人狼議事


102 あの、秋の日

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視点: 人


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

―― 寮内に響くであろう放送 ――
 
 『あー、あ、チェック、はい。

  聞こえますか?あなたの耳の恋人・聖川レティーシャです。
  タイムカプセル用の容器を確保しました。
  入れるものが決まった方は
  挙って談話室までおいでください。

  繰り返します――』

(0) 2012/09/26(Wed) 00時頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2012/09/26(Wed) 00時頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

―― 寮・談話室 ――

 『――以上です。

  あ、あと、合唱同好会の部員募集中です。
  それと、子守唄を歌って欲しい人も募集中です。
  ええと、他になにかあったかな……』


[談話室でマイク片手に要らない連絡まで吹き込む。寮に残っているのは全員知り合いだというのに、調子に乗るのが少女の悪い癖か。]

(9) 2012/09/26(Wed) 00時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[まだしゃべり足りないとマイクを離さずにいたものの、ミッシェル>>12の声にはたと我に返る。]

 ミッシェル先輩。
 いえいえ、偶々縁があって発見したまでで……

[ようやくマイクのスイッチを切り、元に戻した。
恥ずかしげに髪を撫で付けながらミッシェルの近くへと寄り]

 あ、もしかして中身を決めたのですか?
 それとも私の子守唄をご希望で?

[照れたように笑みを浮かべ、彼女に首を傾げた。]

(13) 2012/09/26(Wed) 01時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 
 勿論寝るまでお傍にいますよ。
 でも、選曲は私ですから激しいロックになっても保障は出来ません。

[微笑みながらも妙なところで偉そうに胸を張る。しかし、ミッシェルからお風呂>>14というキーワードを聞けば、ふと何か引っかかるものがあった。]

 あれ、お風呂……
 そういえば、男子風呂に……

 あ、あああああ!
 しまった、男子風呂のお湯はる当番だったのを忘れていました!

[いつから当番になったのか、しかし風呂へ向かった先輩は今頃震えては居ないだろうかと心配になり]

 はい、行きましょう。
 準備しないとですね。

[こくんと大きく頷いて、早歩きでいったん自室へと戻る。準備が出来れば、ミッシェルと共に男子寮へと向かうだろう。]

(15) 2012/09/26(Wed) 01時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

―― 男子寮・脱衣室前 ――

 先ほどクラリッサ先輩にお会いして、先にお風呂にお湯をはっているからとお伝えしたのです。
 でも色々あったので、忘れてしまって……

[ミッシェルに簡単に事情を伝え、僅かに項垂れる。サツマイモ事件ですっかり風呂のことは吹っ飛んでいたのだった。]

 クラリッサ先輩ー!

[廊下をぱたぱたと駆けながら、脱衣室の前までやってきた。しかしそこに姿があるのはバーナバス>>18。そして丁度のタイミングで顔を出したのはクラリッサ>>19。]

 ……あ、

[これはなんというタイミングでしょう。]

(21) 2012/09/26(Wed) 01時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 
 ……バーニー先輩、

 私、先輩のこと、そんな人だとは……

[顔を出しているクラリッサが体操着を着用していることには気が付かない。
浴場、しかも彼氏持ちのクラリッサ。それを堂々と覗こうとしていたのだろうか。誤解>>22という言葉は最早少女に届かない。]


 し、……知りません!
 覗きは良くないと思います!

[手から荷物が滑り落ちる。
けれどそれすら気に留めずに、一目散にその場から駆け去った**]

(24) 2012/09/26(Wed) 01時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2012/09/26(Wed) 01時半頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

―― 男子寮・廊下 ――

[ぱたぱたと軽い足音は恐らく男子寮には似つかわしくないもの。
反射的に脱衣室前から逃げてしまったが、風呂に誘ってくれたミッシェルや、約束を守れなかったクラリッサに謝罪の一つもしていない。ああ、また謝らなければならない。
しかし、よく考えてみれば何故逃げる必要があったのか。寧ろ逃げるのはバーナバスの方ではないか。

――だが、あの時。
驚いたものの少女は常と変わらず、淡々と言葉を紡いだけれど]


 ……最低、です、……っ……バーニー先輩!

