人狼議事


254 東京村U

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PPP イルマは、メモを貼った。

2016/10/03(Mon) 13時半頃


キルロイは、みょんこに話の続きを促した。

2016/10/03(Mon) 15時頃


【人】 お針子 ジリヤ

[『入間です』

女の声に、身体がビクンッと跳ねた。
あの携帯から聞こえてきた声。
抑えめの低いトーン]

(······おこってる?)

[こちらを見つめる一人の女。
長い髪。刺すような視線。
固く閉ざされた口。
緊張したただずまい]

(······おこってる!)

(82) 2016/10/03(Mon) 15時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[口許に手をあて、ぶるぶると震えながら、
小さく何度も頷く]

······ゆ、ゆき······のせ
じ······じりや······です。

(83) 2016/10/03(Mon) 15時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[青ざめている顔から、さらに血の気が引いていく。
さながら断頭台にあがった罪人のような覚悟を決め、
ぎゅっと、きつく目を閉じる。
目頭に溜まった涙が、ぼろぼろ零れだした]

ご、ごめん······なさい。
······な、なんでも······お話しします。

だから、ゆ······ゆるして······。

(84) 2016/10/03(Mon) 15時頃

ジリヤは、イルマからの往復ビンタを覚悟した。

2016/10/03(Mon) 15時頃


【人】 トレーサー キルロイ

― 夕方:新宿駅周辺 喫茶室 ―

[アルタ横にある、名画の名前を店名に掲げた喫茶室で照子と向き合うように座っていた。
空いている席に置いてあるリュックには、自宅から回収したノートPCや着替え等が詰まっている。
どうしてか、気になって手に取ってしまった『東京村』もその中にはあった。
店員が運んできたメロンソーダには手を付けず、照子に断ってからスマートフォンとノートPCでメールを確認する。
スマートフォンの方には、先輩からのメール(>>2:148)と秋葉からのメールの二通が届いていた]

[まずは、秋葉に昨日の礼を兼ねて返信する。
ついでに今日泊まる場所を三室確保―照子と澪音が同室で気を使わなくて良いように―して貰えるよう依頼した。
続けて、樹へと返信を行う]

(85) 2016/10/03(Mon) 15時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

―――――――――――――――
先輩。
秋葉から話を聞きました。

まだ、電話は掛かってきてるでしょうか?
もし、何か拾ったりしていたなら連絡下さい。

俺の方で実家に処理してもらいますんで。

―――――――――――――――

(86) 2016/10/03(Mon) 15時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[宮城の実家は、神社である。
大学時代から行っていた秋葉とのネタ探しの中で関わった、『ヤバイもの』を何度か処理してもらった。
手に負えないものの場合は、もっと専門的なところも紹介してもらった事もある。
だから、秋葉から怪談じみた噂話のメールを受けて、そんな返信をした]

(87) 2016/10/03(Mon) 15時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[続いて、ノートPCからのメールを確認すれば不動産会社からメール(>>3:258)が届いていた。
いつこの騒動が落ち着くか――そして、その時に自分は無事でいられるか――わからなかったため返信は保留にした]

[PCをシャットダウンしようとした時、デスクトップに置かれたとあるファイルに目が止まる。
開いてその中身を確認した後、深刻そうな顔で照子へとノートPCの画面を向けた]

(88) 2016/10/03(Mon) 15時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

出目さん。
このファイル見てもらっていいかな。

[そのテキストファイルには三つの奇妙な物語(>>2:94 >>3:271 >>3:272)が綴られている。
その文体は、これまで照子が携わってきた木露流衣の小説と類似していた。
そのファイルの名前は*『東京村U』だった*]

(89) 2016/10/03(Mon) 15時半頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2016/10/03(Mon) 15時半頃


【人】 PPP イルマ

[この日本人離れした顔。
ちいさな背。おそらく自分より2つか3つは離れている年齢。
華奢な体。声の雰囲気。――先ほどみた白昼夢。]

 ……まじで、あなたが雪野瀬さん?

[信じたくないというか、俄かに信じがたかった。
目の前の少女はなぜか顔を真っ青にして、ついに泣き始めた。
驚くよりも心配するよりも、まずは自分が虐めたみたいになるじゃないかと、そう思って、入間は不服げに眉根を寄せた。
心配の声をかけるでもなく、入間は続ける。]

(90) 2016/10/03(Mon) 15時半頃

【人】 PPP イルマ

 なんでも話してくれるって今言ったよね。

 そうしてもらうつもりでアタシも来たし。
 聞きたいこともいっぱいあるし――
 てか、今さっき、聞きたいことも増えたから。

[しかし――それにしてもだ。] 

 (アタシより年下じゃん)
 (もう捕まれよあのクソジジイ!!!!!!)

