人狼議事


298 終わらない僕らの夏休み!

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視点:


 

[ そっけなく断られるかもしれなくても。

  お祭りに、誘ってみればよかった

  なつやすみがおわるまえにと

  おもってたのに……           ] 

 


 
[  時計の音が、うるさいなあ………  ]
 


[新学期が来る。
 部活に燃える生徒達の涙や受験生たちの焦燥にまみれた夏が終わってしまう。
 私はこの場に留まったまま何処へも行けやしないのに。]

 
 どうして?みんな私の事、なんで置いて行っちゃうのかなあ……。 


[ぽつりと零れ落ちたのは涙なのだろうか。否、それにしてはやけに熱い。

熱い、熱い、熱い……! 業火に灼かれている。狭い銀色の箱の中で。 
瞼の奥からどろりと溶けだしたマグマのようなものに焼かれながら、
  
遠くでカチリと時計の針が動く音を聴いた気がした。]


[誰にも、見られてないといい。]


[時計の音がする。
昔買って貰った、目覚まし時計の音だ。]


 
[あたしの両親は娘の死を悲しがってくれた。
              ・・・・・・・
同時に、あたしが死んだことが恥ずかしかったみたいだ。
あたしは然程それを不自然におもわない。
お祭りで釣った金魚が、もし二日三日で死んじゃったら?
育て方が下手だったみたいで、あたしなら恥ずかしく思う。
だからね、そういうところ、家族だなと感じたんだ。

・・・・・・・     ・・・・
家族だけの時間を両親にはたっぷりもらった。
その間に、ひとりだけ、うちに来た人がいた。]
 


 
[あたしの両親は、あたしの死を、
『恥ずかしいから誰にも言おうとしなかった。』**]


なんで。

俺が、明日なんて来るなって、思ったから――?

[まさか。
 そんな簡単に天変地異が起きてたまるもんか。
 いや、もし起きるんなら、何回でも祈るけど。
 そんな超能力が自分にあるなら、明日が来ないことより、もっと別の願いを叶えたい**]


[カチリと音を立てるのはベッドの枕元に置いた目覚まし時計の音か。

朝を告げるベルがけたたましく鳴り出すほんの少し前に覚醒してしまう事がある。
早く目覚めたのならタイマーを切ってそのまま起き出せばいいものを、私は息を殺してじっと秒針が時を刻むのを見つめている。
一周ぐるりと円を描き切った後に、カチリと──ああこの音だ──短針と長針が定められた形に合わさり、そしてジリジリと無遠慮なベルが鳴り出すのだ。
起きろ、起きろと叫ぶように。]


[何もこんな時に──全身を炎で焼かれる己の姿を見つめながら頭の隅で思う。

明るい色に染めた柔らかな髪。ふんわりと自然なウェーブが出るように毎日こてで巻いてる。
嫌味にならない程度に形を整えて、ぴかぴかになるまで綺麗に磨いた爪。
睫毛がツンと上向くのはバイトで貯めたお金でマツエクしたからだ。
それなりに苦心して気を遣っていた。私の全部。

燃えて灰になるまでどのくらいの時間が必要だったろう]


[8月初旬。
私はSNSで援助交際を持ちかけて来たおじさんからお金を盗んで、ラブホから逃げる途中に幹線道路に飛び出した。

視界を灼く真っ白な光に驚いて立ち竦んだらそこは運悪く突っ込んで来たトラックの目の前。何を感じる暇もなく強い衝撃に襲われた。
ほんの一瞬の浮遊感の後に地面に打ち付けられた──所まで本当に憶えているのか、轢かれたと思った瞬間に受けた錯覚なのかもわからない。ただ、こめかみを酷く切ったらしく、そこから路面に広がる赤い水溜まりが不思議だった。
膜を張ったように急速に掠れて行く視界の隅に、脱出するトラックの運転手さんの姿が見えてああ良かった、と思ったのは確かだ。]


[横転したトラックは積み荷が悪かったのかガソリンが漏れ立ちたのか、黒煙を上げて燃え上がった。
結構な規模の事故だったし、その日は町中にサイレンが鳴り響いただろう。

昔流行ったらしい莫迦なネット小説みたいな終わり。
──幸いテレビや新聞に未成年の私を名指しで非難するような報道はされなかったが、人の口に戸は立てられない。

休みが明けたら、この事は学校中で噂になっているかもしれない
……だって、エミちゃん達が大きな声で言っているもの。

あの子はビッチだった、友達の彼氏も寝取るような女だった、って]


[カチリ。ああ、また時計の音がする。
今日こそベルの音が鳴る前に起き出して、アラームを止めてしまおう───

焼け爛れた手を緩慢に持ち上げる。
時計……あの目覚まし時計に責め立てられる前に止めてしまえたら、

そしたらきっと*気分良く目覚められるだろう*]


[エミちゃんからの通知を見て、息を呑んだ。
昨夜送られてきた文面と同じ。彼女もまた夏休み最後の9月1日を繰り返しているのだ。

私が願ったから?私を置いて次の季節へなど行かないでくれ、と
嗚呼、それなら、それだったら、なんて都合が良いのだろう───

喜悦が浮かび上がって、思わず口元を抑えた。
そうしないと哄笑が零れ落ちてしまいそう。

嗚呼なんて莫迦なエミちゃん、私に捕らわれた事も知らないで
まるで姉、ううん女王様気取りで私にそんな指図をして───

いいよ、大丈夫。今まで通りにあなたは私の女王様だ。
いくらだって見上げてあげるしいくらだって尊敬する。尻尾だって振るよ。

だから、私とずっとずっと一緒に居てくれるよね]


