277 【突歓RP】“Ha-Ru”から“Na-Tu”に航る村
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許すまじシャレオツパーツ……。
[悔しげに呟いた。多少の出費は覚悟の上だけど。 それでも結局一つ購入したらあれもこれもってなるに決まってるんだから!]
情報交換は基本よね。 とくに、スイーツ情報に絞ってくれると泣いて喜ぶわ。
……あー、
[短い返事で答えたのは自らにも身に覚えがあったからで。]
挑戦かー、いいねー。 バケツプリンとかいう古式ゆかしい挑戦とか たまに挑みたくなるわよねー。
[ズレた回答は重々承知。]
(55) 2018/06/13(Wed) 23時頃
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― 業務中 ―
[どこかで私が呼ばれている気がいたしました。 活動範囲外なので向かう事ができないのでございます。
しかし、私は『SiKi-112』の自律式機械乗務員モナリザ。 当船をご利用いただいている限り、お傍に行く事はできなくても、常に皆様の心に寄り添わせていただく所存です。*]
(56) 2018/06/13(Wed) 23時頃
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イースターね。覚えとく。 どういたしまして〜。
お茶はスイーツの美味しいとこにしてよね!
[にっと笑って手を振ると、地下へ続く道の上に乗る。 行き先を適当に喋れば、道がその場所まで連れて行ってくれるだろう。*]
(57) 2018/06/13(Wed) 23時頃
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―― ドラッグストア ――
えーとこれ、とこれと。
[必要なものをポイポイとエアーボールに詰め込んで]
あー……長旅だしなー… じゃーこれも、
[パーツメンテナンス関連の品も迷って結局エアーボールの中へ。]
――……なんだこの金額
[想像よりも少し多いお会計になってしまったのは、 新作、人気商品、☓☓で話題、などの菓子類を詰め込んでしまったから。]
(58) 2018/06/13(Wed) 23時半頃
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[店先にはたくさんの傘が展示されていた。 色も大きさも全然違って、見ているだけで面白い。 ホログラムじゃなくて実際に触って見られるらしい。]
これが番傘? 何でできて……竹と紙? 紙ってあの?
[なんで紙で雨が防げるんだろう。 紙の種類が特殊で、弾くための工夫がと説明されるけど 半分も理解できなかったよね。]
……重い。
[カーボンや軽量樹脂に慣れきった体には 古来奥ゆかしい傘はちょっと重かった。重すぎた。
結局買ったのは今風の素材で出来た傘。 だけど見た目はちょっと昔の様式に寄せてあって、 薄青に描かれた模様は紫陽花がモチーフなんだとか。]
(59) 2018/06/13(Wed) 23時半頃
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[買ったら我慢できなくなって、 施設街を早々に出て紫陽花の傘を開いた。 聞こえる音は、さっきまでの傘より少し軽やかなような。 イースターの気分がそうだから、かもしれないが。
花といえば、 爪に描かれた花は何なんだろう。>>32
“Ha-Ru”で見たサクラみたいな甘い色の広がる中で、 薬指だけ大きな銀色の花が咲いている。 一度気になり出すると頭から離れなくなって 歩きながら端末を開いて調べた。]
どれだろー……これかな。 シャク、ヤク? もしかしてこの星に咲いてるとこある?
[検索に“Bai-U”が引っかかったから 改めて調べてみると、そう遠くない場所にあるようで。 知れば、次の目的地は自ずと決定した。]
(60) 2018/06/13(Wed) 23時半頃
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[そして目的地へと向かって歩くことしばらく、 道の脇でずぶ濡れになって地面に寝ている人がいた。>>45 呻いているようにも聞こえたから、 もしかして倒れているのかも……と近寄ってみて、 ……モナリザって言っている?]
……大丈夫?