[どうして、悲しかったのだろう。

息を切らして走るが、その速度は緩やかに落ちていく。やがて立ち止まろうとしたところで、突如として聞こえた大声>>25

まるで、ライオンの咆哮のようだった。]

(29) 2012/09/26(Wed) 12時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 
 な、な、なんですか!
 わ、私が怒られる理由なんてありません!

[少女は目を丸くして、反射的に声をあげる。
そして再び勢いをつけて廊下を走り始めた。
ライオンに追いかけられる蛙。いや、象なのだろうか。どちらにせよ脚の長さのリーチも、素早さも、持久力も向こうが上だ。蛙、或いは象が捕まるのも時間の問題である。]

 はっ、……もう、何で追いかけて

[後ろを振り返りながら走るのは、体力を消耗する。速度は落ち、息はあがり、頬は上気するも諦めないと、迫り来るライオンから必死で逃げていたが]


 ――……わぶッ!

[コーナーを曲がろうと掴みかけた柱から手が滑り、勢いよく床の上に転げる。これではクラリッサを支える資格はないなと、金糸の跳ねる視界でぼんやりと思った**]

(31) 2012/09/26(Wed) 12時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2012/09/26(Wed) 12時半頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[彼の口調はいつもの気だるげな敬語ではなく、クラスメイトに向けるようなそれで。色々>>41とはなんだろう、思い当たる節が全くない。先ほど貰ったチョコレートケーキを返してほしいのだろうか。考えるうちに体勢を崩し、床に倒れる。
廊下の摩擦熱と打ちつけた部分が痛み、僅かに顔は歪む。
けれど間髪置かずして後ろから響いた声>>42に反射的に顔を上げれば]

 ――……っ

[声を出す暇すらなかった。バーナバスが勢いよく壁に吸い込まれるように激突するその様を、未だ上気したままの頬と丸く見開かれた瞳で見つめる。想像以上の衝撃音に、腕を掴まれたことにすら気が付かずに]


 先輩!

[ソプラノを大きく響かせた。転んで打った脚の痛みも忘れ、立ち上がろうとする。しかし、自由にならぬ腕では動くことも叶わず]

(45) 2012/09/26(Wed) 15時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 
 ……わ、私は大丈夫です、けど!

[壁沿いに崩れ落ちるライオン――もといバーナバス>>44は、いつもの調子で少女を気遣う。どう見ても怪我の心配があるのは彼の方だと、乱れた金糸をふわりと振った。]

 ああ、額が赤いです。
 どうしましょう、保健室、しまった先生がいませんでした……

 ええと、ハンカチ……はいらないですか。
 痛くないですか?大丈夫ですか?

[たとえ彼がクラリッサの入浴シーンを覗いていようが、それでも普段からよく知る大切な先輩だ。
それに壁に激突した要因は明らかに少女自身にあるのだから、振り向いた彼の額の赤さに気が動転して過剰に言葉をかけてしまう。

自由な手を額に伸ばしかけ、けれどはたと我に返るとそれを引っ込めた。]

(46) 2012/09/26(Wed) 15時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 
 ……あの、色々……
 私に普段から恨みつらみでも、おありですか?

[しゅんとして眉を下げ、座り込んだまま問いかけた。ここまで追いかけられた理由はどうしても思いつかない。良くしてもらっているという自覚はあれど、何かと行動を注意されることも多い。

部員と会長という名のもとに、多大に迷惑をかけていたのかもしれない。考えれば考えるほど、頭を垂れて]

 勿論、覗きはいけないと思います。その主張は変わりません。
 でも、他に不愉快な思いをしていらっしゃるのなら……仰ってください。

[掴まれた腕とバーナバスを交互に見遣り、目を伏せた**]

(47) 2012/09/26(Wed) 15時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2012/09/26(Wed) 15時半頃


聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2012/09/26(Wed) 15時半頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[大丈夫、との言葉を聞けば>>48大きく深いため息をついた。それでも後で大きなたんこぶが出来るかもしれない。氷嚢を準備するべきかと頭の中にメモを残す。