【人】 綿津見教会 マナ

― 自宅・朝 ―

[シーツの上で身を捩る。
いつものように目覚ましのアラームが鳴る前に目を覚ました。
肌にじっとりとパジャマが張り付くほどの、ひどい寝汗もいつも通り。
朝が弱く、頭に靄がかかったようにうまく働かないのも。
どうしようもないくらいにいつも通り。
だから、スマートフォンに表示された日付とか、昨日片付け忘れたアイスのカップが消えているとか、卓上のカレンダーがまだ8月になっているとか、そんな違和感に気づくことはできずに。
汗をたっぷりと吸ったシーツとパジャマを洗濯機に投げ込んで、シャワーを浴びて登校の準備を始めた]

(56) 2019/09/02(Mon) 18時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

いってきます。

[ローファーに踵を押し込みながら、自分以外誰もいない家に声をかける。
もちろん返事はないし、返ってきたならば怪奇現象だ。
常々思っているが、人が寄り付かないこの建物を家と呼んでも良いものか。
寄り付いたとしても、それぞれがそれぞれ勝手に食事や入浴をするぐらいで、会話どころが顔を合わせることもなく立ち去るのだから、家などという温かみのある言葉は似つかわしくないのではないか。
朝からそんな難儀な事を考えながら、家を出た。
家の近くの神社は賑やかだが、昨日のお祭りの片づけでもしているのだろう]

(57) 2019/09/02(Mon) 18時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

― 奏生橋・朝 ―

[私は朝というものがあまり好きではない。
かといって、昼や夜が好きかと言われればそうでもないが。
昔は、一人で迎える夜の方が怖かった気がする。
今は朝が怖い。
目が覚める度に、一歩また一歩と処刑場へと近づいているような気分になる。
ヴィア・ドロローサを気取るほど、重いものを背負っているわけではないが]

(58) 2019/09/02(Mon) 18時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

[橋の中腹にたどり着き、欄干に身を寄せる。
その日が来たとしても死ぬわけじゃない。
ましてや、ラッパが鳴り響き世界に終末が訪れるわけでもない。
裁かれるのは一緒だが。
合格、不合格の烙印が押される。
ただそれだけだ。
どちらの判決が下されようとも、来年、私はこの街にはいないだろう。
川の流れと同じ、行きつく先は頼りになるモノがなにもない大海原。
ただ、投げ出されるときが来たというだけ]

(59) 2019/09/02(Mon) 18時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

[川面に映る制服姿の自分を見下ろす。
整ってはいるが愛想や愛嬌が足りない(ほぼ無)、と評されるその顔は、川波で歪んで少しはましになっているだろうか。
遠くてよくはわからないけど。
その程度には高い橋。
吸い込まれるようにふらりと飛びこめば、おそらくは助からないのだろう。
死を願って飛び込めば、それが叶う橋。
なんて、怪談の題材になりそうな話だ。
私のアンテナが低いだけで、すでにあるのかもしれないが]

(60) 2019/09/02(Mon) 18時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

[そんな物思いに耽っていると、現実に戻れとでも言うかのようにスマートフォンが振動する。
プッシュ通知には見覚えのあるメッセージが表示されていた。
『ねぇ、やっぱり今日一緒にお祭りに行けないかな?高校最後の夏休み、その最終日なんだし』
おや?……*これはいったいどういうことだろう*]

(61) 2019/09/02(Mon) 18時半頃

綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2019/09/02(Mon) 18時半頃


綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2019/09/02(Mon) 18時半頃


 
[  こんなに早く終わってしまうなら、
  うじうじと悩んでなんかいなければよかった。  ]


 
[ 「嫌われたくない」っていう、それだけだった。

  少しでも、イヤなことを思われたくなくて。

  引かれたくないとか、面倒がられたくないとか……

  それだけ。

  もっと好きになってもらう自信がないから、

  何も伝えられないだけになってしまった。     ]


 



[ 今さらこんな我儘……
  願ったってしかたないんだろうけど
  でも、気持ちくらい、伝えてみればよかった。  ]


 
[あたしは秋山先輩に届いた意味不明な文字化けメッセージのことを『自分でも知らずにいた』。]
 


[『もしこんな風にできていたら』

あたしという人間は死の間際
それを望んでいたように思う。

『願い川』『叶い橋』が
あたしの願いを叶えてくれたのだろうか。]


[あたしの死後、うちの冷房はフル稼働だった。
夏だから、温度をできるだけ下げていた。]


[そしてあたしが、振り返って、
颯成の手をとろうとしたことも]


[夏休みが始まったら?

どんなにあたしの死を両親が
恥ずかしがって隠そうとしたとして。

学校からあたしが突然いなくなることになれば
どんな言い訳も嘘も、きっと罷り通るまい。
きっと、誰しもに明らかになることだった。

あたしが死んだら…………]


[あのひとはこれから先いつかきっと
誰かにとられてしまう。

あたしが想いを一言も伝えられもしないうちに。**]


【人】 綿津見教会 マナ

― 学校前・朝 ―

[メッセージを眺めながら暫く考える。
ここはどう返すべきだろうか。
昨日断ったからといって、その仕返しにいたずらをしてくるような相手でもない。
いたずらでスマートフォンのカレンダーの日付までずらすことができるなんてとんだスーパーハッカーもいたものだ。
……とりあえず、昨日とは別の返事をしてみようか。
OK、と短く返事をしたのなら、校門の前にたどり着く。
奇妙な状況に置かれているのだから、歩きスマホぐらいはご容赦いただきたい]

(82) 2019/09/02(Mon) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ

[さて、校門の前には幾つかの人影が見える。
が、今まさに登校せんといった様相でもない。
スマートフォンを覗き込んで……当惑しているといったところだろうか。
特に丸っこい男子の混乱は顕著だ。
集団の会話に強引に割って入れるほどの陽の気は持ち合わせていない。
遠巻きに眺めさせていただくことにしよう。
と、]

