人狼議事


254 東京村U

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【独】 お針子 ジリヤ

/*うーん、用意した設定通り両親離婚済ってことにしてしまったけど、入間ちゃんの問題と被ってしまうな。この件はこれ以上ひっぱらないようにしよ。

(-28) 2016/09/28(Wed) 10時半頃

【独】 お針子 ジリヤ

/*お、入間ちゃんにイベントが?

(-30) 2016/09/28(Wed) 14時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

え······?

[一瞬、目の前にいる青年の口が、微かに動いたように見えた(>>194)。その口から紡がれた言葉は、やけにおおきなカラスの羽音に掻き消され、ジリヤの耳に届くことはなかった]

(雰囲気······すこし変わった?)

[青年の言葉に耳を傾ける。続けて聞こえた呟き(>>195)に、ああっ、と息を漏らした。この人も、あるいは何かをもとめて、ここに来てしまったのかもしれない。この“知らない街”に。ヤヘイや、自分のように]

おうちが一番、ってわけには······いかないもの。

[口調を合わせ、誰にともなく呟いた]

(230) 2016/09/28(Wed) 21時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[また、だ。目の前の彼は平然と優しい言葉(>>197)を口にする。ジリヤには理解できなかった。また君にあえてよかった、なんて。ここにいるのは、みすぼらしいほうのジリヤだというのに]

······ありがと。

[目を伏せ、視線をそらしながらぶっきらぼうに言いはなった。そうすることしかできなかった。東蓮寺が解放治療カルテのストラップに反応を示した(>>198)のは渡りに船だった。自然に会話を続けることができる]

うそ?ほんとに?あ······すごい、ほんとだ。
わぁ、ハコの外で好きっていう人はじめてだよ。
みんな知らない、って人ばっかで。
いいよね、この曲。

あー······ごめん、なんかまたは話しちゃいそう
······つづきはメールで。

(231) 2016/09/28(Wed) 21時頃

【人】 お針子 ジリヤ

うん、どうもありがとう。
お仕事、がんばって。

[小さく手を降りながら、人混みに紛れて行く縦縞スーツの背中を見送った(>>205)]

(232) 2016/09/28(Wed) 21時頃

【人】 お針子 ジリヤ

― 新宿駅新南口 ―

……うーん、このままだと厳しい……のかな?

[思わぬ立ち話で意外と時間がたってしまった。その後、場所を移すなどして幾分か時間がたった。収穫は未だ、零。この広い駅で情報を集めるのは、相当困難に思える。それでも他に手立てがない。興信所に1歩足を踏み入れたなら、その日のうちにマネージャーからの厳しい折檻がまっているだろう]

やるしかないか……

[歩道脇に敷いた段ボール片に腰をおろし、ペットボトルの水で喉を湿らせてから、再びアコースティックギターの弦を弾いた。すぐ脇にはダンボールでこしらえた礼の立て看板(>>0:62)。ここがだめなら、東口、西口、それでもだめなら山手線沿い。それでもだめなら――]

(誰でもいいから、答えを教えて……っ)

[駅前で懸命に声をあげていたヤヘイの気持ちが、わかった気がした]

(233) 2016/09/28(Wed) 21時頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2016/09/28(Wed) 21時頃


【人】 お針子 ジリヤ

……そういえば。

[間奏中、ふと思い立ち手を止めて、スマートフォンの液晶に指を滑らせる。アドレス帳には、見覚えのある 鈴里みよ子 の名前。ツテのひとつとして、あの晩、去り際に受け取った連絡先を登録していたのだった。

仕事が終わる頃合いを見計らって、自分からも礼を言おうか。それとも、急に電話をしたらかえって迷惑だろうか?

あの少し困ったような笑みを浮かべる顔を思い浮かべながら、アドレス帳を閉じると、メイントップに鎮座するLINEアプリのアイコンが目に飛び込んできた。

コメント数56。平日の昼にしては多い。プライベート用携帯といえど、LINEグループは仕事♀ヨ係のみだ。なにかあったのか。その理由は、キャノバメンバーのタイムラインを追うことですぐに分かった。

トップアイドル S の自殺未遂 (>>10)

*

*

(252) 2016/09/28(Wed) 22時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

゚・*まゆゆ ゚・*
でも本当にリスカなのかな?ちょっと普通っぽくない?

■□ゆきりん■□
えー、なに?サクラコ系にしたいの?
[*ポップな幽霊スタンプ*]

†てるみー†
意外とアッチだったり。自分見ちゃう系の

■□ゆきりん■□
"ドッペルちゃん"?

