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─ 出られない駅 ─
[切れてしまったスマホは、胸ポケットに入れておく。いつまた、鈴里から……もしくは他の誰かから着信があるとも限らない。そうなれば真っ先に気付く場所に仕舞っておいた。
人の声が聞けたことで、ほんの少しだけ救われたような気分がある。と同時に、次はもうないのではないかという恐ろしさもある。不安は、より大きくなったかのようにも思える。
階段を登ってみる。
少し開けた場所を左右見渡して、左を選んだ。
初めてくる場所のような気がする…いや、前も通ったか?
分からないながらも辺りを見渡し、ヒントを探る。]
『「出られない」の?』
[他にすることもなく、だから脳裏には鈴里と交わした言葉が繰り返しある。>>3:*15
出られないのだと答えはしたが、そもそも何故彼女はそんなことを言ったのだろう。そう振り返ってみれば、随分前の会話もまた思い出される。休憩室で交わした、他愛もないほどの会話が。]
[東京から帰りたくない
確かに自分はそう言った。それに対して、彼女は同情めいた口調で、いろいろねと応じてくれたものだ。
出たかったり出たくなかったり。それは確かにそうなのだとしても、「出られない」と「出たくない」では大いに違う。だからやはり今は、「出られない」のだ。]
ヤヘイも……、
[いるのかな。と、思う。
こんな迷宮にいるのだろうか。それとも彼にとっては、もうあの日常の街そのものが出られない迷宮であったのだろうか。となれば今の自分も、あるいは彼と同じものとなりつつあるのだろうか。]
[嬉しくない想像に顔を顰めながら歩く。
電池の残量を気にしながら、時折、澪音と彼女の両親への連絡は試み続けた。繋がりはしない。鈴里からの連絡もまた、途絶えたままだ。]
(澪音ちゃんに、無事と伝わっていればいいけど。)
[とはいえ余計心配をかけてしまうか。しかし年下の従妹に無事が伝われば、ともかく生きていると知れればとは思う。もっとも、この先も無事かどうかは分からないけど。]
[角を曲がれば、行き止まりだ。
そんな理不尽にも慣れてきた。ため息一つ落として踵を返し、また違う道をたどり始める。]
………え。あれ?
[その向こう。これまで人の気配も見えなかった構内に、女の子の姿
君!?待って…!
[声を張り上げて駆けだしていた。*]
メモを貼った。
【人】 PPP イルマ[その言葉を聞いた時。 (139) 2016/10/03(Mon) 23時頃 |
【人】 PPP イルマ[店内に入り、入口で店員ひとりを捕まえた。 (140) 2016/10/03(Mon) 23時頃 |
【人】 PPP イルマ― 午後:新宿のある喫茶店 ― (141) 2016/10/03(Mon) 23時頃 |
【人】 PPP イルマ アタシはじゃあ……紅茶でいいや。 (147) 2016/10/03(Mon) 23時半頃 |
【人】 PPP イルマ アタシの家にはいま、アタシの家に勝手に住んでる他人が (148) 2016/10/03(Mon) 23時半頃 |
【人】 PPP イルマ で……心配してもらってるみたいだし。 (149) 2016/10/03(Mon) 23時半頃 |
【人】 PPP イルマ うん。うーん。 (157) 2016/10/04(Tue) 00時半頃 |
【人】 PPP イルマ ……マイルドに話されても、きっとわからないから。 (158) 2016/10/04(Tue) 00時半頃 |
【人】 PPP イルマ[ジリヤの話を、黙って聞く。 (164) 2016/10/04(Tue) 01時頃 |
【人】 PPP イルマ[確かにそこには、買われる側からしてみれば大きな差異があるだろう。入間はジリヤに頷いた。] (168) 2016/10/04(Tue) 01時半頃 |
【人】 PPP イルマ ……で。 (177) 2016/10/04(Tue) 01時半頃 |
【人】 PPP イルマ ……、言ってなかったけど。 (178) 2016/10/04(Tue) 01時半頃 |
【人】 PPP イルマ ごめん、アタシ、気になったら言っちゃう性分なんだよね。 (179) 2016/10/04(Tue) 01時半頃 |
【人】 PPP イルマ[人殺しだと言いたいつもりもない。 (180) 2016/10/04(Tue) 02時頃 |
[右手を引かれながら歩く。階段を降りて、それから登って。
どれだけ歩いても、不思議なことに疲れない。
ううん、疲れているのかも。そういった感覚は麻痺していたから、もうよくわからなかった]
え……?
[人の声が聞こえて
いつもの駅構内なら、人の声なんてたくさん聞こえていたけど、今この場所で聞こえたのは初めてだったから。
だって、他に人の姿なんてない]
[足を止めて]
「ミツケタ」
「あの人、かくれんぼしてたの」
「何してあそブ?」
[嬉しそうな声は、聞くだけなら本当に無邪気な子どもの声だ。
その右手の先には影しかないけれど]
帰り道知ってるって言ったよね、あの人も一緒に帰れる?
「ワカンナイ」
「イッショに帰りたい?」
「あの人は、カエリタクナイみたいだから」
[それが、ここにいたいという意味なのかはわからない。
でも、掛けられた声は必死さを帯びていたから、帰りたいんじゃないのかな? って。
近づいてくる人の顔は、知っている顔だった。
あの、不動産屋さんから出てきた人だ]
どうも、ええと……不動産屋さんの前で、あいました……よね。
[近づいてきたお兄さんへと一度頭を下げてそれから声を掛けた]
ここってどこだかわかりません、よね。
私も良くわからなくて。この子に、連れてこられたから。
[右手には、誰かがつかんでるような手の跡。小さな手の形だ。
きゅ、と話さないように握られていて、その子の影はお兄さんから隠れるように私の後ろにあった]
あの、私真嶋日菜子っていいます。
気づいたら新宿にいて、この子に連れられてここまで来たんですけど、ちゃんと知ってる新宿の駅だったのに、途中から知らないところに来たみたいで。
電車には乗ってないのに。
[お兄さんを見上げて、それから後ろに隠れていくその子を見た。
又一瞬だけ、その子の表情が見える。
怖がっていると言うよりも、なんていうんだろう、きゅっと握る手の強さを考えたら、恥ずかしがっているのかもしれない*]
メモを貼った。
【人】 PPP イルマ[ジリヤは青い顔をさらに青くしている。 (208) 2016/10/04(Tue) 13時頃 |
【人】 PPP イルマ ……けっこう、状況は違ってそうだもんね……。 (209) 2016/10/04(Tue) 13時半頃 |
【人】 PPP イルマ[ジリヤは電話をかけるようだった。 (210) 2016/10/04(Tue) 13時半頃 |
【人】 PPP イルマ[ぎょっとしてそちらを向いた。 (211) 2016/10/04(Tue) 13時半頃 |
【人】 PPP イルマ そですね……電話するまえに会えちゃった。 (249) 2016/10/04(Tue) 20時半頃 |
【人】 PPP イルマ[うーん、と唸る。殺されかける奇妙な夢を三人もみている。なにか不気味で、ホラー作家の(スマホで調べた)キルロイ先生がもし知っているのなら、彼の見解はきいてみたいところではある。 (250) 2016/10/04(Tue) 21時頃 |
【人】 PPP イルマ ただ、アタシも刺されそうになってる……?から。 (251) 2016/10/04(Tue) 21時頃 |
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