102 あの、秋の日
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―台所― [既に退治を終えたMr.G達は、今はベネットの脇、袋に詰め込まれ、新聞紙に包まれている。]
腕が鈍ったな。 爺さん先生は剣圧で倒していたのにな。
[先の汚れた竹刀を見つめて溜息を零す。 クラリッサ辺りが知ったら口も聞いてくれなくなりそうだ。]
それにしてもキッチンだけで14匹とは…。 寮全体にはどれほどいるのだろうな。
[もう片方には竹刀、正座をしたままお茶を啜る。]
タイムカプセルに埋める物か…俺は…。
[ゆっくり目を閉じて思考する。 筆を片手に書を嗜む自分の姿が浮かべば…]
(79) 2012/09/26(Wed) 22時頃
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[汚れた体操着とジャージを脱ぎ捨てて、ビニール袋に押し込んだ。染みになってしまう前に洗濯しなければならないと思う。 女子用の浴室とタイルの色が違う底はやっぱり少し落ち着かない。 おっかなびっくり足を踏み入れ、肩まで湯に浸かる]
あ〜。 生き返るわぁ〜。
(80) 2012/09/26(Wed) 22時頃
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そこはクラリッサが頑張ってもいいし、 恋人じゃないんだからとぽいっと放っておいてもいい。
[顔色悪そうなクラリッサ>>74に真顔で言い放つ。 なにせまだ絆されたことを知らないのだ]
まあクラリッサが頑張るというならオレは応援するよ。 じゃあまた。
[そんな感じで見送られつつ脱衣場をあとにした]
(81) 2012/09/26(Wed) 22時頃
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そうだ…"思い出した"。
俺はあの時……
[自慢ではないが、自分は達筆だ。 過去の自分から未来の自分へ、二つの言葉とただ唯一の形見の品を封じていた。]
10年後、もっと遠い未来かもしれないが、この言葉だけは……。 すっかり忘れていた…。
[目を丸くし、それを思い出すと、再び正座のまま目を閉じて、深く瞑想を……。**]
(82) 2012/09/26(Wed) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/09/26(Wed) 22時頃
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せやけど、どないしよ……。
[ぶくぶくと浴槽に沈みながら、考える。 ジェフと付き合うことになった、とヨーランダに言わなければいけない。……が、どう切り出せばいいかわからない。 しかしあのジェフの浮かれよう。あっという間に広まるだろう。 噂となってヨーランダの耳に入るようなことは、避けたい。 彼女は大事な友達なのだ]
あー、なんでこんなことになってしもたんやろ〜。
[呻きながら頭を抱えた。 それでも多分、後悔はしていない]
(83) 2012/09/26(Wed) 22時頃
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ベネット先輩、ストレスが溜まってるんですねー。
[なるほどと納得したようにヨーランダ>>72へ頷いてみせる。]
落ち葉で焼き芋、ついでに花火ですね。 皆でタイムカプセル埋めて……素敵な思い出になりそうです。
[クラリッサ>>70に微笑んだ。]
(84) 2012/09/26(Wed) 22時頃
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おーピエール……とチャッピー。
[道すがら前の方から見えた人影+α>>77に片手を上げた]
ああ、助けに来たつもりだったんだがその必要はなかった。
[主にこいつのおかげだよなー、とチャッピーをちら、と眺める]
クラリッサなら今頃お風呂場でのんびりしてる。別に連れ込まれたわけじゃねーぞ? だから入るなよ? 詳細は風呂場前の張り紙参照で。
(85) 2012/09/26(Wed) 22時頃
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うん?チャッピーがどうかしたんでしょうか?
[ちら、とヨーランダの視線がチャッピーへ向けられると 両者を見比べ首をかしげた後、促されて張り紙を見る]
……なるほど。 ここだけでなく放送で周知したほうが良いのでは? 脱衣所ではち合わせて覗き扱いはごめんですよ。
[既に犠牲者が一名いることをまだ知らない]
(86) 2012/09/26(Wed) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/09/26(Wed) 22時半頃
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男性陣も風呂を済ませてから焼き芋でしょうか。 なら俺男風呂の順番までふらふらしていましょうか。
……芋の数が多くて、いくらお腹をすかせても 足りなそうですよ。
(87) 2012/09/26(Wed) 22時半頃
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玄関前にあった箱……あれ、もしかして、お芋なんですか? わぁ……。
[箱には気付いていたが、男子寮のオブジェだと思って意識に入っていなかった。]
あ……ちょっと、怖くなってきたので。 確認してきます……。
[すぐに戻ると告げてから、脱衣所に荷物を置いて廊下を見に行く。]
(88) 2012/09/26(Wed) 22時半頃
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― 回想:自室にて昼寝中に ―
[ふと、顔が歪んで]
のっくん… お前さん、
…えるん、 嫌ぇだった…… のかい?
