人狼議事


260 3日村

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[ そう、なにも辛くない。

身体に痛いところはないし、服の汚れだって気にならない。
ガーディとシメオンはわたしを大切にしてくれているし、
世界樹の力が失われた今でもわたしは信仰≪いのり≫によって生きている。

なのに、泪が出るのはどうしてなのかしら。
彼等の言う救いなど、約束など、結局はただのまやかしでしかないというのに。
それを軽々しく口にする人間が──あゝ、愛(かな)しい。]

  バルメロス…
  あなたの、あなたの意思は人間に引き継がれているわ。
  それが、それがただわたしを闇に縛り付けるの…
  


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─Κύριε ἐλέησον(母さん、僕を許しておくれ)─

(105) 2016/12/03(Sat) 17時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[『「O」≪キング≫は≪英雄の魂を受け継がれし者≫の中に──』

そう預言≪アカデミック・スコア≫が唱って幾星霜、人々はいずれ彼の者が───英雄により救いが為されることを信じて疑わなかった。
しかし、世界の摂理《PERFECT HUMAN》が崩壊し、人類が窮状に立たされて尚 「O」≪キング≫は沈黙を保ち続けている。

──≪O・cuto・pusの心臓≫から疫染みた嗄れた音が反響する。
世界樹は病み、深淵に身を食まれ 遺された時間は余りに少ない。終末≪SEKAI NO OWARI≫はそこ迄やって来ているのだ。
なれど未だ救いは成らず、英雄は此の地に現れぬままだ。]

「それで良い。どうか、そのまま眠っていておくれ。優しき人よ」

「────バルメロス=ラフェリオン=レイオス。愛(かな)しき友よ。
お前が世界の贄として消え逝く様を、二度も俺に見せてくれるな」

[その瞳に燐光を揺らし、男は歩き出す。
自分の姿すら見えぬ程ただただ深い、闇の奥へと]**

(106) 2016/12/03(Sat) 17時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2016/12/03(Sat) 20時頃


お前≪世界≫の思う幸福と、幸せ≪デメテル≫の想う救済。
この世の摂理《PERFECT HUMAN》と正しい摂理≪fall from virtue≫。
PERFEC HUMANの預言≪アカデミック・スコア≫と黒の予言書≪ブラッククロニクル


どちらが正しいか、魅せてくれヨ


堕ちてきても…良いんだゼ?
ま、今すぐ─バトルとはいかないが。

見極めさせてもらうぜ。幸福の象徴とやらを



  幸福の象徴、わたしとあのこ、どちらが本物なのか。
  ──みきわめてあげなきゃ。

  …ね、シメオン。ガーディ。
  あなた達のマリオネットを期待してるわ。

  これからの未来を、救済≪delete≫するために。
  


  もちろん。期待してろヨ。
 ─ちゃんと踊ってやるゼ。
 英雄を巻き込んだ人形劇≪崩壊の序幕≫をな。


[其の希望を育成し、踏み躙る。

絶望への転換による悲劇は
多くの人の心に闇を齎すに違いないから

喜劇的な序曲へ、腕を伸ばす。]


 
  そ、見極めてあげなくちゃねぇ。
  

[頁を捲る指先は喜悦に塗れていた。]


  どうして、どうして、どうして!
  なんでわたしだけがこんな目に遭うの、
  ひどい、ひどいわ。

[しくしく、しくしく。啜り泣き。ぽろぽろと翡翠の涙が溢れる。]

  ひどい…だから、はやく、みんなを救ってあげなきゃなの。
  わたしも幸せなれるような、そんな救いを。
  


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─回想:『O・cuto・pus暦-1万1471年』──


その地では、絶望は白い色をしていた。


[天より降るものは雪ではなく、硝子片より細やかな雪氷の嵐。 星中の生物が、深い氷の中に閉ざされ、死滅したとされる氷結死極界道<O・ce・an・road OF north>の時代に『it』(其れ)は ただ一つ産まれ落ちた。
生きる物の存在しない 果て知らず白く染められた空を、空ろな瞳が仰ぐ。自身に与えられた役目を、『it』(其れ)は地に落とされた時から識っていた。

……これから数千年後、夥しい数をもって世界を崩壊へと辿らせる生物がこの地表に現れる。 自身は、その過度の繁栄を防ぐため世界の意思によってこの地上に遣わされた≪星の抑止力≫なのだと。 ]

(208) 2016/12/05(Mon) 02時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


──余分な芽を間引くことで 花園は美しく保たれる──

世界の意思は、随分とその生物が気に入りらしい。それらが絶滅の恐怖を味わうことなく、星を汚さぬ安寧の揺り籠を創り出すこと。それこそが自身を産み出した世界の意思──────女神アウリュオーネの求めるものであった。]


凍る空気を激しく震わせ咆哮すると、『it』(其れ)は豪壮とした翼を広げ白く眩む山間へと羽ばたき出した。

飛び立つその軌跡に、靭く堅い意志の花≪タケシ≫を芽吹かせながら───。*

(209) 2016/12/05(Mon) 02時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2016/12/05(Mon) 03時頃


 ちょっと早い到着…だったカ?

 まぁいい、苦しかったら呼んでクレよ。
 僕は世界の絶望の象徴≪Dullahan≫なんだからヨ

 ま、苦しくないなら…旧友≪ハーデース≫のところにでも遊びに行くさ。

[そう、可愛らしい蝶にしか聞こえない声で※呟いた]*
(※ここにタナトスはいないが全ての聲を聴ける彼なら聴こえてしまうだろう。)


  ホッント、お前らって慌てん坊だよねぇ

  死に急いでくれるのは、大歓迎だけど

[聴こえてくる者たちに、そしてこれから救済を捧げる者たちへ、細やかな独り言を落とした。]**


  あゝ、たすけて、たすけてほしいの。

[嘆き。けれどそれは戦闘力(現状況)の話ではなく。
しくしくと泣き続ける少女の心が叫ぶ声。]

  お願い、ふたりとも。
  はやく現在の"英雄"トレイル=モンブラン=オルディス=ラフェリオンを連れてきて。
  ───そして英雄の剣≪Lightning sunshine Excalibur≫を、ここに。
  


  大丈夫だよ、デメテル様ぁ

  使える物≪殺人人形≫は、使うから


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