人狼議事

270 食人村忌譚


【人】 紅客連盟 イスルギ

[女の胎へと自身を穿ち、生じる快楽に熱の籠った吐息を漏らす。
しかしその反面、脳内は冷えていくようだった。]

 ああ、ゆりの中はとても気持ちがいい。
 きっと皆に愛される巫女になるだろうね。

[捩る身体を抱き寄せてやり背中を、髪を優しく撫でてやる。
丁寧に優しく優しく抱いてやる。]

 愛しているよ、ゆり。

[穿つ自身は精を吐き出すにはまだ遠く。
しかし激しく求める事もなく。
只、優しくゆっくりと、まるで胎内を味わうようにそれは長い時間をかけての交わりだった。

腕の中で悶える女は、妬ましさを覚える女であったはずなのに。
不思議と馴染む肌が血の繋がりを訴えているようで。

嗚呼、これは私の娘なのだと自覚させるには十分であった*]

(178) 2017/11/22(Wed) 22時半頃

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