102 あの、秋の日
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あら。
[素直な返事に瞬いた]
レティ、恋心継続中なん?
それは初耳やわ〜。
……素直なレティに免じて白状したら、そりゃ、90回も告白されたら絆されてまうと思わへん?
せやけど、うちも子どもやったから。独占欲とか、あるやん?
[口ごもる18歳のクラリッサを懐かしげに見つめて]
この歳になったら、割り切れるんやけどねぇ。
[うふふと笑った]
これでも結構、秘密主義なのです。
[へへ、と惚けた笑みを漏らした。仲の良かった先輩にも、同級生にも話したことはなかった。一人静かに向き合って来た想いが、今ここにこのような夢を見させているのだろうか。]
絆されて?ふふ、そうですね。
何より情熱的ですから、先輩は。
確かにジェフ先輩イケメンですし、人気もありましたしね。独占欲、わかります。
[若く、どこか幼いその独占欲は。彼女の見かけと同じで可愛らしいもの。
ジェフはこんなところに惚れたのだろう、のた打ち回るに違いない。]
先輩、大人ですね。
子どもなのは、私だけなのかもしれないです。
[その余裕が少し、うらやましい。]
大人……なんかなぁ……?
[少し羨ましがるようなレティーシャの声の響きに首を傾げる]
むしろ、諦め?
だって、ジェフはそういう人やもん、仕方ないやん?
服を着たうちと、水着の女の子がいたら、間違いなく水着の女の子をガン見すると思うわ。
[当時はそれが我慢できないと思った。けれど10年の歳月は人をそれに慣れさせる]
せやけど、そっかぁ。レティ、好きな人いたんやね。今でも、好きなんやね。
誰かはわからへんけど、思い出してくれたらええねえ?
タイムカプセルのこと……。
愛ですね。
愛ですよ。
[くふふ、と含むように笑い声を漏らした。]
でも、水着はきっと誰でもそうだと思いますよ?
男の人って、皆そうじゃないですか。
[一部から怒られそうな個人的な意見ではあるが、きっとそんなものだろうと思い込んでいる。]
ええ、大好きです。
でも……思い出してくれなくても、いいのです。
[ふと息を吐いた。
それでも幸せだと、今思うから。]
いや、ジェフは一般的な男の人より絶対その傾向が強いわ。
[きっぱりと言い切った。自信がある。自信というより確信がある]
愛? 愛なんやろか。
いやぁ、そんなええもんとちゃうよ。
やっぱり"慣れ"とか"諦め"って言うた方が合うてると思うわ〜。
[そう言って、息を吐く様子に少し黙る]
……せやけど、
思い出してもらえた方が、嬉しいやろ?
タイムカプセルはうちらにとって、大事な思い出。
大事なことを、大事な人と共有したいって言うんは、当たり前のことなんと違う?
……うちも、思い出してもらいたいもん。
タイムカプセルのこと。あの男に。
[うふふ、と笑った]
む、ロマンがないですよ先輩。
何でも愛の力にしておけば美しいって、誰かが言っていましたよ。
[図書館で読んだ何かしらの本に書いてあったはずだが、如何せん蔵書が多く思い出せない。]
……我侭を、言えば。そうですね。
やっぱり私だけ覚えてて、……憶えていてくれないのは、寂しいです。
[ぽつりと小さく零すも、クラリッサの笑い声に小さくため息をついた。とても幸せそうだったから。]
いいですね、その言葉。
録音してジェフ先輩にお聞かせしたいです。
字面だけ美しくしてもしゃあないやないの……。
[何かの受け売りらしいレティーシャの言葉に小さくツッコミを入れる。
続くレティーシャの言葉にくすりと笑った]
何言うてんの。
うちの方がレティの今の言葉、レティの好きな人に聞かせてあげたいわ。
可愛いもん。
可愛くなんて、ないですよ。
きっとそんなこと言ったら、……先輩、笑います。
[照れてさらと口にする先輩の二文字。ああ、と声を上げるも今更訂正は出来ない。単純なミス、それは嘗ての少女が行ったそれと全く同じ。]
……やはり私は、成長していません。
だめですね。
[そう口にしながらも、声音は少女のように笑っていた。]
……別に、言いたなかったら無理には聞かへんよ。
[先輩、と漏らしたレティーシャに小さく笑う]
聞きたい気持ちはあるけどね? うち、バレバレなんやし。
[ふふ、と笑いながら]
何言うてるん。
そういうところも、可愛いし。
うちやったらほっとかへんわ。
[見た目に反して気の強い、可愛げのない性格は自覚している。
手が届くなら、頭を撫でるところなのだけど**]
……せんぱ、なに言って、
[少女の内側で、冷静な彼女はその呟きを聞いた。けれど微かに首を振る。都合よく見た夢の一端なのかもしれない、と。]
……うふふ。
[微かに動揺したような呟きに、小さく笑う]
……ほんまに透けてるし。
[そして28歳のクラリッサは、ひっそりと落ち込んでいた。
いや、夢なんだけど。現実の再現というわけじゃないから、これが実際にあったこととは限らないんだけど。
ジェフに言われたことが印象に残って、夢にでてきただけなのかもしれないけど。
そう言い聞かせても、ダメージは大きかった]
それも若さというものですよ。
いいではありませんか、男のロマンです。
[くすくすと、少女と大人になった彼女は笑う。
まるで誰かの魂が乗り移ったかのようなことを言葉に乗せながら]
男のロマンとか、レティ親父くさいわ……。
[居酒屋ですっかりおっさん化した面々を思い浮かべ、可愛い後輩が影響されてしまったかと渋い顔をする]
そんなこと言って。
レティが気になる"先輩"は別の人やろにねぇ?
