301 十一月うさぎのないしょ話
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[そう、間違いを犯さない自信はあるし、直のことも信用しているけれど、もし彼女があのまま泊っていたなら、直の醜態が彼女の知れるところとなったので――やはり呼ばなくて正解だったのだろう。>>20 あの日はまた夜シフトだったけれど、ふいに思い出しては笑いを堪えるのに必死だった。
羞恥なのかなんなのか布団に丸まって罵倒していたのに、モロヘイヤ食パンのトーストにはがっつくのだから、本当に面白い後輩を持ったものだ。>>21 モロヘイヤはそのものを使うのではなくパウダーを使用していると通販先のURLもメモって土産にしたけれど、揶揄した詫びになったかどうか。*]
(27) 2019/11/25(Mon) 22時頃
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――数日後――
[今日の勤務も夜。 昼間から自宅でニーディングをしたパン生地を発酵がてら店に持ち込むから、入りは早目。]
お疲れ。 今日は二人と一緒か。 エリちゃん俺も……ってかこれ、ピザ生地に乗せて食いてぇな。 ちょっと取り置きさせて。 ちゃちゃっと発酵いらないピザ生地作るわ。
[直が摘まんだポテトを見て一言。>>17>>22 持ち込んだパン生地は置いておいて、強力粉とドライイーストのタッパーを厨房の作業台にどどんと置いた。]
(28) 2019/11/25(Mon) 22時頃
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[本格的な薄いピザ生地を焼くには窯のない此処では困難なのでオーブンで焼くパン生地に近いタイプの生地だ。 学生時代は実習の為に布巾でくるくる回す練習を朝から晩までやった地獄の記憶があるが、簡易生地なので麺棒で伸ばす。
ごく薄くケチャップを塗って、そこにポテトを並べた。 ポテトの味を楽しみたいのでチーズもベーコンもなしで、そのままオーブンへ。
開けた瞬間のハーブの匂いに生唾を飲み込んだのは仕方のないこと。]
(29) 2019/11/25(Mon) 22時頃
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どうも。
[薄めのコートから覗いた白い手を上げる。 murmur coneyで二度ほどあった男、弁護士。]
そうだな。 あれは日本では馬鹿みたいに売れるから助かるよ。 今年もしっかりと稼がせてもらうさ。
[過剰供給の心配をしなくてもいいというのは楽なこと。この国ではワインバーからコンビニまで取り扱ってくれるから売れ残りの心配はない。]
ちょっと気分転換にしようと思ってな。 そういうそちらは?
[自然と二人並んで歩くということはこの男もあの店に向かっているだろうという推察は容易にできる。]*
(30) 2019/11/25(Mon) 22時頃
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― murmur coneyへ ―
[イベント前には珍しく早めの退社を果たした足は、ヒールを鳴らして迷いなく進む。
大丈夫。ちょっとアイシャドウがないだけ。ちょっと眉が淡いだけ。ちょっとアイラインが薄いだけ。ちょっと睫毛が行方不明になっただけ。 その他諸々含め塗装6割減。誤差の範囲と言い聞かせた。
ため息は零さない。 これは試練ではなく、神様からのご褒美>>1:283なのだ。 折角の楽しい夜を暗い顔で過ごすなんてとんでもないと意気込んで、目的の店への角を曲がる。]
……。
[人影がふたつ>>18>>30。 たじろぐように足を止めた。*]
(31) 2019/11/25(Mon) 22時頃
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[ピザ生地の残りにも何かを置いて焼きたいところだ。 ブラックボードを見つめつつ、具材を考える。
フードドライヤーでいちじくを干し、鴨は……先日のローストビーフと被るが、ローストダックにしよう。
『ドライいちじくとクリームチーズのピザ』 『ローストダックと九条ねぎのピザ』
数量限定4名様、と書き足した。
ドライいちじくもローストダックもピザに使ったとしてもまだ数があるから、ワインのつまみとしても出せる筈。]
(32) 2019/11/25(Mon) 22時頃
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[そして持ち込んだパン生地は、発酵が終われば伸ばしてバターシートを折り込んで伸ばして折り込んで。 更に伸ばしてカットして4枚ずつプリン型へ。 焼いて出来上がるのはバターフレーキというきのこのような形のパン。 バターと生地のミルフィーユであるこのパンを側面から一枚一枚剥いでバターを楽しみながら食べる行儀の悪い食べ方が乙坂は好きだったが客にそれは流石に推奨できない。
「ベーカリー」という宅本の言葉と、モロヘイヤ食パンに「天才」と喜んでくれた直の言葉が、乙坂をどんどん挑戦させている。]
『バターフレーキ 今なら焼きたて』*
(33) 2019/11/25(Mon) 22時半頃
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そーかな?