[浮気の真偽はわからないが、会員番号を持っていたというだけでもドン引きである。なんだったら今現在警察のご厄介になっており過去の犯罪歴からすべてをあらいざらい白日のもとにさらけ出すことで自宅のアレは「なりすまし」であると証明してほしい。
ジリヤが想像したとおり、入間はある意味、怒っていた。]

(91) 2016/10/03(Mon) 15時半頃

イルマは、ジリヤをビンタするよりもまず父親にビンタをしたいというかキモすぎて触れたくない。

2016/10/03(Mon) 16時頃


【人】 PPP イルマ

 なんなの……キモすぎ……クソかよ……あのジジイ……

[疲れ果てたように、深いため息をついて小さく独りごちる。
父親への文句の続きに死ねよと言うのはどうにか飲み込んだ。]

 えーーーーーとね。
 あのさ。

 悪くおもわないでまず聞いて。
 一応いっとかないと、アタシもあなたと喋りにくいから。

 ………
 あなた、包丁もってない?

[入間は、急に飛びかかられるのも想像し、覚悟の上で訊ねた。
これだけ人がいるのだ。誰かしら助けてくれるかもと期待している。]

(92) 2016/10/03(Mon) 16時頃

【人】 青い鳥 デメテル

― 夕方:新宿駅周辺 喫茶室 ―

お世話になっておりますー!黒い鳥の出目です。
入間さんはいらっしゃいますか?

……はい、はい……。
そうですか。わかりましたぁ……。
恐れ入りますが、火急の要件で、出社されましたら折り返しご連絡をいただければと……はい、黒い鳥の、出目、です。
ああいえ、いるまではなく、いずま、と。はい。

お手数おかけします。はい、よろしくお願いしますっ。
はぁい、失礼しまーす。

[電話を切り、木露の方を見る。
PCを眺めていた彼が、何かを見つけたような顔で、出目へとPCの画面を見せる。
出目は、それを見て……首を傾げた。]

(93) 2016/10/03(Mon) 16時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

これは……
東京村Uの、構想?

[果たして、どう解釈すべきだろうか。
木露のPCに木露の文体で書かれた文章。
当然、木露の書いたものだろうと思う。
昨日別れてから、すぐに用意したのだろうか?
だとしたら……何故そんな顔をしているのだろう。
まるで、今初めてそれを見知ったかのように。]

これ、キルロイちゃんが書いたの?

(94) 2016/10/03(Mon) 16時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

[それだけは。
 そうしても。
 彼女が口にする、その言葉には、声色には、表情には、それまでとは確かに違うものを感じた。溢るる鈴里みよ子の面影、それと違った、それが掻き消えたような、歪んだような、 なにか、 ひと時。なにか、の正体を考える間もなく、変化は溶け消えて]

……、

[何だろう、と思う、
 代わりに考える、
 何処か曖昧な、得体の知れないような、相手のいらえ。希望を叶えるお手伝いも、そう彼女は語る。お話を作る。希望を叶える。その言葉を重ねれば、それは想像していたもの、ある種の類例に、近いような、そう組み立てられるような気もして、
 その実際についても。
 彼女と記憶の相違についても、勝手な想像――その力で、青年は並べて折り合いを付けようとした]

(95) 2016/10/03(Mon) 18時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[していた、ところで]


[それで、と彼女が切り出す、その声が途切れる。響く着信音。スマートフォンを取り出し応答する彼女の様子を、やや渇いた喉に一口冷やを流しつつ眺める。仕事だろうか、あるいはアンケートの、窺うでもなく考えて]

……?

[違和感。
 通話までの僅かな躊躇いには、青年は気が付かなかった、通常の範囲の反応だと思った、けれど。何か、妙に緊張したような空気に、どうしたのだろうと思い、
 ――彼女の肩が揺れる。スマートフォンが耳元から払われる。
 その確かな異常に、電話の終了を待ち閉じていた口を開いた]

どうか、

[どうかした?
 そう尋ねかけて、止まる。着信音。ぴぴぴぴ、ぴぴぴぴ、 「信号」のパターン、無機質の電子音]

(96) 2016/10/03(Mon) 18時頃

【人】 硯友社 みょんこ


 笹本くん……の、携帯、じゃ、ない?
 

