられて、
 悔しいような嬉しいような不思議な気分。
 駆け寄ってきたオッドの毛を梳きながら、
 あの子は淡々と言うの。

 そうやって聞いてくるのは、
  ミートパイのときだけじゃないか

 ジャーディンときたら最近は、
 わかったような口ばかりきくのね。]
 

(107) 2020/10/20(Tue) 20時頃

【人】 宝石収集家 ビアンカ


  あら、
  そんなこと言ってもうれしいでしょ。

[ 大人ぶってみたって素直な子なの。

 にっこり笑ってそう尋ねてやったら、
 あの子は一度ふんと鼻を鳴らして、
 それからまあね≠ナすって!

 本当に心根は優しくって良い子なのよ。
 すこぅし素っ気ない態度をとるくらいで、
 ひどいことなんてひとつも言ってこない。

 鼻歌を口ずさみながらキッチンに戻るわたしを、
 あの子はなんだか不思議そうに見ていた。*]
 

(108) 2020/10/20(Tue) 20時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

さて。
今日の売り上げだが。

68(0..100)x1万円か。
ふむふむ。

いや、よくやってくれたようだな。
ありがとう、と伝えておいてくれ。

[男……四浦は笑顔でホリーへと伝えて。
またパソコンに向き直っていた。

SNSで宣伝をしたかと思えば。
店の名前でエゴサしつつ。

匿名掲示板にも目を通す。
経営者は忙しいのだ*]

(109) 2020/10/20(Tue) 21時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[コンカフェの良いところ。
もしくは闇。

時給は1200円ほどだが。
客側は時間当たりのチャージ以外にボトルを入れたり。

チェキを撮影したり。
コンセプトに応じたアミューズで遊べることもある。

結果、客単価は時間当たり1万を超えることもある。

要するに、成功すれば儲かるのだ。

民名書房『コンカフェ大全』より抜粋。]

(110) 2020/10/20(Tue) 21時半頃

【人】 宝石収集家 ビアンカ


  ノーリーンの旦那さんね、
  今度出張で日本に行くんですって。
  ほらジャーディン、あなた好きだったじゃない。
  なんて言ったかしら。あの、Manga……

[ タイトルがどうしても思い出せなくて、
 わたしは口ごもっていたのね。

 向かいのお皿はほとんど空だった。
 たくさん盛りつけたつもりだったのにね。
 あの細い体のどこに入るのか不思議なくらい、
 ジャーディンはたくさん食べるようになった。

 素っ気なく関係ないじゃん≠ニ言って、
 あの子はパイの最後の一切れを口に放り込んだ。]
 

(111) 2020/10/20(Tue) 21時半頃

【人】 宝石収集家 ビアンカ


[ テーブルの下ではオッドが、
 食べ物をねだるように甘えた声で鳴いていたわ。

 つい野菜の一切れくらいあげたくなるけれど、
 そうするとジャーディンに叱られてしまうのね。

 クーパーたちにはドライフードしかやってないし、
 人間の食べ物を覚えさせるのはよくないって。

 まったくの正論よ。
 だから今日もオッドはおあずけを食らって、
 くうんくうんと切ない声を上げている。]
 

(112) 2020/10/20(Tue) 21時半頃

【人】 宝石収集家 ビアンカ


  おいしかった?

[ すっかりお皿をきれいにしたあの子に、
 わたしはついつい尋ねてしまうの。

 あの子の瞳が少しだけ左右に揺れて、
 こくりと控えめに一度うなずく。
 返事はいつもそれだけだけど、
 わたしには充分すぎるほどだった。]

  それならよかったわ。
  宿題を済ませてらっしゃい。

[ 席を立ったジャーディンの後ろを、
 オッドが短い脚でとてとてとついていった。

 宿題が済むころにデザートを出してあげようかしら。
 テーブルの上を片しながら、そんなことを考えていた。*]
 

(113) 2020/10/20(Tue) 21時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

――日常――

[飯を食った後ってなんで眠くなるんだろうな?
 ゲームの中じゃ元気になるだけなのにさ。]