[今日は早いね、と言われて>>22時計を見る。 確かにいつもより少し早い時間だ。]
まあ、ポテト一秒でも早く食べたほうがおいしいし。
[いかに冷めてもおいしい揚げ方と言えど、揚げ物の旬は揚げ上がった瞬間だ。 なるべく早く、と気が急いたかも。]
(34) 2019/11/25(Mon) 22時半頃
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どうも。ミス、キリノエ。 今日は随分と油断しているようだが。
[ミスとは限らないがミセスで外すよりは随分といいと経験からくる言い回しではあったが、同時にまるで気を遣わずあけすけにメイクの失敗を指摘する。 元より気を遣う質ではない。]
ああ、こちらと待ち合わせか。
[以前にもこうして店の前で二人に会ったことがある。 ではお先に、と以前と同じように店のドアを開いて中へと向かうことにした。]
(35) 2019/11/25(Mon) 22時半頃
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分かりますよ。 僕も季節ものが好きなのですから。 それにワイワイ飲む口実に、あれほど最適なボトルはありません。
[コルクを捻るだけで人を集める理由が出来る。 手軽な癖に集客力があるから、すっかり日本の風物詩みたいな顔をしているところも小憎い。]
僕はアップルパイに呼ばれまして。 貴方も御一人であれば、御一緒に如何ですか? 今日は呑めない日なので、晩酌の隣で野暮天になってしまいますが。
[己は裁判所からの帰り道。 食事で英気を養ったのなら、持ち帰った仕事と深夜まで踊らねばならない。夜に静寂が約束されているのなら、夕食は他者とカウンターに付くのも一興だ。>>30*]
(36) 2019/11/25(Mon) 22時半頃
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カズさんもおはようございまーす。 え、ピザ? 今から作るの?
[三分の一くらい減ったタッパーに伸びかけた手が、ぴたりと止まった。 だってこのまま食べてたら、確実にピザに乗る量はなくなってしまう。 断腸の思いで手を横に戻し、口の中に残ったポテトをもぐもぐ味わおう。]
(37) 2019/11/25(Mon) 22時半頃
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食べる! 食べる、から、置いといて、ちょっと置いといて……!
[ポテト食べて余らせたくせ、甘い林檎のフィリング>>24には食いつく。 が、今まさに、今まさにねじり髪をピンで無理やり止めているところ。今手を離すと全部台無しだ。
待ったの間も漂うシナモンの香り。ああほんとは生クリームたっぷり絡めたいけど、ちょっと重いかも。 もったいないけどそのまま行こうか、後々に取っておこうか、考えながら。]
(38) 2019/11/25(Mon) 22時半頃
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[カズさんの後について厨房に入れば、微かに漂ってくるアップルパイの焼ける匂いに、順調順調、と口元を緩め。 ピザ生地を作る手元をわくわくと覗きこむ。]
ドライいちじく、 スコーンとかパンデピスにしても美味しいっすよねー。
[みるみる間に出来上がっていくピザ。 その具材のひとつを見つめて、ぽつりと。 でも今日のメインはアップルパイだから、我慢我慢。
あれから数日。 すっかり夜シフトの顔にもなりつつある、その鮮やかな手際は、見ているだけでもとても楽しい。>>33*]
(39) 2019/11/25(Mon) 22時半頃
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ん。 オットースペシャル?
