314 突然キャラソンを歌い出す村5
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[達成したつもりの目的。 チトを見る。 階下へと視線を向けた。 花火はまだ咲いている。]
すごいだろう? でもこれは本番じゃない。
[本編ではあるかもしれないが。]
そう、本番じゃないだ。 本番は文化祭、 だから。
俺はただ、お前らに俺の理想を見てほしかった。 まあそれだけだな。
(510) 2022/09/08(Thu) 23時頃
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/*
やばいね!!!!!!!!
でもこれからまた増やします……
ショコラさん寡黙吊りは(ヾノ・∀・`)ナイナイ
僕はそろそろいけますよ!スタンバイ!
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─ 昼休み、1F廊下→どこかへ ─>>481>>483
[ケケケ、と喉をならした。タルトのいう「可能性がある」を一切否定しない。暴言も慣れた流し方をされている。
なにせ相良も『じゃあ仮にみんな死ぬかもしれないけどお前の優先順位メアリーからでいいの?』というのが、さっきの一言でもあったので……]
(511) 2022/09/08(Thu) 23時半頃
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あそう。花輪最優先でいいんだ。
[ふーんと面白がって相槌をうつ。]
下僕は地球の彼氏が守ってくれるんじゃね?? 新しい家族信頼してあげなくていいの?
[最新のタルトにも関わるらしい愉快設定を思い出し、また可笑しそうに笑い声を立てた。]
オレの優先したい人はオレだね。 沙羅ちゃんは平気でしょ。つよいし。
[小さい頃から武芸を習ってきた彼女のことを相良は勝手に強かな女認定している。というか、そも相良は『ここに居るとすごく危険である』をタルトに対しさんざん煽っておいてなんだが然程危機感を持っていなかった。*]
走ってさがすー?二手でもいいし。
(512) 2022/09/08(Thu) 23時半頃
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―昼休み・学園三階廊下―
『うう、うう、葉桐さん…… 私やっぱり、葉桐さんのことが諦められなくって……』 『はは、女泣かせんなよマスター!』
あああ、えっと、えっと……
[焦りと混乱は、首無しから冷静さを奪っていた。 一か月ほど前に振ってしまった相手におろおろしている間に。
ついに見つかってしまったのだ。>>468]
(513) 2022/09/08(Thu) 23時半頃
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[ その目を見て、首無しは一瞬で理解した。
あ、これあかん奴や。 ]
(514) 2022/09/08(Thu) 23時半頃
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……。
[首無しは、数秒ほど固まったあと。
にこり、と笑った。
それは、大輪の薔薇のような、美しい笑みだった。 女性ならば思わずぽっとなってしまうような。]
……お嬢さん。 ごめんなさい、僕はやはり貴女にふさわしくない……
[言いながら、涙を流す女生徒の手をそっと握る。 女生徒は、首無しの微笑にぽおおおっとなっていた。]
(515) 2022/09/08(Thu) 23時半頃
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貴女には、もっとお似合いの方がおられます!!
[言うが早いか、その女生徒を抱え上げると、人狼へと二重の意味でぶん投げた。
彼ならば絶対に受け止めるであろう、ある意味信頼しているからこその芸当である。
投げた女生徒の行方を見ることなく、首無しは廊下の開いた窓に手足をかけると、そのまま飛び降りた。
……ように見せかけて、窓枠を掴んだまま、ぶら下がっている。 そのまま二階の様子を伺った。幸い、下の窓は開いているようだ。]
(516) 2022/09/08(Thu) 23時半頃
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よっ。
[ぱっと掌を開いて落下。 落ちながら、今度は二階の窓枠に手をひっかけた。 衝撃は多少来るが、人間が受けるそれよりも遥かに軽い。]
よしよし。
おっじゃま、しまー、すっ!!!