[そんな寝言がぽつりと漏れた。*]
(89) 2012/09/26(Wed) 22時半頃
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あ、扱いって……もう。
[耳に届いたのは笑い声>>75。安心する心半分、違うと主張したい心半分。]
まるで?
[バーナバスの言葉は不意に途切れる>>76。繰り返して問うも、それは続かない。 それでも、直接嫌になったわけでないと>>78聞けばどっと力が抜けるような気がした。思っていた以上に緊張していたらしい、掴まれたままの手が微かに震えた。]
……よかった、
[唇から滑り落ちる小さな自分自身の呟きには気がつかず]
(90) 2012/09/26(Wed) 22時半頃
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褒めたって何も出ませんよ。
[ようやく少女の表情に燈るのは朗らかな笑み。その中に微かに過ぎるは大人びた、切なげな表情。 「現実の」バーナバスの言葉と、それは綺麗に重なって]
バーニー先輩。
これからもあの、 ……色々やらかしても、怒りませんか?
[振り返る過去。ありがとうございます、とそれだけで切り上げたはずの過去。 けれど現実をしる大人のレティーシャは、少しだけ我侭だった。我侭な願いを、少女は口にした。]
(91) 2012/09/26(Wed) 22時半頃
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[小走りで玄関まで向かい、そこに並んだ箱を確認する。]
うわぁ。ホントだ。 お芋いっぱい! 安納芋……?聞いたことないけど、美味しいのかなー。
[嬉しそうに箱に書かれた説明と、数を確認する。 残された受領書と領収書を見て。]
……お芋ってこんな高いんだ……。 予算とか大丈夫なのかな。 こうなったら、ベネット先輩に身体で払うとか言った方が良いかも?
[この金額、生徒会の仕事を手伝った方が良いのかもしれない。]
(92) 2012/09/26(Wed) 22時半頃
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[生徒会に出すのは領収書だけで良いはず。 受領書をポケットにしまい、また浴場へと向かった。]
(93) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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………。いやなんでもない。
[>>86目をそらした。 世の中には知らないほうがいいこともあるからな、うん]
あー……ここに残ってる面子はだいたい知ってると思うぞ?
[普通に知った者たくさん、身をもって知った者約一名]
ノックスとかまだ知らない気がするから、会ったら適当に伝えといてくれ。 女子の方はオレがやる。
(94) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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いっしょにふらふらできなくてごめんなー。 オレには風呂場で身だしなみを整えあいっこするという大事な役目が残されているんだ。 あとマッサージ!
[>>87する側じゃなくてされる側、だけれど]
あはは、夕飯から焼き芋かー、悪くない。 あれはさすがに多すぎる。ちょっとでも消費してやらねーと。
[力をこめて頷く。 やがてそのまま会話を切り上げて別れるのだった]
………思い出っていいもんだよなー。
[振り返り際に、そんな呟きを残して]
(95) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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― 脱衣室 ― [玄関から戻ると、手早く体操着を脱ぐ。 掃除は簡単にしていたとはいえ、あまり汚れていない。]
お待たせしましたー。 って、まだ他の方は来ていないんですね。
[浴槽に沈みかけているクラリッサ>>83に声を掛けた。]
(96) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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クラリッサは、ミッシェルに声をかけられて、慌ててじゃぼんと浮上した。
2012/09/26(Wed) 23時頃
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その調子ではノックにはまだ会っていないようですね。 学校のほうに向かったようですが……。 会えれば伝えておきますよ。
思い出ですか? 唐突になんですか。そうですね、いいものです。 いいものであれ悪いものであれ……。
[ヨーランダのつぶやきに返し、 その姿が見えなくなったところでつぶやいた]
マッサージ。身だしなみ。 ………………………………………………いいなあ。
(97) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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ピエールは、何か飲もうと、台所方面に向かうことにした。
2012/09/26(Wed) 23時頃
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[洗い場で頭からお湯をかぶり、身体を洗う。]
そういえば、クラリッサ先輩はタイムカプセルに何を入れるか決めましたか? なんか沢山入れたい物とか浮かんできて、決められないんですよね。 お芋入れたら怒られそうだし。
[女子浴場から持ってきたシャンプーで頭を洗いながらそんなことを聞く。]
(98) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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……あかん。寝てしまうとこやったわ。
[ああでもないこうでもないと頭を抱えて考えているうちに、体が温まって眠気に誘われていたらしい。 ぷるぷると頭を振る]
お芋、どうやったー?
[まさか500kgの大惨事とは知らないので、話題を変えるべく明るい声で聞いてみた]
(99) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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――台所――
[戦いの後だというのに、それを感じさせないくらい 綺麗に片付いた部屋は、流石ベネットの几帳面さ。 部屋の中央で瞑想する男だけが異質である]
……なにこれ、なんなの?
