283 突然キャラソンを歌い出す村2
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♪ おもいでがいっぱい 歌:クラウザー・ごうし
グーテンモルゲン おはようと ママのこえがする こどもべや まだねむたいと めをこする ぼうやのおねがい どこへゆく
グーテンモルゲン おはようと パパのこえがする リビングで おいしいごはんが でむかえる ぼうやのこうぶつ たくさんと
とおいとおい とおいおもいで すりすりきれても まだあった おなかのすみっこ かくれんぼ
……
♪
(449) 2018/09/11(Tue) 15時半頃
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……… ハッ!!!
[ゆで卵を頬張りながら、我に返る。]
なんですかこれ… やばいものでも入ってるんじゃないですか? なんか…非合法なアレが!!
[そう店主に問い詰める。 なにせこの男は"怪異"なのだから。 …いや、しかし。]
(もぐもぐ…)
(もぐもぐ……)
[箸が止まらない。 不本意ながらに店主に感謝の気持ちすら湧いてくる。]
(450) 2018/09/11(Tue) 15時半頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/09/11(Tue) 15時半頃
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― ???・ラーメン屋台/深夜 ―
[悔しい、悔しいが美味い。>456 目の前で古新聞を読む店主は明らかにあの不審者だ。 しかしそこにいるチャイナ服の男は先刻見たときよりも 更に胡散臭いはずなのになぜだか…。 先刻は妬み嫉みを顔に映し出し人を 見下すことばかり考えているような 下品な男だと思ったが、果たしてそれだけの男が こんなにも美味しいものを作れるというのだろうか。 なぜならこの味は…。>>458]
(467) 2018/09/11(Tue) 17時半頃
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……っっ
[言葉をつまらせる。 そう、この味は単なる下品なそれではない。 人と、何がしかの思い出や、心に寄り添った味…。 余りの感嘆に店主の名を呼ぼうとするが名前を知らない。 こんなにもどかしいことがあるだろうか。]
…… 私は、クラウザー・剛志。 君のことはなんと呼べば?
[クラウザーにとっての敬意の払い方である。]
(468) 2018/09/11(Tue) 17時半頃
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[名前を聞き出そうとも、知りたいとも思わない。 怪異にとってそれは命取りになる場合だってあり得る。 クラウザーは店主に対してそれをするつもりはない。 ただ、"変質者くん"以外の呼び名が欲しかった。 そして店主の粋な計らいはこれに留まらなかった。]
ありがとうございます。
[店主の出した瓶を手に取ると、 それは故郷の慣れ親しんだビールだった。>>459]
(469) 2018/09/11(Tue) 17時半頃
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はは、懐かしい…。
[そう言いながらポケットから鍵を取り出し、 懐かしのビールの栓を開ける。慣れたものだ。 シュコ、と気持ちの良い音がする。 この音すらもBGMの一部として吸い込まれていきそうな 深い、深い霧の夜。 サックスの音色が優しく曇りながら響き、 店主の嗄れ声が耳に心地よい。 まどろむような気持ちで店主の歌を聴き入れば、 日本に来たばかりのことを思い出す。]
今までのことが思い出されるようですよ。 遠い昔、まだ家族と暮らしていた日のこと。 初めてビールを飲んだ日のこと。 魔女を追って遥々九尾塚までやって来た日のこと。
(470) 2018/09/11(Tue) 17時半頃
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[懐かしさに目を細め、魔女への思いを募らせる。 どうせ近い内に知れ渡ることだろう。 それならばもう今は怪異であるこの男に、 隠す必要は感じなかった。]
♪どこにいるんだ おまえ… ♪今日だけは想い出の中だけ…
[おもんの歌の後から、かすれた声で歌う。 すると、おもんがこちらへマイクを差し出してきた。]
では、私からも。
[そう言ってビール瓶を持ち上げ、 店主に一杯どうかと持ちかける。
そして目を閉じれば、 どこからか懐かしいポルカが聞こえてくる。]
(471) 2018/09/11(Tue) 17時半頃
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(Ein Prosit!Prosit!)
(Zum Wohl!!) (G'suffa!Prost!)
(472) 2018/09/11(Tue) 17時半頃
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[賑わうの人々の声を背景に背負いながら、 子守唄のように優しく、甘い声でクラウザーは歌い出す。]
(473) 2018/09/11(Tue) 18時頃
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♪懐かしの川 歌:ゴーシュ・クラウザー
あれはまだ私がゴーシュと呼ばれていた頃 ブナの森 エルベ川のほとり 木々のざわめきと川のせせらぎ 男たちの話し声 女たちの笑い声 やがては全てが疎ましかった けれどこの懐かしさは どうしてこうも優しいのか
椅子(馬)にまたがる狐の悪戯か 狐狩りに行くなら 景気づけに一杯いかが 乾杯 乾杯 一気に飲み干せ 乾杯 乾杯 1.2の3!
