277 【突歓RP】“Ha-Ru”から“Na-Tu”に航る村
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[滞在中イースターから連絡があればお付き合いを。 ないままに出立するようなら、遊びにおいでの走り書きとともに連絡先を書いたメモをフロントに預けて。
Mino-Riでの仕事はまあまあ無事にこなし、帰路につく。 割と計画性のない休暇だったが、有意義だったな
と、思いながら**]
(84) manaka 2018/06/19(Tue) 00時頃
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袖がないとかえって暑いんだって。 実際、直に浴びると焼肉になるかと思った……。
[キャンディから教えてもらった日焼け対策を話したが、 そんなことを気にした事のなさそうな様子に 体質や環境の違いなんだろうなと羨ましくなった。
途中から逆に連れまわされる事になったけど それも楽しかったし結果オーライ。]
あの船って循環航路だったと思うよ。
[果たして何処行きのチケットだったのだろう。 変な闇ツアーじゃないといいけど。]
(85) 緋灯 2018/06/19(Tue) 00時半頃
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へへ、ありがと。 待っててくれるなら直接案内してもらおうかな。 [暗号にも見えるがアドレスなのはかろうじて分かる。 イースターの連絡先も一応渡したが、 待っててくれるなら直接案内してもらえるだろうか。]
じゃ、買い物は終わったし。 夜ご飯どうしようか。
[メモは大事にカバンの内ポケットにしまって 夜闇の中、屋根に飾られた光が道になった街へいざ。*]
(86) 緋灯 2018/06/19(Tue) 00時半頃
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ー回想:Na−tu到着前・コックピットー
ぼく、代わりにサポート入るから あの人の休憩長めにしてあげなよ。
[食事の途中に良い事を思いついたから 休憩して来いと追い出されたコックピットに戻って 開口一番そう告げれば、当然「なんで」と問い返された。
横着して誰のなまえも呼ばないのは何時ものことで それでも大体伝わるのはスタッフ同士 共有している時間が長いせいだろう。
まぁそんなことはさておき。 門前払いで再び追い出されないだけの 素敵なねたをしいれてきたのです、ぼくは。
今ばかりはあそこで食事を摂ることを 勧めた食堂のスタッフを褒め湛えたって言いと思っている]
(87) yahiro 2018/06/19(Tue) 22時半頃
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…なんか、女の子と一緒だったから。さ。
[のでぼくの押し付けられた休憩を返上してやるのです。 ほらほら。これでどうだ。ぼくにはたらかせろ。
コックピットに居座る口実を見つけて (自分としては)したり顔の(つもりでいる)ぼくに 話しかけられたパイロットは 健気かよ!と叫んで目元を抑え天井を仰いだ。
なんかよくわかんないけどそっとしておこう。
変な病気じゃないといいね。 そう思いながらも突然叫ぶ奇病なんてうつりたくないから そっと距離をおいておいて 追い出されなかったのでまんまと仕事にもどってやった。*]
(88) yahiro 2018/06/19(Tue) 22時半頃
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おれの星マジ暑い。マジでマジで!
[なぜか自慢げに。]
"Na-Tu"になれたら… おれの星にも来れるかもしれないじゃんよ…
[少し照れたように、不器用に片目をつぶってサムズアップ。そして、夜ご飯(>>86)と訊かれれば青年は、会心の笑みを浮かべ]
豚肉、いっしょに探してみるじゃんよ!!**
(89) mononoke 2018/06/19(Tue) 22時半頃
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――船内の様々な噂話――
[色々混ざって、男の知らぬところで謎のストーリーが作られていたらしい…とわかったのは"A-ki"に到着してからのことであった。
シルクの指に止まった鮮やかな色の鳥を見て(>>6)、「いいな」と伝えたがそのコメントになぜか周囲がざわついた。 なぜだか同僚にお前はもっと考えてやれみたいなことを言われたのだが、シルクが何を言ったのか知らない男には、ちんぷんかんぷんだ。]
(90) moggyu 2018/06/19(Tue) 23時頃
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[一緒に食事をしていたあの客は誰なんだとも聞かれた。 「あの客」が誰のことを指しているかわからず躊躇うと、良くわかってるよみたいな顔で肩を叩かれた。 客の中に本命がいたんだという説が確定したらしい。
