人狼議事


270 食人村忌譚

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 あーあ。
 やっぱりまた増えてるのか。

[盛りの家畜は増えるのが早い。
鼠よりはマシだが、と。
草を潰す音に力が籠る。

やはり早く年頃の女は潰しておかないと。

さてどうするか、と意識は明後日。
そぞろで作った調合の量が間違えていたとしても、
石動が弟を食べる日が近くなるだけだ**]


[其れは完全にススムの失態であった。

牛の舌を味わう事で
不味い人の肉など矢張り不要だと
決意も新たに先ず向かった愛理の元
その辺の農家から持ち出した鉈を手に夜着姿で
夜這いでもかけるかのようにそっと、忍び込んだ

眠る彼女へ、一振り。
峰の方で頭部を殴って目覚めぬようにし
倒れた彼女の首を刃の方で掻き切った。
すっぱりと割れた首の皮の間から、どくどくと血が流れ
床に溜まってゆく

命を奪うというのは
思ったよりもあっけない]


[彼女を吊るそうとしたところで
この家に、丁度良い縄が無い事に気が付いた。
これでは上手く解体出来ない。
出来るところまで、と足先から刃を入れ皮一枚剥ごうとしたが
肉と皮の境目を綺麗に削いでいくのは至難の業だった。
足首を超えたあたりで、下脚の肉に刃が食い込んでしまった。

皮を剥ぐのはあきらめ、一度鉈を引き抜いて
頭部を切断しようとする。
何度も何度も首に刃をふるい、漸く胴体から離れた頃には
随分体力を奪われてしまっていた。
これ程力のいる作業を、江津子はこなしていたのかと
改めて知る事実が一つ]


[満足な血抜きもしないまま、愛理の衣服を切り裂いて
内臓を取り出そうと、後肢を開き
陰部をあらわにして、鼠径部からゆっくりと力を込めて
臍へ向けて刃を入れる。
仔を孕ませる子宮から、摘出しようと思ったのだ。
腹の皮をぺろりと捲ったその向こうに
望む部位があった。
けれどススムには、其れが”そう”である確信がない。
何より灯りを付けぬ作業では、これ以上進めるのは困難だ。

知識だけを手にした初めての解体は
その時点で断念する事になる]


[僅かな落胆はあったが
これから始める殺処分の一人目を終えた事への満足感はある。
次はもっと準備をして、うまく捌いてみせよう。
失敗を糧に、成長すればいいと
反省を胸に、汚れた衣服のまま家へ戻る。
転がった頭と、下腹部を割いた胴体を放置して。

脱ぎ捨てた衣服に使った鉈を包んで、炉の中へかくしておいた。
夜着が無くなってしまったが、致し方あるまい。
次からは汚さぬように気を付けなくては

身体にこびりついた血を水で洗い清め
寒さに身を震わせながら、薄い布団に潜り込んだ。

ススムはすっかり忘れていた。
己にとっては理由のある殺人が
家畜共にとっては、禁忌に触れてしまう事を**]


【人】 抜荷 錠

― 昨夜・ミナカタ宅 ―

 そこらへんは心得てるつもりだよ。
 けどまぁ、やっぱ一番いいところをたくさん食べたいっていうのは、事実かな。

>>0しかしミナカタの言うとおり、あまり大っぴらに言うのは避けたほうがいいのだろうか。
 ひとまず、進とそんな話をしてしまったということは、伏せておこう。]

 あぁ、生きたまま焼けてしまうのは、それはやだねぇ。
 死んでからなら、どう調理されてもいいけれど。

 ……そうか、よかった。
 ただでさえ不自由な身なのに、これ以上肉が汚れたら、食べるほうも厭になってしまうかもしれないからねぇ。

>>1どうすれば治癒が早いか、ミナカタの話に耳を傾け、頷く。
 できるだけ、兄の手を煩わせず、自分でやるようにしなくては。]

(46) 2017/11/25(Sat) 21時半頃

[茣蓙の中身を確認しながら理由を探す。

俺が選ばれた理由。

不穏な心持を勘付かれたか、それとも
秘密裏に始末してくれると思ったのか。

どちらでも構わない。
大っぴらに家畜を処分出来る理由をくれたのだから。

出来ればいない事を願ったが、
大変覚えの良い2人の顔を見つけて思わず苦笑する]

