315 【La Mettrie〜存在という機械が止まる時】
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[脅し文句に怯んだ様子を見せつつも逃げはしなかったマーゴは、今も気丈に悲鳴を飲み込んでいるようだった。 そのいじらしさに破顔しそうになり、慌てて顔を逸らす。 炬火を持ちながらも二人から距離をとるのは、つい照らされた手首や首筋ばかり凝視しそうになるから]
――――っ
[誤魔化すように時折ふらりと道を逸れ、濃紫色した毒葉を摘み集めていく。 蜂の巣を燻すために使えるものだ。 渇きを忘れたくて、意味もないのに一枚二枚と無心で数える]
(47) 2023/01/03(Tue) 03時半頃
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[やがて濃くなる血と内臓の臭いは、生き餌を好む吸血種にも悪臭として鼻腔を刺した。 気は進まなかったが二人に目配せしてから、明かりを向ける。 枝に引っ掛かって破れた衣と飛び散った肉片を目視したあたりで、口元を押さえ渋面に]
――こうは なりたくねぇな
[魔が差したとしか思えない、先程自身の想像した短絡的な末路を追い払った]
(48) 2023/01/03(Tue) 03時半頃
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ジャーディンは、マーゴとラルフの気が済むまで、照明係に徹することにする。
2023/01/03(Tue) 03時半頃
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[衝撃の光景から立ち直るのに、どれくらい時間が過ぎただろう。 重苦しい空気に耐え兼ねたように肩を回すと、ゴキリと乾いた音がした]
オレ 戻る前に食いモン調達してくるわ ――約束 したからな
[男に二言はないだろ、とラルフに挑発半分、揶揄い半分の視線を投げる]
そろそろ 『渇き』も限界なんだ いっそ先払いだと助かるけど ……アレを見た後じゃあ ちょっと イヤだろ
[胃の奥から絞り出すような溜息]
(49) 2023/01/03(Tue) 04時半頃
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オレとしては マーゴの血の方が 俄然 ヤル気が 出るンだけどなー
[思いがけずラルフから吸血の承諾が得られたから、少し浮かれていたのだろう。 わざとらしく拗ねた口調で、マーゴに意味深な笑みを向ける。 それで僅かでも帰り道の緊張が解れればいい。
返事は半分聞き流して、庭園の更に奥の藪の中へ向かって行った*]
(50) 2023/01/03(Tue) 04時半頃
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/* ラルフはマーゴが好きで 他の男に触って欲しくなかったり すンの?
……と肘でツンツンしながらからかうのが 今夜の目標だったはずなのに 思ったよりシリアスな展開で 最後空気ブレイカーしてしまっt どうしてこうなった ごめんなさい
(-5) 2023/01/03(Tue) 05時頃
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>>29
わかりました。 戻ったら、一緒に土に埋めましょう。
[マリオの言葉に頷く。 そう、そうやって、何人も埋葬してきた。 かつて、ギリアンという男に習ったように]
(51) 2023/01/03(Tue) 08時半頃
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>>30
そうですね。 でも、それがいいことだとは思ってはいません。 目から溢れる水があるから、 存在があるのだと思います。
それからいうと、私は存在していないのかもしれません。 貴方は、そんな風にはならないでくださいね。
[見送る者の役目は、 増やすべきではないと、なぜか思うのだ]
(52) 2023/01/03(Tue) 08時半頃
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>>31
[ビクリ、 ふと、撫でられた感じに、マリオを振り返る。 少しだけ、驚きの目の色となったあと、
一瞬、ふんわり笑った]
(53) 2023/01/03(Tue) 08時半頃
