人狼議事


254 東京村U

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


メモを貼った。


―新宿不動産前―

それじゃあ、ありがとうございましたー。

[一二三と銀縁眼鏡の男は商談を終え、新宿不動産を出ようとする。
エレベーター待ちのひととき、銀縁眼鏡の男に着信が入る。]


『…………ええ。はい。それでも大丈夫です。気にかかる件もありましたので。』

[一二三は銀縁眼鏡の男が携帯に出ている所をみる。]


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2016/10/05(Wed) 01時頃


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2016/10/05(Wed) 01時頃


いったいどうしたんです……うっ!!

[一二三は銀縁眼鏡の男に後ろから羽交い締めにされ、口元を押さえられる。
一二三の意識は遠のいていき――――]


『申し訳ないね、うちの『副社長』が作戦変更だって。新宿不動産、怪しいと思ったのになぁ。
でもまぁ、これであそこの事務所に潜入するのも終わりですわ。
赤羽さん所に潜入しろとか副社長も無茶言うわ。』


『李沢くん、悪く思わないでね。君のお姉ちゃんにはさんざんこっちも痛手を食らったからね。
その分、キッチリと支払ってもらうよ。』

[銀縁眼鏡の男は一二三の肩を持ち上げる。]


『この業界らしく、キッチリとね―――――――――』


[新宿不動産を出た後、李沢一二三の消息を掴めたものはいない。

しかし、こんな目撃証言が得られている。
新宿を銀縁眼鏡の男と一緒に気を失った様子の制服姿の少年が黒塗りの車に乗せられていくところを見たという。
新宿という街の性質上、特に誰も気にしなかった様子であるが、あれがもしかしたら李沢一二三であった可能性は否定できない。

車は関西方面へと向かっていったとの噂である。]


[また、李沢一二三が通っていた高校にも母親から連絡があり、転校することになったといったきり連絡が取れなくなった。

それから数ヵ月後、李沢の母親を故郷である関東某県で見かけた女性によると、驚くくらい羽振りが良くなっていたとの情報が入っている。
李沢一二三の所在に関しては口を閉ざしており、詳細はわかっていない。]


メモを貼った。


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2016/10/05(Wed) 01時半頃


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 お針子 ジリヤ

─ 夜:タカシマヤタイムズスクエア ─

[問いかけてきた木露>>(>>4:304)の勢いに押されて、
思わず仰け反ってしまった。]

わっわっ……え、あ、はいっ、
みよ子さんのアンケート、ですよね?
希望する未来がなんとかっていう……
ちょっと宗教チックな。

あたしもかきましたけど、それがなにか?

[状況が呑み込めず、きょとんと呆けた口調で答えた]

(14) 2016/10/05(Wed) 02時頃

【人】 お針子 ジリヤ

新宿不動産、行きましたよ。けっこう前に。
まぁ、追い返されちゃいましたけど。
お金なくって、親もいないから……

あ、そういえば、怖い家借りようとして止められたんだった。
お礼いっとくの忘れてた……

先生、知ってます?上野の上野中下アパート。
カラスが多いから、カラスマンションって呼ばれてるみたいで、
人が何人も死んじゃってるみたいですよ。

(15) 2016/10/05(Wed) 02時頃

 あの不動産の方なら、知ってると思うんですけど。
 うちのマンションって、いわく付き、なんですよね。

 ……やっぱり、あそこって何かいるんですね。
 ちょっと、怖かったな。

[ちょっと? ううん、本当は、本当は、とても、こわかった。
いつもこわかった。

あの、煤けた場所が]

 出口、探してみませんか?
 私も、ちゃんとうちに帰りたいし。

[あのマンションに帰りたいって訳じゃない。あそこは自分の家だけど。でも怖い場所でもあるから。
ママと、パパが一緒にいる場所に帰りたい。
そう思ったら、はなこちゃんの手がぎゅっと私の手を*握ってきた*]


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2016/10/05(Wed) 02時頃


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2016/10/05(Wed) 02時頃


【人】 お針子 ジリヤ

[息を切らして戻ってきた出目の様子(>>13)に不安を覚えた。
辺りをうかがう様子はなにかに怯えているようだ。

先のおかしな着信(>>4:282)といい、
新宿不動産の話(>>4:304)といい、
なにかしら妙なことが続いている。

出目が携帯を木露に手渡したので、失礼とおもいながら、
後ろにまわって、木露の肩越しに携帯画面を見た**]

(16) 2016/10/05(Wed) 02時半頃

─ ドコカノ駅

かくれんぼ?
俺は隠れてるつもりなんて──…

[否定の言葉を紡ぎかけて、はたと口を噤む。
出られないのか、出たくないのか。同じような問いかけを聞かなかったか。己に問うように沈黙して、また首を横に振った。]