[先日、リクエスト>>26のときに聞いたフレーズで揶揄いまじり。 あの日は、それリクエストじゃないじゃんとか、賄いだと余りものだからスペシャルじゃないし、なんていろいろ文句をつけた記憶がある。 今は、なにかとっておきを思いついたら作る、でおおよそ落ち着いている。
程なくして香る、焼けたローズマリーの香り。 トスカーナってこんな匂いがいつもしてるんだろうか。 造花飾りのついた青のシニョンキャップで髪をまとめこんで、準備完了*]
(40) 2019/11/25(Mon) 22時半頃
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あぁ、桐野江さんも今晩は。 今日は良いアップルパイ日和ですね。
[先に彼女の影に気付いた黒衣に釣られ、視線がスライド。傍らの男が油断しきった、と評する顔を視界に納め。>>31]
おや、そうなんですか? 僕はてっきりプライベートかと。
ビジネスフェイスでは無く、マーマーフェイス。 [首を捻りながらの相槌は緩い調子。 足りてないデリカシーを補うように、黒衣が先行する扉を押さえ、今日もドアマンを勤めよう。]
(41) 2019/11/25(Mon) 22時半頃
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[人影はどちらも見覚えのある顔>>35>>36だった。 林檎の誘いがある以上、片方は予想していた姿。 そうではない方の、未だに名も知らない男性に気づかれてしまったようで声がかかる。 流れで宅本とも視線が合うようであれば、苦笑と共に手を振ろう。]
う……。
[人前に出る最低限の体裁は整えたつもりだったから、やんわりとした指摘に言葉を詰まらせる。 見た目とは裏腹に随分言う人ではないか。 紳士さんの呼び名を封印しながら、首を横に振る。]
お見苦しいところをお見せしました。 前回も今回も、待ち合わせはしていませんよ。 ですから、どうぞお気になさらず。
[中に向かおうとした男性を制止しようと声をかける。 意気込んだ足は躊躇いに重くなったが、ボードに書かれた『アップルパイ』>>4の文字と気まずさに、隙間を縫って店内へ逃げ込もうとした。*]
(42) 2019/11/25(Mon) 22時半頃
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[扉を開けた途端、滅茶苦茶良い匂いがした。>>33>>39 ぐぅ〜、と鳴るのは空腹のエチュード。]*
(43) 2019/11/25(Mon) 22時半頃
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[いつだって、甘いものは別腹だ。>>38 エリちゃんの慌てた声にくすくすと笑いながら。]
逃げないから、大丈夫だよー。
エリちゃんて器用だよね、髪まとめんの大変でしょ。 乾かすのも時間かかるし。
[実家に居た頃は、姉貴が毎朝洗面所を占拠して四苦八苦してたのを思い出す。 だからいつも綺麗にまとめてるの、すごいよね。 店長とかかなりズボラなのに。]
(44) 2019/11/25(Mon) 22時半頃
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啓明結社 カコは、メモを貼った。
2019/11/25(Mon) 22時半頃
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[店に入ると三度ともあって慣れたものでさっさとコートと帽子を脱いでスタンドに掛けると、今日はジャケットも脱いだ。 気分転換はアルコールに浸るかあるいは────]
ウイスキーをロックで。 シングルモルトがいいな、つまみは任せる。
[それからいつも通りカウンターに座ってすぐぬオーダー。 これも以前の二度の来店のときと変わらずに。]
今日も期待してるぜ。
[フっと挑発的なようでいて緩く笑った。]*
(45) 2019/11/25(Mon) 22時半頃
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まだ自分の名前をつけられる程のオリジナリティはねぇな。 上に乗ってんの、エリちゃんのだし、合作だろ。
[>>40ポテトの残量を考えたら、これは店には出さずにここで店員の腹ごなしになる運命。 合作ならばオトエリスペシャルになるのか?と考えて、そのカップリング表記みたいなのは口に出すのも恥ずかしくて飲み込んだ。
ほら、彼女からしてみたら己は「おじさん」だし、セクハラっぽいし。]
あ、いらっしゃいませ!
[一瞬考えた恥ずかしさを払拭するように、ドア外の気配>>41に声を張った。*]
(46) 2019/11/25(Mon) 22時半頃
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[>>42何だか堅苦しい挨拶にはもとより気にしてないと手をひらひらさせた。]
(47) 2019/11/25(Mon) 22時半頃
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[エプロンをつけて、手を洗って。 アップルフィリングは一口だけ食べて、あとは丁重に冷蔵庫にしまった。 おいしく食べられるときに堪能したい。
後ろ髪引かれる思いに耐えながら、すでにおいしい匂いでいっぱいの店内、カウンターに出る。 と、ほぼ間を置かずにドアが開いた>>35。]
いらっしゃいませ。
……?