(84) 2019/09/02(Mon) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ

ヒナコさん。
おはようございます。

[昨日?今日?……どう言ったらいいのやら。
前日、がいいか。
集団の中に、前日にひょんなことから会話した同級生(>>51)を見つけたので近づいて挨拶をする。
前日に遭遇した顔見知りを見つけて、隠れたり逃げたりするほど陰の気に寄っているわけでもないのだ。
ただ、前日の事が夢か幻なら親しくもない同級生が急に親しげに挨拶をしてきた、なんて状態になるが。
*はてさて*]

(86) 2019/09/02(Mon) 21時頃

綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2019/09/02(Mon) 21時頃


[まあ電波障害で納得出来ているのなら別にそれでいいのだけれど。
ずっとそれで説明付く筈無いよね。

己の内で渦巻く何かがゴウゴウと音を立てて燃え盛っている。
肉なんだか神経なんだか、それとも骨か。
焼き切れる痛みに包まれているようでいて、その奥から溶け出す浮遊感に浸かっているようでもあって。

己の頭の後ろからまた別の己がこの世界を覗いているようだ。
───誰がどの程度この事態に気付いているのだろうか。
気付いて、どんな風に思うのだろうか、と。]

じゃあいいか、ってならないかな。
皆一緒に此処にいようよ。

[ベストを掴んだ自分の手を見下ろす。桜色の爪、子供っぽくて小さいけど、それなりに形の良い指。
夏色に少し日焼けした肌。

焼け爛れて崩れ落ちたあの手には見えない。
嗚呼、このまま。このままがいい───誰も邪魔しないで]


わっかんない……

[無意識に漏れたつぶやきが、どこに届くかなんて考える余裕もない。]


[昨日食べた串焼きの屋台の前で、「わっかんない」という颯成のつぶやきをきいた気がした。]

 ……颯成?

[近くまで来ているのだろうか。]


【人】 綿津見教会 マナ

おはようございます。

[小走り近づいてくる様子(>>91)は、ワンコのようにも見える。
今ならしっぽも見える、ような気がする。
もう一度、今度は頭も下げてご挨拶]

うん、もちろん憶えてますよ。
『昨日』、夏休みの最終日に会ったことは。

[なるほど。
彼女も私と同じ状況に置かれているようだ。
そして、同じように確信が持てないでいる]

(100) 2019/09/02(Mon) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

[周囲の面々をぐるりと眺める。
窺った様子からも、皆似たようなものなのかもしれない]

おはようございます。
会堂くん。

[さらにぐるりと体を反転させて、暢気なように聞こえる挨拶(>>93)に返事をした]

(101) 2019/09/02(Mon) 21時半頃

綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2019/09/02(Mon) 22時頃


― 八月の回想(1) ―



 お母さん、なんか頭痛いんだけど……



[あたしは、あたまがずきずきずきずきずっと痛くて。
なんだかわからないけど、手がしびれてるような感じもあって。でもそれは錯覚かも。
心配しすぎかもしれないけど、でも頭がいたくて。

その時家にいたお母さんに相談してみたんだ。
けど、あたし頭痛がそれなりに多いほうだから、またあ?なんて感じで、薬のむ?ガマンする?といわれて、あたしは、ああ、そうか、『あたしのこらえ性がないだけだ』と判断して、我慢を選んだ。**]


【人】 綿津見教会 マナ

会堂くんは生徒会の用事ですか?
それとも、今日が登校日?

[名前を呼ばれる前、ほんの少しの間(>>107)に何が込められていたのだろうか。
それともただの気のせいだろうか。
こういう場合は往々にして、自意識が過剰に暴れるものである。
久しぶりに話したな、ぐらいのものであろう。
クラスが別になったのだから無理もない。
クラスが同じでも親しく話をするとは限らないのだから]

(111) 2019/09/02(Mon) 22時半頃

――え?

[名前を呼ばれた気がして、立ち止まる。
 きょろきょろと辺りを見回しても、声の主が誰かはすぐにはわからない。]


[あたしは、あたまが痛かった影響か、なんだかわからないけど、とにかく、人との距離を聞き分けるのが難しかった。

あたしは、みんながあたしを生きているものと扱うから、あたしが生きていると思い
あたしは、あたしは確かに死んだという気が縺励※縺?k縺九i縲√≠縺溘@縺梧ュサ繧薙□縺ィ諤昴>

とにかく、『昨日お祭りに一緒に行った』とあたしが思い込んでいるはずの颯成の姿でも見て、今日が9月1日と、まずは確かめることから――]

 鬚ッ謌! 鬚ッ謌ー?


[自分の声が妙にボヤける。水の中に入っているみたいだ。]


 颯成ー!
 


【人】 綿津見教会 マナ

そうですね、せっかく美味しいお惣菜を教えてもらったのに忘れてしまうのも悲しいですし。
家を出る前に確信したか、それとも『昨日』の事は夢と思ったか。
そういう人もいるかもしれませんね。
後は、学外とか。

[悲しい、との言葉(>>110)に深くうなずく。
とくにきんぴらがお気にいったのだ。
しゃきしゃきのごぼうにごま油の上品な風味、ピリリと引き締める唐辛子。
忘れてしまうには惜しい]

(116) 2019/09/02(Mon) 22時半頃

[あたしは、颯成の名前をよんでいる。
声が、出ているかどうかの判断がつかなくて、「いまはもしかして声なんて出てなかったん縺倥c縺ェ縺?°」と思ったから、二度三度とよんでみているまるで夢のなかにいるみたいだおきているのかねているのかわからないけれどあたしはたしかにここに居る

エアコンの効いた我が家に、「たった一人きてくれた」のは誰だったろう。()
あたしはあたしがはずかしいとおもわれているだけなのがこわくて誰か知っているひとをとおもっていたけれど叶ったんだっけ叶わ縺ェ縺九▲縺溘s縺?縺」縺