[うふふと笑って言うのは、ささやかな意趣返し]
これでも26歳ですからね。
多少、親父っぽくなるのも致し方ありません。
[未だ未成年と間違われることもあるが、胸を張って大人だと言える年齢になった。少々偉そうに声をあげる。]
……わ、
私は、皆さん気になります。
平等に、気になります。
それはもう気になって夜も眠れません。
[余計な言葉ばかり引っ付けているような気がしないでもない。]
声が裏返ったよ?
うふふ、ほんまにレティは可愛いわぁ。
[形勢逆転とばかりに楽しげに笑う]
眠れへんもなにも、今うちら夢の中やしねぇ?
素直になったらええのに。
[ちなみにクラリッサは、素直になってもジェフの入れたものについて、知りたいような知りたくないような……という評価は変わらないのだった]
可愛くないですよ、もう。
知らないのですか、私の背中にはチャックがついていて、その中からおじさんが出てくるのです。
[ふふ、と誤魔化すように不敵な笑みを演出してみたが半分失敗した。]
……何度か想像、してみたのですが。
見当がつかなくて。
[へらりと笑う。面白くて、でも少し不思議な人。
だからこそ少女は、そして彼女は、その“先輩”が――]
それって、りらっ○まやん。
[思わずレティーシャにツッコミを入れつつ、にこにこと笑顔は崩さない]
うちも、みんなが何入れたんか、さっぱり見当もつかへんわ。
せやけど……、
[ふっと口をつぐむ。28歳のクラリッサの表情が微かに陰り、目を伏せた]
みんな、なかなか思い出さへんねぇ。
いつまでもこの時間が続くわけやないのに……。
あのね、レティ。
いつまでもこの時間は続かへん。
きっと、だんだんみんな目が覚めてくわ。
せやけど、今のところ思い出したのはリンダだけ。
やから……。
[顔を上げてにっこり笑った]
このまま、まだ他の人が思い出さへんようやったら。
うち、一足先に戻るわ。
やって、起きたら一人ぼっちって、寂しいやん?
[クラリッサの声音は、やはり大人のそれ。
幸せに浸る少女ははたと、元の26歳のレティーシャに戻る。]
……え?
だって先輩、先輩はわかってて、……戻ってきたのではありませんか。
そんな、
[それでも、永遠に続かない時間は知っている。
夢であることも一番、痛いほどに理解している。]
……、
でもそれは
[一人になるのは、確かに寂しい。
だからこそまだもごもごと口篭っていて]
うん、せやから。
誰か他の人がちゃんと思い出してくれたら、ええんやけどね。
[口ごもるレティーシャを諭すように言い聞かせる]
このままリンダ以外誰も思い出せへんかったら、ね。
うちはちゃんと覚えてるし。
レティーシャは気になる先輩がいるやん?
……あのあほは、うちがおったら煩悩に気をとられて、余計思い出さへんかもしれへん。
[ぼそりと付け足した言葉はあながち冗談ではなかった]
/*
中身失礼します。RPでお話しできず申し訳ありません。
見つける描写をされる方が殆どいらっしゃいませんね。
吊り票の流れが怖いので(ランダムにならないか少々不安で)、素直にリンダ先輩襲撃を考えているのですがいかがでしょうか。
ノックスは、思い出せたんかなあ……?
ピエールはまだやろか?
バーナバスはさっぱりわからへんね?
ジェフは……そもそも考えようと、ううん、思い出そうとしてるんやろか?
ヨーランダは、ベネットは、ミッシェルは……、
みんな、何を入れたんやろね……?
/*
墓落ちがリンダ一人だと寂しいだろうな、というのがどうしても気になって。
リンダ吊りで私襲撃(もしくはノックス?)くらいで考えてました。
あと30分ですもんね。どうしましょう。
/*
バーニー先輩は降霊なのでやっぱり落としたくないところですかね。
ピエール先輩が自室に入ったのは何かしらのフラグだと思ったのですが、違ったのかなとも…
ノン兄は何かしら指針はありそうですが
墓落ちは確かにそうですよね、出来れば今日は2人落としたいです。
/*
ですね、バーナバスは残したいです。
そうですね、私以外ならノックスかピエールかなと思ってました。
リンダはあそこまでRPしてくれたので、多分吊り票が集まると思うんですが。
ただ、ピエールはメモで、ノックスに合流したことにしてもらって構わないって書いてるんですよね。
ということは、部屋に入ったのは落ちフラグではないんじゃないかなーという気が。
/*
そうですよね>ピエール先輩メモ
タイミング的には、一人になったところを襲撃というのもありかなと思うのと、ピエール先輩・ノン兄はタイムカプセルの中身を話し合っている切欠もあるので…
ノン兄いきますか?
/*
ですね。唐突にいなくなるより、いつの間にかいなくなってる方が夢っぽくていいかもですし。
ノックスにセットしました。
でもレティは私襲撃にしてくれてもいいのよ…
/*
ノン兄セットしました。
クラリッサ先輩がいなくなったら、マダム先輩がお風呂に一人で!?状態になるのを想像してちょっと笑ってしまったのは秘密です。
中身大変失礼しました、明日以降はRPで示唆できるように…頑張ります…!
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