315 【La Mettrie〜存在という機械が止まる時】
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ジャーディンは投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。
ジャーディンは長老の孫 マーゴに投票した。(ランダム投票)
マーゴに1人が投票した。
ジャーディンに4人が投票した。
ジャーディンは乗客の手により投棄された。
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マーゴ……、落ちろ!!
2023/01/04(Wed) 00時頃
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時は来た。乗客達は集まり、互いの姿を確認する。
マーゴの姿が見つからない。
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[差し出された水を、飲もうと口を開いて 呑み込めなかったものが顎を伝って地面へ落ちた。]
少し休んだら、よく、なるので マリオに、先に、スープを… あの子、痩せすぎているから、心配、で。
[そうして、そのまま、目を閉じて]
(+0) 2023/01/04(Wed) 00時頃
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[そうして、二度と、目を覚まさなかった]
(+1) 2023/01/04(Wed) 00時頃
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【業務連絡】
本日は、自由投票になります。
好きに投票して構いませんので、よろしくお願いします。
(#0) 2023/01/04(Wed) 00時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2023/01/04(Wed) 00時頃
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/* ジャーディンさん、マーゴお姉ちゃん お疲れ様でした。 ジャーディンさんに血をあげたかったな……フラグ作れんかった。 マーゴお姉ちゃんが土埃払ってくれたのとかも嬉しかったのに、織り込めなかったなぁ。力不足。
(-0) 2023/01/04(Wed) 00時頃
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>>2:126 二人目? ダメだった? それは…
[様子のおかしくなっていくジャーディンに近づき その顔と眼の色を見てハッとした。 瞳は燃えるように赤く、顔面全体が紅潮している。 その顔色を隠すようにしたジャーディンの口元から、 小さく、ありがとう、と 絞り出すような声が響いた。
続けて何かをぼそぼそと喋る彼の唇から 最後に聞こえた言葉は、"じゃあな"───]
(0) 2023/01/04(Wed) 00時半頃
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[幽界と現の間で、さっきまでマーゴだった魂が
ああ、ありがとうもごめんなさいも、 ちゃんと言えなかった、
と、泣いた。]
(-1) 2023/01/04(Wed) 00時半頃
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[呼び止める隙すら与えず、 ジャーディンは顔を見せないようにして 中庭から走り去って行った。]
──おい、待…
ジャーディン!!!
[走って追いかけようとして、 傍らに蹲っているマーゴを見つける。 その横には心配そうにしているマリオが居た。
しゃがみ込んで動かない様子のマーゴ。 二人を置いて行けるわけもなかった。]
(1) 2023/01/04(Wed) 00時半頃
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[そこに居たであろうフェルゼの様子を伺うが、 取り乱した様子はなく。
しゃがみ込んで、マーゴの顔を覗き込もうとする。 さっきまで感じられた、彼女の気配がない。 これは───。]
マリオ………
[おそらくマリオは不安そうな顔をして ラルフを見上げていただろう。 無言でそっと頭を撫でた。]
(2) 2023/01/04(Wed) 00時半頃
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──(数時間後・庭園)
[ラルフが次にジャーディンを見つけたのは、 数時間後、緩い太陽が昇った後だった。 廃墟庭園の片隅で、 彼が纏っていたシーツの残骸と、 薄く大きな花弁が二枚、真っ赤な種──。
種を取ろうと手を伸ばしかけ、 少し考えて引っ込める、という動作を繰り返したが 最後には、注意深く種を上着の内ポケットに仕舞い その場で短く黙祷をした。]
血をあげる約束、守れなかったな。
(3) 2023/01/04(Wed) 00時半頃
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ま……、 俺もそう長くはないだろ。 その時が来たら好きなだけ飲めよ。
[それはジャーディンではない、と 頭では思っていたが 胸ポケットに入った種に手を添え呟いた。 心なしか種は仄かに熱を持っていた。]*
(4) 2023/01/04(Wed) 00時半頃
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/* 内気な普通の女の子が、普通じゃなくなった世界になかなか適応できずに、混乱しながら儚くなるというのがやりたかったのですが…。