……、かくれてるつもりなんて、ないよ。
でも良かったな。君…たちが探しに来てくれて。

[たち。と付ければ、影はひょっこり顔を覗かせてはくれたか。相変わらず幽霊相手という奇妙な違和感はあるものの、彼女らの仕草は平和な小さい女の子たちそのもので、だから東蓮寺は少し安心した。
普通の小さな女の子にするように、腰をかがめて目線を下げる。]


マンションの上から?君は、

[日菜子の声がくぐもった。
聞き返すのも妙に躊躇われて、口を閉ざす。]


………。

そっちの子は、ハナコちゃん?
そうか。じゃあ、君もハナコちゃんも家に帰らなきゃね。

俺も帰り道を探してるんだ。
一緒に行っていいかい?
かくれんぼには、ならなそうだけども。
そうだなあ…歩きながら尻取りとか。

[どうかなと問う声は、日菜子とハナコへ向け等分に。
情けなような話だが、年下の少女だろうと幽霊だろうと、何だろうと今は逸れたいとは思わなかった。自分はきっと、年下の彼女らにまで縋っているのだろう。
そんな自覚が、苦笑めいた笑みを東蓮寺の口元に刻ませる。]


あー…、うん。
君の住んでいたところは、確かに「いわくつき」かな。

だから鈴里さんは知っているかい?
彼女が大体、そういった物件を纏めて取り扱っていてね。
そのサポートで俺が訪ねたこともあるんだけど。

…やっぱり、嫌だったかい?
ごめん、俺がこう言える立場じゃないのは分かってるけど──…怖かった、よね。実は俺もあまり得意じゃないんだ。そういうの。

[少し困ったような笑みを見せて、彼女の誘いに一つ頷く。


ありがとう。
そうして貰えると俺も嬉しいな。
ここで一人歩き回っているのは、正直、ちょっと寂しかったんだ。

[白状すると、彼女らはどんな顔を見せただろう。こんな年上の男が弱音を吐くなんて呆れただろうか。それでも許してくれないかななんて甘いことを思いながら、出口を探すべく、東蓮寺はゆっくりと*立ち上がった*]


メモを貼った。


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2016/10/05(Wed) 10時頃


【人】 お針子 ジリヤ

[木露が読み上げ内容を理解するのに、数秒かかった。
あれは、ただの趣味、そのはずでは?(>>1:205)]

······書いたことが、ほんとになる。
そういうこと······ですか!?
澪音さんもそのせいで······!?

·····だ、誰からですか、そのリプライ?

あ、あたしは、確か······えっと、
ぜんぜん思い浮かばなかったから、
『この質問に答えられるようになる』
······確か、そう書いたはず(>>1:142)

(23) 2016/10/05(Wed) 15時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

事故?え、今日ですか?

[そういえば、どこかでサイレンが鳴っていた気がした。
木露が見せたウェブサイトのハイライトには、
確かに『カラス』『運転』『事故』の文字が。]

そんな、カラスが運転なんて······

[するはずない。そう言いかけて、言葉を飲んだ。
山岸の言葉が脳裏をよぎり、また*青くなった*。
(>>1:130)(>>3:145)]

(24) 2016/10/05(Wed) 15時半頃

メモを貼った。


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2016/10/05(Wed) 21時頃


【人】 お針子 ジリヤ

[木露の質問、アンケートの結果に対して(>>17)(>>23)、
すこし考えてから、静かに首を横に振った]

……まだ、ですね。
未来に、何も……期待してないから。

[その後、蕎麦屋を立ち去り、木露たちの後について宿泊先のホテルに向かった。図書館を利用するには時間が遅く、
本郷の傍にいる自分の影法師(>>3:323)(>>3:324)(>>3:328)を見てしまったがために、赤坂のマンションや麻布のシェアハウスに戻る気になれない。

これ以上、木露たちの気を遣わせるわけにもいかず、別室をとって、そこで休むことにした。]

(39) 2016/10/05(Wed) 21時頃

メモを貼った。


【人】 お針子 ジリヤ

― 夜:上野 鴎外荘 ―

[恐縮している出目に対して、ジリヤも頭を下げた。]

いえ、そんな……
こっちこそ、大変な時にご迷惑じゃないかと。

……あの、ごめんなさい、
本当は、あたし……一緒がいいです。

正直、1人は、ちょっと……無理かも。

[まず間違いなくトイレにはいけない]

(54) 2016/10/05(Wed) 23時頃

【人】 お針子 ジリヤ

……っ

[共に確認した画像(>>52)に目を見張り、
声も出せず、出目に縋り付いた。
思わず頭上を見上げたが、見えるのは館内の天井ばかり。]

(55) 2016/10/05(Wed) 23時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[木露の後に続いたやって来た澪音を見て、ドキッと緊張するも、
向こうから会釈をしてくれたので、慌てて頭を下げて一礼した。
同室だと嫌がるのでは、という心配をよそに、
木露に促されるまま部屋にはいる。

背後で鍵をかける音がして、とりあえずはホッとする]

(59) 2016/10/05(Wed) 23時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[寝間着に着替え、用意されていた布団の上に身を投げた。
昨日から今日にかけての疲れが、一気に噴き出す。]

あの……テレビ、いいですか?
確かめたいことが……

[ぐったりしながらも、テレビの電源をいれ、
夜の報道番組にチャンネルを合せる。

『――……会会長の戸田圭助氏が、
東京都渋谷区の自宅で死亡しているのを……』

ジリヤを買った男が、また1人死んでいた。
いつまでつづくのだろう?