 狙いは良かったな。

[視線が止まったのは早々に人間と家畜の違いに
気付いた人間へ。
唇だけだったがちゃんと解を出した男に
向ける視線は誇らしげで、眉間にも皺などあるはずもない]


【人】 抜荷 錠

[それから、櫻子や愛理、ほかにもいくつか世間話をした。
 散歩がてらに送ってくれるという申し出は、ありがたく受けたろう。

 そうして、その夜は何事もなく更けて……]

(52) 2017/11/25(Sat) 21時半頃

 ま、少しばかり派手な騒ぎになったが。
 大っぴらに屠殺出来るようになったと
 前向きに考える方がいい。

[だが男たちも出てきたのは面倒だな、と
呟く中で、そうだと今更のように声を挙げた]

 これ、お前が殺った、で合ってるだろう?

[今更、今更の答えを求めて向けた視線。

少しずらして兄弟で呼び出されたその兄へも視線を向け]

 もしかしたら、願いが叶うかも、な。

[だとしたら。どうする?と目で意思を探る*]


[愛理殺害と聞いて真っ先に思い浮かんだのは昨日の教え子との会話だった。
村を滅ぼすと言っていた。
まずは孕む腹を持つ女からとも言っていた。
そしてそれに提言したのは己だ。

あの時、何気なく愛理がいいのではないかと言ったのは確かに私だ。

だから彼は愛理を殺したのだろう。
村を滅ぼすといったその言葉のままに。
何故、死体を隠さなかったのかと責めたい気持ちはある。
だが手を貸すと言ったのは嘘ではない。

どうやってここから抜け出すか。
それを考えねばなるまい。]


 

[疑われれば殺される、ならば殺したい相手へ疑いを向ければいい。]
 
 


[いかに自分から、教え子から、そして弟から疑いを逸らし。
そして集会場を脱して安全を確保すればいいか。
考えれば考える程に分が悪いこの状況を抜け出す方法。
それを考え、やり遂げなければ。

目まぐるしく脳内を思考が巡る。
最悪、自分が疑われて殺されるのならば。
その時は教え子だけでも逃さなければ。

弟は、私が死ねば死ぬ、そうでなければならない。
だから今考えるべきは教え子の安全確保*]


【人】 抜荷 錠

― 明くる朝 ―

[新たに処方してもらった薬のおかげか、その夜は膝の疼きもなく、とてもよく眠れた。

 そして翌朝。
 いつもであれば、兄の声で起きるのだが、この日は扉を叩くけたたましい音に起こされた。]

 ん……なに。
 兄さん、何かあった……、……の……?

[問おうとして、聞かなくても聞こえてくる会話。]

 愛理が?
 え、それで、集会場にって……?

[何事なのかと、文字通り布団から這い出し、兄のそばへ向かおうとして]

(58) 2017/11/25(Sat) 22時頃

【人】 抜荷 錠

 …………わっ?!

[突然の荒げられた声>>45に驚いて、転んだ。
 すぐに半身を起こしなおし、ずるずると近寄ってゆく。]

 落ち着いて、兄さん。
 うん、けれど朝餉の時間くらいは欲しいな僕も。
 それが終わったら、兄さんと一緒に集会場へ向かうから。

[来訪者からの言葉に、兄に同意示すよう頷いて、その場はいったん帰ってもらう。
 何にせよ、ひとまずは食事をして、薬を飲んでからだ。]

(59) 2017/11/25(Sat) 22時頃

抜荷 錠は、メモを貼った。

2017/11/25(Sat) 22時頃


【人】 抜荷 錠

― 集会場 ―

[兄に連れられ集会場についた頃、ほかの村人たちは、どれくらい集まっていたろうか。]

 やぁ……。
 愛理が殺されたって聞いたんだけど……なんだろう、ひとまずは弔いが先かな。
 僕に手伝えること、なにかあるかな。

[忙しなく動き回る村人たちをみて、少しだけ眉を下げる。
 こういう時に、自分ができることなんて、実際のところありなどしない。
 邪魔にならぬよう、すみのほうでおとなしくしていることがせいぜいだ。]