昨日掴んだ手のひらの柔らかさをおもいだす。]


【人】 綿津見教会 マナ

私は今日が『二回目の9月1日』と思って行動しようかと思います。
昨日とは違う行動を、私もお祭りに行こうかと。
昨日は行きませんでしたし。

[どこかに行く?という問いかけ(>>110)、『昨日も9月1日だった』と考えているか(>>113)という問いかけにそう答える。
なんだかみんなお祭りに行きそうな流れにも見える。
夏休み一日増えるんですかやったー!みたいな。
それぞれの顔を見れば実情は違うことはすぐわかるが]

(121) 2019/09/02(Mon) 22時半頃

[声が聞こえる気がするんだけど、うまく聞こえない。
 誰かが読んでる気がするんだけど、誰だかわからない。
 それが言葉なのかもわかんない。モゴモゴ言ってて、外国語ともどうも違う感じの、くぐもった音。
 そのくせ、『颯成』って呼ぶ声だけは、はっきりと聞こえた

 2回めの9月1日と合わせて、本当にとうとうおかしくなったみたいだ。]

ああ、もうっ!
誰なんだよぉ!!

[頭をぐしゃぐしゃに掻きむしりながら、癇癪任せに叫んだ。]


【人】 綿津見教会 マナ

[うら若き乙女の連絡先を安易に求める言葉(>>112)に非難の視線を向けてみる。
目に感情がいまいち乗らないから、見つめるだけみたいなものだが。
そもそも大した連絡先じゃなし、なにか気づいたことがあれば教えてもらいたいし。
はいどうぞってなもんでスマートフォンを取り出した]

なるほど、家を出る前に気づくもんなんですね。
私は、登校途中で気づきましたが。

[久しぶりの会話だから少しぎこちない。
小粋なジョークで和ませようか。
いや、気づかせてくれる人は誰も居ないし、起き抜けは頭が働かないからニュースなんて見ないし。
気づかなくてもしょうがなくない?
しかし、久しぶりに話すけれど男子としては話しやすい。
こういうところが生徒会長たる所以なのだろうか。
そういや部活で記録出したときも祝福してくれたっけ、マメな男だ]

(127) 2019/09/02(Mon) 23時頃

綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2019/09/02(Mon) 23時頃


[犬がおこって蜷?縺医k荳?豁ゥ謇句燕縺ョ繧医≧縺ェ荳肴ゥ溷ォ後◎縺?↑讒伜ュ舌↓鬩壹>縺ヲ縲√≠縺溘@縺ッ縺吶%縺礼岼繧貞、ァ縺阪¥縺励※縺?◆縲ゅ↑繧薙□窶ヲ窶ヲ?溘??2縲?遘偵⊇縺ゥ縺ョ髢薙r縺ィ縺」縺溘?]

 縺?s。お蟋峨■繧?s縺?縺代←。
 今からお祭いくの?譌ゥ縺??。

[逅?罰縺ッ縺ゅl縲∽サ翫@縺後◆蜃コ縺ヲ縺阪◆縺ー縺九j縺ョ縺ゅ◆縺励′險?縺医◆縺薙→縺ァ縺ッ縺ェ縺?¢縺ゥ窶ヲ窶ヲ螯吶↓鬘斐′縺薙o縺ー縺」縺ヲ縺?k縲ゅ@繧?≧縺後↑縺??ゆサ頑律繧、繝∵$繧峨¥貊醍ィス縺ァ縺ゅm縺笑い話でもしてやるか。]

 聞いてよ。
 あたし莉頑律蟄ヲ校陦後¥譌・縺九→縺翫bっててさー……

[喋るたび、水のなかでしゃべってるみたいでなんだかおかしい。耳がおかしいのかな……プールで水が耳に入った時のように、あたしは少し耳を気にした。]


【人】 綿津見教会 マナ

私は、ジュブナイル小説を思い出しますが。
ああ、そういえば昨日食べたはずのチョコミントアイスのカップがなかったような。

[神社へと向かいながら、パニック映画のようだとの言葉(>>130)には小さく首をかしげる。
図書館でよく見かけるのだから本はよく読むのだろうという当然の帰結で足早に歩くその横顔(>>118)に同意の視線を向ける。
向けた頃には意識はチョコミントアイスに塗り替わっていたから、*なんだかよくわからない視線になっていたかもしれない*]

(134) 2019/09/02(Mon) 23時半頃

綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2019/09/02(Mon) 23時半頃


[それは、無意識に出た音だった。]

ひ、

[恐怖と混乱が行き過ぎて、喉が引きつれるような音。]


[そうやって笑っていても、頭の中はめちゃくちゃだ。
 さっきの気持ち悪い声がする。
 くぐもった、言葉なのかもわかんない音が、レイ姉のしゃべった言葉に重なるみたいに、二重に聞こえる。]

なん、何なんだよぉ、これ……!

やだ……

[振り払うみたいに頭を左右に振っても、消えてくれそうにはない。
 耳、耳だ、そう、耳を塞ぐ?
 いやでも、話してる途中に突然耳を塞ぐなんて変中の変じゃないか。
 浮かべた笑顔をがちがちに強張らせるくらいしか出来ずに、レイ姉を見ながら、半分固まっている。]


[ひ、という音の意味がわからなくて、あたしはまわりを軽く見まわした。何か驚くようなことがあったのかとおもった。すこしあたまがぼんやりしているから、なにか見落としたのかなとゆっくり視線をあっちとこっちとむこうへやった。]


[真顔になったのはもう一つ理由がある。()
颯成がなにかをこわがっているせいだ。]


 螟ァ荳亥、ォ?

