人狼議事


254 東京村U

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お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2016/10/03(Mon) 00時半頃


【人】 お針子 ジリヤ

― 新宿駅 東口アルタ前広場 入間澪音がいる場 ―

[1歩足を踏み入れた瞬間、駅の雑踏が遠のいた。
濃霧が立ち込めたかのように、群衆の気配が希薄になる。
そのなかで、たった一つ。圧倒的存在感を放つ人型があった。

それは入間 澪音の目には、はっきりと映っていただろう。
あるいは、周囲にいた人間の目にも見えていたかもしれない]

(1) 2016/10/03(Mon) 01時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[きらびやかな空色のステージドレス。
ミニのスカートからすらりと伸びた白いタイツ。
差し色の赤いチョーカー。
猫耳のボンボン耳当て。

ステージ上でスポットライトを浴びるかのように、
"ソレ"は歌い、笑い、踊った。

スピーカーなど、どこにもない広場には、しかし、
ハッキリと、BGMを伴って街に流れるあの歌が流れていた]

(2) 2016/10/03(Mon) 01時頃

【人】 お針子 ジリヤ

♪らぶらぶにゃんにゃん、らぶにゃんにゃん
♪恋する首輪でつながれたい

[それは紛れもなく、メディア媒体の中に存在した
"キャンディ・ノヴァ"のジリヤだった]

(3) 2016/10/03(Mon) 01時頃

【人】 お針子 ジリヤ

["ソレ"は、軽やかなステップを踏んで澪音の前に立った。
両手を広げ、澪音の身体を抱きしめる。

媚びるような、造られた笑顔。
閉ざされた口からは、しかし、はっきりと言葉が紡がれた]

(4) 2016/10/03(Mon) 01時頃

【人】 お針子 ジリヤ

だ〜〜〜い好きだよ♪ みおん♪

(5) 2016/10/03(Mon) 01時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[そっと澪音から身を引いた瞬間、笑顔はそのままに、

どこからか手にしたキッチンナイフを振り上げ、

澪音の眉間めがけて振り下ろした]

(6) 2016/10/03(Mon) 01時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[そのとき

            バチンッ


と、なにかが弾ける音が響いた]

(7) 2016/10/03(Mon) 01時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[澪音の目の前に、もう"それ"はいなかった。

希薄だった群衆の気配は、何事もなく元に戻っていた。

ただ平凡な昼間の新宿駅が、そこにはあった。]

(8) 2016/10/03(Mon) 01時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[シク    クンネ           ラクル
   アイ          フレ

どこからか、そんな言葉が聞こえた気がしたかもしれない**]

(9) 2016/10/03(Mon) 01時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

― 新宿駅 東口アルタ前広場 それからほんの数秒後―

[ようやくアルタ前広場についた。
待ち合わせ相手である入間澪音に電話をかけながら、
早く見つけてもらえるよう、少しでも高い段差の上に立つ]

……長めの髪に、白の……服?
どれだろう……人おおすぎ。

[あたりをきょろきょろを見回す。
行き交う人が、じろじろと自分をみる視線を感じ、
居心地の悪さを 感じる。

なんだか、普段よりも見られているような気がした**]

(10) 2016/10/03(Mon) 01時半頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2016/10/03(Mon) 02時半頃


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2016/10/03(Mon) 02時半頃


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2016/10/03(Mon) 11時半頃


【人】 お針子 ジリヤ

[『入間です』

女の声に、身体がビクンッと跳ねた。
あの携帯から聞こえてきた声。
抑えめの低いトーン]

(······おこってる?)

[こちらを見つめる一人の女。
長い髪。刺すような視線。
固く閉ざされた口。
緊張したただずまい]

(······おこってる!)

