314 突然キャラソンを歌い出す村5
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―回想:桃園学園 3年教室 昼休み―
[力作の企画書を手に教室に戻ると、同じく教室に戻る平澤の姿(>>24)が目に留まった。やぁこれはちょうどいいとウッキウキの足取りで歩み寄り、いつもの調子で声をかける。派手好きの相良くんならまずOKをくれるだろう。でもそれじゃあつまらない。]
やぁやぁ、ミナミン。 文化祭だけどさぁ、こういうのってアリだと―
[そこで言葉が途切れた。
今朝、盛大に遅刻をぶちかました五十鈴。今日この日、面と向かって彼女を目にするのは今この瞬間が初めてなわけで。 目元の微かな赤みを差し引いても、普段見慣れているはずの彼女の表情が、眼差しが、立ち振る舞いが、やけに新鮮に映った]
(88) 2022/09/03(Sat) 01時半頃
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……あれ? ミナミン、なんかさぁ―
[沸きあがる気持ちを素直に口にする、他意のない言葉。 たとえるなら、満天の星空を見上げたような口ぶりで]
綺麗になった?
(89) 2022/09/03(Sat) 01時半頃
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…………。
わりぃ、今のナシ。 デリカシーなかったわ。
[しくった。 くせっ毛の上からわしわしと頭を搔く。 涙する相手にかける言葉じゃなかった。]
また、あとでな。
[バツが悪く、そそくさと自分の席に戻る。 まぁ、いいや。放課後また、様子を見よう。
国語の授業がはじまるまで、なんだか落ち着かなかった**]
(90) 2022/09/03(Sat) 01時半頃
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炉の番 チトフは、メモを貼った。
2022/09/03(Sat) 01時半頃
炉の番 チトフは、メモを貼った。
2022/09/03(Sat) 01時半頃
炉の番 チトフは、メモを貼った。
2022/09/03(Sat) 01時半頃
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― 放課後 / フラワーカフェ「フィオーレ」 ―
それはありがたいお話です。 花輪さんにも是非来て頂きたいですね。
……?
[ゆったり相槌を打ちながら、値踏みされるような視線に微笑んだまま首を傾げたが。続く言葉にぱちりと目を瞬かせた。>>77>>78]
(91) 2022/09/03(Sat) 01時半頃
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……突然ですね。
[虚を突かれたマスターは、気の利いた返事が出来ず。]
うぅん、本物の恋か。 素敵だとは思うけど、自分には遠い話かと……
[バイトの若菜が興味津々で耳を大きくしているのを感じながら。実は女子高生に告白された経験も何回かあるマスターは、慎重に言葉を選んでいた。]
(92) 2022/09/03(Sat) 01時半頃
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[丁寧口調が思わず崩れたマスターは、冗談めかしたショコラに調子を取り戻し。]
いえ、いえ。 本物の恋をしてみたい……気持ちはわかりますよ。 そういう子も多々見てきましたし。
僕は、「本物の恋」をする相手にはおススメ出来ませんが。
[残念ながら脈はないですね、と苦笑した。**]
(93) 2022/09/03(Sat) 01時半頃
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― 放課後 桃園学園・保健室 ―
[初日の授業が終わり、生徒達が部活やデートなど思い思いの時間を過ごしている頃。 若林は一日で減った備品の確認をしていたが、ノックの音で顔を上げて。若々しい理事長の姿を見れば、慌てて出迎える。]
ああ、理事長。 すみません、出向こうと思っていたんですけれど、ちょっと立て込んでいて遅くなってしまって。
[デスクの書類棚から取り出したのは、文化祭の安全衛生に係わる書類。出店で扱う食材の管理や、展示物や発表(化学実験を含む)の安全管理の計画書だ。分厚い。 それを確認お願いします、と笑顔で差し出しつつ、]
ああ、柊木くんのところ。 実行委員会の相良くん……は、2年生でしたよね。ええ、活躍は聞いていますよ。
今年も楽しみですね、文化祭。 なんだかいつもより活気がある気がします。
[おもしろ化学実験部の部長と、やる気に満ち満ちた文化祭実行委員の2年生(勿論、彼の噂も耳に入っている。そういえば、目元が少し理事長に似ている)――の顔を思い浮かべて、くすりと笑い。]
(94) 2022/09/03(Sat) 02時頃
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>>55
い ち まん………? [部長の提案した数字には、つい、 できるの……?のイントネーションになった。 一万個分の作業てどんなものでも大変そうだ。]
あでも。 火薬類製造保安責任者の資格あるんだ〜↑↑↑ とりあえず問題は一個づつ減らして 残った分をどーするかだもんな!?
