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[漆黒の銃口から放たれた 弾丸 新たなる死を以って届けられる爆風を論破しながら、兵士≪Undead≫に撃ち込んでいく。>>2:46
そうして死者の躰に蠢く 成長剤 ¢エれはよりその精度を鋭くさせるだろう。 サイラスの眼鏡が爆風で割る音が響いた。
シメオンの 拳≪マッハパンチ≫! クシャミの 家の 茶碗に こうかはばつぐんだ! ▼ >>2:94
そうして自らの元へ飛ばされた猫王子へ>>2:100、6Vに近い氷の皇帝≪エンペラー≫に立ち向かった正義≪Se-gaku≫の柱とも読んでも過言ではない導かれし者≪warrior≫へ──かいしんのいちげき。
────そして時は動き出す >>2:112]
(42) 2016/12/09(Fri) 11時頃
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[地に伏せた猫王子に降りてくる爆風、破片、そして懐から取り出した短剣≪約束された死の剣≫
草木が揺れる。 今は亡き約束した丘も、楽園も、その総てが無くても
君の様な女神を嘆かせる 約束破り ≠ノ成るつもりは、ない
剣柄を握りしめる。 双眸は堕ちて風を待ち侘びる鳥を見つめたまま 枯葉の栞を紡ぐ様に刃先を、彼の胸元≪核≫へと突き刺した。]
(43) 2016/12/09(Fri) 11時頃
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君におはようと言えるなら 其れはなんて、なんて、 …ふふ、素晴らしい世界だろうねぇ?
[聖剣を取る英雄が闇に飲み込まれる世界。 英雄が生まれない世界。 人類史上最大最悪の絶望的事件《KinokoTakenoko-Sensou》の爪痕は、今も尚消え失せることがなく。
不平等が平等に配られる此の世界で、唯一 平等 ≠ノ皆を 救済 ≠キることができる、方法。
100万の真実が少年に与えたもの。 其れはThanatosの名に相応しい──永遠の眠りこそが、総てを救う希望であるという事実だった。]
(44) 2016/12/09(Fri) 11時頃
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[何時から、だろうか。 愛(かな)しみに咽ぶ草木が風を呼び、森全体を震わせながら泉の水面を錆びた銀色に陰らせてしまったのは。
嗚呼、其れは── 己が穢れを持ち込んだ ≠の日から。
約束の石は割 ら ≠黷トしまった。 少年の手によって。 ──総てを守るという、意思を以って。]
これが僕の、 ── 救済 ≠フ仕方だよ。
[砕き失せる赤≪ルージュ≫が放つ深淵≪アビス≫を森へ散りばめたあの時の様に、乱雑に言葉を吐き捨てる。 何処か慈悲に満ちた響きを持たせながら。]
(45) 2016/12/09(Fri) 11時頃
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おやすみ──── クシャミ。
[薄く薄く目を細めれば、その短剣を引き抜く。 朝を迎える挨拶は森の芝生の様に踏み躙り、最期の挨拶を花束代わりに贈った。]*
(46) 2016/12/09(Fri) 11時頃
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[雛罌粟の歌声は女神に幸福の眠りを齎し、赤い実を宿す。 彼女の残した言葉>>2:111を喪くした世界樹の示す鍵は、自らの求める理想郷への一歩に成り得るのだろうか。]
……ふぅん 堕ちても メガミサマ ≠ゥぁ
[独り言を零せば、手持ち無沙汰に刃先の赤を払う。 瞳には友だったものも女神をも映さず、静かに伏せたその先、魔道書≪グリモワール≫の頁を唯捲った。]
(47) 2016/12/09(Fri) 17時半頃
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[耳には王>>25の声色が轟き、辺りの鈍い微光が裁きの夜≪JUDGMENT NIGHT≫を手招いていた。
────暗黒の魔法≪ルシ=ヴェード=アルタイル≫
発動時間は、不明。 だからこそ、少年は唇からすと息を吸う。
彼らの真実≪世界≫と、 僕らの理想≪世界≫
真に強いのは…何方なのか。
そんなの、僕らの理想に決まっている!]