(82) 2016/10/03(Mon) 15時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[口許に手をあて、ぶるぶると震えながら、
小さく何度も頷く]

······ゆ、ゆき······のせ
じ······じりや······です。

(83) 2016/10/03(Mon) 15時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[青ざめている顔から、さらに血の気が引いていく。
さながら断頭台にあがった罪人のような覚悟を決め、
ぎゅっと、きつく目を閉じる。
目頭に溜まった涙が、ぼろぼろ零れだした]

ご、ごめん······なさい。
······な、なんでも······お話しします。

だから、ゆ······ゆるして······。

(84) 2016/10/03(Mon) 15時頃

ジリヤは、イルマからの往復ビンタを覚悟した。

2016/10/03(Mon) 15時頃


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2016/10/03(Mon) 20時頃


【人】 お針子 ジリヤ

(······いけないっ。
泣くの······や、やめなきゃ)

[眉根を寄せた澪音(>>90)の表情に、母の面影が重なる。
反射的に息を止め、涙を堪えようと顔を強張らせた]

······ご、ごめっ······なひゃっ ······ひ

[右手の甲でごしごしと目元をぬぐう]

(119) 2016/10/03(Mon) 20時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[包丁、の一言(>>92)に目を見張る。
そこまで警戒されるとは思ってもいなかった]

そんなっ……ほ、うひょう……なんてっ
た、ただ……あたし……は、はなひを……っ。

[ポーチを目一杯開いて中身を見せる。
いくらかの化粧品とハンカチ、ティッシュ、携帯2台。
そして、らくがきだらけの黒い本が一冊。
背表紙には『東京村』のタイトル]

(120) 2016/10/03(Mon) 20時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[鼻をひとつすすり、はぁっ、と息をついた。
今は泣いてる場合じゃない。
いつもの要領で気持ちを切り替え、落ち着いた態度を装う]

·······いろんなこと、一度にありすぎて。
頭のなか、ぐしゃぐしゃで······
はぁ······ごめんなさい。

本当は、これからホテルにいって、
中でゆっくりお話しするつもりだったんです。
でも、運転手が、帰ってしまって······もうひとりのあたしと。
あたしの偽物と。
なぜか連絡がつかなくて……

だから、どこか近くの、座れる場所に行きましょう。
お任せします。そのほう、きっと安心してもらえるだろうし。

(121) 2016/10/03(Mon) 20時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[澪音の口から零れた言葉(>>92)は、
いつもジリヤ自身が放っていたものだった。
男に対して。祐輔に対して。そして、自分に対して]

(わかる······その通りだよ)

(123) 2016/10/03(Mon) 20時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[澪音の指示(>>122)に一切の躊躇いもなく、両手をひろげ、
よく観察できるよう、ゆっくりと1周まわる。
脱げと言われれば、いまこの場で脱ぎだしかねないほど従順な態度だった。

ポーチの中にあった本から煙こそ出ていないものの、ほんのりと焦げた香りがしただろう。訳を尋ねれば、ジリヤも若干驚きつつ、話すと長いので詳しくは後で、と説明を一旦保留する]

(127) 2016/10/03(Mon) 21時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

ええっ!?

[澪音の"もうちょっと変なこと"(>>124)を耳にして、
ジリヤは驚きのあまり声を上げ、即座に口を手でおさる。
真剣なまなざしで澪音を見つめ返し、小声で言った]

そっ、それ!!
……それです!
あたしの影、偽物、ドッペルゲンガー……!

なにかされましたか?怪我は?
ああ……どうして……っ

全部わかりました、納得です!
そ、そんなの……怪しまれたって仕方ない!

[あたりを警戒するよう、左右を見渡す]

(128) 2016/10/03(Mon) 21時半頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2016/10/03(Mon) 21時半頃


【人】 お針子 ジリヤ

……カ、カマ?

[言い出した本人が目を丸くする様に、ジリヤは怪訝な顔をした。
訳を聞けば納得し、]

……構いません。
あたしも、最初は夢かと。
夢だったら……どんなにいいかと。

(135) 2016/10/03(Mon) 22時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[澪音の利き手側に並んで、誘導されるがまま新宿の街を歩く。
喫茶店にむかっているようで、それはジリヤにとってもありがたかった。個室に2人きりになってしまったら、気まずい所の話ではない。

澪音が話して聞かせてくれた"にせもの"の目撃談。
空色のステージ衣装。歌う曲。
凶器での攻撃。そして謎の破裂音。
細かな違いはあるものの、ジリヤが体験したドッペルゲンガー現象と酷似しているようだった。]

