254 東京村U
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/10/06(Thu) 05時頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/10/06(Thu) 05時頃
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ー国立国会図書館ー
[試行錯誤しながら、しばらくがたった。 [黒]を [月]に置き換えてみる。 (>>119) 詮索結果には、雑多な電子ジャーナルのタイトル群。]
……そうだ、海霧。(>>113)
[[霧]を[海霧]に置き換えて、検索。 新しくヒットした電子ジャーナルの記事の中で、 ある一つのタイトルがジリヤの目に留まった]
……闇事件ファイル…近代犯罪史の怪事件。
[閲覧アイコンをクリックした]
(135) 2016/10/06(Thu) 17時半頃
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* * ――······なかでもとりわけ後味の悪い幕引きとなったのが、"月神事件(つきがみじけん)"だろう。
"月神事件"とは、****年10月7日に東京西池袋線沿いの路上で誘拐された当時8歳の少女が、3年後の12月5日に東京都の加害者宅で発見されたことにより発覚した誘拐監禁事件である。
異臭がするとの通報を受けて加害者宅に踏み込んだ警官が、現場で衰弱していた少女を発見。加害者である月守 赫矢(ツキモリ セキヤ)は、同室内の床に倒れ、死亡しているのが確認された。少女は3年前から行方がわからなくなっていた、青山 海霧谷(らくる)ちゃんだった。
(136) 2016/10/06(Thu) 17時半頃
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月守少女誘拐監禁事件、俗にいう『月神事件』には不可解な点が数多く、報道直後からさまざまな憶測が飛び交った。
容疑者の死因が伏せられたこと、少女が自ら逃げ出さなかったこと、さらに容疑者と少女が並んで外出していたという目撃談から、首謀者である少女が月守を殺害したという"少女犯人説"がネットを中心に広まった。
(137) 2016/10/06(Thu) 17時半頃
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憶測は被害者家族にもおよび、家族ぐるみの売春行為だったのではとの誹謗中傷を浴びつづけた家族は、少女発見から半年後に、東京都から逃げるように住まいを移してしまう。
また月守容疑者が重度のオカルティストであり、統合失調症や自己像幻視を患っていたことから、なにかしらの宗教的儀式を行っていたのではないかと、オカルト界隈からも注目を浴び――……** * *
(138) 2016/10/06(Thu) 17時半頃
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― 国立国会図書館 ―
……赫矢。(>>136) シク、フレ……[多い][赤]で、赫?
["――「天之加久矢」は「天之赫矢」にして 天日の威烈を象徴せる義なり。"
頭の片隅から、知らないはずのフレーズが響いた。 そう[赤][矢]ではダメだったのだ。 あの男には、こだわりがあった。]
……誰!? この、"らくる"って……誰なの!?
[疼き始めた右脚をひきずり、駆け足で資料室へ向かう]
(147) 2016/10/06(Thu) 20時頃
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[少女失踪の捜査状況を報じる 4年前の報道記事にそれはあった。
青山 海霧谷(らくる)、失踪前の写真。 黒いキャップ帽を被り、照れ臭そうにそっぽを向いている。
その髪は色素の薄い金髪で]
……うそだ…(>>2:164)
[翠色の瞳。]
……だって、あれは事故だって…(>>1:105)
[Tシャツから覗く首もとのホクロ。]
……ちがう、あたしじゃない!!(>>2:163)
(148) 2016/10/06(Thu) 20時頃
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[海霧の読みは (うみぎり)、またの名は(カイム)、 そしてもうひとつ。夏の季語としても使わる――(じり)
海霧 谷
じり や
* *
(149) 2016/10/06(Thu) 20時頃
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『クンネ様と呼べといっただろ!!』
(151) 2016/10/06(Thu) 20時頃
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ゴキッ
(152) 2016/10/06(Thu) 20時頃
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― 国立国会図書館 ―
[一瞬のフラッシュバック。
ジリヤは、膝を抱えてうずくまった。 ズキズキと疼きだした右脚を押さえる。
あの男に砕かれた脚を。]
······ゴメンナサイ、ゴメンナサイ、ゴメンナサイ、ゴメ
(154) 2016/10/06(Thu) 20時頃
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[視界がぐるりと回転した。 いや、回転したのは周りの世界だった。 辺りの景色が溶けだしたかのようだった。
図書館にいたはずのジリヤは、気がつくと、街中にいた。 十字路が交差する中央で、脚を抱えてうずくまっていた。
――"知らない街"だった。]
(155) 2016/10/06(Thu) 20時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/10/06(Thu) 20時頃
ジリヤは、みょんこに話の続きを促した。
2016/10/06(Thu) 20時頃
ジリヤは、キルロイに話の続きを促した。
2016/10/06(Thu) 20時頃
ジリヤは、イルマに話の続きを促した。
2016/10/06(Thu) 20時頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/10/06(Thu) 21時頃
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― ??? ―
[踏切、交差点、郵便局、商店街、 雑貨店、踏切、交差点、郵便局、 郵便局、商店街、踏切、交差点――]
……ここ、どこ!?