(474) 2018/09/11(Tue) 18時頃
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[歌い終わる頃にはラーメンの器は空っぽ。 ふう、と伏し目がちに吐いた息はまるでラーメンと ビールによるものだとは思えない艶をはらんでいる。]
(475) 2018/09/11(Tue) 18時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/09/11(Tue) 18時頃
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[そして鞄から一枚の紙切れを取り出し、台の上へ。 …先刻まで掲示板に貼られていた、号外だ。 それをトン、と指で叩き、店主に問う。]
君、狐らしいですね。
[聞き出したのは、猫からだが。 ビールを更に煽りながら、続ける。]
…そして、奪われた首を求めて、 首なし騎士を探している。
[ううん、と小さく唸って、店主に向き直り、 今度は霧と湯気で少ししっとりした 自分の艶っぽい首を少し傾いで、指先でトン、と叩く。]
(476) 2018/09/11(Tue) 18時半頃
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見たところ…首、ありますよね。 何故?
[クラウザーは目の前のラーメン作りが美味く、 故郷のビールを出してくれて、郷愁を与えてくることに 関して以外はやはりソリの合わなさそうな男に対して まずは一つ、疑問をぶつけた。]
(477) 2018/09/11(Tue) 18時半頃
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[クラウザーは胸の内に熱く、ざわざわとしたものが 燻っているのを感じていた。 おそらくは久しぶりに飲んだアルコールのせいだろう。]
(478) 2018/09/11(Tue) 18時半頃
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― ???・ラーメン屋台/深夜 ―
そうですか。 では、よろしく大将くん。
私のことは、伊達男ではなく是非気軽に 美しき英会話講師クラウザー剛志とお呼びください♡
[そう微笑んで挨拶をする。 先程の自己紹介は、クラウザーなりの敬意だった。 自分の名を明かすということは、そういうことだ。 つまり、彼はここで"大将くん"を推し量ったのだ。 >>479
とはいえ、クラウザーはおもんとは違い自分の名や存在に 自信があるので本来同じ土俵で比べることは 出来ないのだが。
クラウザーの目には"大将くん"は 十分用心深い怪異に映った。]
(593) 2018/09/11(Tue) 23時半頃
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[クラウザーは日本の"飲みニケーション"が大嫌いだ。 業務後にわざわざ行うその延長のような飲み会も 無礼講としながら求められる上司への媚びへつらいも それを当たり前の礼儀だろうという顔をしてきて 「これだから外国人は。」と話題の種にされるのにも 顔がいいからと頻繁に振られる下ネタにも 心底うんざりしていた。
なので、相手がこの怪異であることは 非常に非常に不本意ではあるが。 日本に来て同郷の者以外とこれほど 気分良く飲めるアルコールは久しぶりだった。>>481]
(594) 2018/09/11(Tue) 23時半頃
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[…のだが。]
………。
[直後、クラウザーは大きく顔を顰める。 品性下劣な店主の大きな大きなゲップ。>>483
考えられない。 あまりのおぞましさに身震いをし、 先刻おもんがしたように、 鳥肌が立った腕をざわざわと撫でる。
やはりこの怪異とは一生相容れられそうにない。 ふつふつとこみ上げる苛立ちを抑えられたのは ひとえにラーメンとビールの力だろう。]
(595) 2018/09/11(Tue) 23時半頃
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……ええ、君が九尾の怪異だと聞きました。
[応えてから、足を組みテーブルに肘をついて、 薄笑いを浮かべたまま店主の紡ぐ言葉に耳を傾ける。 >>484]
まずこれだけは言っておきます。 私、大将くんの言葉の殆どを信じていません。
ですが……そうですね。 乗りましょう。
[わざとらしく、 ううん。と考えてからそう答える。>>485]
私はもちろん、狐の首の場所はわかりません。 ですが魔女の情報が頂けるのであれば、 魔女を探す片手間に探しましょう。
(597) 2018/09/11(Tue) 23時半頃
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[クラウザーは微笑みを浮かべたまま、おもんに向けていかにも、 いかが?といった様子で肩を竦ませて首をかしげる。]
(598) 2018/09/11(Tue) 23時半頃
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― ???・ラーメン屋台/深夜 ―
ふぅ……
隠されると暴きたがるのが人間… と、いうことなのでしょう。 同じ人間としてお恥ずかしい限りです。 私も怪異や訳知りの者にだけ 尋ねていたつもりでしたが下手を踏みました。
[ふ、と前髪をさらさらとかき上げて嘆く。 大将くんの訝しげな表情には気付いていない。>>614]
ま、ラーメンの味は悪くなかったですよ。 たまにはこういう食事も良いですね。
[と、気取ってはいるが、普段の主な食事は サンドイッチかポテトサラダかザワークラウトである。 たまのがっつり脂っこい食事には 正直かなりご満悦だった。]
(649) 2018/09/12(Wed) 00時半頃
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[おもんが更に条件を出す。>>615]
つまり、大将くんが言うには九尾の首を持ってくれば 戻った力で魔女を探してくれるということですね。
[それが上手くいくならば、 許鼓ナツミに拘る必要もなくなる。 正直一対一で御しやすいのは彼女であろうが、 今最も話が早いのはこの男だろう。 特に悪い条件ではないように思う。 仮に見つからずともご破算になるだけだ。 気に入らない点があるとすればこのニヤニヤ顔くらい。]
(650) 2018/09/12(Wed) 00時半頃
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……首を持ち出したのは"首なし騎士"だと伺いました。 これは間違いありませんか?