[よいせとよじ登り、二階窓から廊下へと侵入。 そのまま今度は、二階廊下をすたたたと駆けだすのである。
まごうことなき敵前逃亡であった。*]
(517) 2022/09/08(Thu) 23時半頃
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サガラは、チトフにアンコールした。
2022/09/08(Thu) 23時半頃
サガラは、ヒイラギにアンコールした。
2022/09/08(Thu) 23時半頃
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[腕組みをしたまま、柊木の話を聞く。
肯定。>>509 その言葉を聞いて眉間に皺が寄る。 だが口を挟む事なく、俺は静かに話を聞いた。 すごいだろう?と、理想を見てほしかったと、柊木は言う。]
………ああ、確かにすごいな。
[たまらなくなって、口を開いた。]
……これがお前の、理想…か。 つまり、これがお前の思う”楽しい”って事か? [腕組みを解き、握った拳が震える。 今この胸に渦巻いている感情を表す言葉は何が適切なのか、俺自身にもわからなかった。]
(518) 2022/09/08(Thu) 23時半頃
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― 屋上へ向かう道で ―
[屋上へ向かう道すがら、ある噂を耳にした。 本物の花火が混じっているかもしれない、という話だ。 そんな事、あり得るはずがない。 チトが整然とした態度でその噂を否定する。>>418 それでも柊木に対する中傷はやまない。]
…………。
[それらに対してチトは口を噤み、屋上へと歩みを進めた。 じろり、と俺が生徒を一瞥すると、ヒッと小さな悲鳴が上がった。 何も言う事なく、後輩の後に続く。
しかし、道の途中で俺は足を止めた。]
(519) 2022/09/08(Thu) 23時半頃
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…お前ら、先に行ってくれるか。
[理由は述べず、それだけ伝える。 チトは何も問わず、わかりましたと答えてくれた。 その顔を見つめ、アイツを頼むと目で伝える。 夕暮も後輩の後に続いたが、何故か五十鈴だけは傍らに残ったままだ。]
……何をしている…お前も早く行け。
[その言葉への返答はNO。 俺が此処に残った”理由”を、コイツはわかっているようだ。]
(520) 2022/09/08(Thu) 23時半頃
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フ…、敵わんなお前には。
[ニタリ…と鬼が笑う。 昨夜の激闘でより深い絆が結ばれた友。 激闘の勝敗についてはまた改めて語るとして。 背中を預ける相手として、こんなに頼もしい相手はいない。
俺たちは晴らさねばならない。 この学園にかかる不安の靄を。 俺たちの大事な友に向けられている負の感情を。]
………うしろは任せたぜ。
[そう言って、俺は大きく息を吸い込み。]
(521) 2022/09/08(Thu) 23時半頃
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喝ーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!
(522) 2022/09/08(Thu) 23時半頃
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[力の限りに吼えた。 喝は校舎内を震わせ、生徒たちは静まり返る。
その静寂を縫って響くは尺八の音。 場を鎮めるように流れゆく…―――♪]
(523) 2022/09/08(Thu) 23時半頃
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♪
狼狽えるな 感じよ 鼓動 脈動 命脈健在 不安 焦燥 一切無用
♪
[噂は物凄い速さで駆け巡り成長する。 それは人の口に戸が立てられない事と同じく止める術はない。 しかし、俺たちには歌がある。 言葉が届かなくとも、歌ならば。
読経のような歌が終われば鎮めるような尺八の音が途切れ、激しいギターの音がカットインする。
そして俺たちはエアマイクを構えた―――!]
(524) 2022/09/08(Thu) 23時半頃
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♪
見えないものを見ようとするな お前が信じるものは お前が見て決めろ
くだらねえ噂はDust shoooooooooot!
笑って誤魔化し続けるならば 相手になろうかこの鬼《おれ》が
♪
(525) 2022/09/08(Thu) 23時半頃
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「…覚悟はできてんだろうな?」
(526) 2022/09/08(Thu) 23時半頃
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♪
Fiction Fiction? NonFiction! 見ろよ事実 知れよ現実 お前が手に入れたもの それだけが真実
Fiction Fiction? NonFiction! その足で駆けろ その手で掴め 偽りだらけの世界から抜け出してみせろ
お前だけの《リアル》を掴み取れ!
♪
[どうか落ち着いてほしい。 根も葉もない噂で誰かを傷つけないでほしいと祈り、歌い上げ、エアマイクを放り投げた。
今の俺にはそんな事しかできないが。 それでも、アイツへの風当たりが少しでも和らげばいいと願わずにはいられなかった。*]
(527) 2022/09/08(Thu) 23時半頃
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[その言葉に少し悩む顔をした。 ……… サラが来てからは楽しかった。 チトとユウが来てくれて、 更にてるるとずりやんも。 そこからはもっともっと楽しかった。
しかし。 >>257 確かに一度声色が変わった。
柊木は自分で気付いてはいない。 あの時感じていたのは、 楽しさよりもつまらなさだと。
しかし、今は楽しいので!]
まあ、そうだな!