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>>32>>33
[エンジェルシイラを追いながら、 マリオを背負って歩く。 彼がエンジェルシイラに乗りたいのなら、 叶うことはできる。
その身体に触る勇気と振り落とされない力と高いところから、この世界を見下ろす好奇心があれば]
(54) 2023/01/03(Tue) 08時半頃
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なるほど、嘘は暴かない。 でも、 その人のことを大切に思うなら、 嘘から解き放つのも方法だとは思います。
いずれにせよ、みんな死んでしまうなら、 なにがあっても、残るのは無。
それを私は、埋めるのです。
(55) 2023/01/03(Tue) 08時半頃
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ああ、あそこみたいですね。 蛍光虫が舞っている。
彼らは、暖かな闇を好みます。 ミタシユさんがどうなったかは、わかりませんが、 私は、
とりあえず、 マリオさん、貴方を今は守りましょう。
[そして、背からマリオを降ろすと、 彼と一緒に、ミタシユの存在していた場所に赴いた]**
(56) 2023/01/03(Tue) 08時半頃
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[フェルゼお兄ちゃんは、忠告をした>>52。 心配しなくても、何度も死んでは生き返るなんて やろうと思ったって、できやしない。
だけど、訪れた人に安らぎを与えることが>>23 フェルゼお兄ちゃんの意味だと言うならば その心と行いは、おれの中に受け継ごう。 そうすれば、フェルゼお兄ちゃんが 自分は存在しないと言ったって、 おれにとっては、いることになる。 例えフェルゼお兄ちゃんが、 水を求める気持ちが見せた幻だとしても。
儚い幻想みたいなフェルゼお兄ちゃんを撫でれば、 フェルゼお兄ちゃんは、心を見せた。>>54 おそらくは出会って初めて。]
(57) 2023/01/03(Tue) 13時半頃
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[フェルゼお兄ちゃんは、 おれが話しかけた時か、必要な時しか話をしない。 おれが黙っている時に、無理に話させようともしない。 ぽつ、ぽつ、と背中に後悔を落とせば フェルゼお兄ちゃんは返事をした。 嘘から解き放つのも方法だと。>>55]
解き放つ、か。……うん。 嘘って、本当のことよりも 綺麗で、優しくて、気持ちいいけど、 嘘がくれる安心って、一瞬だもんね。 そのうちに現実とどんどん差が開いて、 余計苦しくなっちゃう。 苦しみから逃げるためについた嘘なのに。 ミタシュも、苦しんでいたのかな……
[考えたところで、答えは出ない。 何でも知ってるフェルゼお兄ちゃんにも ミタシュの心の奥底なんか、答えられない。 だから、探す。唯一答えを知っているミタシュを。]
(58) 2023/01/03(Tue) 13時半頃
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[背負われて歩くうちに、あるものを見つけた。 もう一つの足跡だ。子供のものだと分かる。 風が吹くたびに、上から砂が覆いかぶさっていく。 そのうちに最初から何もなかったかのように すっかりかき消されてしまうだろう。 あれがミタシュのものなのか そうではないのかは分からないけれど。 エンジェルシイラと、フェルゼお兄ちゃんは 足跡に沿うように進んでいく。
やがて、ただでさえ昏い日は遠ざかる。 沈んだのか、日が届かない場所に来たのか それさえも良く分からない。 ぬるく沈んだ暗闇の中で フェルゼお兄ちゃんは立ち止まった。>>56 おれはありがとう、と囁くと背中から降りた。
そうして、フェルゼお兄ちゃんの示す先へと。 けれど──]
(59) 2023/01/03(Tue) 13時半頃
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……居ないね。
[足跡は、その一歩を最後にプッツリと途切れていた。 代わりに、薄明りを宿した蛍光虫が 青白い線を描きながら、足跡の周りに集まっていた。 足跡にしゃがみこむと、蛍光虫は 一瞬驚いたように散って、また寄ってくる。 指先で撫でれば、さらさらと砂が流れた。