不気味だとは思う。
けれど、男たちに対して、悲しみも同情も沸かなかった。
それは、いつも頭の中で思い描いていた光景なのだから。]

(60) 2016/10/05(Wed) 23時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[本郷とは、まだ連絡がとれない。

たまたま知り合い、連絡先を交換したスタッフにも
電話をかけたが、やはり繋がらない。(>>4:231)(>>4:232)(>>4:233)

あの影法師は、もう消えたのか、それとも、
まだ本郷たちと共にいるのか]

(……なりすまし、か。)

(61) 2016/10/06(Thu) 00時頃

ジリヤは、イルマの横顔をちらりと見た。

2016/10/06(Thu) 00時頃


ジリヤは、デメテルの気が和らぐよう、テレビのチャンネルを変えた。

2016/10/06(Thu) 00時頃


【人】 お針子 ジリヤ

[経緯を聞いていくうちに、
出目が焦燥している理由がよくわかった。]

……そ、それって、もう…ストーカーなんかじゃなくて……

[続く言葉を言い出せずに、ごくりと喉を鳴らした]

な、なにか、心当たりは?
いつごろから、ですか?

(65) 2016/10/06(Thu) 00時頃

[お兄さんがはなこちゃんと目線を合わせると、はなこちゃんは少しびくっとして、それから恥ずかしそうに笑った。
影だけで表情がわかるようになったのは、ずっと手を握っているからかも知れない]

 ハナコちゃん、嬉しそう。
 ……はい、一人よりも、二人とか、三人の方が、帰りやすいと思うし。
 かくれんぼじゃなくても、はなこちゃんは遊べれば嬉しいみたいだし、探しながらだと、言葉遊びが一番いいのかな。

[お兄さんの問いに頷くと、ハナコちゃんの右手が通路を指さした]

「向こう、行こう? ふふ、三人、タノシイ」

[そのハナコちゃんに引かれて、歩き出す]


[鈴里さんの名前に頷いて]

 鈴里さんは、うちの担当なので、良くマンションまで来てくれてます。
 昨日は、不動産屋さんで会ったけど。

 今までは、別に嫌って訳じゃなかったんですけど……。
 テラスに出なければ特別変なことは……、なかったですし。

[冷蔵庫が開いてたのは、たぶんこのハナコちゃんの仕業だから、マンションのせいじゃない、と思うし]

 怖いものって、やっぱりいくつになっても怖いんですよね。
 うちの両親は、怖くないみたいだけど親戚のおじさんとかは絶対うちに来ないですし。

 ――……、お兄さんて、かっこいいのにかわいいところがあるんですね。

[なんだか、たわいない会話に孤独感が薄まって行くみたいで、笑みが零れた]


【人】 お針子 ジリヤ

……一週間前。
ヤヘイが、いなくなった頃、か……。

[出目の話を聞いていくうちに、背筋がまたぞくぞくとしてきた。ポーチから、例の『東京村』を取り出し、中身を開いて確認する。ラクガキだらけのページも残すところ、ごく僅か。

例え、ジリヤの影法師を追い返す効果が本当にあるとしても、出目が体験している怪異に効くかどうか、わからない。]

(69) 2016/10/06(Thu) 00時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

(……木露先生、やさしい)

(70) 2016/10/06(Thu) 00時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[ふと、夕食時に木露が話していた希望調査アンケートの話を思い出した。たしか澪音もジリヤも、そのアンケートに答え、それぞれ怪異を体験している。]

……あの、さっきのアンケートの話
出目さんは、なにか書いたんですか?

(71) 2016/10/06(Thu) 00時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

あ、澪音さん、しらない?
あの新宿駅で騒いでた、変な人。
天井をつたって、『知らない街』に来ちゃった話。
『知らない街ニキ』だっけ?

[何度目かになる、綱を両手で手繰る仕草をしてみせる。
彼の姿が見られなくなったのも、1週間前らしいと説明した。]

(73) 2016/10/06(Thu) 01時頃

【人】 お針子 ジリヤ

そう、ヤヘイ。名字は自分でも知らないって。
すっごい変だったけど、
悪いヤツじゃ……なかったよ。

[澪音の携帯に映るヤヘイの動画(>>74)をしんみりと見つめた。]

あの、これ、あとで携帯に送ってもらっていい……ですか?