[ベネットの横にチャッピーを置いて、手をひらひら振って みたが、彼の瞑想は深いようで、気づいてもらえない]
……むなしい。 あー、俺何やってんでしょうね。 ボンノーとか無縁の顔して。会長。ねー。
(100) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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お芋は……やめといた方がええやろねえ。
[開ける頃には腐っているか干からびている。食べ物は大切に!]
うち? 一応決めたかなぁ。 ベタやけど、お手紙と〜、あと写真やねんけど。 春のお花見大会の時のにしよか、夏の大花火大会の時のにしよか迷てるんよ。 やっぱり綺麗に撮れてるお花見の時のんがええかなぁ。
[浴槽から上がって、洗い場へ。いつもよりたくさんシャンプーを泡立てた。 まだ髪にもちょっぴり泥が残っている]
(101) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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[――「よかった」。>>90 零れた言葉を聞いて、くくくっと小さく笑った。」
……なんでい。 不安になりましたかい?
[苦笑を浮かべながら、握りこむ手の力が熱を送る。 その手が冷たく震える理由には一切気づかないまま。
そうして、茶化すように笑う]
別に褒めたつもりなんかねぇですよ。 俺は本当に可愛いと思った子にしか可愛いなんて言わねぇです。
[それは事実だ。 ただ、可愛いと思ったのもたった一人だが。]
(102) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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お芋、いっぱいありました! 安納芋?とかいうお芋で。
注文した時、焼き芋大会するって言ったのでお店の人が美味しいのがあるよ、って教えてくれたんです。 せっかくなら美味しいのが良いなーって思ったのでそれお願いしたんですよね。
[残念ながら値段を聞く前に即決してしまったのだが。 嬉しそうにそう報告した。]
へぇ、お手紙とか写真ですかー。 それも良いなぁ……お手紙って、誰宛なんです?
[勝手にセレストの下着を入れようと思っていたなど言えるはずもなく、やはりそういった物が良いのだろうと考える。]
(103) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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[ひとつため息をつくと、 ミルクを沸かして、ロイヤルミルクティーを淹れた。 ベネットの分も注ぐと、その傍に置いておいた]
タイムカプセルなんて思いつきません。 考えるのもめんどうですよ。
[ぶつぶつ言いながらロイヤルミルクティーを啜る。 ポケットにある封筒に入れたもののことは、 気になりつつ気にしたくない]
(104) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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[封じていた言葉が漏れだしたのは、この夢のような現のような、奇妙な心地のせいだろうか。 自覚はない。今彼女と対峙しているのはサボり魔の、十年前の自身の意識だ。 ―――けれど]
………。
[問いかけ>>91に、黙りこむ。
「これからも」なんてあるはずがない。 そう、十年前なら答えていたはずだ。 けれどそう答えられなかったのは――― ]
……。いいっすよ。 ただし… 俺の目の届く範囲で頼みますわ。
[苦笑いとともに、遠い昔に封じた我儘が溢れて、零れる。]
(105) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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[ふうう、とため息をつくと、ポケットから 水性ペンを取り出して、ベネットに近づき、 その瞼にぱっちりとした目を書いた。 額に邪気眼も開眼させておいた]
……。…………むなしい。 掃除でもしましょうか。まだどこか残っているかな?
[やるだけやっておいてもう一度ため息をつくと、 チャッピーを手に持って再び寮内を歩くことにした**]
(106) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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そうなんや。 それは楽しみやねえ。
["たくさん"の規模を知らないクラリッサは、にこにこと楽しげに笑って相槌を打つ]
うんうん、写真。 きっと、みんな自分のアルバムとかには入れてるんやろけど、そんなん持ち歩かへんやん? みんなで一緒に開ける時に、みんなが写った写真が出てきたらええかなって思たん。 手紙、は……こういう時の定番って、自分宛やない?
[少し不自然に間が空いた。誤魔化すようにシャワーでシャンプーを濯ぎ始める]
(107) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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焼き芋大会楽しみですね!
[洗い終え、水気を絞った髪をくるくると適当に束ねる。]
それ、良いですね。 何年後か分からないですが、皆が写った写真を見てはしゃいだりとか。 お酒飲めるようになったら、酒のつまみにーって感じになるんでしょうか。
[想像して、楽しそうに笑う。]
あ、そうか。 手紙って普段他の人に書くから、自分宛とか考えてなかったです。 何年か越しのラブレターとか面白そうとか思ってましたけど。 『10年後の私へ』って奴ですね。
[不自然な間には気付かないまま身体を洗い始める。]
(108) 2012/09/26(Wed) 23時半頃
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