[大丈夫?と聞いた。耳に水が入った時や耳鳴りで音が遠い時のようによく聞こえない。颯成が頭をふっている。虫でもいたのかな?虫、虫、虫、虫、陌ォ縲虫、陌ォ縲虫を探す。みつからなかった。ごめんね。]


[きょろきょろするレイ姉に、何でもないってもう一回首を振った。
 頭の中で鳴っている声の主を目で探そうとしたって無理だと思う。
 特に、レイ姉に聞こえてないんだとしたら。

 何でもないっていうのは、もうずいぶん無理がある言い分かもしれないけど。]


[相変わらず声は何を言ってるのかはわからない。
 わからないから怖いけど、さっきより落ち着けたのは、声が途切れて、目の前のレイ姉が何かを探すようなのを止めたからだ。
 何でもないって言ったのが、聞いたんだろうか。]

レイ姉、なの。

[声の内容も聞こえる理由もわかんないけど。
 こっちの訴えを聞いてくれるのがレイ姉で、声が重なってるのがレイ姉なら、可能性はそれくらいしかなかった。]


[言葉をうしなった。考える先から目玉の裏が思考につられて引っ張られているようなかんじがする。……]




 ………?


[あたしは宍井澪だ。
だから颯成の質問に黙って頷いていた。

あたしは鳥肌と同時に、難しいことや不安を思うよりも何よりも先に、ただシンプルに「ああ、――じゃあ、あたしの願いは叶っていた」と考える。]


 

[これがあたしにとって
唯一のやり直しの方法なのだろう。]
 


 ………

 縺溘@縺九↓螟休みおわらなければって、……
 言った縺代←縺……

[()また自分の声がぼやけている。
腕を摩り、そこを強く手で握る。]


[喉が震えている。
涙をこらえる時のように苦しい。
この想いだけは、明瞭だ。]



 じゃあ………あたし……

 まだ諦めなくていいんだ……


[あたしの胸はそれでいっぱいになって
気付けば、小さく絞り出すような声になっていた。**]


[さっきまでの恐怖も何もかも忘れて。]


[己の身の内を焦がし燻り続ける炎を押し宥めながら祭りに浮かれた人いきれや石畳を行き交う下駄の立てる音に耳を傾けていた。
社の何処からか響くくぐもった水音…と言うには濁り切たノイズのように届いたそれにゆるりと眼を向ける。

生者の体に流れる血潮や息吹の持つ熱には程遠いただひたすらに冷たい何かが其処にあって。
嗚呼……これは、と焼け付いている癖に酷く冷えた心に一つ刻んだ。

此処には自分と同じようなものがいるんだ。

もう一つ、それに寄り添うような これは生者の気配に思える。

だって命の炎が暖かく周囲を照らしているように見えるもの。
たまたま、同じ社に足を踏み入れて距離が近付いた事でこの邂逅を察する事が出来たのだろう。

ノイズの内容までは耳にする事が出来なかった。]

ハ、ッハハハハ、ハハ!!なあんだよろしくやってんじゃん
素敵だね、ああ素敵ィ……いいねえ、そう言うのウラヤマ。


[死が二人を分かつまで、と言うけれど。
その死すらも乗り越える絆ってやつ。
私も欲したら手に入るだろうか?とクツクツと笑みを零した。
否、零れたものは笑みなどと言う柔らかなものではない、ただ煮えたぎるような何か。

自分の領分を侵さぬのであればあれは自分の預かり知らぬ事だ、と思っておけばいいのだろうか。

漏らした溜息が神聖な筈の境内の風を焦がす。
きっと屋台や何かの煙に紛れてしまうだろうけれど暫く焼け焦げたような匂いが風に混じっただろう。]


[その声がきこえたとき、あたしは一番最初に『怒っている』のだと判断した。
つぎに感じたのは、焦げ付くような熱さだ。
わらっているような音なのに、溶かした鉄みたいだった。
沸騰した金属のようなくせ、どうしようもなくひえている。

あんなにぐつぐつとはなすのに
その誰かは、とっくにもう手の施しようなく死んでいる。



新聞に死んだひとの名前が書かれる。
あの灰色の一覧をあたしは思い浮かべた。

あの笑う誰かは、いつ死んだのだろう。
熱した鉄はいつか冷えるもののように思っていたから
あのひとも、もしかして
つい最近、死んでしまったのだろうか?]


 
 鄒ィ縺セ縺励>……?

[分厚い濁った音があたしから発しているとも気づかないで、あたしはただ耳が聞こえにくいせいだと思いながら「うらやましい」と言われたことを上手く理解できなくて、音だけは鸚鵡返しになぞろうとしていた。

あたしの人生には、誰かを見てはそう思うことばかりがくっきり刻まれてきた。
秋山先輩を好きになってからは、いっそう深くなって、いたいほどだった。
もう終わった短い一生ながら、自分がどう、なんかより、誰かより劣るばかりの一生だ。

すこし童顔なところが可愛い先輩。頭がよくて泳ぎの上手い先輩。野球のうまい先輩。我慢せずに嫌いなものに悪態をつける人もきさくで明るい人も、こうと決めたらまっすぐに覚悟をきめて飛んでいけるあの子も。みんなみんな、あたしにとってはうらやましいものだった。]


[欲しいことがあるらしいことは分かるのに、その燃える鉄がどんなものを欲しがっているものが、じゃあどんな形の何なのか、あたしにはいまひとつ想像することができなかった。

あたしという未練ばかりの水たまりは、あの燃える鉄のように「あたらしくほしいもの」を思わない。

ここにあるのは、
「かつてほしかったもの」ばかりなのだから。**]


【人】 綿津見教会 マナ

― 神社への途上 ―

それなら友達の家のご飯を頂いたと言っても良いわけですね。
それは初めてのことかも、ご馳走さまでした。

[ポテサラ、ナス、トマト。
忘れないように頭の中で復唱する。
数式や英単語といった類のもの以外が脳に染み込むのは久しぶりの感覚だ。
あと、名字は明加で。憶えました。
とはいえ、今更名字呼びに切り替えるほどに人の心が無いわけではない。
ヒナコサンで通させていただこう]