なお医務室からはご指名だと連絡が入ったが。(>>24) 会いたいと主張している客の容姿を詳しく聞いて、大変申し訳ないがそのご要望には応えない方針とした。
この件に関してお前はどれだけ守備範囲が広いんだという旨のコメントを大量にもらったが、どう考えても一方的でさすがにあれはセクハラだと主張したい。*]
(91) moggyu 2018/06/19(Tue) 23時頃
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[安定宙域を走行中は割とみんな気が緩んで 必要のない私語もあれば急ぎでない業務の話も飛び交う。
そんな最中なんだか直接的だったり間接的だったりに 矢鱈滅多にNa−tuでの降船と長期休暇の消化を勧められて 散々渋っていたけれど、再三無視し続けた上司から 通信で「有給消化してね」請求の最終勧告がきたので 諦めて休暇申請の手続きを済ませた。
宿泊先を探すのが面倒くさいから実家に連絡したら 父に密告されて父が飛んでくることになった。 余計面倒くさいけど、宿泊施設の見知らぬ他人に 気を使われ続けて疲弊するよりは少し楽だ。
そう考えて諦めることにした。]
(92) yahiro 2018/06/19(Tue) 23時頃
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[ぼくのからだの大半は、僕の細胞を養殖して作った 高額の生体パーツを移植して賄われている。 生まれた時からそのままの器官なんて多分 ぼくのからだにはもう殆ど残っていない。
替えの利くものくらい機械パーツに 入れ替えてしまえばいいものを 気の遠くなるような多額の治療費を長年に渡り 湯水のごとく馬鹿みたいにつぎ込んだ父は…
…あの頃から今でも変わらず借金苦や破産なんかと無縁で 自家用の宇宙船を数台趣味で所持して居たりする 所謂富豪層な訳だが。
そんなこと誰にも話したことはない。 聞かれないし話す機会もないし。 父がそうなだけでぼくにはあんまり関係ないし。 各地に点在する別荘やら別宅に 船を降りる度こうして滞在させてもらうから 個人的に便利とか、ぼくにとってはその程度のことだ。]
(93) yahiro 2018/06/19(Tue) 23時頃
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[“Na-Tu”での一週間はあっという間に終わってしまう。 豚肉を探しに行ったりパンフレットの場所へ行ったり、 花火の会場でも屋台優先なのはラッシードらしい。
キャンディには薄黄のグラデが入ったロングスカートと 色付きの上着を持参して会いに行ったのだが、 しっかり指導を入れられた。 その代わりイースターの持ち物にまた少し色が増えた。
ミツボシとも繁華街でばったり出くわして。 船でカレーのご相伴に預かったアンタレスも一緒で その場はすぐにお暇したのだが。 しばらく滞在するらしいから 彼女とはまだこの星で会う機会がありそうだ。
そういえば港の近くでぐったりしていた イースターと色合いが似た彼は 無事に帰れたんだろうか。 日焼け止めと水を渡しただけで名前も聞けやしなかった。]
(94) 緋灯 2018/06/19(Tue) 23時頃
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[“Na-Tu”の青空に白い筋がいくつも見える。 あのどれかがイースターがこの星に乗ってきた船だ。
旅の出会いは楽しいけど、 別れまでの期間が短いのは少し寂しいな。
見上げていた視線を降ろして パンフレットを開くと今日の行き先を決めていく。 旅の時間は有限だ。 “A-Ki”への土産話のためにも パンフレットにない穴場のひとつくらい発見したいし。]
――さて、今日はどこに行こう。**
(95) 緋灯 2018/06/19(Tue) 23時頃
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ー"Na-Tu"到着後:別宅にてー
[白熱した眩い陽光がさんさんと降り注ぐこの星の日中は 僕にとっては地獄でしかないので。 自然と、澄み切った青い空と顔を合わせずに済む様に 日が斜めになって色を変える頃に起き出す ずれた生活リズムになる。
緑陰美しい庭の眺望を一望できるウッドデッキの デイベッドで寛ぎ過ごす父の隣に おはようの挨拶もなく転がり込めば 家政婦のアンドロイドが好みの飲み物を 喉の渇きを予測したみたいなタイミングで運んでくる。 快適すぎていつも以上にだらけてしまうけど ぼくは決してわるくない。
モナリザの両腕を心地好く思うのは 幼い頃より彼らの肌に慣れ親しんで 育ってきたからからなのかもしれない。]
(96) yahiro 2018/06/19(Tue) 23時頃