[右斜め45度に視線を落とし、 少しの間思案してから口を開く。]
ふむ…。
ではつまり、一時休戦。
……協力関係ということで。
[そう言って立ち上がり、 にっこりと微笑み右手を差し出す。 ちなみに今日猫にゲロを吐かれた方の手だ。]
(651) 2018/09/12(Wed) 00時半頃
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― ???・ラーメン屋台/深夜>>655 ―
おっと、失礼。
[おもんに握手を求めて手を差し出したまま、暖簾をくぐってきた影に少し体を端に寄せて、狭い屋台にもうひとり分の席を作る。]
…おや?西くん。 こんばんは。こんな時間にラーメンとは感心しませんね。
[注意をしてみせるがその表情はにこやかだ。 誰が見てもただの軽口だとわかるだろう。]
(668) 2018/09/12(Wed) 01時頃
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― ???・ラーメン屋台/深夜 ―
…ふっ。
あちらとしてもただでさえ土地が足りないというのに いつまでも居眠りしてる大昔の狐にまで文句を 言われたもんじゃあ たまったもんじゃないでしょうけれどね。
[おもんの文句にはとりあえずイチャモンをつけておく。 >>665 この男、いちいちこちらの挙動を明らかに 馬鹿にしている表情とわかるのが癇に障る。 まったくもって相容れない。]
(684) 2018/09/12(Wed) 01時半頃
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なるほど。 全く頼りにならない人ですね。 まあいいでしょう。そちらの線で当たってみます。
文字通り寝首をかかれるとは、 案外九尾も抜けてますねえ。
[おもんからまた一つ、情報を得ていらない一言をつける。 しかし、首なし騎士など本当に居たというのか。]
(685) 2018/09/12(Wed) 01時半頃
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[公翔への挨拶を済ませ、 平然とおもんと握手をする。>>667 そして手が離れてからもう一度椅子に腰を下ろし、 握らせていた手を開くと、そこには…]
[く、く、く、と肩を震わせて不敵に笑う。]
いやあ、初めてですよ。こんなに… ウニなのは…。
(687) 2018/09/12(Wed) 01時半頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/09/12(Wed) 01時半頃
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― ???・ラーメン屋台/深夜>>674 ―
そうなのですか。 西くん大正解ですよ。 ここの店主の趣味はどうかしてますけどォ? 味については保証します。
[猩々緋色のチャイナ服でラーメンを盛り付けるおもんを横目でチラリ。そして公翔にラーメンが振る舞われるのを見て、その感想を待つ。おそらく自分と同じ感想を持ってくれるだろうと確信しながら。]
(704) 2018/09/12(Wed) 02時頃
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>>694
居眠りさせられるようなことしたんでしょうが。 まあ、同情はしますよ。 誰だって何も奪われたくないでしょうから。
[淡々と返した後に、おもんの猫なで声には]
…なんです、馬鹿にしてるんですか?! 大体君は全身から嫌味ったらし過ぎるんですよ!
美しい私を妬ましく思うのはわかりますけれどね。 はっ!
[そう言って珍しく露骨な喧嘩腰で笑い飛ばしてみせた。]
(705) 2018/09/12(Wed) 02時頃
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― ???・ラーメン屋台/深夜 ―
そうですよ。盗られました。
…魔女にね。 だから探してるんです。
[何か盗られたのかと聞かれれば>>711すんなりと答える。これは大した情報ではない。嫌味ったらしく気の毒がられれば、それには眉尻をすこしひくつかせたが。喧嘩腰で挑んだ言葉に茶化すように小馬鹿にする言葉が返ってくれば、]
(718) 2018/09/12(Wed) 03時頃
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そのトンチキな格好を言ってるんですよこの変質者! 誰がスケベですかおぞましい… 冗談でも勘弁してほしいですよまったく…!
[名誉のために、きっぱりと言い返す。>>712 するとやがて完全にお互い喧嘩腰の言い合いになった。]
(719) 2018/09/12(Wed) 03時頃
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