少し離れたところに、獣の足跡がある。 狐にも、熊のものにも見えない。 もっとも、世界がおかしくなってからは 獣の姿もどんどん変化していったから おれには分からなくて当然だ。 争った形跡は無いから、 連れ去られたり、食べられてはいないと思う。]
(60) 2023/01/03(Tue) 13時半頃
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[生きているのか、死んでいるのかすらも分からない。 無事を祈るべきか、黙祷を捧げるべきか それすらも分からなくて、 結局気持ちは宙ぶらりんのまま。だけど──
目をつぶれば、蛍光虫も闇に沈んで 感じるのは温もりだけだ。 この暗闇の中でなら、もしも再び会えれば、 ミタシュだと分かる気がした。 目に映る姿が、どんな形に変化していても。] あったかいね。 まるでミタシュの熱が残っているみたい。 ありがとう、フェルゼお兄ちゃん。 おかげで、ミタシュに会えたような気持ちだよ。
(61) 2023/01/03(Tue) 13時半頃
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……そろそろ、戻ろうかな。 ロイエお姉ちゃんにもお別れを言いたいし、 マーゴお姉ちゃん達も 心配しているかもしれないし……
[と、フェルゼお兄ちゃんに提案してみたけど どうだろうか。
もしかしたら、獣の足跡を追えば ミタシュの足取りが掴めるのかもしれないけれど。 暴くだけが、嘘から解き放つ方法じゃないや。 ミタシュが偽らずに過ごせる場所を見つけたならば それだって解放だ。]
(62) 2023/01/03(Tue) 13時半頃
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帰りまでフェルゼお兄ちゃんにおぶわれたら 楽だけど、申し訳ないや。 エンジェルシイラって、乗せてくれないの? ひとっとびで帰れそうだよね。
[さっきは聞けなかった疑問を口にした。 一人じゃエンジェルシイラに乗ろうなんて 思いもしなかったけど、 フェルゼお兄ちゃんが一緒なら大丈夫な気がした。]**
(63) 2023/01/03(Tue) 13時半頃
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[ジャーディンの炬火にほの照らされた暗闇を進むと、 時折灯かりに反応してチラチラ光る発光植物があり 不安感を増幅させた。 少しずつ異臭が近くなってくる。
ふと、立ち止まったジャーディンが 見つけた、とばかりに目配せをしてきて やや離れた場所にある黒い一塊に ゆっくり明かりを向ける。
凝視しなければヒトガタだったものだとは 分からないような状態ではあるが、 思わず後ろのマーゴが直視しないように 少しばかり腕を上げて視界を遮った。]
──こりゃひでえ…
(64) 2023/01/03(Tue) 15時頃
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>>48 [こうはなりたくねぇな、と言葉を漏らす男に 頷いて、ほんの数秒だけ黙祷をする。
大柄の成人男性だったこの肉塊を かき集めて手厚く埋葬するほどの余裕は 精神的にも体力的にも無かった。 朝になればカラスか、もしくは他の屍肉を好む生物が ここに集まってきて処理を始めるだろう。]
数日はここに近寄らない方が 無難かもしれないな…。
(65) 2023/01/03(Tue) 15時頃
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[しばしその場に立ち竦んでいたが、 食料を調達してくる、と言って去ろうとする ジャーディンに、気を付けろよ、と肩を叩いた。]
一緒に調達に行ってもいいが、 マーゴを1人で中庭に帰すわけにもいかないし、 そろそろフェルゼとマリオも戻ってくるかもしれない。 お前もそこそこにして戻ってくれ。
全員で、食事でもしようじゃないか。 マーゴの作ってくれたスープ、美味しそうだったしな。
(66) 2023/01/03(Tue) 15時頃
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>>49 [先払いだと助かる、マーゴの方がやる気が出る、 そういった言葉には、肩をすくめて見せた。]
別にいつでもいいし、気が向いた時にどうぞ?