(78) 2016/10/06(Thu) 01時頃

─ 出られない駅構内

嬉しそう?そっか。
それなら…、うん。良かった。

[ほんの少し、迷いを含んだ語尾が曖昧に消えた。"ハナコちゃん"に邪気は感じない。感じはしないものの、日菜子は何故、こんな幽霊のような姿で歩き回る目にあっているのだろう。
もっと詳しく聞いてみたいが、どうやら日菜子と二人きりになれる風はなく、思考の迷いが僅かに滲む。]

向こう?そうだね。
あっちはまだ行っていなかったかなあ。

[楽しげな声に誘われるまま歩く。どのみち、道を探すにはどこかに向かっていくより他にない。]


昨日?ああ…、あの後か。
なんだかここにいると、随分前のことみたいだけど。

[ふと、胸ポケットに仕舞った端末を取り出し視線を落とす。あれから鈴里からの着信も何もない。ため息をついて、また仕舞いこむ。]

テラスに?
そうか…君のところは、”そういう”部屋だったっけ。
あの、ハナコちゃんもそのテラスにいたのかい…?

[恐らく、日菜子は事故にあったのだ。命を危うくするほどの事故にあったのだろう…多分、テラスから。マンションの上とはつまり、そういうことなのだろう。
であれば、ハナコがテラスにいたのか否かが──彼女が日菜子の事故に関わったのかどうかの分かれ道になるのだろう。幽霊を信じるならばの話であるが。]


俺はね、つまり。……ごめん。
やっぱり少しだけ怖いんだ、まだ。
君たち二人と会えて嬉しいのは本当、話してて楽しいのも本当。


ただ………出来ればハナコちゃんが”あの世”に案内してくれるんじゃないと、いいなと、思ってしまって。


[ちらりと眺めやる日菜子の手首には痣のような跡がある。あれは引っ張られた跡なのではあるまいか……?
かわいいとの評には、困ったように眉を下げる。結局誤魔化すことを諦めて素直に問うと、参ったなあと無邪気そうに見える小さな影と少女とに首を傾げた*]


【人】 お針子 ジリヤ

次回作……っ。木露先生のですか?
わぁ、すごい……っ。
絶対、買うようにしてるんです、先生の本!

[木露は澪音と大事な話がありそうなので、ジリヤは木露のいれたお茶を出目に手渡しながら、話しかけた。少しでも気が紛れて、2人ともよく眠れるように。]

出目さんも?
そういえば、木露先生もヤヘイのこと、探してましたね。
なにかの取材……だったり、します?

(85) 2016/10/06(Thu) 01時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

……あ、ありがとう。

[噛みしめるように感謝の言葉を伝えると、手早く澪音の携帯に送信先を入力する。]

うん、友達……のつもり。
向こうが、どう思ってるかは、知らないけど……。

[歯切れ悪く答えた]

(109) 2016/10/06(Thu) 02時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[たまたま流していた音楽番組に、キャンディ・ノヴァが登場した。
シュガーキャットを歌い終えた4人は、司会者の芸人と談笑をはじめる。空色のステージ衣装を着た、薄い金髪の少女が、媚びた笑顔を浮かべて言った。

『ファンのみなさまの理想目指して、
 ジリヤ、これからもがんばります♪』

ジリヤは食い入るように、テレビ画面を見つめていた。
眉根を寄せる。この番組は、生放送のはず。
なら、今映っているこの女は、誰だ?]

(……変わってるんだ……"影の形"が)
(あたしが、見抜いたから(>>4:255)……?)

[他の3人に余計な不安を与えないよう、
口に手を添えて、心の中で呟いた]

(110) 2016/10/06(Thu) 02時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[ふと思った。
このまま東京から逃げてしまえば?
全てのしがらみを影法師に任せ、
1人、遠いどこかで人生をやり直せば……]

(……バッカみたい。
 北海道から逃げて、どうなった?
 どこに逃げたって、結局……なにも変わらない。)

[あの"人を殺すジリヤ"も、TVに映る"人に媚びるジリヤ"も、
足元から伸びた影のひとつにすぎない。

全ての元凶である"なにか"は、常にジリヤの内にあって、
それを解決しない限り、
あの空っぽな笑顔(>>2:159)は、顔に張り付いたままだ。

なにより、赤坂とまったく関係のない、木露と澪音にも手をかけようとした影法師が許せなかった。これからも、ジリヤの大切な誰かを傷つけるかもしれない。

もしかしたら、ヤヘイだって――。]

(111) 2016/10/06(Thu) 02時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

(……しっかりしろ、ジリヤ。
 あんたがケリをつけるしかないんだ。)

[TVに映っている"アイドルのジリヤ"を睨みつけて、
チャンネルを変えてやった。]

(112) 2016/10/06(Thu) 02時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

……カ、カレー?