[ヤッタゼ〜!みたいなトーンで、極めポジティブに。 ヤバさのことは一旦横に置かれてしまった。]
(96) 2022/09/03(Sat) 02時頃
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[そうして、ふと、笑みを消した真面目な顔で理事長を見つめる。]
……ところで理事長、
[はたして偶然か必然か、言いかけた言葉は不吉な歌声>>84>>86に掻き消され。 若林は心配そうに眉を顰めて、窓の外を見た。]
なんだか……厭な歌、ですね……
[空調を入れているので窓は閉まっている。ほとんど意味のない行為だとわかっていながら、窓に近づいてカーテンを閉めた。少しでもその歌を遠ざけようとするように。*]
(97) 2022/09/03(Sat) 02時頃
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[柊木部長の「初耳」との聞き返しと、いい案を探るような聞き返しに少し考えたのち、>>56]
信じても信じなくてもそんな変わらんけど オレ、じつはここの理事長のひ孫よ? それにしては理事長が若すぎるって? そ〜りゃそ〜うだ!アッハッハ。
[先代だか、その前のだよ〜!なんておどけた。 代々継がれたテキトー処世術。>>41]
あと追儺って幼馴染が居て。 華道部の。しらん?
[一つ年上の幼馴染の名もあげた。 結構なお嬢様のはずだが。]
(98) 2022/09/03(Sat) 02時頃
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[そんなこんな、話していると石炉が『スポンサー』との案を出してきた。なるほどと頷く。>>87]
地元の花火大会的なね。 アレ商店街とかからスポンサー集めるもんな。
オレ今日『フィオーレ』バイトあるなぁ。 ダメモトで頼みいく?
[部長の柊木、部員の石炉、そして、ただただ巻き込まれた憐れな芝原に視線をあわせた。*]
(99) 2022/09/03(Sat) 02時頃
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─ 放課後/桃園学園・教室 ─>>72
えっ、待っていてくれたの?
[きょとんとツインテールを揺らして首を傾げ。 忘れ物に気がつかれていたと知れば、頬がほんのり赤く染まった。]
一度しか? う、うん… わかったわ。
[静かに流れて来るクラシックギター。 その音律に乗る禰多の声にメアリーは聞き入った。 ペンケースを握った手が、自然と胸元に当てられる。 歌に込められた祝福を、取りこぼさないというように。]
(100) 2022/09/03(Sat) 02時頃
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………! わかったわ。 禰多くん、ありがとう!
[夕暮れの中、立ち去る彼の背へと声を投げたが……]
(101) 2022/09/03(Sat) 02時頃
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― 放課後 / フラワーカフェ「フィオーレ」 >>93 ―
えぇ、そうなんです……? カッコイイし、優しそうだし、このお店なんか 見てもセンス良さそうだし。 乙女的には超優良物件というか……
[苦笑するマスターのそれを謙遜と捉え、食い下がろうと言葉を連ねていたが、]
(102) 2022/09/03(Sat) 02時頃
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あ あぁぁぁ ごめんねごめんねっ
[彼氏概念へと向けてあやまる。]
もちろん君が一番ステキっ! マスターはかっこいいけど君の方が……
―――…え、気にしてない? そう? さっすがあ! 懐ふっかぁい♡♡
[そしていちゃつき再開。]
(103) 2022/09/03(Sat) 02時頃
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………きゃっ!?