[モナリザはあのモナリザだろうか。 見て見ぬ振りをして通り過ぎるには近づきすぎたから、 おずおずと声をかけてみたけど聞こえるかな。]
(61) 2018/06/13(Wed) 23時半頃
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――技術者の店――
[訪れた男を技術者は無表情で迎える。 ぶっきらぼうでも腕が確かならば問題ない。]
確認して欲しいのは眼なんだよ。 雫石? いやいやアイパーツじゃなくて。
[耳の後ろに触れれば左目が赤く光ってから、そのまま人工皮膚のコーティングが外れる。 中にあったのは腕と同じく黒く光る金属のパーツたち。 左顔面も機械化しているので、ドライアイとは無縁である。]
一般使用には問題ないんだろうけどなぁ。 職業柄、しっかり見えないと困るもんでさ。
[身分証明を見せれば技術者は納得したらしい。 そこに座れと言われるがままに腰を下ろした。]
(62) 2018/06/13(Wed) 23時半頃
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しかし何でこんな水っぽいとこで商売してんだ。 へえ……確かに、綺麗な水は加工に必須か。
[大量の水、豊富なエネルギーに希少な素材。 それに加えて耐久性のテストも容易い。 意外と熱心に説明をしつつ、技術者は眼のパーツを弄りだす。
わずかに感覚を感じながら、左目の視力はオフとした。 弄られるのはもう慣れたものだ。 男の左半身がぶっ飛ばされたのは10年以上前の辺境の衛星である"Na-Dar-E"でのテロ事件なので、もう詳細は忘れている人も多いかもしれない。
脳と肺の半分と心臓が無事だったので男は生きている。 即死しなかったのは特殊ユニフォームのおかげだろうし。 その後この状態にまで戻れたのは治療のおかげである。 現在医学の進歩はすげえなってのが正直な感想だ。
当時は警察に所属していたので、労災ということで入院費はもちろんのこと、サイボーグ化の費用が全額降りたのはとても助かった。 男が自腹を切ったのは腸の生体パーツぐらいである。 食の楽しみは重要だ。]
(63) 2018/06/13(Wed) 23時半頃
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[そんなことを思い出していれば眼の調整は終わった。 見え方と、赤外線と紫外線感知力を再調整すれば完了だ。]
お〜、すげぇな良くなった。 助かった助かった。また機会があったら頼むな。
[請求書は職場宛にしてもらって、技術者に礼を言う。 金額は容赦ないが、経費でいけるので痛くはない。]
そういや、最近の新商品とかあるか? 今月限定の月代わりの菓子? なるほど。
[この店を出て最初の菓子屋に月代わりの品があるらしい。 それなら何度もこの星にきている同僚達も初めてかもしれない。 手みやげはそれにしようかと思いながら、技術者に挨拶をして店を出て、男は大通りへと戻っていった。**]
(64) 2018/06/13(Wed) 23時半頃
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…礼拝中。
[ずぶ濡れにちょっとだけ涙なんかをごまかしてたところに声を掛けられて>>61、咄嗟の照れ隠し。雨の中でモナリザを礼拝する巨漢。だけどそれでは"お邪魔しました"と去られるではないかと気が付いて。内心慌てて。]
おねえさん…豚肉好き? おれ、だいすき。
[だいたい、ナンパとかは成功したためしがない。**]
(65) 2018/06/14(Thu) 00時頃
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モナリザ教……
[あの乗務員ロボットにそんな謎が?>>65 今度どんな顔であのロボットを見たらいいんだろう。 船に戻ったら確実に目にするんだけど。]
豚肉…? 大好きって程じゃないけど普通に食べるよ。
[どちらかと言えば鳥の方が好きだけど、 生姜焼きとか美味しいよね、豚肉。]
(66) 2018/06/14(Thu) 07時半頃
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とりあえず、これさしたら? もうかなり濡れちゃってるけど。 船の備品だから後で返せばいいし…… おにぃさん、SiKi112に乗ってる人だよね?
[紫陽花の傘を買って使われなくなった、 出かける先にモナリザから渡された傘を差し出す。
イースターが持っていても傘は仕事ができない。 濡れていたいなら引っ込めるけど、 荷物になるから、使ってくれた方がありがたい。**]
(67) 2018/06/14(Thu) 07時半頃
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[>>14どこかへ出かける準備を始める赤色を 視線の端に捉えて、珍しい。そんな顔をして 眺めていたのかもしれない。 聞いてもいないのに周りの誰かが その理由を教えてくれる。
>>0:41デートの約束があるとか、なんとか。 彼女を肯定しなかったから彼氏なのかもしれないなんて 神妙な顔での曖昧な補足情報つき。
彼氏だと何か問題があるんだろうか。 よくわからなくて首を傾げた。
何時もなら真っ先に呪うとこだけど 今は「羨ましい」なんてそんな事些末事に思えた。 如何でもよくなってしまう前に、試したいことがある。 こういうのは、タイミングを逃すと色褪せてしまうから]
…ね、そんなことよりさ。
(68) 2018/06/14(Thu) 12時頃
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爪に塗装してくれるとこ。 どこか近くで、しらない?