襲撃、なので 突然こと切れる不条理みたいなものを表現したかったのですが、 ジャーディンさんのRPを見ているともっと何かできたと思いました。
貴重な一席いただいておきながら、申し訳ございません。 ありがとうございました。
(-2) 2023/01/04(Wed) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2023/01/04(Wed) 00時半頃
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[ようやく 満たされた――]
[念願の解放を得た男は、ゆるり周囲を窺い立ち上がる。 暮夜の漆黒を背景に、纏わりつくように瞬く無数の蛍光虫。 やがては自分も、そのような光の一粒へと還るのだろう。 光をチラチラ弾く淡金髪はそのままに、同色の睫毛を持ち上げると、凡庸な茶褐色の瞳が潤んでいた]
――会いたかった 『 』
[愛おしい恋人を撫ぜる手つきに、光が踊って女のかんばせを浮かび上がらせる。 男の首にも胸にも紅い刺青は見当たらず、若者らしい健康的な肌色と体躯、険と血の色の失せた双眸。 老成と諦観の念もなく、蕩けるような笑みを浮かべた彼は、成人の誕生日の前夜――幸福の絶頂にあった『ジャルダン』の姿をしている]
(+2) 2023/01/04(Wed) 02時頃
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[押し寄せる闇波に削られていく世界。 僅かに残った白の聖域ラメトリー。 つい数刻前まで聞いていた声が、妙に懐かしく響く>>3>>4]
――もう飲まねぇよ 頼まれたって ゴメン だ
そりゃあ ラルフン中じゃ オレなんて 渇いた渇いた 血が欲しい飲みたい渇いた ばっか言ってる ヘマトフィリア だろうけどさー
違ぇから! オレじゃねぇからそれ!
[肩を怒らせ、届かないのをいいことに力いっぱい罵った。 飢餓が満たされると、不毛の表皮に覆われていた感情が噴出してきて、うまく抑制できない]
(+3) 2023/01/04(Wed) 02時頃
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でも 大事なコトは 覚えてる 忘れないで 良かった
『ジャーディン』も ちゃんと残ってる
[面映げにラルフの姿を眺めてから、やがて踵を返した]
だーかーらー すぐこっち 来ンなよ 莫ぁ迦
[ポツポツ灯る夜光虫を少数引き連れて、ラメトリーを彷徨い始めた*]
(+4) 2023/01/04(Wed) 02時半頃
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【墓】 長老の孫 マーゴ
[差し出された水を、飲もうと口を開いて
呑み込めなかったものが顎を伝って地面へ落ちた。]
少し休んだら、よく、なるので
マリオに、先に、スープを…
あの子、痩せすぎているから、心配、で。
[そうして、そのまま、目を閉じて]
【墓】 長老の孫 マーゴ
[そうして、二度と、目を覚まさなかった]
(#1) 2023/01/04(Wed) 07時半頃
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/* うわぁん、マーゴお姉ちゃん……
(-3) 2023/01/04(Wed) 09時半頃
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[どのくらいの時間が経ったのだろうか。 気がつけばここは青い世界だった。
首をかしげながら両手を見れば、蛍のように光る虫が、ふわふわとその周りに浮かんでは消え。
ああ、自分は幽世の住人となったのだと知った。]*
(+5) 2023/01/04(Wed) 15時頃
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[もはや眩暈も頭痛もなく 飢えも渇きもなかった。
いつもの眩暈だと思っていたから お別れもきちんと言えなかった。
そういえば、ジャーディンさんはどうなったんだろうか。 尋常でない様子だった。 髪を揺らしてふらり立ち上がると 薄暗いラメトリーの闇の中へ歩き出していった]*
(+6) 2023/01/04(Wed) 15時半頃
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城のベッドで寝てた オンナ や 墜ちた オトコ
――見あたらなかった ミタシュ とやらも ここに居ンのかな それとも
[もう薄れてしまったのだろうか。 乱れ飛ぶ蛍光虫の群は、星空の流星群に包まれているようで、本当に綺麗で切ない。 中にはもっともっと前に、ラメトリーを訪れた者たちも、紛れ込んでいるのだろう]
(+7) 2023/01/04(Wed) 15時半頃
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あれ?
[生きていた頃の癖で、見間違いかと目を擦る。 死に際は、さっさと血を飲めと命令する寄生体に抗うのに必死で、周囲を全く把握していなかったから。 マリオとの再会を喜ぶマーゴは、当然今頃自分だけ欠けた食事の席で、みんなとスープを分け合っているものと思っていた]
なん で 嘘だろ マーゴ……?
[よく似た別人だろうと虚しく願いながら、茶色い瞳をしばたたく]
(+8) 2023/01/04(Wed) 15時半頃
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