(136) 2016/10/03(Mon) 22時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

……たぶん、間違いないです。
それ、あたしの"にせもの"……
ドッペルゲンガーです。

あたし、殺されかけて……2人も人が死んで。
だから、澪音さんが見たっていったとき、
ほんとにびっくりして……。

[例の本が入ったポーチを手で触れながら、
そっと心の中で礼を言う]

(137) 2016/10/03(Mon) 22時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[振り返った澪音に、はっきりと一度だけ深く頷いた]

はい……死にました。

[澪音の顔がやや青くなったのがわかる。
悪戯に怖がらせるのは不本意だが、
危険を知らせるのも今日の目的の一つだ。
ぐっと唇を噛んで、喫茶店のドアを潜った]

(143) 2016/10/03(Mon) 23時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

― 午後:新宿のある喫茶店 ―

[店員に促されて、二人掛けの机に案内されてしまった。
このスペースで向い合せになるのは、正直、居心地が悪い。]

エスプレッソとプレーンクッキーを……
あの、澪音さんは?

[まじまじと見つめてくる澪音の視線を痛いほど感じる。
できるだけ冷静を装うが、テーブルの下では、
左右の脚が忙しなくクロスしては、組み変わっていた]

(144) 2016/10/03(Mon) 23時半頃

ジリヤは、イルマにチラリと目をむけるが、ばっちり合ってしまって、慌てて逸らした。

2016/10/03(Mon) 23時半頃


【人】 お針子 ジリヤ

[折をみて疑問を口にした。
その様子を見る限り、澪音がドッペルゲンガー現象を体験するのは、先が初めてのようだ。なら、彼女が見たという父親の"にせもの"は?]

ところで、その……そちらの方は?
裕輔さんの"にせもの"は
……澪音さんになにかしました?
怪我させるような……

……それが心配で。

[運ばれてきたエスプレッソに角砂糖を2つ。
ティースプーンでかき混ぜながら、ぐるぐると回る液面に目を落とした。

ドッペルゲンガーにも種類があり、性質が異なるのか。それとも、彼女が見た"にせもの"は、まったく別のなにかか――?]

(146) 2016/10/03(Mon) 23時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[怪我の危険は今のところないと聞いて、ほっと息をつく。
だが、この短い話、不気味な個所がいくつもある]

……これっぽちも知らない。
つまり、全然似てないんですね?

[念押しするように聞き返した]

……なのに、なりすますなんて。
普通……似せてこないかな?

(153) 2016/10/04(Tue) 00時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

(うわっ、きた)

は、はい……あの、まだ整理できてなくて……
それに、ちょっと話しづらいことも多いから。

[エスプレッソをかき混ぜる手がはやくなる]

……マイルドに話すのと、そのまま話すのと、
どっちがいいですか?

[顔をあげて澪音の目をじっと見つめる。
今度は、目を逸らさなかった]

(154) 2016/10/04(Tue) 00時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

そのまま話すと……澪音さんが聞きたくない話、
いっぱい、間にはさまると思います。

[けれど、目の前の少女ならばきっと――]

(155) 2016/10/04(Tue) 00時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[澪音から説明された、両親の特徴。
父親の裕輔に関しては、ジリヤがしるものとぴたりと一致している。母親の特徴については、じっとただ聞いているだけだった。

最後に零れた言葉に、ふと、
昼の通話で聞いた澪音の呟きを思い出した。

――知らない街]

(160) 2016/10/04(Tue) 01時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[『全部そのまま話して』
澪音の口から、そう要望された。
これで、もう、自分は逃げられない。

エスプレッソに一口つけて、息を整えた]

……昨日の深夜でした。
その晩、あたしは"お客様"を2人抱えていました。
"お客様"の1人……Aさんを他の部屋に待たせて、
あたしは先に、Bさんと寝ていました。
0時からAさんの部屋にいく予定だったのに、
つい寝てしまって――

(161) 2016/10/04(Tue) 01時頃

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