[行けども行けども、おなじような景色が、何度も繰り返し現れては消えてゆく。交差点のどこを曲がろうと、結局はおなじ交差点へたどり着いてしまう。道行く人影は皆無。昼間だったはずなのに、もうすっかり空が暗い。
そのとき、脇の線路に電車が通った。その車両には見覚えがある]
西武……池袋線?
[ ――ぞくりっ。背筋が凍った。 6年前、海霧谷が誘拐されたのも、西武池袋線沿いの街中ではなかったか?]
(178) 2016/10/07(Fri) 00時頃
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[それは何度目かの踏切に差し掛かった時だった]
カンカンッ カンカンッ カンカンッ
[降りた遮断機の向こうに、 車のハイビームのような強い光が灯った]
カンカンッ カンカンッ カンカンッ
[電車が目の前の踏切を通過する。 走り去る車両と車両の間から、わずかに向こう側が見える]
(179) 2016/10/07(Fri) 00時頃
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……いるっ
[電車が通過した後、踏切の向こうに現れた人影。 強い光を背にした特徴的なシルエット。
きらびやかな空色のステージドレス。 ミニのスカートからすらりと伸びた白いタイツ。 マイクを手に歌うのは、代表曲、シュガーキャット。 甘く鼻についた蠱惑的な声に、執拗に腰をふる扇情的な振り付け。
その姿は、前に見たときよりも一段と煌びやかで、 そして一段と――禍々しい。
顔面いっぱいに張り付いた、無機質で空っぽな、笑顔の仮面]
(180) 2016/10/07(Fri) 00時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/10/07(Fri) 00時頃
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[ふわりと宙を浮くように、一足跳びで、"ソレ"はジリヤの前に降り立った。走り出そうとしたジリヤは、しかし身体が動かなかった。 冷え切った手足はブルブルと震え、右脚がズキズキと痛む。 たっているのがやっとだった。
目の前の"ソレ"は、小首をかしげ、下から見上げるようにして口を開いた。]
『ねぇ、ジリヤ。ひとつに戻りましょう? それで、あたしたち、完全なジリヤになるの』
(187) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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[その瞬間、バチンッ と弾ける音が響いた。 らくがきだらけの『東京村』の背表紙がほつれ、 ボロボロとページが零れ落ちる。 身体が ――動いだ。]
……ちがう。あんたは……あたしなんかじゃない。 あたしの影でもない……
(188) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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["ソレ"は、男たちの欲望が、女たちの羨望が、 ジリヤにお仕着せたイメージ。 『月神事件』での悪評と伝説が形となった暴力。その根底にある、ひとつの悪意]
"ソレ"は……"あんたが欲しかったラクル"でしょ? ……月守 赫矢。
(189) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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……じゃないて
……月守 赫矢の影法師(ドッペルゲンガー)
(190) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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