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[休暇を一緒に過ごしたってろくに話さなければ まともに顔を合わせようともしないぼくが珍しく 本当に珍しく傍に寄って行ったから たったそれだけで父の機嫌が浮上してゆくのを 隣で感じてなんとなく気恥ずかしいきもちになる。
ばかだな、って思うのは 父に対してか、素直になれない自分に対してか …両方かもしれないけどよくわからない]
あのさ、父さん…
[呼びかければ声を掛けられ浮かれてるのを 誤魔化すみたいに至極真面目な顔で 「パパと呼びなさい」とか言ってくるけど 毎度のごとく軽く無視して聞き流す。 いまいいからそういうの。]
(97) yahiro 2018/06/19(Tue) 23時頃
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[爪の赤い鳥を指の腹で撫ぜながら 言おうか言うまいか、此処迄随分悩んだのに未だ渋って けれど言おうと決めてきたのだからと、決心して声にする そんな大層なことでもないんだけどさ、べつに]
……気付いたんだけどね。 ぼくさ、きれいなものとかわいいものがすきだけど ぼくがそれになりたいわけじゃないみたいだ。
[こうやって、指先をほんの少し飾ってみたら 確かに、胸が高鳴ったけど。
雨の中差し出された掌。 宝石みたいに整った指先をおもいだす。 あれになりたいとはこれっぽっちも思わなかった。
けど… 気付いたことがある。 言葉にして、伝えようと考えるくらいにはっきりと。]
(98) yahiro 2018/06/19(Tue) 23時頃
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たぶん、女の人より、男の人寄りだと思うんだ。 こころというか、思考とかが。
[濡れる指先を眺めて、不甲斐なさを覚えた。 あの細い腕にすら心配される自分の脆弱さに苛立った。 行く道で、傘を半分差し出した同僚のように 降り注ぐ雨から守ってやるべき肌なのに、と。
成人してるし、報告する義務は、もうないけど。 ぼくが一方的に避けてるせいで随分疎遠になっているし わざわざ伝えなくたっていいかなって、思ってたけど。
それでもずっと親で居てくれる変わり者のこのひとを まぁ少しくらい安心させてやるくらい したっていいしできなくはないかなぁって。 久々に顔を見たら、気紛れにそんな気持ちになったから]
(99) yahiro 2018/06/19(Tue) 23時頃
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……、…ずいぶん遅くなったけどさ。 ぼくは男になろうとおもうよ。
………あ、娘が欲しかったんだとしたら、ごめん。
[狡い言い方だ。なんて答えるかなんて知ってるくせに。 それでも久しぶりに、その言葉を聞きたくて。 聞いたらすこしだけ、安心できるきがして。 強請る代わりに軽い言葉で謝れば
何度も何度もうんざりするくらい 繰り返し見てきた顔がそこにあった]
(100) yahiro 2018/06/19(Tue) 23時頃
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『きみがいきていてくれるならそれでだけでいい』
…でしょ。もう聞き飽きたよ、その言葉。
[父の声に、言葉を、音をぴったりと重ねてみて 本当に見事に重なって驚く父の顔が なんだか可笑しくって、顔を合わせて久々に笑いあった。
聞くたびにあんなにうんざりしてたのに とろとろと温かい南国の風みたいに 今日だけは少しだけ、何時もよりもほんの少しだけ 不思議と優しい気持ちになれた気がした。**]
(101) yahiro 2018/06/19(Tue) 23時頃
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――数ヶ月後:"Ha-Ru"――
[今回の日程も予定通り。 休暇の申請もすませてある。]
じゃあ離陸のメイン操縦よろしく。 今回は"Bai-U"の寄港丸1日だっけ。
[予定を確認しながら男は端末からメールを送る。 宛先はここ数ヶ月で何度かメールを交わしている相手。
「いまから"Ha-Ru"を出る。 到着は4日後、"Na-Tu"時間の午後二時。 滞在予定は一週間。 君のディナーの予約をさせてもらっても?」
メールを送って端末をしまう。 そろそろ離陸の時間だ。**]
(102) moggyu 2018/06/19(Tue) 23時半頃
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皆様、長らくの旅程お疲れさまでした。
此の度は、当船をご利用頂き誠にありがとうございました。 楽しい時間をお過ごしいただけたのであれば幸いです。
それでは、またのご利用をお待ちしております。**
(103) あけひー 2018/06/20(Wed) 00時頃
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