人狼議事


270 食人村忌譚

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【人】 抜荷 錠

>>59不自由な身で這い寄って、兄の服の袖を引く。]

 うん……。
 今夜は冷える、から……。

[そんな言い訳などしなくとも、兄が拒まないでくれることくらい、知っている。
 兄は、いつだって優しい。
 慈しむような眼差しの奥に、何が潜んでいるのかなんて、知らなくていい。]

 ………………。

[熱が溜まっているのかと問われれば、俯き加減のままに、こくりと頷く。
 脚と一緒に、こちらも使い物にならなくなっていれば、いっそ気も楽だったかもしれない……いや、きっとそれでも、求めてしまう慾は変わらなかったろう。]

(67) 2017/11/23(Thu) 21時半頃

【人】 抜荷 錠


 仕事で疲れてるのに……ごめん。

[詫びながら、けれど縋るように、兄の肌に両手で触れる。
 女と交わることが嫌いなわけでもないし、胤を注ぎたいという欲もある。
 ただ兄との行為は、また別なもの。
 ときに注がれ、ときに注ぐ精は、けして子を成すことはない。
 ただ代りに、強い充足感を与えてくれて、独占欲を満たしてくれる。]

(69) 2017/11/23(Thu) 21時半頃

【人】 抜荷 錠

[夜闇に溶ける艶声は、女のものより、幾分低い。

 けれど時折、高く
 そして切なげに、掠れる。*]

(72) 2017/11/23(Thu) 21時半頃

 後は滴る温い血があれば……。

[飢餓を訴えるのは喉か心か]


【人】 抜荷 錠

― 翌朝 ―

[兄と情を交わした翌朝は、昼近くまで、横たわったままのことが多い。
 今朝もまた、そうだ。
 兄の姿は……探すだけ、無駄だろうか。]

 あぁ、しまった。
 今日はリツのところに、車椅子の調子をみてもらいに行こうと思ってたのに。

[ずる、ずると布団から這い出て、卓袱台に手をつき、半身を起こす。
 昨日の味噌汁の残りは、まだあったろうか。
 冷たいままでいい、とにかく腹に何か流し込んで、家を出るとしなくては。]

(76) 2017/11/23(Thu) 22時頃

 本当に。
 
 この村は……いや、群れは終わりだな。

[随分と不要な者が目立つようになった。
それが素直な感想。

ぽつりと漏らした感想は。

疑う事も聞こうともしない群れには聞こえない*]


【人】 抜荷 錠

 あぁ、そういえば……。
 ミナカタさんのところにも、行かなくちゃならないんだった。

>>86兄が出がけにそう言った。
 うつらうつらしながら頷いたまでは、記憶にある。]

 先にミナカタさんに……。
 いや、リツのところへ行って、直してもらってからのほうがいいかな。

[まぁ出てから決めよう。
 どうせ途中までは同じ道だ。]

(89) 2017/11/23(Thu) 22時半頃

[風が攫ってきたのだろうか。
誰ぞの呟きが聞こえた気がして、見渡した]

 ……?

[群れの終わりを告げる不穏な声。
神通力が使えるわけでもない、ススムは
空耳だろうかと僅かに首を傾ぐ。

ミナカタに出会ったなら、声の元もわかるもの
学び舎に向かうまでに
彼に出会い、言の葉かわす事はあったかどうか*]


抜荷 錠は、メモを貼った。

2017/11/23(Thu) 23時頃


[視界の端に捉えたの薬師の男
先ほど聞こえた声は彼の声によく似ていた。]

 誰かに殺されるくらいなら、いっそ私の手で。

[殺してその肉を食らってしまいたい。
何度そう思った事か。
寝ている弟の首に手を掛けた事もある。
しかし男に弟を殺すなんて事が出来るはずもない。

甘え、縋り、頼られる事に安堵を覚えているのだ。
弟には自分しかいない、そんな幻想に囚われているのだ。

死んで置いて行った愛した女とは違う。
誰でも受け入れ誰をも愛したあの女とは違う。

只、一途にこちらを見ている弟に依存しているのは己の方。]


[離れようと向けた背に、風に乗って声が届く。
あの真面目一辺倒で弟の錠を大事にしている男の、
いや、大事にし過ぎているからだろう。
その声は心からのものだろう。

猫ではないが、思わず喉が楽し気に鳴った]

 群れの中でどれだけ庇っても。
 庇いきれない時だってある。

 大っぴらに手に掛けることが赦されるのは。

[儀式と罪人を裁く時。

もっとも、錠が裁かれるような罪を犯すとは思えないが。
漏らした呟きが風に乗るかどうかは知ったことではない。
彼が耳を塞ぐかどうするかも。

ただ人間になるか、家畜になるか。
何処を目指すか見定めるだけ*]


 嗚呼、それとも。

[お前が咎人にでもなって彼に喰われるか?
なんていつにもなく狂気が顔を出すのはどうしてか。

ミナカタを継ぎたいと草の束を持って帰った娘のせいか。
もうこの村に、ミナカタは不要だと告げたら。
どんな顔を見せるだろう、なんて。

愉快な事を考えたからだろうか*]


【人】 抜荷 錠

[がた、ぎしぎし。
 古びた車椅子の動きは、悪い。
 そのうえ車輪が噛んだ枯れ草が、余計に動きを悪くしている。]

 あぁ、もう。
 まいったな……!