(80) 2017/11/25(Sat) 22時半頃

[願いが叶うかもなどと。
どうしてこの状況でそんな呑気な事を言っていられるのだろう。
だから探るような問いかけるような視線には呆れたような視線で返した。]

 願いが叶う前に死んでは意味があるまい。

[迂闊に聞かれたら即座に罪人として吊し上げられてしまうだろう。
故に密やかにぽつり、と呟いた*]


[呆れた視線が飛んでくる
ぽつりと呟かれた心配事に、
この状態を好機としない慎重さに
俺の方が呆れてしまった]

 動けるときに動かないと、機会は二度と訪れない。

 願いが叶う前に死にたくないなら。
 願いを邪魔する奴を殺せばいい。

[さすがに声高に宣言まではしないが、
こんな事態を利用しない手はないのだから。
俺の声と彼の声の質が違うのは仕方ないだろう*]


【人】 抜荷 錠

 あぁエツコさん。
 いつも、調理任せっぱなしですまないね。

>>86串に刺した肉を運ぶエツコを見れば、軽く身を乗り出すようにして、頭を下げた。]

 そういえばこの間分けてもらったおかずのお礼もまだだったっけ。
 美味しかったよ、ありがとう。

 うん、肉焼きの番なら、僕にでも務まるかな。
 脚を冷やさないようにしたほうがいいし、ちょうどいいよ。

[申し出には、快諾。
 けれど串肉を持った彼女の手を、これ以上煩わせるのも申し訳なく]

 いや、このくらいなら、自分で……。

[多少の距離なら、四つ這いで移動できるからと。
 ガタゴトと身を揺らし、自力で車椅子から降りようとした。*]

(95) 2017/11/25(Sat) 23時半頃

は、エツコに、いつぞやの料理の礼を、改めてした。

2017/11/25(Sat) 23時半頃


[集会所に見えた男の声。
間違ってはいなかった、と僅かに瞳を細めた。
失策ではなかったのだ、と安堵した貌]

 ……理由のある殺人なのに
 死体を見ても、理解されないのは、
 彼らが人間の理屈にたどり着いていないから

 可哀そうな皆
 生かしておく価値はありませんね。

 僕の、初めての解体は失敗しました。
 でも、初めての間引きは成功しましたよ。

[問いかけに応える貌は、優等生のよう
少しばかり、周囲の人間を下に見る風も滲んだ。
先生は何故浮かない貌なのだろうと、思いもしつつ*]


 邪魔者を殺すというのなら。
 まずその邪魔者を見極めて殺さなければ。

 私としては疑われて処刑されるのは避けたい。
 ですが公然と殺せる機会でもあるので、誰かに疑いを向けたいと思います。

 誰がそれに相応しいか考えねば。
 現状私は疑わしい方に傾いているでしょうからね。


【人】 抜荷 錠

 ……にしても、獣の仕業……とかじゃないんだろう。
 この村の禁忌を知らない者は、子どもだっていないはずだし。

 よっぽど腹が減ってたか、愛理に恨みが……
 ……何を恨むかなぁ、あの子に。

[独り言ちて、勝手に疑問符を増やす。
 たしかに、櫻子とはまた別な意味で、奇妙なところがあった娘だが、誰かに恨まれるようなほどではないとは、少なくとも自分は思う。]

(101) 2017/11/25(Sat) 23時半頃

[進の目が細くなり、貌は明らかに安堵を浮かべる
人間と家畜の違いに気付いた時の様に
祝福したいが、この場で出来るわけがない。

だから満足げに頷くだけ]

 どんな殺人だって理由がある。

 ただ殺してみたかった、すら立派な理由。
 死んだ肉に群がる姿……昆虫か豚のようだ。

[初めての解体は失敗した。
江津子の刃物捌きが一層それを浮き上がらせる]


 机の上や頭の中だけで完璧に出来るわけはない。
 こればっかりは経験の差が出る。

 それよりこれで1つ。
 群れの絶滅に近付いた。

[進が認めた成功と失敗は素直に俺も認めよう。
だが彼はまだ若い。
吸収する伸び代は誰よりもあるだろう。
だから幻滅などするわけもない]


【人】 抜荷 錠

 いやぁ、女傑のエツコさんにそう言われると、なんだか少し恥ずかしいなぁ。
 あれかな、僕もまだ男として、少しは役に立つのかな?