[澪音に見せてもらったHPは、確かにラクルという店だ。
ラクルとは、アイヌ語で[霧]を意味するらしい。
北海道では、たしかに夏場は海霧が発生しやすい。]

……アイヌ語。
たしか、母さん、大学でアイヌの研究してたって。
関係……あるのかな?

(114) 2016/10/06(Thu) 03時頃

【人】 お針子 ジリヤ

― 朝:永田町 国立国会図書館 ―

[千代田区にある国立国会図書館は、日本で唯一の国立図書館だ。明治23年(1890年)に開設された貴族院図書館と帝国図書館、ふたつの蔵書を引き継ぎ、日本で刊行されたすべての書籍・雑誌・新聞を収納すると言われている。

9時30分。木露たちと別れ、上野から永田町へ向かったジリヤは、開館とほぼ同時に中へ滑り込んだ。立地は赤坂から遠くない。誰かに見られやしないかと、冷や汗をかいた。

利用者登録には年齢制限があるが、偽造身分証明書をとりだして、しれっと18歳に成りすます。売春摘発に備えて渡されていたものが、はじめて役に立った。]

(115) 2016/10/06(Thu) 04時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[木露と澪音のアドバイス通り、まず"呪文"はアイヌ語であると決め打ちし、その意味と関連情報を集めることにした。
アイヌ語事典とアイヌにまつわる民話関係の本をテーブルの上に積み上げて、作業を開始する。
まず"呪文"に含まれる単語の意味を単純に和訳した。]

シク:[目/多くの]
アイ:[矢]
クンネ:[黒]
フレ:[赤]
ラクル:[霧]

……やっばり、全部アイヌ語っぽい。

(116) 2016/10/06(Thu) 04時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[続いて、各単語に関連する情報を調べるため、アイヌ民話の本を開いた。根拠はまったくないが、いま、身の回りに起きている異変は、なんらかのかたちで噂や伝承に関連している。なにかしら、ヒントになるのではないか?

本のページをめくり、積み上げること、約40分。
それは、[霧]にまつわる民話を調べた時に発見した。]

(117) 2016/10/06(Thu) 04時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

『沢山の神々が生まれた中で、
ペケレチュプ(日の神)、クンネチュプ(月の神)という
二柱の光り輝く美しい神々は、
この国(タンシリ)の霧(ウララ)の深く暗い所を照らそうと、
ペケレチュプはマツネシリ(雌岳)から、
クンネチュプはピンネシリ(雄岳)から、
クンネニシ(黒雲)に乗って天に昇られたのである。
        
            アイヌ民族 天地開闢『日の神と月の神』』

(118) 2016/10/06(Thu) 04時半頃

【人】 お針子 ジリヤ


……ウララ、これも[霧]か。
クンネチュピ……[黒い][太陽]で、月の神……。

(119) 2016/10/06(Thu) 04時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[民話を調べ始めてから、3時間。早くも壁に行き当たった。
どれだけ調べても、肝心な呪文の意味がわからない。]

なにか、違うのかなぁ……?

[開いたページに頬をのせて、ぼんやりと宙をにらむ。]
ふと、木露の言葉が浮かんだ(>>4:267)]

……並べ替え、置き換え……アナグラム。
これって、実は……日本語だったり?

(120) 2016/10/06(Thu) 04時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[ものは試しと、和訳した単語を並べ替え、
館内の検索サービスをつかって関連情報を集めることにした。]

まずは、順番通りに……

[『目 矢 黒 赤 霧』――めぼしいものは見つからない。]

じゃあ、並び替えて……

[『目黒 矢霧 赤』『赤目 黒霧 矢』『赤黒 目――…… **]

(121) 2016/10/06(Thu) 04時半頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2016/10/06(Thu) 05時頃


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2016/10/06(Thu) 05時頃


[目を覚ますと――――――]


【人】 お針子 ジリヤ

ー国立国会図書館ー

[試行錯誤しながら、しばらくがたった。
[黒]を [月]に置き換えてみる。 (>>119
詮索結果には、雑多な電子ジャーナルのタイトル群。]

……そうだ、海霧。(>>113)

[[霧]を[海霧]に置き換えて、検索。
新しくヒットした電子ジャーナルの記事の中で、
ある一つのタイトルがジリヤの目に留まった]

……闇事件ファイル…近代犯罪史の怪事件。

[閲覧アイコンをクリックした]

(135) 2016/10/06(Thu) 17時半頃

ここ、どこだよ!?

