人狼議事


270 食人村忌譚

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 ゆりは、私の自慢の妹だよ。
 よく、頑張ってたね。
 助けられなくて、ごめんね。

[頭を撫でる。縋り付く手を拒むはずもなく、
私も、彼女の背に手を回して
ふたり、わんわんと泣き喚いていた。

姉だというのに、
妹の苦しみに目を向けようとせず、
自分の事ばかりで。私というやつは、本当に。

ごめんね、と幾度繰り返したところで、
その言葉は風のように形無く失せていく。]


[いつまでそうしていただろう。
互いに温かさはない。ただ、そこには風があるだけ。
でも、確かに。
ゆりは私の腕の中にいてくれていた。]

 私も、ゆりとこうやって話せて
 とっても嬉しいよ。

 その、こんなみっともない姉だから、
 ……嫌われてるんじゃないかな、って。
 ずっと、怖かったの。

[母の――先代の眼差しを忘れることは
どうやったって出来そうにない。
それでも、ゆりは巫女である前に
ずっと、優しい私の妹であった。]


[事切れた自分の姿を一瞥して、
そうして、目を閉じた。]

 ……“次”も、姉妹だったらいいな。
 今度は、ちゃんとした姉さんになるから。

[腕の中の小さな子。私の、大切な妹。
どうか、次の世でも共に、と。私は願う。
今度こそ、その手を離すことはしない、と。**]


メモを貼った。


【人】 発明家 源蔵

[「嫌になった」>>28
あっけないほど単純な無音の問の答え。
頑是ない子供が、捕まえた虫を潰すような。

答えに呼応して鼓膜のうちで蘇る言葉がある。
―― 嫌いじゃない。 かすか、煮える音。
嗚呼、と よぎった。僅かに得心があった。
過って、眉がなお寄り、それでも。
                それでも。けれど。]

(31) 2017/12/03(Sun) 23時頃

【人】 発明家 源蔵

[こともなげに言う薬師は、この、男>>29
名も知恵も受け継いだ“ミナカタ”としてここにあるのだろうか。
日頃 ずらすを好んだ“ミナカタ”の仮面は、
これほどに、歪んでいたのだろうか。

たった1日前。
石動を殺す前に、と 望んだ仮面の奥が、この顔だった、だろうか。
たった一日前と異なり、けれどいつもと同じ。
見上げた視線はいつもように、見下げる視線と交差する。]

(32) 2017/12/03(Sun) 23時頃

【人】 発明家 源蔵

  …… もう、 おまえ


 [、死ぬだろう。][その怪我で。][その血で。]
 [目玉はどうした。][色男が台無しじゃないか。]

[浮かんだことは欠片のまま、音にならず降り積もる。
そのけがで、なおここにきて。
そうまでして。殺したかったのか。
おまえ、]

 [     おまえ、そんな顔をしていたっけか]

(33) 2017/12/03(Sun) 23時頃

―5日目の朝/集会所―

[源蔵、リツ、志乃が集うこの場所には、
 幽体となったものも人知れず、紛れ込み潜んでいた
 死を望む志乃の声に、先に死した者として、
 薄く笑って首を振る
 源蔵の返す言葉にも、同じ微笑みを送るのみ

 何も、口を挟むことはない

 死んだばかりに自分にとって、
 死の果てに何があるかわ分からないのが理由の1つ
 もう1つは、死と離れた生者にとって、
 推し量るしかない死の意味に、
 各々が生者の立場で、向き合っているのを察したから

 源蔵の視線が動き、傷ついた男が姿を現す
 江津子は何もできぬ幽体として、
 ただ、傍らに佇んでいる*]


【人】 発明家 源蔵

[>>30振り上げられた鍬を、視認してから。
うごくほどの余裕すらあった。
ほらみろ、 そのけがで。せめて薬はどうした。ミナカタだろう。

風を切る音、 かわいた血の欠片が舞う。
半身引いて 袂に手が伸びる。短刀。
鬼の研いだ、血を知らない、 子供じみた短刀を引き抜く。
鞘が落ちる。]


   ―― ―― 本当に、

       見下げられるも 飽きたぞ

(34) 2017/12/03(Sun) 23時頃

[ぼんやりと焦点の定まらぬ瞳が生者のやり取りを見詰めている。
あの場所には、自分の居場所はなかった。

毒、という単語をミナカタが出してくれていたのは覚えている。
きっと誰も、ススムを食わぬだろう。
この家畜ばかりの村になど二度と生まれたくはない。

このまま
誰にも看取られず、消えてしまうのが
ススムに定められた未来

此処に留まっているのは
彼の行く末を、見届ける為だけに]


