人狼議事

270 食人村忌譚


【人】 発明家 源蔵

 ああ、そんで、俺のぶんな
 咳止めと、熱冷ましと あれ あれがほしい
 いつも飲むのがなくなってしまった
 飯時に飲む あの苦い薬湯

[玩具じみているのは見た目はもちろん、内腑もだ。
容易に荒れる胃の腑に入れる薬茶は長く使いすぎて、
きっと腑分けしてみれば胃も腸も
色もにおいも薬湯そのままだろうと思うほど。]

  
 それは、いま、お持ちか? “ミナカタ、殿”


[>>150敬意の表れように疑問を呈されども、否、呈されたからか。
“殿”に子供じみたアクセントを添えて、
持っていないのだろうとあたりをつけて態と口にしたのは、
もう久しくは見れずにいる、問いの後に詰まった表情を楽しみにしてだ。
その薬湯はそう遠くない日に用意してもらったばかり。
硝子板の奥で さて思惑通りかは、と子供の眼が細くなる*]

(159) 2017/11/24(Fri) 01時頃

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