あら、レン。
[再び会った金髪の彼>>14は、口笛を吹いていたから遠目にでもすぐわかった。
何人かの男性の視線がこちらに向いているのは知っているけれど、その中でも屈託なく話しかけてくるその姿勢はさすがと賞賛すべきだろうか]
そうね、弱い灯りでもこれだけ集まると、月光も少し霞んでしまうかな。でも…これも嫌いじゃないわよ。話している相手の顔が、月灯りよりもよく見えるわけだし。
[隣に座る許可を出す前に腰掛けてくる様はさすがだな、と少し苦笑する。ただ、悪い気はしなかったのでそのまま、彼の挙動を見つめ、誘いの言葉を聞いた]
そう…かしら。視線はさっきから感じていたけれど。
レン、それならあなたにも視線が集まっているんじゃない?
[肩が触れ合うほどの距離なら、>>15嫌が応にもアプローチは目立つだろう。さほど人目につかない場所、というわけでもないのだ。
そして、その誘いの言葉>>15はとても直情的だった]
(16) 2018/08/04(Sat) 20時半頃