[愚痴ったところで、どうにもならないのは承知だが。
 声に出さなければやっていられない時もある。

 そうして、普通の人の倍以上の時間をかけて、ようやっとリツの家の前までたどり着いた。]

(124) 2017/11/23(Thu) 23時半頃

【人】 抜荷 錠

― リツの家の前 ―

 おぉい、リツ!
 リツー!

[呼ぶ声は、だいぶ離れたところから。]

 椅子の調子が悪くてさー!
 ちょっと、みてもらえないかなー!

[声は彼のもとまで届いてくれたろうか。*]

(126) 2017/11/23(Thu) 23時半頃

 私が咎人として死ぬのならば、この肉は錠にだけ食べてほしい。
 他の誰の口にも入れさせたくはないのだよ。

[だから素直に咎人として裁かれ殺されるわけにはいかない。]

 願わくばお互いを食いながら死ねたら、それが一番幸せだろう。
 そのような事が可能ならば、だけどね。

[お互いの目玉を食べて、唇を食い千切り、腹を裂いて。
どれくらい生きていられるのだろう。
ゆっくりと味わいながら弟を体内に取り込みながら、弟に食べられて彼と一つになっていく。
それは甘美で素晴らしい考え。

嗚呼、それが叶うのならばなんでもするのに。]


[切実な願いはこの村ではそれこそ歪な願い
椅子を押して、一緒に崖から身でも投げたら?
なんて提案したら、弟の事となると目の色を変える
この男はどんな表情をするだろう]

 そんな事、ぺらぺらと垂れ流してたら
 食う前に殺されるぞ?

[目の前の源蔵に聞こえている様子はなさそうだが、
ついぞポロリと零しそうで呆れた視線を向けてしまった]


 それなら、特効薬を見つけたとでも言って
 自分の目を抉って食わせてやれば?

 生きた肝臓も薬になるって言うしなぁ。

[食って食われて。
閉ざされた二人だけの世界を望む姿。
彼も人間でも家畜でもない、異質な者。

不要かどうか、分類は今は避け。
何処へ向かうか足踏みしたままの男を
見つめる視線は見世物小屋を覗くに近い*]


【人】 抜荷 錠

>>134リツが駆け寄ってくれるならば、そこでおとなしく待つとする。
 尤もそれを期待して、大きな声で呼んだのだが。]

 やぁこっちこそ、忙しいところすまないね。
 そうなんだよ、車輪が軋んで、これでは腕が疲れてしまう。
 錆取りの油をさすくらいならできるんだけどさ、そんなもんじゃ追いつかないみたいで……。

[椅子を押してもらいながらあれこれ話して聞かせ、ついでに縁側に運んでもらう。]

 この後さ、ミナカタさんのところに薬を取りに行かなくちゃなんないんだけど。
 ガタが来た車椅子のままじゃ、日が暮れちゃうからね。

[そんな、本気交じりな冗談など言いながら、ひとまずは彼の作業を見守るとしよう。]

(145) 2017/11/24(Fri) 00時頃

 恋の病も患い過ぎると命を落とすと言うからな。

[その果てに肉も口にしてくれなかったら
どうするつもりかとも思うたが。

楽しそうだから放っておく*]


【人】 抜荷 錠

 ところでリツ。
 車椅子修理の礼に、僕は、何をすればいいかなぁ。

[他人を頼ることは多い。
 けれど頼るばかりではなく、出来ることは返さなくてはならない。
 ろくに動けない、何もできない役立たずとなれば、あとはせいぜい儀式に使ってもらうしかない身なのだ。おそらく今でさえ、兄がいなければ危ういのだから。

 ただそうなれば、兄にこの身を食べてもらえる。
 血肉として、ずっと共にいられる。
 それも悪くはないと、思うことはあるのだけれど。]

 まぁ、大したことはできないんだけど、、さ……

 …………。

[縁側にかけたまま、ぽつぽつと話して。
 やがて、まだ疲れが残っていたのか、うとうとと舟を漕ぎだした**]