[そして、知り合いを見つけたようで神社には向かわず一度離脱する様子の二人(>>138)(>>159)を小さく手を振って見送った]

(173) 2019/09/03(Tue) 11時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

― 神社 ―

[神社へと向かった組としては一番最後に辿り着いた。
『二回目の9月1日』として動く、などと宣言してみたもののまだまだ半信半疑ではあり。
が、神社へと向かうにつれ制服へと向けられる視線も増えるし、浴衣姿の人間も増えるわ祭り囃子なんかも聞こえてくるわで、これでもかと現実として叩きつけられる。
いやいや、実は『8月31日』なのではないか……いや、それはないか。
もしそんなことになれば『9月2日』を迎えることができず、『8月31日』に戻ったのに、世間様は『9月1日』と誤認しているという、無意味に複雑すぎる事態で、責任者に問いただす必要がある。責任者はどこか。
そういえば、あれもループ……いや、並行世界モノだったか。
何はともあれ、尋常ならざる事態に陥っているか、集団幻覚を見ているのかの二択が有力か。
未だ『9月1日』と『9月2日』の間の夢の中な可能性もあるか。
今のところ夢の中でこれは夢であると気づいた経験はない。
いずれにせよ、世間一般では『一回目の9月1日』だというのがマジョリティのようだ」

(174) 2019/09/03(Tue) 11時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

[追いついたは良いものの、何故か小さくしゃがみこんでいる後輩(>>157)が一人。
膝に手をつき、その顔をのぞき込む。
熱中症などではないように見える、少し疲れてしまったのだろうか。
その要因はいろいろと思いつくが、これと定めることはできまい。
『私』は『彼』の事を良く知らないのだから。
大丈夫か、などと問いかけることもせず、上へと体を伸ばす。
知らない女からそんな気遣いをされても煩わしいだけだろう。
そういう時に返ってくる言葉なんて大抵が決まり切っているものだし。
本音などそうそう聞けるものでもあるまい]

(175) 2019/09/03(Tue) 11時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

[良く知らないくせに決めつけるものだ。
でもしょうがないでしょう、指針が『私』しかないのだから。
最後に頼りになるのは自分だけとも言う。
だから、どんどん決めつけで動いていこう。
このような場合は気心の知れた友人と二人にした方が楽だろう。
待ち合わせもあるし。
ということで、『9月1日』とか『9月2日』だとかそんな位置には心非ず、といった様子で立ちつくしてる方の後輩(>>169)に待ち合わせ場所に移動することを告げて、集団とも言えなくなった集まりから離れる事とした。
一度振り返り、遠巻きに眺めてあの二人を二人きりにしても大丈夫なものかと思いつつ]

(176) 2019/09/03(Tue) 11時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

― 神社・鳥居前 ―

[あの二人にのみ託すのは不安だったので、先ほど知ったばかりの連絡先に一旦離脱の旨を報告する。
朝はまだ穏やかだった日差しは、やはり厳しさを増して前日同様に悩ませてくれる。
そして、悩ませてくれるのはそれだけで終わらず。
相変わらず制服に奇異の視線を向けられるが、見られるだけならば問題はない。
荒ぶるハロウエルアマガエルのポーズで威嚇できれば一発で追い払えるのだが、そういうわけにもいかず対話で丁重にお引き取りいただく。
あんまりしつこい場合はやはり、荒ぶるハロウエルアマガエルのポーズで一発だった]

(177) 2019/09/03(Tue) 12時頃

【人】 綿津見教会 マナ

[しかし、待ち合わせの時間を過ぎても姿が見えないのは如何なることであろうか。
遅刻などあの子にしては珍しい事であるが。
〜ガエルって天使の名前っぽいなとか、ハロウエルとアマガエルでエルが被っているなとか思いを馳せていると、スマートフォンが振動する。
メッセージを確認すれば『ごめん!弟が熱出しちゃって、行けなくなっちゃった……。ごめん、ほんごめん……』。
年の離れた弟を溺愛している超絶ブラコンである彼女だからして、来れないのは仕方があるまい。
むしろ、前日お断りした罪悪感が消えてなくなったのでありがたく思うことにしよう。
しかし、これは……*そういうことなのだろうか*]

(178) 2019/09/03(Tue) 12時頃

綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2019/09/03(Tue) 12時頃


[社を離れる間際、ゴブリと何かが沸き上がるような音が追って来たような気がした。
問いを投げかけるような響きだった。
もしかしたらあちらも私の事感じ取れたのか、と考えながら町の中を歩く。

夏の終わりの、私の秘密が保たれたままの世界を過ごす。
其処に過ごす人々も一緒に閉じ込めて、そこから出さない。
これでいいじゃん、完璧なままで───9月1日を一度過ごした記憶のある彼らの方が異物なのだ。
此処から出たいの?どうして?ずっと夏休みのままで、お祭りで、受験とか挫折とか失恋とか、そんな苦しみも絶対にやって来ないのに。

受験勉強が無駄になっちゃうのは気の毒かな?
でもこれからは今日みたいにたくさん遊べる───エミちゃん達みたいにずっと受験生のまんまのつもりで勉強し続ける人達を尻目に。]


[ねえ楽しいじゃない、楽しいよ、そうしよう?
ッハハハ!大丈夫私がずっとずっと遊んであげるから。

それはとても甘くて優しくて魅力的な想像で、ああこう言うのをきっと甘美と言うのだろうな。
煮え立つ胸の奥がもっと沸き立つみたい。

ああ、でも……ほんの少しだけ、それでは得られないものがある、と囁く声がする。
胸に空いた穴からそれが忍び込んで来て煮えて元の形もわからないくらいに溶け出した私の真ん中にあるものを冷やすようだ。
そこから罅割れて脆く崩れてしまいそうで、燃え燻る掌で胸を押さえた。**]


