288 【半突発】僕たち、ほしぞら探検隊
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[ 船に揺られる間、みんなと何を話せたろう。 けれどきっと、離れた時間を取り戻すには 島に着くまでの時間は短すぎるし わたし達が失ったものは大きすぎたろう。
そうして島に来て出迎えてくれたあいりちゃんに わたしはまたにっこり笑ってみせるんだ>>2]
会うのは久しぶりだね、あいりちゃん。
[ 島に降りた瞬間から(かいとにぃに会いたくない)って 気持ちが何度も頭をもたげてきていた。 会いたくない、確かめたくない。 けれど、ここにいる皆同じ気持ちのはずだから 旅館に向かう流れに>>3わたしはただ身を任せた。]
(10) 2018/11/17(Sat) 22時半頃
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[ 「水花の儀」を見るのはわたしは初めてだと思う。 水葬自体は本で読んで知っていた。 見たことある人があいりちゃん以外にいるのなら その子の話も聞いたかな。 水に連れられて逝ってしまった人を また水にかけて送るのはなんだか不思議な感じ。
年の瀬迫る冬の海は、冷たくなかったろうか。 多少温暖な気候とはいえ、水遊びの季節から遠い。 かいとにぃが凍えた顔していたら、 わたしは抱きしめて温めようとしてしまうかも。]
……あいりちゃんは、会ったの? ─────かいとにぃに。
[ なんだか歯にものが挟まった言い方になってしまった けど、これから水花の儀で会う前に 心の準備が欲しくってあいりちゃんに尋ねたの。]*
(11) 2018/11/17(Sat) 22時半頃
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[ あいりちゃんからの返答は期待と違ってた>>14 同じ気持ち……だけれど受け止める心の器の形は みんな違うんだ。
わたしは未だ甘い恋で満たされた器に 冷たい死の潮が流れてくるのが怖い。 ─────決して、口にはしないけど。
ふとせいちゃんをちらりと横目で見た。 船で泣いているところをちらりと見たけど わたしと形が違っていても 彼もかいとにぃを慕ってた、はず。
目が合っちゃったりしたら 「大丈夫?」なんて気遣うフリして誤魔化そう。]
(16) 2018/11/17(Sat) 23時半頃
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ー 「ゆかり」にて ー
[ 宿について広いお部屋をののちゃんとあいりちゃん 三人で過ごせる!って分かっても お泊まり会の時みたいなわくわくはない。
おにいちゃんの目もないからと その辺にどさりと荷物を放り出して まだ新しい畳の匂いに鼻先を埋めた。]
……もうすぐ広場に行かなきゃなんだっけ……?
[ このまま何も見ずに畳にくっついていたら まだ心の平穏は保たれるに違いない。 ─────それが出来ないのは知ってるけど。 まだ甘えてる心の中の子どもが いやだいやだと駄々を捏ねている。]
(17) 2018/11/17(Sat) 23時半頃
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[ だから、わたしは駄々を捏ねている心の中の子どもの頭を 必死になって押さえ付けるの。
あいりちゃんもののちゃんも せいちゃんもおにいちゃんも 皆かいとにぃが好きだったと思うもの。 わたしだけそんなワガママ言ってたらおかしいでしょう?]*
(18) 2018/11/18(Sun) 00時頃
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[ 部屋に寝転がって、窓の外にも目を向けず 冷たい畳に頬を寄せて自分の心臓の音を聞く。
もう少ししたらみんなと行こうって 言われたら>>25>>29私はそっと頷いて やがてはのそのそ起き上がるだろう。
おにいちゃんが香典を自分で用意してると知らず お母さんが持たせてくれた香典入りの袱紗をもって 促されるままに夕月広場に向かう。
お葬式のしきたりは本当はよく分からないし 正直頭も回らない。]
(35) 2018/11/18(Sun) 23時頃
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[ かいとにぃのお母さんに頭を下げて ご挨拶もそこそこに
「お別れの挨拶をしてあげてね」
っておばさんに言われてわたしは項垂れる。 上手く回らない頭のまま お別れしなくちゃならないのは何にだろう、って。
かいとにぃか、かいとにぃへの想いか。
どっちも全然準備は出来てない。]
(36) 2018/11/18(Sun) 23時頃
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[ おにいちゃんがそばに居たら、そっと手を握ったろう。 ひとりだと崩れ落ちてしまいそうだから。 おにいちゃんがいないなら、誰でもいい。 勇気くれるなら、誰でも。
棺に眠るかいとにぃは、本当に寝ているみたい。 今にもむくっと起き上がって 「あれ?皆なんでここにいるの?」 なんて、とぼけた顔で聞いてきそう。
……キスをしたら、起きるんじゃないかな。 脳裏をちらりと、邪な想いが過ぎっていく。]
(37) 2018/11/18(Sun) 23時頃
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……かいとにぃ、
[ ほんのちょっと唇を噛んで逡巡した後─────
わたしはそっと手を伸ばして かいとにぃの頬に触れる。 ……鼓動を忘れた身体の冷たさが 「奇跡」を夢見たわたしの目を覚まさせた。
お別れをしなくちゃならない。 久しぶりに会ったかいとにぃは やっぱり格好良い───── もう何処にも連れてってくれないとしても。]
(38) 2018/11/18(Sun) 23時頃
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─────さようなら
[ かいとにぃの頬に触れたまま小さく呟いた。
かいとにぃはもういない、って分かった。 ちゃんと目で見て確認した。
…………後は、私はこの気持ちと一緒に生きていく。]
(39) 2018/11/18(Sun) 23時頃
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[ いないと分かった人であっても 遠く離れて久しい人であったとしても 気持ちがすぐに切り替えられるほど、わたしは大人じゃない。
棺に横たわる青い顔にも、無条件に胸がときめいて くだらない、子どもみたいな夢見ちゃうくらいなんだもの。]*
(41) 2018/11/18(Sun) 23時頃
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