(114) 2020/10/20(Tue) 21時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ


 (……お、DM)

[紛争地域についてハゲの話を聞き流しながら、
 スマホの上で指を踊らせ届いたメッセージを読む。
 前々から詰めてた実況仲間とのロケの話だった。

 東のコンピューターゲームの祭典
 TOHO・GAME・SHOW。
 
 「After Zombie Apocalypse」の続編が出るとか
 「マジカルモンスター」関連で何か出るんじゃないかとか
 単純にコスプレが見たいだけとか
 
 まあ理由は色々あるが、そのゲーマーのお祭りに
 俺『黒猫クシャミ』と配信仲間の『ネコ元帥』とで行く。

 沙良の誕生日の後日だから、
 そん時の俺がちゃんと振舞えるか甚だ疑問なんだけど。
 まあ、それはそれ。]

(115) 2020/10/20(Tue) 21時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[最終調整の文言を読んで「最終点検、ヨシ!」と返信。
 その直後、進から拳骨が飛んできた。]

  い゛っ…………?! なにすんだよ進パパ

 「スマホを見るな、スマホを。勉強しろ」

  ……だあーって、痛そうな話ばっかなんだもん。
  人が死んだり国がぶつかったり。

 「そういう授業受けるって決めたのお前だろ……」

[スクリーンには、どこかの戦場カメラマンが撮った
 紛争地域の人たちの写真が写ってる。]

(116) 2020/10/20(Tue) 21時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ


  ゲームの英雄なら、一瞬で救ってやれるのに。

[まあそんなことはありえないんですけど。]

(117) 2020/10/20(Tue) 21時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ


  そういえば進。
  沙良の誕生日、何プレゼントするか決めた?

 「あー。そろそろか。何にするか決めてなかったな」

  お前……ほんと人の誕生日に興味ねえのな

 「ふふん。秋のなら覚えてる。12月25日だから。」

  それ明らかに行事のついでに覚えてんだろおい?!

[思わず白熱しそうになったツッコミが聞こえたのか、
 ハゲがこちらを一瞥したので口を噤んだ。
 沙良の誕生日プレゼントリサーチ失敗。
 進のやつ、最後まで俺に手札を見せないつもりらしい。]

(118) 2020/10/20(Tue) 21時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[それならそれでいいさ。俺は負けない。
 誠心誠意戦って沙良の愛をとりもどしてみせる。

 空に向かって拳をふりあげると――

 闇を切り裂くように
 教授の頭と眼鏡がこちらに向かって光った。

 やば。]*

(119) 2020/10/20(Tue) 21時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2020/10/20(Tue) 22時頃


宝石収集家 ビアンカは、メモを貼った。

2020/10/20(Tue) 22時頃


頭蓋骨と骨 ヘイタロウは、メモを貼った。

2020/10/20(Tue) 22時半頃


【人】 宝石収集家 ビアンカ


  大変、
  デザートを切らしていたの。

[ リビングに降りてきたあの子は、
 困った風もないわたしの声音に、
 ちらりと視線を向けるだけだった。]

  ねえジャーディン、
  アイスクリームショップに行くのはどうかしら。
  良いアイデアだと思わない?

[ どうしてかしらね。
 無性にそういう気分だったの。
 アイスクリームが食べたくなっちゃった。

 ジャーディンと一緒に、
 アイスクリームショップに行きたくなった。
 ──というほうが正確かもしれないわ。]
 

(120) 2020/10/20(Tue) 22時半頃

【人】 宝石収集家 ビアンカ


[ おじいさんがいたころは、
 時々そうやって夕食のあと、
 アイスクリームを食べに出かけたわ。

 マシュマロ入りのチョコレートアイス。
 それがジャーディンのお気に入りでね。

 何かのご褒美や良いことがあったとき、
 気分が暗く落ち込むような日にも、
 わたしたちは揃ってアイスクリームを食べた。

 おじいさんの運転する車で、
 薄暗くなった道を走っていって、
 ぴかぴかの照明や装飾で照らされたお店へ。

 ああやって食べるアイスクリームが、
 いつもに増してとびきりおいしいのは、
 きっと少しの背徳感が混じっていたせいね。]
 