[慣れもしない食べ物を「おいしそう」と語ったり 何処に到着しようともコックピットから 一歩も出ようとしない引き籠りが外出しようとしたり
何時も寝ぐせ頭で洒落っ気どころか化粧っ気もぜろの その頬をほんの少し気恥ずかしそうに染めて、 最低限しか言葉を紡がない声が縋るように尋ねるから。
こっちもか!?みたいな顔をして その場の面子が注目する。
けれど全然見当違いすぎて 僕にはうまく伝わらなかったから
みんなお勧めがあるんだろうくらいに受け取って でも一件でいいんですって さらっと受け流してしまった。]
(69) 2018/06/14(Thu) 12時頃
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[必要な仕事を片付けようとしたけど その前にひょいと抱え上げられて追い出された。 押し付けられた先は出掛ける準備を終えた赤いのの傍。
大きなショッピングモールの中に予約なしでも 待ち時間も少なくやってくれるところがあるんだそうな。 如何やら其処まで案内してくれる話になっているらしい。 子供みたいな見た目の所為か、基本皆無駄に世話焼きだ。
有り難いときと鬱陶しい時が、半々。 ごぶごぶだからどっちも平等に黙ってることにしている。
じゃあ行ってくる、仕事残してごめん、って意味を込めて …込めてるつもりで何時もの睨んでるみたいな目つきで 振り返ったら、なんか…なんだ… 目頭を押さえてるのとかいるんですけど。
何だろう眼精疲労かな。おだいじに。 でもごめん今日はでかけさせてもらう。 心の中だけで軽く謝って背を向けた。
(70) 2018/06/14(Thu) 12時頃
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……戻るころにはおひれはひれでよくわからない噂が そこいらじゅうに散らばってるなんて 不測の事態に陥るとも知らないで。
ほんの少しの浮かれた気持ちと雨具と 必要最低限を手に外へ出た。]
(71) 2018/06/14(Thu) 12時頃
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―衛星"Bai-U"―
[モナリザから受け取った傘を開くとなりで 自前の雨具を羽織った。ポンチョ型の。 腕の力と体重が残念なもので 傘だと風に煽られると厄介だからこっちの方が楽だ。
速足で追いかけるのに気付いたか歩調を緩めるから 有り難く普通の速度で歩く。
べつに置いて行ってくれたっていいのに。
思うだけで言葉にはしない。 気遣いのようで、その実ただ羨ましいだけの その言葉選びはきっと余計な棘を孕んでしまうから。
どうせ雨音がかき消してしまいそうなこの気候で わざわざ憎まれ口をたたく必要もないと呑み込んで。]
(72) 2018/06/14(Thu) 12時頃
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[>>14堪える場所だ、とぼやいた声は 半分くらい雨音に紛れたけれど確かに聞こえた。
機械の体をもつひとは、湿気で体調を崩しやすいと ほんとかどうか知らないけど、聞いたことがあるから たぶんそういう事なんだろう。
彼の体の半分くらいが生身でないことは 傍に居れば音でわかる。 生身のパーツの音は酷く不規則だけど 機械のパーツの音が乱れることは殆どない。
ちなみにモナリザを見分けているのも 駆動音の癖が少しずつ違うんだと以前技師に話したら なんだか変な生き物を見る目で見られたから それ以降もう誰にも言ってない。
本当なのに、誰も信じないんだきっと。 信じてくれなくたって、いいけどさ、べつに]
(73) 2018/06/14(Thu) 12時頃
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[気遣いは要らないと告げればただのやっかみになって 逆に気遣えば「大丈夫だ」とか本心でもない言葉を わざわざ言わせることになりそうで
だから言葉もなく二人並んで黙々と歩く。
今日は考え事で忙しいから 何時もの妄想もお休みだ。
ハートを飾ってあったのと 同じ指の爪を親指の腹で無意味に撫で摩る。 あの子とお揃いは、流石にどうかと思うから なににしようか、どんなふうにして貰おうか… 考えるのもなんだか楽しくて、口元が柔らかな弧を描く。
気付けば無意識に、隣の赤色ばかりを連想していた。 透明が幾重にも重なった烟る雨のカーテン越しにも ちっとも遠慮のない色彩は 銀色にけぶる世界の中でやけに頭にこびり付いて 何時まで経ってもちっとも洗い流されてはくれなかった]
(74) 2018/06/14(Thu) 12時頃
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[ふと、ぼくにあわせるため、とはまた別の速度に 隣の足音がほんの少し緩む。 何かあったかと視線を上げれば >>41隣の視線は色鮮やかな映像を横目に眺めていた。
未だ派手になる心算だろうか。 >>33そういえば乗客の中にも賑やかなのがいた気がする。 隣の男の赤い頭をそのままに色味を体に足して行ったら… 気付けば頭の中で隣の男の姿が南国色の鳥に変わっていた]
雨覆…。 青緑と、黄色、どっちがすき?