[挑発返しのように笑って、 ただ、マーゴとマリオには噛みつくなよ? フェルゼならいいんじゃない?、などと勝手な事を言って、 ジャーディンを見送った。
マーゴが嫌がらなければ、はぐれないよう手を取って 中庭に帰って行く。]*
(67) 2023/01/03(Tue) 15時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2023/01/03(Tue) 15時半頃
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なかなかに余裕がなくて、ラルフの設定とかをロールで回すひまがないw 最終日は3人だから余裕あるかな〜 てか最後どうなるんだろ…
(-6) 2023/01/03(Tue) 15時半頃
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>>57>>58
そうですね。 いや、本当は、こんな世界になったのだから、 もう、嘘はつかなくてもいいはずだけれども。
それでも、嘘は、なくならない。
その理由は、少しわかるような、 でも、今更はどうでもいいような。
[そして、ミタシユの心配をするマリオに、頷いた]
苦しんでいたかもしれません。 でも、もう、 それは、私たちにはわからない。 そして、わからないことが、きっと、正解なんです。
(68) 2023/01/03(Tue) 16時頃
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だって、マリオさんは、ミタシユさんを、忘れていないから。
[>>59>>60>>61 背中から降りて、ミタシユの痕跡を追う。 けれど、それは、おそらくは、ミタシユとはまた違う存在になり変わったのか。 みつからない。
蛍光虫は、舞うけれど、 ミタシユの、気配はなくて]
アルコールを求めていました。 差し上げたかったです。
[マリオからの礼にそう答え]
(69) 2023/01/03(Tue) 16時頃
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>>62>>63
[戻るには、頷いて、 ただ、エンジェルシイラに乗りたい、といった疑問に、 目をぱちくりした]
それを言い出したらのは、マリオさんが初めてです。 みなさん、彼女のことを怖がるので。
[エンジェルシイラを彼女と呼んだ。 そして、恐がっていないことに、少し嬉しそうにする]
だったら、乗って帰りましょう。 ですけど、決して私から離れないでください。
(70) 2023/01/03(Tue) 16時頃
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[そして、口笛を吹くと、 上空滑空していたシイラが降りてくるだろう。 その大きな大きな眸が目の前に迫る時、 マリオはどうしただろうか]
乗れるの尻尾のほうからです。 君が先に乗って、私がその上に乗るけれど、 シイラにはしっかり捕まっていてください。
[そして、尻尾から、乗れば、 マリオは気づくだろう。 闇を纏っているけれど、 その中身は、
機械製であることを]
そこの部分、手を伸ばしたら、ビスが出ているので、捕まってください。 あとは、
[そして、フェルゼは、上手に足を引っ掛けて跨る]
(71) 2023/01/03(Tue) 16時頃
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じゃ、行きますよ。
[そして、シイラが黒い翼を蠢かせると、 周りの蛍光虫はふわり散った。 舞い上がれば、空気は薄まるから、 そこまで、高くは行けないが、
ざあっと、風に逆らい、向かう宙空。 そして、世界を彼らは見下ろすだろう。
もう、闇に呑まれていくその地上。 死者の魂が蠢くかのような、青い霧や、 赤く避けた大地や、 黄色く膿んだ海を。
シイラが旋回すれば、 ラメトリーの街は、 その中で唯一、やや白い光を湛えていた]**
(72) 2023/01/03(Tue) 16時頃
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― 廃墟庭園 ―
[幽かな羽音をたて巣の周囲を警戒していた灰色の蜂が、急に軌道を違え儚く落ちた。 ほどなくして妙に酸っぱい臭いの紫煙が充満し、コロコロと無数の骸が下草に転がっていく]
――臭ぇ けど ガキの頃は よくやったよな
[童心に面白がって何度も繰り返した、無邪気な殺戮。 後で指を突っ込んで刮げる蜂蜜も、ご褒美のようだった。
灰色蜂の地味な外見に反して、巣は精巧な銀細工のようにピカピカ輝く。 貯えた蜜はとびきり甘いが、皮膚に付くと容赦なく毛が抜ける、万能脱毛剤にもなってしまう。 銀の粒みたいな蜂の子も、見た目に抵抗さえなければ栄養価は高い]
どうせもう オレは 食わねぇし
[巣穴に残る蜂たちが完全に燻し出されるまで、ぼうっと思索に耽る。 寄生体に蝕まれ、死者も同然の身体に残る記憶は、酷く混濁して曖昧だ。 正しく思い出せるのは、先程のラルフとの別れ際――]
(73) 2023/01/03(Tue) 17時頃
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― 回想>>66 ―
[あれほど食性が違う異形だと教えてやったのに、食事に誘ってくるラルフの神経が謎だった。 余程のお人好しか、それとも莫迦なのか。 そのくせ、憎みきれず絆されそうになる自分も、――『全員』に自身が含まれていることに感動するなんて、最近調子が狂いっぱなしだ。 折角の手製のスープの味が分かるはずもなく、この場合自分の"食事"はラルフの血液なのだが、本当に理解しているのだろうか]
(74) 2023/01/03(Tue) 17時頃
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