[自分は、知らないマンションの一室にいた。]


【人】 お針子 ジリヤ

*
*
――······なかでもとりわけ後味の悪い幕引きとなったのが、"月神事件(つきがみじけん)"だろう。

"月神事件"とは、****年10月7日に東京西池袋線沿いの路上で誘拐された当時8歳の少女が、3年後の12月5日に東京都の加害者宅で発見されたことにより発覚した誘拐監禁事件である。

異臭がするとの通報を受けて加害者宅に踏み込んだ警官が、現場で衰弱していた少女を発見。加害者である月守 赫矢(ツキモリ セキヤ)は、同室内の床に倒れ、死亡しているのが確認された。少女は3年前から行方がわからなくなっていた、青山 海霧谷(らくる)ちゃんだった。

(136) 2016/10/06(Thu) 17時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

月守少女誘拐監禁事件、俗にいう『月神事件』には不可解な点が数多く、報道直後からさまざまな憶測が飛び交った。

容疑者の死因が伏せられたこと、少女が自ら逃げ出さなかったこと、さらに容疑者と少女が並んで外出していたという目撃談から、首謀者である少女が月守を殺害したという"少女犯人説"がネットを中心に広まった。

(137) 2016/10/06(Thu) 17時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

憶測は被害者家族にもおよび、家族ぐるみの売春行為だったのではとの誹謗中傷を浴びつづけた家族は、少女発見から半年後に、東京都から逃げるように住まいを移してしまう。

また月守容疑者が重度のオカルティストであり、統合失調症や自己像幻視を患っていたことから、なにかしらの宗教的儀式を行っていたのではないかと、オカルト界隈からも注目を浴び――……**
*
*

(138) 2016/10/06(Thu) 17時半頃

つか、なんでパンツ姿なの、オレ!?

[さっきまで新宿の、新宿不動産にいたはずである。
身ぐるみを剥がされて、下着一枚の状態。
携帯などは、勿論、あるわけが無い。]


つーか、どうなってんだよ、コレ!?

[一二三は訳も判らず、*叫んでいた*]


[どうも間の抜けたような気分である。いや、そう暢気なことを言っていられる状況でもないのだが。

元々は、一人だった。
幾ら歩いても出られない駅、そこに現れたのが彼女二人(?)だ。相手が年下の女の子とはいえ一人より格段にありがたかったし、何よりも互いに顔を見知っている安心感も互いにあっただろうと思う。

ただ。歩き出して少ししてから、また不安が押し寄せてきてしまったのだ。彼女の右手を引く小さな影、その影の行く先へと自分たちは歩いている。

影──”ハナコちゃん”は機嫌が良いようで、歩む様子はごく楽し気、今のところ壁を抜けていく風もなし、一見すればごく普通の可愛い小さな女の子のようだ。…影でなければ。

しかしそれでいいのか。小さな手に引かれて歩く、そちらが本当に正しいのか。その影は一体何者なのか……?]


良かったら、ハナコちゃんのこと俺にも教えてくれないか?

[警戒するような言葉を紡ぐとき、一応日菜子へと向けて声を少しだけ潜めてはみたものの、さて効果はどうだったろう。幽霊の聴覚など知りはしない。全部聞かれていても、驚くに値しないとは思ってる。]

まだ先は長そうだしね。

[見遣る先、まだ見知らぬ駅は広々として*続いている*]


メモを貼った。


【人】 お針子 ジリヤ

― 国立国会図書館 ―

……赫矢。(>>136)
シク、フレ……[多い][赤]で、赫?

["――「天之加久矢」は「天之赫矢」にして
                天日の威烈を象徴せる義なり。"

頭の片隅から、知らないはずのフレーズが響いた。
そう[赤][矢]ではダメだったのだ。
あの男には、こだわりがあった。]

……誰!?
この、"らくる"って……誰なの!?

[疼き始めた右脚をひきずり、駆け足で資料室へ向かう]

(147) 2016/10/06(Thu) 20時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[少女失踪の捜査状況を報じる
4年前の報道記事にそれはあった。

青山 海霧谷(らくる)、失踪前の写真。
黒いキャップ帽を被り、照れ臭そうにそっぽを向いている。

その髪は色素の薄い金髪で]

……うそだ…(>>2:164)

[翠色の瞳。]

……だって、あれは事故だって…(>>1:105)

[Tシャツから覗く首もとのホクロ。]

……ちがう、あたしじゃない!!(>>2:163)

(148) 2016/10/06(Thu) 20時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[海霧の読みは (うみぎり)、またの名は(カイム)、
そしてもうひとつ。夏の季語としても使わる――(じり)

             海霧 谷

             じり や

               *
               *

(149) 2016/10/06(Thu) 20時頃

【人】 お針子 ジリヤ

                                                       『クンネ様と呼べといっただろ!!』 

(151) 2016/10/06(Thu) 20時頃

【人】 お針子 ジリヤ

                              ゴキッ

(152) 2016/10/06(Thu) 20時頃

【人】 お針子 ジリヤ

― 国立国会図書館 ―

[一瞬のフラッシュバック。

ジリヤは、膝を抱えてうずくまった。
ズキズキと疼きだした右脚を押さえる。

あの男に砕かれた脚を。]