[アカとベニ、どっちかなぁなんて。 思い浮かべる名前はふたつ。
丁度そんな色のボディーパーツだって 流れる映像の中に映っていただろうから パーツの話とうまい具合に勘違いしてくれるだろうか]
(75) 2018/06/14(Thu) 12時頃
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―施設街―
[傘を畳める屋根の下に入る頃には、じゃあここで、と 別行動を申し出る。
なんたって向こうはデートだ。 邪魔者は早めに退散した方が良いに決まってる。
既に人に酔い始めて愉快な顔色になってることは 鏡がないから無自覚だから、大丈夫か?と問われても 此処から先の道で迷わないかと聞かれたと受け取って すぐそこだから平気とでも答えただろう。 絶妙にかみ合っているようで、噛み合っていない。
普段なら愛想の欠片もなくそのまま背を向けただろうけど 今はちょっと浮かれてご機嫌だったから…]
(76) 2018/06/14(Thu) 12時頃
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あ!…あ、ありが、とう、 …案内。…たすか、った。
[慣れない言葉を声にする。気紛れに。 なるべく何でもない風に言いたかったのに 慣れぬ行為への照れが滲んで、声が裏返る。
もじもじしてしまう自分の鬱陶しさにいらっとすれば また普段の仏頂面に戻って、いつも通り、元通り。
逃げるように背を向けてぎぐしゃくと歩き出す。 人ごみに慣れていない感丸出しの 流れに揉まれてふらふら、ふらふら 危なっかしい小さな背中が見えなくなるのは きっとすぐの事だろう**]
(77) 2018/06/14(Thu) 12時頃
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[最終的に個人趣味で制作したアイパーツを2つ融通することで決着。 屋号が有名になり、動きにくく面倒だと思うことが増えはしたが、こういう時は便利と思う。 次の待ち合わせ場所、とあるホテルへ移動する]
「待ったかいがあったわあああああ!!」 「恐縮です」
[この顧客は私がアマチュアだった頃からのご贔屓様。ステラボンボンの主力はアンドロイド用ネイルパーツとアイパーツで、販売戦略の都合からカラフルさとポップ色が強いのだが]
「この本物より本物らしい色と虹彩!本当に宝石のようね、昔から…」
[アマチュア時代には生体用義眼や義手も作っていた。己の瞳に対するコンプレックスの裏返し…と、今なら思えるが。 当時は何かに憑かれたかのごとく、本物より本物らしくを追求していた。その頃を知っている人から、時々こういう依頼が入る。]
(78) 2018/06/14(Thu) 14時半頃
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「どれか、お気に召されましたか?」
[お客様は真剣に品々を見つめ、頬を上気させて悩んでいる。その姿はとても愛らしい]
「この紫が良いわね。調整してもらえる?」 「承りました」
[しばらく悩んだあと、一つを指さされた。 最終的な視界などの調整は別の専門技師が対応するので、私のやることは骨格に合わせた大きさと瞳孔の調整。 品物をお渡しすると、お客様は技師と一緒に席を外された。
華やいだ声が隣室からわずかに聞こえる。 私はソファの背もたれに軽く寄りかかり、注がれた紅茶を飲む。
いかに"生身"に近く、若い容姿を維持できるか? 特権階級にいる、ある種の方々が非常にこだわる。 見た目かつ仕事がコレなので誤解されがちだが、私も生身の人間で、それ故彼女らの価値観には、きっと辿りつけない。美しい姿になりたい、維持したい、という気持ちはわかるのだが…。
紫の瞳に変わったお客様は、美しい"人" 初めて私の作品を買ってくださった時から随分と若返り、今や私の妹と言っても通る容姿に、なられたけれど。]
(79) 2018/06/14(Thu) 14時半頃
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[そう。それは惑星と惑星の狭間、虚空を統べる神。迷える者も浮かべる者も救う…わけあるかい。とこの青年には突っ込む資格がなかった。]
マジで? ヤベー!うめぇよな豚肉!