(97) 2016/10/03(Mon) 18時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

[空気が、固まる。冷え切る。彼女の「通話」の内容を、青年は知らない。ただ、その態度は明らかに異様で。それ以上に、聞き慣れた着信音が、青年には今、違って感じられていた。にわかに思い出す。感情が呼び起こされる。聞き慣れた着信音。聞き飽きた着信音。何度も、何度も、何度も、聞いたそれ、
 昨夜に聞いた、]

……

[まさか、と浮かぶ思考を、違う、と思い込みたい希望が遮る。鳴り続けるそれを取り出し、画面を見て、息が詰まる。
 非通知。
 何処から? 誰が? 非通知。この電話は。いや、違う。あの、彼方、あの奇妙な通話とは違う、非通知ならば何もおかしい事はない、ガラケー時代と比べれば珍しいけれど、非通知のワン切りやら何やら、まれにはある事だ、怪しい電話番号のそれと変わらない、何もおかしくない、でも出ないべきだ、だから出ないべきだ、こういうものは返したら相手の思うツボなのだから、番号があるなら後で調べるけれど、そういつもそうする、非通知ならただ無視すればいい、無視し続ければいい、ただ切れればいい、
 呼吸が速くなる。動悸がする。頭が締め付けられるような緊張。
 そうだ出なければいい、出るな、]

(98) 2016/10/03(Mon) 18時半頃

【人】 酸味探し ドリベル



[思いながら、青年は、応答をタップしていた]

(99) 2016/10/03(Mon) 18時半頃

【人】 酸味探し ドリベル


…… っ、

[耳元に通話口を寄せた青年が、息を呑むのが。見る間に、蒼褪めるのが、彼女には明白に見えただろう]

なん…… 何っ、なんだよ、……!!

[低音が僅かに上擦り、掠れる、そうして荒く吐き捨て、着信を切り、画面側を叩き付けるようにテーブル上に置いた、その一連は見て取るまでもなく、尋常ではなく]

(100) 2016/10/03(Mon) 18時半頃

【人】 酸味探し ドリベル


[聞こえたのは、ざわめきだった。
 あの彼方からの声と同じ、
 否、それが、遥かに大きく、 近くなった、

 無数の声、出して出して出して出して出して出して出して出して出して出して 呻き、悲鳴、囁き、怨嗟、出して出して出して出して出して 笑い声 

出して出して出して出して出して

 出して出して出して出して出して出して出して出して出して出して出して早く出して出して出して出して出して出して早く出して出して出しても出して出して出しもうて出して出して出して出して出すして出して出して出してすぐ出して出してもうす出して出して

   もうすぐ   ]
 

(101) 2016/10/03(Mon) 18時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

……、

っ、 ひっ、 !

[混乱を露わに、青年は彼女の方へ顔を向けようとして、その半ばでびくりと震え、引き攣れたような悲鳴を零した。ばっと、後じさるように、テーブルを揺らし、背凭れに身を押し付けるように背をぶつける。
 推せられるだろう視線の先は、テーブルの下に向き]

(102) 2016/10/03(Mon) 18時半頃

【人】 酸味探し ドリベル


…… あっ、
あぁ、はは、えっと……
なんでもない、……うん、なんでもない……
なんでもないよ。ごめん。……

[数秒、十秒、十数秒、一分の三分の一に満ちるか満たないかの間を置いて、青年は、笑み、言葉を紡いだ。
 笑みは酷く引き攣っていたし、顔面はこれ以上なく蒼白で、何よりそれまでの全てからして、極めて不自然な「平静」]

ごめん、あの……ごめんね。
急に用事で……うん。
えっと、これ、メール書いてあるから、
今度連絡して。

[続ける、唐突な言葉。唐突な離席。
 ただ名刺を取り出して差し出し、財布を取り出して中から珈琲分の小銭を出して脇に置きやる、その一連ばかりが、場には不釣合いなような悠長さがあって]

(103) 2016/10/03(Mon) 19時頃

【人】 トレーサー キルロイ

……俺が書いたものに見えますか、やっぱり。

[一拍、間を置いてから言葉を続ける]

昨日話を貰ってから、色々あって家に帰ったのが夕方。
そして、方々に電話を掛けて回った後に出目さんに掛けた。
その後の事は一緒に居たから、わかりますよね?