[ひやりと、ひと気を失った教室に冷気が差し込む。 誰の姿も見えないのに、聞こえてくる声。>>85 きょろきょろと不安げに視線を彷徨わせても、どこにもいない。]
やだ…。気持ち悪い…っ! ショ、ショコラぁ〜〜っ!
[ぎゅ、とお守りのようにペンケースを握って。 親友の名前を呼ぶと夕闇の中、 ぱたぱたと慌てて逃げるように教室から走り去った。**]
(104) 2022/09/03(Sat) 02時頃
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あ、アンケートありがとうございましたぁ! メアリーにはもちろん何も言いませんので……
でもでも、本当に面白い子なので。 お得ですよぉ〜 お安くなっておりますよぉ〜 後からでも気が向いたらぜひぜひ。
[マスターに感謝を述べて、話を締める。 そして彼氏と喫茶店デートに戻るのだった。]
(105) 2022/09/03(Sat) 02時頃
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—放課後:桃園学園保健室>>94— 気にしないで、 保健室は生徒たちの憩いの場だからねえ。 例えばそう、またお昼寝に来てた? 禰多君とか。
[眠たげ代表の少年の名をあげて指先をぴんと立てた。眠り姫ならぬ眠り王子かもしれない、なんて浪漫のある発言だ。 分厚い計画書を両手で受け取って、ありがとう、と頷いた。ぱらり、と捲って最初の方を確認した。]
精読は持ち帰ってからだけど…… 相変わらずしっかり作ってあって安心だなあ……いつもありがとう。 そうそう、花火師とかねえ、いいよね、安全にさえ気をつけてもらってさ。屋上も開放したらみんな楽しいと思うんだよなあ……。
[ひ孫が活躍しているのは何よりだ。隠してはいるが可愛いひ孫だ。]
(106) 2022/09/03(Sat) 02時半頃
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[真面目な視線を受けて>>97ぱたり、と一度計画書を閉じる。 紅徒も真剣な表情だ。 若林にならい、窓の外を見た。]
——……ああ。 "夕暮れ"が近づいているのかもしれない。 本当によろしくないよ。 それにもしかしたら、——……。 "夕暮れ"だけではないのかもしれない。
あの子、いるだろう。花輪メアリーさん。 どうにも、あの子を中心に引き寄せられている気がするのだよな……。
[悪いものを遠ざけるようにカーテンで遮る仕草を見つめて。]
聖域たる学園に、不届きものの影があってはならないよ。君には……また苦労をかけるかもしれない。*
(107) 2022/09/03(Sat) 02時半頃
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─ 放課後、校内 ─
[メアリーに言った通り>>72、もう帰るつもりだったのだ。 想像より更に素直に受け止められて>>100>>101気恥ずかしかったのもあったが、それを差し引いても、このあと出来たらいいと思うことは山積みだ。 『王子』を探したり、『苦難』を突き止めたり。 "あれ"が真に予兆であったのかを確認したり──
──そんな時。それ>>84>>86を、聞いた。]
……っ!!!
[ゾワリ。背筋を嫌な寒気が這い上がる。 それは今までに感じたことの無いような、本能的な忌避だった。 善を祝福し、調和へ導かんとする存在にとって、例え物語に必要な装置だとしても、災いを招く闇が好ましいものの筈もない。 それに加え、彼は──……
それでも。半ば反射的に、中庭へと走っていた。**]
(108) 2022/09/03(Sat) 02時半頃
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─ 桃園学園、化学室 ─
え? ……えっ? 相良、ログボ感てなに??