(152) 2017/11/24(Fri) 00時半頃

抜荷 錠は、メモを貼った。

2017/11/24(Fri) 00時半頃


 恋は手の付けられない病か。

[源蔵の呟き無くとも、我ながら
良い表現だと自己満足。

しかし恋と言うなら仔を成せぬとはなんと不毛な。
それこそ群れには不要なもの。

目を細め、相手が年上でも気にせずに威嚇する]

 男女の仲で互いしか、と望むなら兎も角。
 この村にいる限り、群れを乱す真似、
 叶うと思わない事だ。

[間引く者の存在を子は知らぬだろうが。
いや、躾のために名を変え形は変えて
表にも伝わってはいるだろう。

しかしその間引く者が目の前にいるとは気付くか否か。
気付いてどうするものか、全ては彼任せ*]


[ほんの少し。
ほんの少しだけ。

揺れる時がある。

この一時。

本当に不要なのだろうかと。

だが風が吹けばそれに乗って飛んでしまうほどの軽さ。

この村は不要な家畜が生まれる不要な村、だと]

 ああ、本当にこの村はもう無くなった方がいい。

[呟きも風に紛れて何処かへと**]


 ――無くなった方が良い……?

[学び舎へと向かう道すがら、先程と同じ声を聴いた。
風が運んだ其れを辿り視線を向ければ大人たちの姿
その中にミナカタを見つけ、記憶に残っている仕草
人差し指を口元へ立てて見せる。

群れを乱すような話を、しても良いのかと
問いかけるような眼差し一つ置いて*]


[学校へ向かうまでの道のりに
彼からの返事は聞けたろうか。

学び舎へたどり着いたススムを待っていたのは
教え子のいない教室だった。
この分では、石動と二人で授業をこなす事になるんだろう]

 ……先生、質問があるのですが。

[今日の授業が終わる頃
独りしか居らぬ生徒が律儀に手を上げ、問いを発する]


 もし、この村が無くなったら
 先生は、どうしますか?

[唐突ともいえる問いかけだったかもしれない。

この村が無くなったら

朝聞いた狂ったような囁き声が、
どうしても頭から離れない。

自分だけが家畜に混じる人として生きていかねばならない
そうではなく
食べもしない家畜なら、いっそ全部処分してしまったら
群れに怯える必要も、なくなるのではないかと**]


[これでも憐れむ心は持っている。

憐れむからこそ、この村自体不要なのだと得心する。

この村に戻ってくるからこんな事が起きるのだ]

 この村は、もう要らない。

 そうは思わないか?

[人差し指を立てた眼差し
唇だけを動かして。

問う目は細く、狂気を隠さず。
さて彼に届いたか**]


[唇を読む事が上手く出来たかはわからない。
むらは、いらない――か?
彼への返事は瞬き一つ。
きょとん、と
かんがえたこともなかった、という風。

けれどその直後
その先を考え実行に移す事が出来るだけの術が過ぎる。
ミナカタの薬の知識があれば
己が教わった技術で少しずつ間引いて――
ススムは思わず足を止め、彼にもの言いたげな眼差しを向けた。

如何すれば良い?
そう問いたげに。

音は無く。
会釈一つでその場を去るが]


[植え付けられた新たな知識が頭の中を埋めていて
授業が終わったその後に
石動へと思わず問うてしまったのだった。

彼になら、話しても大丈夫
確信が何処かにあった
異端な思考を他者へ漏らさずにいてくれた相手であり
己に知識を授けた相手
弟という家畜を大事に飼って居る
ミナカタから教わった基準で言うなれば
彼もまた群れに紛れた人間に違いない

それに、うまくゆけば
彼にも協力が得られたら等と打算をひとつ。
昨日彼の兄弟の結びつきは見聞きして学んでいる
其処から交渉の余地があるかもしれない**]


[物問う視線はやはり彼が人間の証。
だが此処で長々と話すものでもないし、考える力も充分養われているはず]

お ん な。

[解を求めるような眼差しに、人差し指は唇から去って行った娘の音がする方へ。

女を間引けば仔は産まれぬ。
解まで辿り着けたら。

褒めてやろうか、それとも手を取ろうか。
距離を縮めず愉しげに目だけが細くなる**]


 特効薬になるのならば本当に食わせるが。

[肝臓を食わせて治るのならば食わせてもいい。
しかし本音を言うのならばこの身を食らう様を生きて眺めていたいのだ。
目玉ならばその望みも叶いそうだが。

このような事を考えているから薬師に見世物小屋の見世物のように思われているのだろう。
だが幸いな事にそう思われている事に気付いていない。
だから思考は好き勝手に散らかって脳内を巡る。

どうせ実行に移す事はないのだから好きに考えるくらい許されるだろうか。]


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