【人】 発明家 源蔵

  ひとつ、聞きたいことがある
   餓鬼に殺されるお前は、
   [俺がこれから殺すのは]
          どちらだ

[切っ先に映るのは誰の顔か。硝子板越に見上げるのは友―と思っていた男の顔だ。
>>29「放っおいてもいい」を侮りと、そう受け止めて。受け取ることにして。いつかの>>4:169言葉をかり。薬師と、その前の名。誰の望みで、誰が罪を犯して、眼前に立つのか*]

(35) 2017/12/03(Sun) 23時半頃

 この群れは滅びる。
 そうですね、ミナカタさん。

[ふ、と嗤う声ひとつ置く。
彼の名は、ミナカタである。
どちらだ、と問う子供のような大人を
冷たい視線で一度見やり*]


[丞を床に縫い留めた鍬が、湿った音と共に倒れていく。
片目に刀が刺さったまま、飛び掛かるように覆いかぶさってきたその男の顔は、人というよりも獣らしかった。
やがてぽっかりと開きこちらを見つめるその空洞の、さらにその奥に、ミナカタとしてこの村で生きた男の本当があるような気がして、]

 ぐ、 ぅあっ、は   

[見えなくなるまで、その闇を睨みつけていた。
声をあげている意識もない。
がむしゃらに動かした手指が何かに触れれば、爪をたてる。蹴とばそうとした足は、鍬をわずかに動かしただけで終わる]


メモを貼った。


[己も何度も振るった農具によって自由を奪われ、
己の研いだ刃で殺されるは、業の報いか。

人を喰らわずとも生きられる術を持ちながら、
人の肉ありきの冬の過ごし方を良しとした。
忘れられた鬼の一字を自ら名乗り、命を奪う刃を研ぐを悦びとした]

 ………、  へ、

[最期に残したのは、笑いにも似た音。
ただ喉奥から込み上げる血が震わせた吐息は、命を繋ぐために取り込まれることなく、流れすぎた血に溶け、神社を穢す役に加わる]


[両目は潰され、鼻と口の境目はなく、捲れ裂かれた唇から歯ばかりが覗くその面立ちは、まさしく鬼。

その鬼から血を啜るは
――――地獄はやはり、地上に在り*]


メモを貼った。


[どこからか、声が、
 生者と異なる何かが聞こえて気がして、周囲を見渡した
 視線は何かを捕らえただろうか]

そうかもしれませんね
いつかは、滅びる運命にあるのかもしれません

[声、いや、その何かは、
 聞こえるはずのないものだったのかもしれない]

滅びの様を、ご覧になりたいのですか
だとしたら、それはどうしてなのでしょう

[ふと、気になって、問い返す
 もし聞こえるはずのないものならば、これも空耳に対する、
 受けてのいない独り言だったのかもしれないけれど*]


源蔵の心中、応対がし辛いのではないかと、視線を落とす*


発明家 源蔵は、メモを貼った。

2017/12/04(Mon) 00時頃


 いつか、滅びるようないびつな村なら
 家畜しかいない、出来損ないの村なら

 今滅べばいい。

 嗚呼、僕は
 ……失敗してしまったんですね

[誰に返したでもない独り言のようにススムは囁き
そして嘆く]

 人として生きられぬ家畜など
 喰うて宿すしか能のない家畜など

 生かす意味など、ないでしょう


 殺さなくては。
 あれは、不要な生き物だから

 殺さなくては。
 あれは、狂った群れの家畜共だから

 ころさなくても
 ぼくは、あのなかにはまじれない


 僕だけが、僕だけだ

 違うのは


[呪いを吐くよう
殺せ、と
生者の動きを煽るよう*]


【人】 発明家 源蔵

[ひとつ、と言い置いた問い、
けれど答え>>38は拒絶に近い色合いで返ってくる。
それへの瞑目は一瞬、
明りのなかば失われた視界にはきっと映らないだろう。
降ろした瞼が憂色を押し込めたことも、きっと。
次にひらいた眼差しは常と同じく、ただ、顰めた眉の意味だけが違う。]

(40) 2017/12/04(Mon) 00時半頃

【人】 発明家 源蔵

[鍬は地を穿つ。
誰の血か。赤黒い鉄の塊は、誰の血でも吸い込んでいるのだろう。
そこに、己を増やすことを厭いはしない、けれど。
けれど、その前に為すべきことがある。]

  …… …… 言われずとも 、  っ

[餓鬼でない、
牙をむいた刃物の使い方は知っている。
おにが研いだそれは、暗んだ視界でもなお美しかろう。
光を吸い込んで 生々しく明るむ その刃は。

子供ほどの手に、逆手に収まった短刀。
切っ先は眼前の男に向けられている。]

(41) 2017/12/04(Mon) 00時半頃

【人】 発明家 源蔵

……、

   ―― リツ  !