[有馬さんと宅本さん、それから桐野江さんだ。 アップルパイのある日だから、宅本さんと桐野江さんは予想していたけれど、桐野江さんはなんだかするすると逃げ込むみたいに店の中へ。]
(48) 2019/11/25(Mon) 22時半頃
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[出迎えにキッチンを出る前に振り帰り、先日知ったばかりの直の弱点目掛けて]
俺の分、アップルパイ取っとけよ?
[と語尾にハートマークをつける勢いで予約した。
勿論千客万来で売り切れそうならば諦めるけれども!]
(49) 2019/11/25(Mon) 22時半頃
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あ、そろそろ開店の時間かな。 プレート出してきまーす。
[バターフレーキのいい香りがしてくる中。 時計を見て、俺は扉へ向かう。
入口にかかるいぶし金のプレートを、CloseからOpenにかえて店内に戻ってくれば。 ひとりふたりと客がうさぎ穴にとびこんでくるまで程無く。>>41>>45*]
いらっしゃいませー。 お好きな席へどうぞ。
(50) 2019/11/25(Mon) 22時半頃
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ジャケットも預かりますよ。 今日は香りが強い料理も出るんで。
[店内は焼きたてのパンとアップルパイの香りで充満しているが、ジャケットをすぐ脱がなければならない程の熱気でもない。 食事中に脱ぐことになったら煩わしいからだろうか。 彼の本気を見た気がして、内心武者震い。]
山崎なら置いてありますよ。 すぐロックで出しますね。
カコちゃんと宅本さんも心が決まったら教えてください。
[荷物籠を足元に用意して、キッチンに戻る。]
(51) 2019/11/25(Mon) 23時頃
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[制止の声が届かなかったか、あるいは必要なかったのか。 ひらひら振られる手>>47と共に入店する姿にポカンとした表情を浮かべる。]
マイペース……なのかしら。
[何だか力が抜けてしまった。 ドアノブを握る手の主>>41から聞こえる音>>43に、意識が手元に戻る。]
気遣いありがとう。ごめんね? お互い、アップルパイ日和を楽しむとしましょう。
[内容までは分からなかったが、会話が弾んでいた様子>>36。 逃げ込むように動いた足は店内へと入り、振り返ってからもう一度手を振った。*]
(52) 2019/11/25(Mon) 23時頃
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[店の入り口でわいわい暫し。
そうして巣穴へ一匹、>>45 二匹…>>42 そして自分は三匹目になろう。 ひょん、と最後に扉を潜り、北風を締め切った。]
なんだかどさくさに紛れて四方八方に振られました。 今晩は。
[コートを預けて手頃なカウンターの椅子を引き。 少し楽し気に眸を撓めて笑いながら店員らにもご挨拶。]
僕は温かいお茶をいただけますか。 この間の烏龍茶が美味しかったので、珍しい系のホットを。
(53) 2019/11/25(Mon) 23時頃
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それにしよう。 日本に来たら日本の酒だ。ボトルでいくぞ。
[シャツの首元をさらに開ける。 元よりネクタイなどは絞めてはいないが。]
オトサカ。 今日は飲むぞ。
[潰れるつもりはないが、さて。]
(54) 2019/11/25(Mon) 23時頃
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えー。 俺の分のピザとっといてくれたら 考えてもいっすよー。
[カズさんもそう言うだろうなって思って、多めに焼いてあるけど。ちょっとだけ意地悪い返事をする。>>49
なんでかって? ひとの顔を見て、笑いを堪えたりしてるからっすよ!>>27*]
(55) 2019/11/25(Mon) 23時頃
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[キッチンに戻ってきた乙坂>>51に、あ、と声をかけ。]
ねえ、オットー。 フレッシュのままのいちじくも残ってるよね? 何個かちょうだい。
[せっかく鴨が入っているなら、フルーツでソースを作りたい。 ベリーが定番だけど、いちじくだって絶品だ。 皮を剥いて角切りにしながら、注文が入るまでの時間を過ごす。 有馬さんのリクエストは、乙坂ご指名のようだし>>55。]
(56) 2019/11/25(Mon) 23時頃
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