[そういう事にした。]
(528) 2022/09/09(Fri) 00時頃
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――屋上――
[階段を上がり、屋上へ。 気配と音は次第に近くなり、ここに柊木がいると確信できた。 漏れ聞こえるのは歌声>>360。叩曇揺乱。揺れ動き乱れる心の曇りが、叩きつけられるようなフレーズ。 歌い手の嘆きが曲に乗って響いてくるような気さえする。]
嗚呼、――っ
[感嘆を漏らしたその時分に、駆け出ていく姿とすれ違った>>395。]
(529) 2022/09/09(Fri) 00時頃
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[それからは、柊木がこちらに興味を示さなかったのをいいことに、暫く後輩石炉との邂逅を眺めていた。 交わされる言葉を聞き、歌を聞き。そして、花火が上がる>>440。 欲望に溺れる柊木に、懸命に語りかける石炉。 純粋な思い>>436。拙い花火>>440。歌声>>441。笑い声>>452。
描かれる友情と、微かに落ちる影>>459。 柊木真理を諭すために屋上へ集った、善なる仲間たち。 落ち着いたように見える姿>>495。]
(530) 2022/09/09(Fri) 00時頃
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――私は、止めやしないさ。 止めたいものを止めもしないが。
[>>469ようやくこちらに気づいたようなのに、ほつ、と零す。]
(531) 2022/09/09(Fri) 00時頃
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[柊木が理想だと言っているのは、 実はこの現状ではない。 作り出した幻惑の花火の数々の事である。
生徒の混乱や困惑、騒ぎを考慮しない、 学園全部を舞台にするような花火。
それこそが柊木の理想のため、 これが理想かと訊ねられると、 そうだとも!と自信をもって答えるのだ。] [柊木真理は、部員が思っているように、 他人の笑顔が好きで、楽しそうな顔が好きで、 楽しそうな様子が好きで、 その為に花火を使いたくて、 だけども今は、そう使っていない──。*]
(532) 2022/09/09(Fri) 00時頃
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フッフフフ、>>531 ユウにまで止められたらどうしようかと思うぞ!
お、そういや顔合わせは済んだんだな? よかったよかった!
そいつらが、いや一部は違うが、 俺の化学部員達だ。仲良くしてやってくれ!
因みにてるるも今日は部室に来る予定で、 お前に会いたいって言ってたな。 会えたようでよかった、が、
ああ、あとはりっちゃんがいないのか。 いやりっちゃんとはもう会ってたな!
[じゃあ問題はないな〜と笑った。*]
(533) 2022/09/09(Fri) 00時頃
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─ 昼休み、1F廊下→どこかへ ─>>511>>512
いいんですよ。メアリー先輩が最優先で。 そっか、お姉ちゃんは彼氏も出来たんだったな。 地球って野郎がどこのどんな奴かは知らんですけど 少なくとも馬の骨野郎ではなさそうですし。
[素性は知れないが、地球さんにはいつもお世話になっているためもはやどういう態度で居たら良いのかもよくわからない。家族になるらしい。]
クロ先輩、自分のことめっちゃ好きじゃん。 いいね〜羨ましいわ。 沙羅先輩強いって言っても あんな小柄な女の子だよぉ?
[マジィ?いいの?みたいな顔したが、相良が気が向いて手伝ってくれると言っているところだ。これ以上念を押したら損だろう。]
(534) 2022/09/09(Fri) 00時頃
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すごく危険かもしれんし、そうでもないかも よくわからん状況ってどんくらい本気だすか 微妙にやりづらいとこあるくないすか…? よし……じゃ、メアリー先輩も僕も死にかけの設定で! 二手にわかれる…ってのもありだけど… とりま一旦一緒にいきましょ!目は多いほうがいいや。
[そう言うとぴょん、とその場で跳ねて 先陣を切って廊下を駆け出した。]
(535) 2022/09/09(Fri) 00時頃
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─ 下牧タルトという人間 ─
[御存知の通り、下牧タルトには姉がいる。 タルトから見て彼女はかなり内弁慶だ。
まず、下牧タルトは善悪で他人を推し量るという習慣を持たない。世間で善悪とされるものの判断基準を知るよりも先に姉を知っていたからだ。ショコラのあの性質は恐らく天性のもので、タルトが生まれた頃から当然のようにそこにあった。 タルトにとってはそこそこ"普通"なのだ。
とはいえ、下牧タルトが姉と同じ性質を 持つというわけではない。 では彼はどういう人間なのか。
姉のショコラが所謂悪性を好む者だとすれば、 下牧タルトは他人の善性を食い物にする。]
(536) 2022/09/09(Fri) 00時頃
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[そもそも。
僕にとっては善とか悪も時代や環境での 流行でしかなくて。 たまたま僕と姉の傾向が逆だっただけで。 それが何がどうとかじゃなくない?
お前はナスが好き。僕は嫌い。 僕はケーキが好き。お前は嫌い。 そんだけ。
さすがに地球を彼氏だと言い出した時は ついに頭湧いたかと思ったけども。]
(537) 2022/09/09(Fri) 00時頃
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