[伸ばされた手をみとめ、
一瞬、開いた唇に乗る名前に迷いはあった。
けれど呼んだ名は一つ、
まだ声の通るうちに せめて振るう力のある名を口にし、]

(42) 2017/12/04(Mon) 00時半頃

【人】 発明家 源蔵

[口をつぐみ、一歩踏み込む。
倒れこむような不安定な重心>>39の、その下
たとえ非力だろうが 崩れる自重を刃に受けるようにすれば
伸びた手指、その表皮。指の合間、母指球、
いくども村のために草木を積み上げたその指を 裂き、切り裂くも可能だろう。
その奥の腕といわず 肩骨といわず
―― ―― 刃を横にするように滑らせば
 胸骨につながる肋骨の合間をくぐるか、能わずか――]


[硝子板、奥で目を細める。
肉に刃の入り込むも分からず、
けれど 倒れこむそのしたに体差し込むようにするその合間は、
けして瞼の降ろさぬように*]

(43) 2017/12/04(Mon) 00時半頃

そうですね

[生者の、死者の耳にも届かぬやもしれぬ意思
 うん うんと頷くのは、
 誰かの声に被さるからか
 聞こえてくる呪いはやがて、
 死した少女の面影を想起させる]

生かす意味などないかもしれません
混じれないなら、殺すのも一手かもしれません

[ですが――――と心に宿るのは、
 鶏や牛の声に混じって、
 生者たちの言葉が聞こえるからか]


知らなくていいと閉じてしまわれたら、
家畜の方からも、人を知ることは難しいです
門を閉ざして下界を遠ざけた先にあるものは、
村も、人も同じなのではないでしょうか

[語るうちに、志を感じた若者の姿
 仮に偽りであったとしても、
 前へと進もうとしているように感じた眼差しを思い出し]

胸襟を開いて知ろうと踏み出されていたならば、
違いを乗り越えて分かりあう姿も、
描けていたかもしれません
知らぬままでは成し遂げられぬのは、
家畜の捌き方と、さほど変わりはしないのかもしれませんね

[お手伝いをさせてあげられず、ごめんなさいね
 最後のこの言葉は、声にできていたのだろうか
 口をつぐみ、生者達の生きざまを見届ける*]


『外界』と言いたかった*


[集会場の騒動とは無縁の、焼け跡の中で。
 兄の耳垂に噛みつき、力を籠めれば、口腔にゆるく血の味が広がったような気がした。
 何度も執拗に、吸い付き、しゃぶり、高い水音を響かせる。

 合間合間に、甘えるように兄を呼びながら**]


メモを貼った。


[源蔵の短刀が指を切り落とす
 短刀に力を加えた者は誰だったのか
 ただ、分かる生末は、その刃がきっと、
 生者の一人から命を奪う

ミナカタさん…………

[分け入るつもりは微塵もなかった
 ただ、寒いと訴える声>>*3を耳にして、
 自然と足が向かっていく
 無駄だと分かってはいても、傾ぐ体を抱きとめようと]


 

[いつぞやの夜を思い出し、

 今度は自分が

 優しく 優しく 受け入れようと――――**]

 


【人】 発明家 源蔵

[   あつい。
視界すべてを覆うほどの、生きた、生きている匂い。
むせかえるほどの生が飛び散る。

矯正された視界の多くを染め、
なお顔面に滴り落ちるそれ

鋭く吸い込んだ呼吸に混じり、鉄錆臭が肺を満たす。
ぐ、と眼差しを細めた。
手の内の感触、たしかに、肉を裂くこれは。
>>45眼前の、視界を覆う、男の肉を貫いている。]

(47) 2017/12/04(Mon) 01時半頃

【人】 発明家 源蔵

[地に背をつけている。
ふりそそぐ血潮のある。

それがどうした、 これはまだ生きている。

手の中にある刃は肉を食み、がちり、と硬い感触がある。
動かせない。姿勢か、力が入らずか。噛んだ骨が悪いか。
肋骨、胸骨、どうせそのたぐいだろう。
視線はやらない。
赤紅で奪われていない視界を、そんなもので覆ってたまるか。
見上げるのは、ねめあげるのは。一人しかいない。]

(48) 2017/12/04(Mon) 01時半頃

【人】 発明家 源蔵

   ――  ― ― “   “


[欠けた“四指”に押しつぶされる名。
一瞬まどうた名 は、   
 かすか 憧憬と悔恨の味がする*]

(49) 2017/12/04(Mon) 01時半頃

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