†てるみー†
そー、それ!!
[*指を指し示すスタンプ*]

゚・*まゆゆ ゚・*
じゃあSぽんリニューアルして帰ってくるの?うけるー♪
[*煌びやかなお姫様スタンプ*]

(253) 2016/09/28(Wed) 22時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

*

*

……死ねよ。

[液晶を睨みつけながら、足元のペットボトルを蹴り倒した。頭に血が上りすぎてくらくらする。

S とは知り合いと呼べるような仲ではない。
キャンディ・ノヴァのデヴュー当初、ライブで『IKB32』の前座を務めたとき、不安に耐え切れず、控室の隅で膝をかかえ震えていたジリヤに、優しく声をかけてくれたのが、IKBセンターのSだった。

"観客をぜんぶカボチャかスイカだと思えばいい"
そう教えてくれた。

事件がおきた事情を知る由もないが、こんなくだらない笑い話のネタにされていいはずがない]

なにが……ドッペルちゃんだ。
……バカ。

[ペットボトルの水を頭からかぶった。まだ先は長い。目の前のことに集中すべきだ。頭ではわかってもいても、苛立ちはおさまらない。その後の弾き語りには、一段と熱が籠った]

(255) 2016/09/28(Wed) 22時半頃

ジリヤは、イルマに話の続きを促した。

2016/09/28(Wed) 22時半頃


【人】 お針子 ジリヤ

[ほどなくして、尻ポケットの中からバイブレーションの振動を感じた。こんなときに。心の中で舌打ちをひとつすると、ポケットから"仕事用"のスマートフォンを取り出した。色は淡いパステルカラーのピンク。着信画面に映された名前は、先ほどのLINEにあがっていたメンバー "ゆきりん"、秋川ゆき だった。一瞬、ムッとした表情を浮かべてから電話に出る]

……もしもし、ゆきちゃん?なに?

『あのさー、ちょっと言っておきたいことあんだけど……
あんた駅前でたまに歌ってるでしょ?』

うん。そうだけど、それで?

『なにやっててもいいんだけどさ。さすがにグループの新曲はまずいかなって。本郷に目つけられても知らないよ?』

え……え?なに?なんのこと?

『や、だからさ。シュガーキャット。駅前で、らぶらぶにゃんにゃん、してたでしょ?』

え、ちょ、ちょっと……まって、まって。全然わかんないんだけど?
キャノバの曲なんて、あたし、やってないよ?

『えー、でもだって――』

(259) 2016/09/28(Wed) 23時頃

【人】 お針子 ジリヤ

『おととい、見たってさ。まゆゆの友達が。

新宿の南口で、らぶにゃんしてるジリヤ』

(260) 2016/09/28(Wed) 23時頃

【人】 お針子 ジリヤ

え……

[頭の中が真っ白になった。おととい、なにをしていたっけ?
確か赤坂のマンションで赤羽の相手を……。連勤が続いてて、ここにはしばらくこれなくて。

そうだ、だからヤヘイのことも人づてに……]

……ごめんだけど、それ、ぜったい見間違いだよ。
おとといは、ずっと……赤坂にいたから。

なんだったら、本郷さんに確認してもらう?
記録とってるはずだから。

[やや強気に出ると、ゆきは口ごもりながら電話を切った]

……あんな曲、ここで歌うわけ……ないじゃん。

[キャップをとり、頭を掻きながら、右の足先でアスファルトをとんとんと踏み鳴らす。趣味の悪い悪戯にしては、ゆきの態度は真剣すぎる。いつものニヤけた態度を感じられなかった。では、まゆみの友達は、一体なにをみたのだろう?

自分のあずかり知らない内に、どこかの誰かが"自分ではない自分"と遭遇する。これではまるで――]

(275) 2016/09/29(Thu) 00時頃

【人】 お針子 ジリヤ

― 回想:某日某所 ―

『…うん。そうだよ。
 ずっと見てるんだ。耳を立てて。後ろをついてくる。
 影のなかから、手繰ってくるんだ。

 おっかないんだ。おまえの影。影のなかのおまえ。
 ダブってきたら、気をつけて。すぐ後ろまで来てる。
 
 これ、やるよ。もういらない。全部わかったから。
 おまえもこれで身を護れ。おまえの影から。

 おっかないんだ。もうひとりのおまえ……』

(276) 2016/09/29(Thu) 00時頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2016/09/29(Thu) 00時頃


【人】 お針子 ジリヤ

― 新宿駅新南口 ―

はい。はい。わかりました。
はい、もちろん。18時ですね。
わかりました。30分前には。

はい、ありがとうございます。

[スマートフォンの通話を切った。

周囲の喧騒が消え、冷え切った肌は空気の温さも湿り気も感じない。頭の中が真っ白で、奥の方から耳鳴りのような音がする。

さきほど聞いた気味の悪い話題(>>260 >>267)も頭から吹っ飛んでしまった。]

(301) 2016/09/29(Thu) 00時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[通話の相手は、ジルヤの所属する"組織"のトップ。
突然の呼び出し。まず間違いなく"あの話(>>4)"の件だ。
決まり、なのだろう。拒否することは許されない。

話がまとまれば、もう、2度とここには戻れないだろう。
ジーンズで出歩くことも、へたくそなギターを弾いて歌うことも]

(302) 2016/09/29(Thu) 00時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[数日後、ジリヤは、赤羽(>>4)の"所有物"になる]

(303) 2016/09/29(Thu) 00時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

このまま、さよならなんて……やだよ。







……ヤヘイ。

(304) 2016/09/29(Thu) 00時半頃

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