(104) 2016/10/03(Mon) 19時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[躊躇うような数秒の間の後、テーブルのiPhoneを拾い上げる。何処かよろけるような動きで青年はギターケースを担ぎ、テーブルの脇に立ちあがって]

……またね、

■■■■ちゃん。

[最後に呼びかけた声は、その一部は、彼女には水の中で発せられたもののように不明瞭に。そして、青年とは似つかない、高音のものに、聞こえた事だろう。
 青年は、ただ「たえちゃん」と呼ばわったつもりだった。呼ばわったつもりのまま、何の異変の自覚もなく。
 彼女は同時に、それを見もした事だろう。

 青年の右肩に、覆い被さられているかのように数房流れ落ちた、長い黒髪を。
 首筋に、手足に、絡み付いた、無数の白い指を]

(105) 2016/10/03(Mon) 19時頃

ドリベルは、みょんこの反応には恐らく気付かないまま、足早に去りゆいて。

2016/10/03(Mon) 19時頃


【人】 トレーサー キルロイ

書いてる時間なんて無かったんですよ。
それどころが、構想も何も出来ていやしない。
……この一話目。これ、ヤヘイの事ですよね、名前は出てないけど。
昨日から、わけがわからない事ばかりだ。

[テーブルへと前のめりになり、頭を抱える。
小さなため息と共にそんな言葉を漏らした。
緑の液体に乗ったクリームが溶け出し、グラスを伝う]

(106) 2016/10/03(Mon) 19時頃

【人】 酸味探し ドリベル

― 某大型百貨店本店付近・コンビニ ―

[歩く。足早に歩く。走り出したいような衝動を堪えて、ひたすらに歩いていく。とはいえいつまでも歩き続ける事もなく、あてもないそれをやめ、青年は適当なコンビニエンスストアへと入った。
 そういえばライター忘れてきた。使い捨てだからいいけど。買わないと。喉もまた渇いちゃったし。ジュースでも買おうかな。ああ、そうだ、夕飯はどうしようかな、赤羽着いてからでいいか、
 浮かべるのは極めてたわいもない日常的な思考。それは無意識に先刻のそれを押し込めるようなものだったが、実際、ありふれたコンビニに入り、ありふれた店内放送を聞きつつ、ありふれた陳列を眺めていると、気持ちは休息に落ち着いてきた。落ち着いてきた、といっても、全くいつも通りには到底なれなかったが]

…… 、

[恐る恐る、iPhoneを取り出して見る。履歴は――また、消えていた。非通知の着信の痕跡は、其処にはなかった。息を吐く。ゆっくりと。ふと、奇妙な笑いが唇に出た]

(107) 2016/10/03(Mon) 19時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

─ 新宿通り傍、喫茶店内 ─

[耳元からひきはがしたスマートフォンをゆっくりと下げる。目線だけが音の出所を探るように追った。

どこかスムーズすぎるほどの動きで、
音の発生源がぷつり と切れる。
続いていた連続音が絶えた。]

 、

[悪戯電話かもしれない。けれど、聞こえた声は、
やけに耳孔の奥から入り込んで喉から出す声をふさいだ。]

(108) 2016/10/03(Mon) 19時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[応答ボタンを押して以後の変化はほんの数秒で、それも顕著だった。見る間に青年の顔色から血の気が引いて、声が揺れる。]

 さ、

  さ さもとくん?

[混乱。動揺。短い引き息。電話の音声までは聞き取れずに、戸惑った声が出た。テーブルが揺らされた衝撃で、コップの丸い底が踊る。透明なコップの中で水が揺れて、閉じ込められたさざ波がくわんくわんと出口を求めて回った。]

 なに? どう

[眼鏡の奥から青年の視線の先を追う。
テーブルの下に何か。
想像すると、いささかぞっとして足が地面に張り付く心地がした。]

(109) 2016/10/03(Mon) 19時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[空笑い。乾笑。青年の笑い方はそうとしか言えないような空虚なものに聞こえた。]

 なんでも……、って、

[様子にはみえない。どこもかしこも不自然この上ない。違和感だらけのちぐはぐな答えだった。笑みに眉が寄せられる。]

 え? いえそれは、 ぜんぜん、……

[>>103 謝らなくてもいいけれど。困惑のまま指先を差し出される長方形に乗せる。唐突さだけが目立つ素振りに言葉が最後まで言えずに詰まった。]

(110) 2016/10/03(Mon) 19時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[珈琲分の代金がおかれる、ごく当たり前の日常的な動作が、なぜか違和感ばかりを増幅させる。がたんと椅子がひかれる音までは、確かに普通だった。]



 …え

[異常だったのは、青年の呼びかけだった。青年の声に、不明瞭なあぶくが笑うような声が聞こえた。追おうかとしていた足が縫いつけられる。吸い込もうとした息を途中でとめて、何を言おうとしていたのかをその場できれいに忘れてしまった。]

(111) 2016/10/03(Mon) 19時半頃

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