[普通普通も好きのうち?少し興奮気味にむっくり起き上がれば、差し出されるカサ。]
(80) 2018/06/14(Thu) 14時半頃
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ヤベー。おねえさんやさしす… うん。おれラッシード。
あ…食う? 豚肉食う?うまいよ。マジでマジで。
[優しくされると涙が出るタイプの青年は、涙ぐみつつ傘を受け取り、彼女の問いに頷いた。そして例のハンバーガーを取り出すべくバッグを開いた。しかし、そこには、衛星"Bai-U"の湿気と雨にやられた、しおしおな無残な姿が。]
ヤベー…マジヤベー…**
(81) 2018/06/14(Thu) 15時頃
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――回想:ここまでの道のり――
["Ha-Ru"を発ってからのシルクには驚かされる。 何かきっかけがあったのか、ただの気まぐれなのか、好奇心を持ち出したのか男にはわからないが、いつもと違うことをしてみようというなら、手助けぐらいはしてやりたい。
そんなわけで、ついでだからと引き受けた道案内。 雨具をかぶったシルクが(>>72)追いついたら、容赦なくその体に降り注ぐ雨が跳ねるのに眼を細めて、気持ち傘をそちらへ傾けた。 男の半分は濡れたって風邪とは無縁な体である。
雨粒が傘を打つ音を聞きながらゆったり歩きつつ。 珍しく外出する気になったシルクの横顔を伺う。
色がついていた記憶のない爪を塗る気になったきっかけを男は知らないから、どういう風の吹き回しだと聞く前に爪を撫でて微笑む様子を見たので(>>74)、野暮な探りは入れないことにして。 おしゃべりな男にしては珍しく、道中は静かに歩く。]
(82) 2018/06/14(Thu) 18時頃
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[ボディパーツの広告に気を取られていれば、同行人が口を開く。 目の前を流れていった鮮やかな色から、対照的に色の薄いシルクへ視線をうつし、もう一度広告のほうを見やった。]
迷うが、青緑かねえ。 カッコいいがなかなか手が出るもんじゃないわな。
[まさか鳥を連想されているとは思うはずもなく。 私服でも寒色系が多い男はそう答える。 その色を当てはめて南国色の鳥の名前を相手がうっかりに口に出したとしても、それはそれで愉快で笑っただろう。]
(83) 2018/06/14(Thu) 18時頃
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[施設街は予想していたより賑わっている。 それこそ小柄な人は埋もれてしまうぐらいにだ。 ここまで一緒に歩いて来た同僚は、幾分顔色が悪いようだったが、調子を訊ねるも近くだから平気と返される。]
そういうこっちゃないんだが……。まあいいか。
[店内はここほど込み合ってはいないだろう。 そう判断して別れようとすれば、目の前の相手から出たのかって二重の意味で驚く声がして、気がつけば去っていく小さな背中があった。(>>77)]
……ふ、ははは。 どうしたんだあいつ。
[まさかこれしきで礼を言われるとは思っていなかったし。 それを言うシルクが声を裏がえすのも意外だった。 しばらく肩を揺らして笑ってから、ふと接続部がもう痛まないことに気がついて、ちょっぴり機嫌良く施設街の奥へと入っていった。]
(84) 2018/06/14(Thu) 18時頃
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