>>98それならと、軽い冗談交じりに返しながら、有難くエツコの肩を借りよう。
 囲炉裏端に腰かけて、両脚をだらりと、生きたまま焼けぬ程度に火に近付ける。
 焼くのはこっち、愛理の肉だ。]

 そういえば腱と軟骨、また余計に分けてもらっていいかなぁ。

[ぱちぱちと舞い上がる火の粉と灰を見つめながら、今度の軟骨は進の言うように塩焼きもいいかなぁ……とか考えていた。*]

(103) 2017/11/25(Sat) 23時半頃

 邪魔者?
 ……この村全部、って言ったらまた頭を抱えるんだろう?

 有象無象の集まりの場合、1つ2つ支えがあると
 それに集まり結束する。

 それを崩せば蜂の巣を突いたような騒ぎになるから
 それに乗じて、と言いたいが。

 頼りにするとしたら……年長か。

[野生の群れは群れの中心の雄を殺しただけで
まとまりがなくなる]


 勘付かれて争えばこっちも怪我しそうだしな。

[刃物の扱いに慣れている江津子や丞を暗に指しながら。
逆に彼らだけを生かして若いものから屠っていけば
群れはどうなるのか、少しばかり気にはなったが
混乱を避けるように口には出さなかった]

 あんたは迂闊な事を言いやすいから気を付けな。

[昨日で十分判っただろう?と
忠告しつつ、さて俺は誰に狙いを定めようかと
眠気など吹き飛んだ頭で獲物を探す*]
 


 年長者、特に聡い者は厄介だろうな。
 それに当たるのは私から見れば薬師殿なわけだが。

[迂闊な事を言うな、と言われてしまえば口を噤まざるを得ない。
ちらりと多少恨みがましい視線を投げるもすぐに視線を逸らし。
同じように様子を眺めている。

皆誰を疑っているのだろう。
様子を見ている限り、誰の事も疑えずにいる、そんな感じに見受けられる。
何か一押し、事件でも起きれば状況は動くだろう。
そんな事件をどう起こそうか、それが問題だ*]


【人】 抜荷 錠

 いやぁ、僕が不向きだというのは、その通りだから仕方ないよ。
 けどたしかに、なんで集められたのか、いまひとつ分からない人選だよね。

 まぁ、僕や櫻子は、もしかしたら……
 ……いや、やめよう。

>>107もしかしたら、兄が言伝に来た村人に食って掛かっていたように、これを口実に処分するつもりでは……とも思ったが。
 それを口にすることは、こうして世話を焼いてくれる人たちに、申し訳ないような気がした。]

 なりふり構わない、かぁ。
 まぁ何らかの根拠がある、とは思いたいけど、下手人扱いっていうのは気分がいいもんじゃないよね。

(118) 2017/11/26(Sun) 00時頃

[経験の差。
そうだ、自分は其れがまだ圧倒的に足りていない]

 ……昆虫や豚と、僕は違う。
 次はもっと、うまく出来るよ。 
 失敗の原因を考えて
 次に活かす事が出来る

[それから、こそりと教師と薬師の話を聞いた]

 年長、支えになるモノ

[なるほどと、江津子を思い浮かべた。
聡い年長者、というと後は石動とミナカタ。
後者は有り得ないと候補から即座に外した]

 じゃあ……江津子さんかなぁ


【人】 抜荷 錠

[などと、話しながらの囲炉裏端。>>108
 こんな時でも、肉はやはり旨そうだ。]

 はははっ、それは残念。
 しまったなぁ、あと10年早ければ、まだ僕も多少は動けたってのに。

[一番の盛りの時期、不自由な脚を圧して、杖をついて女のところへ通ったこともありはした。
 だがその頃は、若い女ばかりを好み、エツコに対しては性的な興味を向けることはなかった。
 いま思い出すと、青臭くて勿体ないことをした気がする。]

 へぇ、つみれとはまた。
 こんな時になんだけど、ご馳走だねぇ。

 やあそんな急ぐものじゃないし、けどそうだね、手が空いてる時にでも、ひとつお願いしても構わないかな。

[せっかくの申し出だ、急かすことはしないが、有難く受けておくことにしよう。]

(123) 2017/11/26(Sun) 00時半頃

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