······ゴメンナサイ、ゴメンナサイ、ゴメンナサイ、ゴメ

(154) 2016/10/06(Thu) 20時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[視界がぐるりと回転した。
いや、回転したのは周りの世界だった。
辺りの景色が溶けだしたかのようだった。




図書館にいたはずのジリヤは、気がつくと、街中にいた。
十字路が交差する中央で、脚を抱えてうずくまっていた。

――"知らない街"だった。]

(155) 2016/10/06(Thu) 20時頃

[お兄さんの質問の意図、にああ、そっか、と気づいて]

 たぶん、ですけど。
 はなこちゃんがいたのはいつも家の中、だったと思います。
 昨日だって、助けてくれた……んだと思うし。

「アノヨ?」

[影が首を傾げる。
するりと右手から手が離れて、ハナコちゃんがパタパタとまわりを走り回る]

「アッチよりこっちのほうがタノシイ」
「いろんなモノある。ヒナちゃんツレテ行こうとしたのは、コワい人」

[抗議するような声が、するけれど、顔は笑っていて]

 はなこちゃんは、大丈夫だと、思います。
 私を引っ張ったのは、左の方だったし……。

[ふと見た左手に、黒く煤けたものが映った気がして、でもハナコちゃんがまた右手をとれば、それは消えてしまった]


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2016/10/06(Thu) 20時頃


ジリヤは、みょんこに話の続きを促した。

2016/10/06(Thu) 20時頃


ジリヤは、キルロイに話の続きを促した。

2016/10/06(Thu) 20時頃


ジリヤは、イルマに話の続きを促した。

2016/10/06(Thu) 20時頃


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2016/10/06(Thu) 21時頃


―新宿衛生病院―

[同僚は結構律儀な奴だった。どうせ暇だからと、図書館から言われた通りの本を10冊ほど借りてきたのだ。あと赤ブドウも持ってきた]

え……デラウエアってこの時期にはもうスーパーにねーのか……
嘘だろお前、だって今だぞ?……マジで?

まあ、いいか。ありがとよ。無事に五体満足で再会できたら、一杯奢るぜ。

……就職決まってからになるかもしれねーけどな。
どこがいい?店決めといてくれ。

[いくら言ってもないものは仕方がない。ひとまずなんだかんだで人のいい同僚に感謝した。気にするなと笑う同僚は、しかし”五体満足で”という部分には少し引っかかったようだったが、気を付けろよ、と言っただけで戻っていった]


さて……どこから手を付けっかな。

[赤ブドウ(種なしだった、気の利く奴だ)をつまみながら、山と積まれた本に手を付ける。まずは流し見る程度に、それからじっくりと]

……ん?

[ふと見かけた一節に目を止める。何度も見返す。そこにはこう書かれていた]


『トリンギット(Tlingit ['tlɪŋkɪt])はインディアン部族の一つで、アラスカ、カナダの先住民族。正しい発音はクリンキット['klɪŋkɪt], もしくはクリンギット['klɪŋgɪt]。もともとはフリンキット(Lingít)[ɬɪŋkɪt]と呼ばれていた。彼らの自称「リンギット」とは「人間」という意味である。

トリンギット族はアラスカ・カナダ西部、ブリティッシュ・コロンビア、ユーコン川流域に住み、発達した母系の狩猟採集社会を構築していた。
鮭やクジラを獲って暮らし、ポトラッチやトーテムポールの風習で知られていたが、19世紀末から20世紀初頭にかけて白刃が持ち込んだ伝染病によって壊滅状態となり、全滅した村も多かったとされる。


トリンギット族及びトリンギット亜族に伝わる創世神話はいくつかあるが、最も有名なものは次のくだりであろう。

「その時、人々は暗闇の中で過ごしていた。昼に太陽はなく、夜に月はなく、天にいかなる星もなかった。人々が暗闇の中で生きているのをあるワタリガラスが不憫に思った。ワタリガラスは神の住む天の家に変装して忍び込み、天の家から太陽と、月と、星を盗み出した。そしてそれを人々に開放した。その時から、空には太陽と月と星があるのである。」

カラスと太陽の関連性は世界中の神話や伝承で語られているが、とリンギットの各部族に伝わる神話は、特に太陽とワタリガラスの結びつき強く語られている。』


………これだ。

[山岸五郎が食い入るように見つめているページには、ワタリガラスの姿があった。日本のハシブトガラスより大きな……ちょうどあの大カラスほどの大きさだ。

そして、その近辺のページにはトリンギット族の文化資料として、彼らの村に遺されていた羽の生えたトーテム像の写真が映っていた]


あの部屋の最初の死亡者……桜井安吾の専攻は北米先住民族に関するフィールドワーク………

ひょっとしたら。いや……


多分これが、当たりだ。


[山岸五郎の呟きは、誰にも聞かれる事はなかっただろう**]