(121) 2020/10/20(Tue) 22時半頃

【人】 宝石収集家 ビアンカ


[ ジャーディンもきっと、
 そんなことを思い出したに違いないわ。

 わたしの突拍子もない提案に、
 少しの間その切れ長の目をぱちくりさせたあと、
 黙って車のキーを取りに行ったんだもの。

 わたしは年甲斐もなくワクワクしてしまって、
 ストールを羽織って玄関に向かったわ。]

  あなたがおばあちゃん思いの良い子で、
  わたしはとってもうれしいわ。

[ 少し先を行くあの子にそう言ったら、
 やっぱり素っ気なく別に≠セなんて言うのね。]
 

(122) 2020/10/20(Tue) 22時半頃

【人】 宝石収集家 ビアンカ


  あら、あなたは良い子よ。
  ほらこうしてわたしのために、
  ドアを押さえて待っていてくれる。

[ 今度は返事はなかった。
 きっと照れてしまったのね。

 二人して玄関をくぐって、
 ガレージの真新しい車に乗り込んだわ。

 ジャーディンの車。
 車で通学することになって買ってやったの。

 そんなに大きくはないけれど、
 間違いなく頑丈で、設備の整った車。

 その隣にはおじいさんの遺した、
 古びた、けれどきれいに磨かれた車が並んでいる。]
 

(123) 2020/10/20(Tue) 22時半頃

【人】 宝石収集家 ビアンカ


[ おじいさんは車も好きでね。
 気に入った物をうんと大切にする人だった。
 だからもうずっとその車に乗っていたの。

 わたしには車のことはわからないけれど、
 黒に近い深い緑色のボディが、
 とても美しいことだけは見ればわかるわ。]
 

(124) 2020/10/20(Tue) 22時半頃

【人】 宝石収集家 ビアンカ


[ ジャーディンもあの車が好きだった。
 だから、はじめはあの車に乗るって言い張ってね。

 いくらおじいさんが大切にしていたといっても、
 メンテナンスをしていても、もう随分古い車よ。
 運転に慣れていない孫に与えるには心配だわ。

 もっと新しくて頑丈な車を買ってあげるというのに、
 あの子はなかなか引き下がらなかった。

 言い出すと聞かないところはきっと母親似ね。
 娘も強情っぱりで随分と苦労したもの。]
 

(125) 2020/10/20(Tue) 22時半頃

【人】 宝石収集家 ビアンカ


[ これまでにないくらい話し合ったわ。
 夜な夜な鼻を突き合わせてね。

 お互いの主張は平行線をたどったけれど、
 結局、ハイスクールを卒業するまではお預け。
 それまでは新しい車に乗るってことで決着がついた。

 卒業まで事故もなく過ごすことができたら、
 おじいさんからの卒業祝いとしてあの子が受け取る。

 よっぽど楽しみにしているんでしょうね。
 ジャーディンの休日の日課に、
 2台の車を磨くことが加わったの。]
 

(126) 2020/10/20(Tue) 22時半頃

【人】 宝石収集家 ビアンカ


[ けれど、それはまだ1年も先の話。]

  何味にしようかしら。
  新しいフレーバーも増えていそうだし。
  困ったわね、きっと迷っちゃうわ。

[ 助手席に乗り込んで、
 わたしはちっとも困っていない声で言った。

 そうするとジャーディンは、
 事前にメニューを見ておけばいいと言うのね。

 きょとんとしたわたしに、
 前を向いたまんま、スマートフォンを使うようにと。

 なるほどね!って風にわたしはうなずいたわ。
 あの子にねだられて一緒に買った端末を、
 バッグの中からいそいそと取り出してみせた。]
 

(127) 2020/10/20(Tue) 22時半頃

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