[もう、水の中でくぐもるような声だけでは、恐怖にとらわれない。
 その声の主が、おおよそあたりがついているからかもしれない。

 くぐもるような声、だけでは。]


[だから、そこにもうひとつ、ごぼごぼ煮えたぎるような声がしたのは、さっきの数倍驚いた。
 びくん、と大きく肩を跳ねさせて、思わずレイ姉に縋りつきそうになった。
 ぎりぎり密着するくらいで止められたのを褒めてほしいけど、誰にもわかるはずのない現状を誰も褒めちゃくれない。]

なっ、んだよぉ、よろしく?
そういうの……って、こういうの?

[頭の中に聞こえてくる声、っていうくらいだから、自分に向かって言ってるんだろうけど。
 よろしくやってるとか、ウラヤマしいとか、そういう風に言われることがすぐには思い浮かばなくて――
 一瞬の間のあと、レイ姉のことを見上げた。
 いやいや、姉と弟(みたいなもの)だし。無理あるし。
 そう思ったけど、照れ臭いしちょっと離れておいた。]


[そして、そのレイ姉が――いや、レイ姉っぽい"水"の声が、返事をするように頭の中で会話しようとしたのに、また驚いた。
 なんなんだ一体もう。
 そこの二人で話せるんなら、勝手に巻き込まないでほしい!]

何なの。
なんで、なんでさぁ、俺の頭ン中で話してんの……

[きもちわるい。きもちわるいきもちわるいきもちわるい。
 理解ができないことってこんなにきもちわるくて怖いってことを、身をもって知った気分だ。
 だからせめて、理解しようと聞いてみるけど。
 返事があったらあったで、やっぱりきもちわるいとは、思う気がする。]


【人】 綿津見教会 マナ

― 神社 ―

[ワンコインを指で弾き、狐の面をくるり斜めに掛ける。
フランクフルトをかじりながら、カウンターに身を乗り出す。
伸ばした銃口の先、標的はカエルのマスコットキーホルダー。
一発打ち込めば、コルクの銃弾はその胴体に当たって弾き返される。
カエルの方も無傷とはいかず、その衝撃で大きく揺れた。
が、それだけ。台の上から落ちることは無い。
だから、流れるような手つきで弾を込め、もう一発ぶち込んでやる。
哀れ、カエルは地面へと落ち、白旗を上げるようにひっくり返った。
フランクフルトをかみ切って、飲みかけのラムネで流し込む。
まだ、弾は残っている。
もう一つぐらいは*頂いておこうか*]

(215) 2019/09/03(Tue) 20時頃

綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2019/09/03(Tue) 20時頃


[隣に肩がくっついてきた。颯成も多分不安なんだろうとあたしは思った。どこからら聞こえてくる熱した鉄のような燃え滾る人の声におどろいたんだろう。()]

 
 あの莠コ縺ッ縺ュ、豁サんで繧九s縺?よ


[あの人はね、死んでるんだよ。
あたしは颯成を安心させようと声をかけた。耳がおかしくて自分の声は聞き取れなかった。見上げてくる颯成の目にあたしの顔はどんな風にうつったろう。おねえさんだから優しく隨代≧縺薙→縺悟?譚・縺溘°縺ェ?あたしには自分の顔を見ることはできない。ていうか……あたしの顔はどんな顔だったっけ。]


[――あたしはあたしの顔がわからないことを意識した途端、あたしの頭まるごとが、固まった黒い油か泥のように真っ黒になって零れそうになっていた。ほんの一瞬の妄想や幻覚みたいな出来事だった。

千早ちゃんと会うころには、まるで当たり前みたいにあたしの顔は戻っている。]


 頭縺ョ荳ュで、誰か話て繧の?

[あたしは、あたしが頭の中ではなしているうちの一人だと考えていなかったから、颯成がなにを怖がっているのか嫌がっているのか不安がっているのか不思議がっているのかがわからなかった。
ひょっとして、最初の9月1日、あの時手を取った時にこちら側にひっぱりこんでしまったんだろうか。颯成にはいきている人のあたたかさがある。まだ死んでいないはずなのに。]


 逵ゥ縺励>窶ヲ ……


[あたしは千早ちゃんとの会話の間ぶつぶつと周囲で誰かが囁き声でつぶやいているのを聞いていた。ぶつぶつした声はあたしの頭の周囲のあちこちから聞こえていて、とくに意味のなさない言葉なのかそれとも意味のある言葉なのかあたしには聞き分けられそうもなかった。そのぶつぶつした独り言のさざめきのひとつが自分から出てきているものだとは、あたしもおもわなかった。]


 縺?>縺ェ縺…… 縺ゥ縺?@縺ヲ縺ゅ◆縺励?………
 縺?>縺ェ縺…… 縺?>縺ェ縺……


【人】 綿津見教会 マナ

[指にマスコットキーホルダーを二つ絡めて、屋台の並びを歩く。
変わらぬ日差しだけでなく、鉄板を扱う屋台は熱気ムンムンだ。
更に、お面をつけた側頭部は湿気がこもり蒸れてくる。
なるほど、お祭りと言うものは一人で歩くと良くないところにも目が向いてしまうようだ。
涼を求めて、かき氷の屋台を眺めて見るもチョコミント氷なんて影も形もない。
仕方なくクレープの屋台に並ぶ。
鉄板に薄く広げられる生地を見るのは嫌いじゃない。
生クリームが乗せられる様も然り。
しかし、涼はどこへ行った?]