(48) 2016/12/09(Fri) 17時半頃
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Calm≪鎮静≫、Muffle≪消音≫、 Frenzy≪錯乱≫、Pacify≪魅了≫
C'est≪其れは≫ ────Fear≪恐怖≫
[少年が紡ぐ呪文≪時間稼ぎ≫はやがて目的を成し、其の瞳には自らの理想を宿す。]
(49) 2016/12/09(Fri) 17時半頃
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闇夜を濡らす猛る炎よ、怒り狂え 悪の律動よ、踊れ 我が影、彼の者を惑わせん
Thanatos≪死の語り部≫の名に応じ 其の姿を現せ
幻想幻影の支配者 ──アマイモン≪Amaymon≫
(50) 2016/12/09(Fri) 17時半頃
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[その場に居る人物など眼中にも無いのか、召喚の閃光と巻き起こす風を森へと打つける。
獣の様な影が、静かに唸る。 そうして姿を色濃くしたのは、死徒十三祖の1位。 月の抑止力であるアビスの怪物、 殺人鬼とも謳われる白い獣はヒトに対する絶対的な 殺害権利 ≠持つ──悪魔。
アビス覚醒者≪同志≫の血液で栽培された大麻、繚乱蠍毒≪ブラッディ・キラー≫から作られた餌を放り投げる。 彼の先代、ローキャドル=ライランドを死に導いた其れを、濁声放つ大きな口元が歯牙で噛み千切り喰らう。 狼の様にも見える獣は背中に大きな羽根≪グリフォンの翼≫を広げ、長い尻尾を揺らめかせていた。]
さぁ、人形劇≪崩壊の序幕≫を始めようよ
(51) 2016/12/09(Fri) 17時半頃
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──── 踊れ ≪Rage≫
(52) 2016/12/09(Fri) 17時半頃
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[新たに呼び出した兵士≪Undead≫を舞台上に配置し、歪曲した理想を掲げたなら、少年≪Necromancer≫はゆうるりと微笑を湛えていた。]**
(53) 2016/12/09(Fri) 17時半頃
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[友情、団結、絆、仲間意識、家族。 興の色失せる単語を羅列させれば、背中から感じる温もりに目を据わらせた。
空蝉を嗤う闇が集う、今。>>58 頬を撫でる風は何処か煩わしく感じる。 其れは世界樹の元に眠る記憶をまぶたの裏に映し出したからだ。
O ≠ェ欠けた夜に、王は満ちた。
それから僕らは共にいた。 タケシの森で厳選を行う時も タケシの実狩り≪Omaera-Ningen-Ja-Nee!≫のときも そして帰ってくるのは… ──── ≪こ↑こ↓≫なのだ。]
(74) 2016/12/11(Sun) 22時半頃
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[理不尽に嘆き、百万の現実で希望を失った、未来を渇望する飢えた狼の様な少年に、救済を指し示した2人の影は強く残っている。
そう、少年は 一人ではない 希望を抱き、足を進めたように >>1:45 理想を描き、X≪解≫をぶつける。]
(75) 2016/12/11(Sun) 22時半頃
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…お臍、冷やさないようにねぇ?
[王《全てを救済し者》>>59へ投げた言葉から、瞬時に彼>>68へと目を向ける。 ───来た。 風で髪を乱された女神の様に“英雄”《バルメロス=ラフェリオン=レイオス》の気配を感じ取ったなら、契約の鎖により悪魔に命令を打ち込む。 其の牙は躍る人形、正義を振るう英雄に向かうだろう。
蝋を切り裂く刃>>71と共に、 約束された勝利の聖剣≪Lightning sunshine Excalibur≫が総てを引き裂くその時まで。]
(76) 2016/12/11(Sun) 22時半頃
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