人狼議事

270 食人村忌譚


【人】 紅客連盟 イスルギ

[源蔵とは付き合いは長い方だろう。
年齢が近い事もあり、彼の子供の頃も知っている。
あの頃から比べればまだ成長したとはいえ、未だ幼い風貌の男は不思議な存在だと思っている。]

 男でよかったな。
 女なら子を産まねば役に立たぬと言われるだろうから。

 力仕事ならば私も出来ないよ。
 君には筆があるだろう。
 この村でその筆は貴重だ、学問は軽んじられているから。

 ああ、だから私は君がいてくれて嬉しいよ源蔵。

[その昔、言った言葉を思い出す。
書物を読む事が癒しである男にとって、源蔵の書く記録は面白い読み物だ。
時々強請って読ませてもらう事もあったし。]

 よければ、先代巫女様の話を。

[特にゆりの母親についての記録は擦り切れる程に読ませてもらったものだ*]

(87) 2017/11/23(Thu) 22時頃

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