汚れたジャージは全く気に留めていなかった。バーナバスの視線が汚れた膝部分に向いたことも気が付かない。
恨みつらみはあるのかどうか、窺うような視線は真っ直ぐに彼の双眸を見ることはできない。途切れた言葉と落とされたため息>>49は金色に隠れた耳にしっかりと届いていた。]


 ……はい。
 ご迷惑、おかけします。

[すっかり意気消沈してしまった少女は多少よろめきながらも、バーナバスの助けもあって立ち上がる。腕を引かれるままにその後ろをついて行った。
ライオンの髪は、脱衣室の前で見た時よりもあちらこちらが跳ねている。

傾きかけた陽の色がその髪に差し美しい色に染まるのを見つめていたのは、おそらく少女だけだっただろう。]

(51) 2012/09/26(Wed) 18時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 
 もう逃げません。

[言葉にする唇は少し尖らせた。
蛇口から勢いよく流れる水>>50。言われるがままに両手を水に浸す。全く気が付いていなかったが、角を曲がるときに掴んだ柱で親指を切っている。

手当の必要があるのはバーナバスだと思っていたが、自分の方だったらしい。ますます情けないと水音に紛れる程のため息を零した。]

(52) 2012/09/26(Wed) 18時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 
 ――わたしの心を くだくように

[自然と歌が紡がれる。手元で跳ねる白い水飛沫。
なぜ、こんなに虚しいのだろう。嫌われたのかもしれない、でもそうは思いたくない。]

 吹きつける 岬の風

[誰にどう思われても、平気だった。だから、同好会の会長も素直に引き受けたし、食事時に肉の争奪戦にも参加した、何度怒られても屋根に登った。
けれどどうして、嫌われたかもしれない、呆れられたかもしれないと思うことがこれほどに怖いのか。

水に浸す手は初めは痛みこそあれ、すぐにそれもなくなった。ソプラノを落ちる飛沫の音に乗せ、意味もなく両手で水を掬い溜める。]

(53) 2012/09/26(Wed) 18時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 
 ――ああ 大きな波よ
 白い……ライオン……

[水鏡に己が姿を映す。
そこに映る少女は辛そうに、けれどとても幸せそうに、その歌を口ずさんでいる。]



 (そうか、私は――)

[水が溢れだし、やがては指の間から全て零れていった。
手を流水にゆだねたまま、バーナバスの帰りを待っている**]

(54) 2012/09/26(Wed) 18時頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2012/09/26(Wed) 18時頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[どこかで同じフレーズを歌う声>>56が聞こえた気がしたが、都合のいい幻聴だろうか。結局確かめるすべはなく、水音に紛れてしまったのだけれど]


 ちょっとした水遊びです。

[同じようにバーナバスが手を洗う様子を、相変わらず両の手に水を受けながら見ていた。
怪我を問われ>>57、素直に片手を差し出す。自分の手ではないそれが、器用に傷口に絆創膏を貼り付けてくれる。

触れられたその感覚は思いがけなく暖かく、水遊びで両手が冷えすぎていることに今更ながら気が付いた。]

(65) 2012/09/26(Wed) 21時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 
 え、覗いて、いないのですか?

[貼られる絆創膏をただじっと見つめていれば、バーナバスの声>>58が耳に入り顔を上げた。
冷静に考えれば、わかるはずのことだった。そもそもクラリッサは取り乱してはいなかったし、覗きならば覗いている対象に見つかってのんびりその場に佇んでいるわけがない。

両手のように冷えた頭は、ゆっくりとその状況を理解し始める。追撃のように貼り紙のことを聞けば、うう、と小さく唸り声を漏らす。
少女に非があるのは、明らかだった。]

 ごめんなさい、私、とんでもない勘違いを……
 バーニー先輩を疑うなんて。

 すみませ、……ん?