[生クリームの上にどどんと既製品のプリンが乗ったクレープを器用に親指、薬指、小指の三本で支えてピース。
自撮りを朝に連絡先を交換した二人に*送りつけてやった*]

(235) 2019/09/03(Tue) 22時頃

綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2019/09/03(Tue) 22時頃


[鳥居から参道を通り境内へと抜ける道に渦巻く風に酷く焼け焦げた匂いが混じる。

屍の肉を焼いているような、溶けた鉄を熱する炉のような、地中から溶け流れるマグマのような。
形容された言葉通りにも、またその何れでもないようにも感じられる熱に混じり、ぐらぐらと何かが煮え立つ音。

再び距離が近くなったのか、濃厚になった気配は社で寄り添う二つの存在に己を主張はしない。

ただ、どうしたって焦げ付いた匂いが漏れてしまう事と零れ落ちる不快な哄笑は抑えきれなかった
───二つに向けたものではなかったけれど。
それはクツクツと、ぐつぐつと、炎のようなそれ自身を絶え間なく自嘲し、灼いているのだ。]


【人】 綿津見教会 マナ

おおう。

[屋台の群れから一旦離れて、木陰に身を寄せる。
クレープをもくもくとかじりながら、怒涛のごとく(>>240)流れる画面を眺める。
彼女たちのメッセージアプリの使い方はこういうものなのか、なるなる]

[次に届いたのは、お腹の具合を心配するメッセージ(>>246)。
失礼な、自分の腹具合ぐらい把握できている。
子供ではあるまいし。
いくら、先程フランクフルトを半分ほど食したとはいえ……そういやまだ半分残ってるっけ。
ぷるぷる、ぷるぷる。
たっぷりの生クリームの上で、未だプリンはその形を残し弾力を誇っている。
乗っける時に見ていたけど、三個セットの方じゃなくてBigってカンジの方だったしね。
もう、暫くはプリンなんて*顔も見たくないってカンジだ*]

(256) 2019/09/03(Tue) 22時半頃

[夢じゃないなら、この声は何なんだろう。]

あの……は? し……だよ?

[気付けば、少しずつ水の声の方は聞き取れるようになってきていた。
 といっても、言ってることは相変わらずわからない。
 もしかしたら向こうが聞かせる気で言ってくれてるからかな、って思うのは、言い方がなんとなく、優しく感じたから。
 聞こえたぶんを繰り返したら、だんだんわかるようにならないかなって、そんなぐあいの探り探り。

 優しいって。こんな声に何言ってんだろって、思うけどさ。]


【人】 綿津見教会 マナ

[プリンを睨めつけていると、何やら奇妙な叫び声のようなもの(>>254)。
ふらりそちらの方へと近づいてみたら、別方向へと向かった二人に朝居なかった追加メンバー。
どちらも同学年だ。
なるほどなるほど。
別れた後輩組の方も、朝登校していなかった誰かとの邂逅を果たしている可能性もある。
この分だと、同じ状況に置かれている人員はもう少し居るのかもしれない。
そんな事を考えながら、狐のお面を被り末席へとそろりと加わった]

(274) 2019/09/03(Tue) 23時半頃

綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2019/09/03(Tue) 23時半頃


[聞こえにくかったのだろうか。()
耳がきこえないと、こんなにも話にくいものなんだ。


神社のにそそぐ日の光。
太陽はだんだん高くなってきていた。
神社の夏の色をした樹が作っている濃い影のなかで
あたしは出来るだけ注意深くもう一度繰り返した。
スローモーションのように声が濁る。]



 あのひとはね、しんでいるんだよ。


[セミが大声でないている。
屋台や枝、石畳がつよく陽を反射していてまぶしい。
あたしは颯成の肩に手をやって安心させてやろうとした。]


[走り出したのは、もしかしたら、手を振り払いたかったからかもしれない。
 だって、そんな、何でもない、ふつうのことみたいに、そんな。]

しんでる、の。

なんで。

[レイ姉の手が肩に触れた瞬間、周りの全部の音がなくなったような気がした。
 まるで、世界全部が、このレイ姉の言葉を聞けって言ってるみたいだった。
 あのひとはしんでる。言葉の意味を呑み込みきるには少し大きくて、喉につっかかる。]


【人】 綿津見教会 マナ

ヒナコサン……。
ナカナイデ……。
ゲンキダシテ……。

[合流した途端に泣き喚き(>>279)出したのだから、びっくりもする。
カタコトにもなる。
そっと慰めるように、食べかけのクレープを差し出す。
違う、そっちじゃない。
キーホルダーの方だ]

(282) 2019/09/03(Tue) 23時半頃

[なんでと理由を尋ねられても
あたしはただ颯成にすこし笑うだけでいた。

あの燃える誰かが死んだ理由を
あたしは答えられなかったからだ。]


【人】 綿津見教会 マナ

出口くんって……女泣かせなんですね。

[お面を外し、*そんな事を呟いてみるのだった*]

(286) 2019/09/04(Wed) 00時頃

[本当は音はなくなってなくって、蝉の声も風の音も、それに吹かれた木の葉の擦れる音もする。
 祭りの太鼓も聞こえ出したし、町内会のおじさんたちの話し声もする。
 だけど、レイ姉の声だけが、水の中みたいなくぐもりもなく、まっすぐに、はっきりと、聞こえた気がした。
 理由はわからない。
 でも、想像することはできた。]


……俺も、死んじゃうからかな。


[死んでる人の声が聞こえるなんて。
 ちょっと前なら、笑い飛ばしてジョーダンキツいって言ってたと思う。
 だけど今は、あんまり笑えない。]


綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2019/09/04(Wed) 00時頃


[理屈はわかっても、覚悟はできてない。
 言葉にしたが最後、ぞくりと怖くなって、おみくじを引きに行った。
 神様の思し召しなら受け止められる気がしたのかも。]


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