[帰れて良かったじゃない――という、慰めはグロリアには必要なかったようだ。
ひどくポジティブな言動(>>125)に、頭でも撫でてやろうかと伸ばしかけていた手が止まる]
へいへい。しょうがないなぁ……。
[苦笑が零れるのは、そんなポジティブな言動のあとにこれ(>>126)だからで。
背負えというなら、彼女が元の世界に戻るまで、背を貸すくらいはしましょう。
お嬢の我儘ととらえてもいいけれど、思春期の娘が父に見せるようなひん曲がった甘えと思う方が受け止めるには楽だ。いや、センセ、父親の感情ってのはよくわからんけども。――歳だけで言ったら、十分親娘で通じてしまう恐ろしさ。怖いわー。
甘々父ちゃんみたいな生物教師を、パティはどう見ていただろう。
ともあれ、時間がきて、背の重みが元の世界に戻ることで消えるまでは、グロリアをおぶっていた**]
(156) 2016/08/24(Wed) 08時頃