[金髪を靡かせて大きく頭を下げようとした。しかしそれも中途半端な形で止まる。
絆創膏を巻かれた手は未だ離されず、真っ直ぐに覗き込むような視線。数秒、驚いたようにその双眸を見つめ返すしかできなかったが]

(67) 2012/09/26(Wed) 21時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 
 ……その。
 先輩が先ほど仰っていたではありませんか。

 追いかける理由が、色々あると。

[思っていたよりも距離が近い。一歩後ろに引こうとする足。けれどいつもより弱い眼差しは、バーナバスを見つめたまま]

 あれだけ怒っていらっしゃいましたから、今までしでかしたことでご気分を害したのではないかと。

 非があれば、できれば……直したい、ので、

[一度ふると首を振れば、頬に金糸が降り注ぐ。
水鏡に映った少女。あの表情の意味を理解できぬほど鈍くはない。頬に赤みが差すのが、その金色で紛れればいいと思った。]

(68) 2012/09/26(Wed) 21時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2012/09/26(Wed) 21時半頃


聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2012/09/26(Wed) 22時半頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 
 あ、扱いって……もう。

[耳に届いたのは笑い声>>75。安心する心半分、違うと主張したい心半分。]


 まるで?

[バーナバスの言葉は不意に途切れる>>76。繰り返して問うも、それは続かない。
それでも、直接嫌になったわけでないと>>78聞けばどっと力が抜けるような気がした。思っていた以上に緊張していたらしい、掴まれたままの手が微かに震えた。]

 ……よかった、

[唇から滑り落ちる小さな自分自身の呟きには気がつかず]

(90) 2012/09/26(Wed) 22時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 
 褒めたって何も出ませんよ。

[ようやく少女の表情に燈るのは朗らかな笑み。その中に微かに過ぎるは大人びた、切なげな表情。
「現実の」バーナバスの言葉と、それは綺麗に重なって]

 バーニー先輩。

 これからもあの、
 ……色々やらかしても、怒りませんか?

[振り返る過去。ありがとうございます、とそれだけで切り上げたはずの過去。
けれど現実をしる大人のレティーシャは、少しだけ我侭だった。我侭な願いを、少女は口にした。]

(91) 2012/09/26(Wed) 22時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 
 あ、ぐ

[無意識だった。笑い声>>102に慌てて言葉を重ねていく。]

 不安になりますよ、それは。
 だってほら、同好会の人が減ってしまったら本当に私一人ぼっちです。

 ……。

[本当は、違う。違うけれど、誤魔化すように唇を噛んだ。だから、浮かべた笑みは絶やすことはなく]

 それは光栄です。
 褒められて伸びるのが聖川レティーシャです、もっと言ってくださっても構いませんよ?

[あくまで冗談として受け止めて、ようやく戻ってきた調子で言葉を返した。けれど純粋に、可愛いといわれて嬉しくないわけがない。今度は上気した頬は隠しとおせそうにない。]

(109) 2012/09/26(Wed) 23時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[黙り込むバーナバス>>105を、じっと見つめる。願うような、祈るような、幼い顔は変わらぬが大人びた眼差し。

どちらかといえば恥ずかしがりで、素直に言葉にできぬそれを冗談として紡いできた少女は、10年の歳月を経て少し大人になった。
我侭も、口に出来るほどに。]


 ……はい。
 ありがとう、ございます。

[だから、とても嬉しかった。
嬉しくて、嬉しくて、泣きそうになるほどに。
誤魔化すように「へへ」と間抜けな笑い声をあげて、自由な手で目元をさり気なく擦る。]

(110) 2012/09/26(Wed) 23時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 
 バーニー先輩、そういえば……
 タイムカプセルの中身は、決めました?

[次いで顔を上げればもう、いつもと変わらぬ少女と同じ幼い顔で彼を見上げている。]

 ま、まさかいかがわしい本を入れたりはしませんよね?
 どんびきです、最低です。

[中身を真顔で勝手に決め付ける。
最も本当にそんなものを入れればベネットが烈火のごとく怒り出しそうなものだがと想像して、少し笑った。]

(111) 2012/09/26(Wed) 23時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2012/09/26(Wed) 23時半頃


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