[ハナコちゃんのことを、お兄さんの声が少し小さく響いた。ハナコちゃんは気にせず右手を引っ張って進んでいて、聞かれたことには一度だけ振り向いたけれども、笑っただけ]

 ……私も、よくは知らないんです。
 時々、家の冷蔵庫が開くようになって、私ママかパパが閉め忘れたのかなって思ったけどちがくて。
 でも、怖いって言うより不思議なだけだったんですけど。

 昨日帰ったら、ママとパパがもう帰ってきてて、誰かと話してるんです。
 「私」がそこにいて、会話をしてるみたいに。
 そしたら、出てきた「私」はただの影だった。

 あそぼうって、私の部屋に逃げ込んだから、後を追って、それから、――テラスに。

[そこから先を良く覚えてない。
誰かに、引っ張られて、それから]


「ヒナちゃんとね、アソビタカッタ」

[思い出そうと左手で頭を押さえる。前を行くハナコちゃんがぽつりと口にした言葉に、その左手はまた下に落ちた。ハナコちゃんの表情はわからないけど]

「デモ、だぁれもきづいてくれないの」
「ヒナちゃん、小さいコロから、知ってるんだよ」
「あのイエは、コワいけど、ヒナちゃんに気づいてモラエたの」

 小さい頃から? あの家に来る前から?

[小さく頷いて、ハナコちゃんは前方にある階段を指さした]

「ダイジョウブ、だよ。シンパイしないで」

[ハナコちゃんを怖くないのは、その存在をどこかで知っていたからなのかな、なんて]


【人】 お針子 ジリヤ

― ??? ―

[踏切、交差点、郵便局、商店街、
雑貨店、踏切、交差点、郵便局、
郵便局、商店街、踏切、交差点――]

……ここ、どこ!?

[行けども行けども、おなじような景色が、何度も繰り返し現れては消えてゆく。交差点のどこを曲がろうと、結局はおなじ交差点へたどり着いてしまう。道行く人影は皆無。昼間だったはずなのに、もうすっかり空が暗い。

そのとき、脇の線路に電車が通った。その車両には見覚えがある]

西武……池袋線?

[ ――ぞくりっ。背筋が凍った。
6年前、海霧谷が誘拐されたのも、西武池袋線沿いの街中ではなかったか?]

(178) 2016/10/07(Fri) 00時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[それは何度目かの踏切に差し掛かった時だった]

               カンカンッ カンカンッ カンカンッ

[降りた遮断機の向こうに、
車のハイビームのような強い光が灯った]

               カンカンッ カンカンッ カンカンッ

[電車が目の前の踏切を通過する。
走り去る車両と車両の間から、わずかに向こう側が見える]

(179) 2016/10/07(Fri) 00時頃

【人】 お針子 ジリヤ

……いるっ

[電車が通過した後、踏切の向こうに現れた人影。
強い光を背にした特徴的なシルエット。

きらびやかな空色のステージドレス。
ミニのスカートからすらりと伸びた白いタイツ。
マイクを手に歌うのは、代表曲、シュガーキャット。
甘く鼻についた蠱惑的な声に、執拗に腰をふる扇情的な振り付け。

その姿は、前に見たときよりも一段と煌びやかで、
そして一段と――禍々しい。

顔面いっぱいに張り付いた、無機質で空っぽな、笑顔の仮面]

(180) 2016/10/07(Fri) 00時頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2016/10/07(Fri) 00時頃


【人】 お針子 ジリヤ

[ふわりと宙を浮くように、一足跳びで、"ソレ"はジリヤの前に降り立った。走り出そうとしたジリヤは、しかし身体が動かなかった。
冷え切った手足はブルブルと震え、右脚がズキズキと痛む。
たっているのがやっとだった。

目の前の"ソレ"は、小首をかしげ、下から見上げるようにして口を開いた。]

『ねぇ、ジリヤ。ひとつに戻りましょう?
それで、あたしたち、完全なジリヤになるの』

(187) 2016/10/07(Fri) 00時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[その瞬間、バチンッ と弾ける音が響いた。
らくがきだらけの『東京村』の背表紙がほつれ、
ボロボロとページが零れ落ちる。

身体が    ――動いだ。]

……ちがう。あんたは……あたしなんかじゃない。
あたしの影でもない……

(188) 2016/10/07(Fri) 00時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

["ソレ"は、男たちの欲望が、女たちの羨望が、
ジリヤにお仕着せたイメージ。

『月神事件』での悪評と伝説が形となった暴力。その根底にある、ひとつの悪意]

"ソレ"は……"あんたが欲しかったラクル"でしょ?
……月守 赫矢。

(189) 2016/10/07(Fri) 00時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

……じゃないて

……月守 赫矢の影法師(ドッペルゲンガー)

(190) 2016/10/07(Fri) 00時半頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ジリヤ 解除する

生存者
(4人 48促)

ジリヤ
20回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.125 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび