人狼議事


270 食人村忌譚

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容さん ご無事でしょうか

[今すぐ、任に戻り探さなければと思った
 ゆりにも、命の失敗を告げるとともに、
 ミナカタという脅威がいることを報告しなければならない
 若いリツは、今、どうしていることだろう
 血気盛んな彼が一人で見回りを続けていたら、
 彼に身にも危険が及ぶのかもしれない

ですが、きっともう、何もできないんですよね

[貪られていく肉体が、それを証明している
 きっともう、何かを伝えることも、
 誰かと触れ合うことも、できないのだろう、と]


ごゆっくり、お召し上がりください

[豚たちにそう告げて、小屋の隅に座り込む
 これが敬意>>*15だとは思わなかったが、
 今さらじたばたと足掻いたところで、
 何かが変わるとも、思えない
 ただ、これから先を生きる者たちに、祈りを捧げる]

みなさん、どうかご無事で

[体から離れることも、不思議とできず
 だから、せめてこの言葉と共に両手を組み、
 1人、長い、長い夜を過ごしたのだった*]


メモを貼った。


―翌朝/豚小屋―

[朝日が差し込み、辺りが明るくなってから、
 どれほど経った頃だろう
 昨夜からまだなお続く豚の貪食っぷりに、
 さすがに恐怖すらを感じはじめてきた頃、
 人の気配を感じ、すくりと立ち上がった]

おはようございます 進さん
どうなんでしょうか……
私も、まだその段階まで行っていないようなので……

[返ってくる……というよりも、
 一方的に告げられたような言葉に、苦笑する]


いえ、お応えはしているんですが、
届いてはいないようなんです

[言葉は失った様子だったけれど、
 話す内容から、彼が常ならぬ存在なのだろう、
 ということは感じ取れた
 昨夜、容はミナカタの方へ向かおうとしたとは思えない
 もしかしたら、下手人として儀式の対象となったのは、
 彼だったのかもしれない]

進さん 御髪(おぐし)が少し、乱れておりますよ
昨夜、寝方が悪かったのではありませんか

[そう告げてみたけれど、結局応えは返ってこなくて、
 自分を運ぶために人を呼びに行く後姿を、
 苦笑のままで、見送ったのだった*]


薔薇∴十字 ススムは、メモを貼った。

2017/11/30(Thu) 22時半頃


【人】 薔薇∴十字 ススム

−容家付近−
[土を掘る道具は農家ならあるだろう
思いついた家は二つ。
ススムは迷わず容の家へ向かう]

鍬か……これで良いかな。

[収穫の為に目立つ所に置いているだろうと
かって知ったる何とやら
拝借して、来た道を引き返す*]

(129) 2017/11/30(Thu) 22時半頃

―翌朝/集会所への道中―

丞さん、お手数かけます
せめて、食べられる部分だけでも召し上がって、
精をつけてくださいね

リツさんも、昨夜は危なくなかったですか
ご無事で安心しました ありがとうございます

[丞やリツに掲げられ、
 集会所へと向かう自分を、とぼとぼと追いかける
 リツについては、自宅に帰っていたことを知らないため、
 やや、見当はずれな言葉をかけてしまっていたかもしれない
 歩き、進んでいく最中、
 ふと、自分を追いかける視線に気がついた]


……こういうことだったんですね

[視線の主は、道端にお座りしていた猫
 あの時、ちょっとした交流のあった小さな命だ]

おかしいとは思っていたんです
たまぁに、宙を見ていたり
何もないのに、ぼんやり視線を巡らしていたり

[小さく手を振って微笑むと、
 猫が立ち上がり、追いかけてくるのが見えた]

追ってこられても、なにもございませんよ
今日は、卵もありません
体だって、ないんですから

[ごきげんよう、と一礼をすれば、
 そのまま前を向いて、先行く躯をおいかけた*]


【人】 薔薇∴十字 ススム

[自分には死んだ者の声は聞こえない。
故に、後ろ毛が乱れている事など、知らぬまま。
鍬を手に、集会所への道をゆく。
途中。
神社の方へ向かう容の姿を見て、脚を止めた]

 うん、丁度良い……殺そっかな。

[まるで今晩の献立でも決めるかのような軽い思考。
彼女が一人だったから、後ろをそっと歩いていく。
振り返られたら、農具を借りた旨話せば良いだけの事。
江津子が死んだ今、見張りのついていた自分は
下手人から外れた筈だと、そう思っていた]

(141) 2017/11/30(Thu) 23時頃

【人】 薔薇∴十字 ススム

―神社前―

 ………――

[入るのを躊躇ってしまう。
此処は、村人たちの信仰の場所。
家畜の戯れる場所だ。

巫女の死は村にどれ程広がっているだろう。
辺りに他の人気は見えない]

 ?

[茶碗でも割れたか。
耳に届いた音>>149は神社の内から。
少し迷って、静かに足を踏み出した]

(150) 2017/11/30(Thu) 23時頃

【人】 薔薇∴十字 ススム

[鍬を手に、ゆっくりと歩いていく。
音のした方向を、感覚を頼りに忍び足で。

けれど
人の気配が近づいて来たその時
古い木材は、軋む音を立てた。
思わず部屋の前で足を止める*]

(151) 2017/11/30(Thu) 23時頃

―集会所/2つの遺体―

ゆり様…………

[この場に行き着けば、全てを知ることができただろう
 ゆりが志乃に殺害されたこと
 弔いも困難な毒を服まれたこと]

残念でなりません
巫女様として、立ち続ける覚悟をお持ちでしたのに

[昨日、初めて垣間みることができた姿を思い出す
 人を超越した神の代行者としてではなくて、
 1人の女として立ち向かっていた姿
 これで、彼女から受けた命の内容も、
 知る2人が死した今、誰も知ることはないだろう
 その裏側に合った気持ちとともに

 死者が、死者にというのもおかしなものだけれど、
 せめて、黙祷を捧げようとした時――――]


【人】 薔薇∴十字 ススム

―神社内―
[一定の距離を埋める事はしなかった。
世話をされていたとはいえ
家畜へ必要以上に慣れ合う心算は無い]

 いや、此処で良いよ。
 食べられなかったとこ、埋める為の鍬を
 容さんのところから借りたから、言っておこうと思って。

 僕はこのまま集会所へ戻るけど、
 容さんはどうする?

[部屋の中を覗き、手にした鍬を見せつける。
立派な凶器を持っている。
けれど、其れを使うのは土を耕す為と告げ
正面、向き合ったまま彼女のこれからの行動を問う*]

(162) 2017/11/30(Thu) 23時半頃

[容のいるあたりを見つめながら、
 つぶりかけた目を一度見開き、
 再び、ゆっくりと細めていく

 目には映らない
 届くこともない

 ただ、そこで起きた光を感じた気がして、
 今度こそゆっくりと、瞑目したのだった*]


ススムは、イルマを呼ぶ名は昔のままだ*

2017/11/30(Thu) 23時半頃


【人】 薔薇∴十字 ススム

 ……志乃さんの儀式? 何で。
 彼女が巫女様を殺した罪人、という理由なら
 今は其れを優先すべきじゃないよ。

[今宵の儀式もまた、家畜同士の殺し合い。
嗤いが止まらないとはこの事だ。
けれどススムはもっともらしく忠告を入れる。
此処には二人しかいないから
そんなことは無意味なのだけれども]

 この村の為を想うなら、下手人を探すべきだ。
 けれど
 村人達の為を想うなら、志乃は赦されるべきだ。

 難しいね。
 怪我をしないように気を付けて。
 容さんたちは、そろいもそろって、危なっかしいんだから。

[苦笑いを一つ。
昔話と、なぞかけを置いて、鍬を利き手で持ち直す*]

(177) 2017/12/01(Fri) 00時頃

―丞の傍で―

[丞の手により、第八車で豚が運ばれてくる
 肉切り包丁が振るわれて、自分の体も、豚の体も、
 薄く切られて焼かれていく
 その様子を見つめながら、少しくすぐったそうに呟いた]

 生きている頃は、おいしそうとか言われるのは、
 とても、嫌だったんです
 私は、食べ物じゃないんだから、と
 死んでもいないのに、なんで食べる想定をしてくるのか、と

[炊かれた米と、もう誰にものかも分からない、
 葉野菜に乗った焼けた肉の香りを鼻で味わう]


ですが、不思議ですね
いざこうしてなってみると、私を食べた豚さんには、
負けたくないなと思ってしまいます

[丞が肉を口に含む、今口にしたのはどちらだろうか]

私と豚さんと、どちらが美味しいですか

[返ってくるのは簡素な言葉
 そうですか と微笑みを送る

 『料理にかける時間も気持ちも、作る方の命の一部』

 かつて容に向けた言葉を思い出して、礼をした]

ありがとうございました*


【人】 薔薇∴十字 ススム

 ――――見つけた?

[>>188彼女は昔から間が悪い。
つまりは、どちらも見てしまったんだろう。
嗚呼、とススムは嗤う。
鏡の破片はうまく転がらない。
此方へ蹴飛ばしたかったのなら、斜め向こうだ]

 じゃあ、此処で死んでくれ
 家畜共に聞かせる前に。

[冷静に、鍬をふるう。
全力をもって横なぎに、一度。
短刀を振りかぶる彼女の腕と、鍬の長さ。
どちらが勝っているかなど、言うまでもない]

(191) 2017/12/01(Fri) 00時半頃

【人】 薔薇∴十字 ススム

 キミは多くを知り、未だ家畜のままでいる。
 そんな女が生きる価値なんて、ないよ。

 さよならだ、容さん。

[座っていた彼女が担当を手に向かってくるのであれば
ふるった鍬は丁度彼女の頭をえぐり取るだろう。
痛みは一瞬だ。
せめて楽に殺してやろう
それが、世話になった礼であるとばかり*]

(192) 2017/12/01(Fri) 00時半頃

[丞の傍らで、語り掛けていた後で、
 ミナカタが姿を現した

……小指、ですか?

[自身を殺した男
 分からないことをずっと話しかけながら、首を絞め続けた男
 あの苦しみは、忘れていない
 きっとこの先も、忘れない]

――――どうぞ

[けれど、それがなんだと言うのだ
 かつて言われていた部位ではないが、
 丞がその場所を示すなら

 異論がなければ、いいですよ
 輪廻の流れに とらわれて
 運命(さだめ)の時を迎えたんですから* *


リツに、はい、いいですよ、と安直だ**


【人】 薔薇∴十字 ススム

[一度めにふるった鍬が抉ったのは腰だった。
頭を狙ったはずだったが、動く獲物とは仕留めづらい。

なるほど、一つ勉強になった。

振り下ろす。
今度は迷いなく頭へと。

振るわれた短刀
避ければ切っ先がずれる。

威力は知れている。
足先に熱と痛みを感じながら、ススムは容を始末した**]

(202) 2017/12/01(Fri) 01時頃

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