[同級生が何だか微笑まし気に笑ったのに目を瞬かせた。>>95 えーとなんだっけ。 家で母がなんか言ってた…あれはロカボか? きょとんと首を傾げてるけど、自分だって随分大きくなったのだ。育ち盛りだ。 なんせ入学してからもう、8p近くも大きくなった! おかげで制服のサイズが合わなくなって、親が泣く泣く今学期から新調してくれた制服は、今後に備えてやや大きい。 はてと首を傾げて、大きな目を丸くしながら話の続きに聞き入った。]
(109) 2022/09/03(Sat) 02時半頃
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一万発……って、結構な花火大会の規模だよね? それじゃ流石に、柊木先輩と二人だけじゃ間に合わないし。 芝原と、相良もせっかくだしやってみない?
すっっっごく、楽しいから!!!
[最後は心から力を込めて誘ってみた。 やっぱり、自分の花火を打ち上げるなんて最高じゃないかな!?]
(110) 2022/09/03(Sat) 02時半頃
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ね、柊木先輩はすごいだろ? 僕も文化祭の後は火薬類製造保安責任者の勉強するんだ。 化学部の伝統、だからね!
[火薬類製造保安責任者の資格まで持っている先輩は本当に優秀だ。>>56 同級生二人に部長の自慢をして、うんっ!と気合を入れて笑顔で先輩を見遣ったが、別にどこにもそんな伝統はない。 バ化学部に新たな伝統が生まれた瞬間だった。]
(111) 2022/09/03(Sat) 02時半頃
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ええ〜〜〜、ひ孫? 理事長ってそんな爺ちゃんなんだ!?
[うわあ、って新たなる事実>>98は素直にまるっと信じた。大きな声で感嘆して、知ってた!?って他の二人を見る。]
相良って、お坊ちゃんだったんだ! すごいなあ。 追儺先輩?って、華道部のお姫さまだっけ? 幼馴染なんだ。へえーーー
……花火、好きだと思う??
[お花の花火なら好きかも知れない。 聞いてみる価値はあるかなって顔で、相良を見た。]
(112) 2022/09/03(Sat) 02時半頃
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うん。お金出して貰うなら、 やっぱ好きだったり得だったりしないとだろ? だから宣伝とかして……
あっ!ほんと!? 丁度いいね。 いくいく。先輩と芝原も行こ? あそこのチョコレートパフェねえ、僕大好き!
[うん、と相良に元気に頷いて。>>99 好物を思い出したのかチトはひどく幸せそうな顔をした。*]
(113) 2022/09/03(Sat) 02時半頃
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炉の番 チトフは、メモを貼った。
2022/09/03(Sat) 02時半頃
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[中庭に我先走り出てきたのは、件の姫君ではない>>108。 当の彼女は怯え、逃げ出してしまったようだ。 しかして、舞台から逃げることは叶わないだろう。 追いもせず、悠然と中庭の木立の下にいた。]
……どうした? 私の喚び声に応えて来たのか。
[それとも、騎士のつもりか。 運命の王子候補――そう呼ぶのは、容易い。]
(114) 2022/09/03(Sat) 03時頃
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案ずるな。 直接危害を加えようという気はない。
私はな。
[暫く中庭に留まっていたからか、気づけば弱い妖気のもやが近くに溜まりつつあった。 単独では何物にもならないそれらを指先で絡め取り、ふぅと吐息で風に乗せる。
奇しくも、保健室>>97>>107のある方か**]
(115) 2022/09/03(Sat) 03時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2022/09/03(Sat) 03時半頃
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─ 昼休み、桃園学園、3年教室前 ─
…………どうして涙がこぼれたんだろう。
[トイレで顔を洗い、軽くファンデーションを塗り、リップを整え、教室へ戻る。 メイクの方法は変えてないが、この夏にコスメを変えた。
量販店で買えるプチプラではなく、デパートで購入したのは、社会人が使うようなブランド。 少女がどこか背伸びをするかのように。]
(116) 2022/09/03(Sat) 08時頃
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いけない、もうすぐ授業始まっちゃう……!
[教室へ戻ると、背の高いモジャモジャ……もとい五十鈴が話しかけてきた。(>>88)
みなみのことを『ミナミン』と呼ぶ彼は、一言でいうと『やさしいひと』]
(117) 2022/09/03(Sat) 08時半頃
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