270 食人村忌譚
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/* この村の赤好きだなぁ
(-53) 2017/12/04(Mon) 00時半頃
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[ひとつ、と言い置いた問い、 けれど答え>>38は拒絶に近い色合いで返ってくる。 それへの瞑目は一瞬、 明りのなかば失われた視界にはきっと映らないだろう。 降ろした瞼が憂色を押し込めたことも、きっと。 次にひらいた眼差しは常と同じく、ただ、顰めた眉の意味だけが違う。]
(40) 2017/12/04(Mon) 00時半頃
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[鍬は地を穿つ。 誰の血か。赤黒い鉄の塊は、誰の血でも吸い込んでいるのだろう。 そこに、己を増やすことを厭いはしない、けれど。 けれど、その前に為すべきことがある。]
…… …… 言われずとも 、 っ
[餓鬼でない、 牙をむいた刃物の使い方は知っている。 おにが研いだそれは、暗んだ視界でもなお美しかろう。 光を吸い込んで 生々しく明るむ その刃は。
子供ほどの手に、逆手に収まった短刀。 切っ先は眼前の男に向けられている。]
(41) 2017/12/04(Mon) 00時半頃
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……、
―― リツ !
[伸ばされた手をみとめ、 一瞬、開いた唇に乗る名前に迷いはあった。 けれど呼んだ名は一つ、 まだ声の通るうちに せめて振るう力のある名を口にし、]
(42) 2017/12/04(Mon) 00時半頃
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/* 3d、襲撃メッセージもでてないしそもそも俺はさきばしって護衛があれだったんだけどな。お前だおまえ。 ほんとは翌日がよかったな、ってあとでおもった。
俺の研いだ刀、ちゃんと使えよ。 間違うなよ。
(-54) 2017/12/04(Mon) 00時半頃
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[口をつぐみ、一歩踏み込む。 倒れこむような不安定な重心>>39の、その下 たとえ非力だろうが 崩れる自重を刃に受けるようにすれば 伸びた手指、その表皮。指の合間、母指球、 いくども村のために草木を積み上げたその指を 裂き、切り裂くも可能だろう。 その奥の腕といわず 肩骨といわず ―― ―― 刃を横にするように滑らせば 胸骨につながる肋骨の合間をくぐるか、能わずか――]
[硝子板、奥で目を細める。 肉に刃の入り込むも分からず、 けれど 倒れこむそのしたに体差し込むようにするその合間は、 けして瞼の降ろさぬように*]
(43) 2017/12/04(Mon) 00時半頃
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そうですね
[生者の、死者の耳にも届かぬやもしれぬ意思 うん うんと頷くのは、 誰かの声>>+32>>+33>>+34に被さるからか 聞こえてくる呪いはやがて、 死した少女の面影>>1:#2を想起させる]
生かす意味などないかもしれません 混じれないなら、殺すのも一手かもしれません
[ですが――――と心に宿るのは、 鶏や牛の声に混じって、 生者たちの言葉>>38が聞こえるからか]
(+35) 2017/12/04(Mon) 00時半頃
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知らなくていいと閉じてしまわれたら、 家畜の方からも、人を知ることは難しいです 門を閉ざして下界を遠ざけた先にあるものは、 村も、人も同じなのではないでしょうか
[語るうちに、志を感じた若者の姿>>1:162、 仮に偽りであったとしても、 前へと進もうとしているように感じた眼差しを思い出し]
胸襟を開いて知ろうと踏み出されていたならば、 違いを乗り越えて分かりあう姿>>4:+3も、 描けていたかもしれません 知らぬままでは成し遂げられぬのは、 家畜の捌き方と、さほど変わりはしないのかもしれませんね
[お手伝いをさせてあげられず、ごめんなさいね 最後のこの言葉は、声にできていたのだろうか 口をつぐみ、生者達の生きざまを見届ける*]
(+36) 2017/12/04(Mon) 00時半頃
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/* ところでGJ発生した場合は、げんぞーの場合は、「てめぇ(自分)で刀使ってまもりやがれ」ろーる落とす予定でした、のと いるる護衛のせんたくしもあった
(-55) 2017/12/04(Mon) 00時半頃
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/* 今日の1時更新でエピかなこれ
(-56) 2017/12/04(Mon) 01時頃
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/* なるほどはあくした
どきどきしすぎてしぬし地上頑張って…
(-57) 2017/12/04(Mon) 01時頃
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エツコは、『外界』>>+36と言いたかった*
2017/12/04(Mon) 01時頃
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[集会場の騒動とは無縁の、焼け跡の中で。 兄の耳垂に噛みつき、力を籠めれば、口腔にゆるく血の味が広がったような気がした。 何度も執拗に、吸い付き、しゃぶり、高い水音を響かせる。
合間合間に、甘えるように兄を呼びながら**]
(+37) 2017/12/04(Mon) 01時頃
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/* 更新しないぽいかな?
(-58) 2017/12/04(Mon) 01時頃
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/* うむ。25時が近づいておるな。 一応更新するまでは粘ろうと思ってはいるが、万が一に備えて最後の喉を使っておこう。 最終日生存組のみなさまは特に、お疲れ様でした! いやはや。長丁場で濃厚な村でござんしたね。 大変だったとは思いますが、お陰様で楽しく過ごさせていただきましたよ? ではでは、エピでもどーぞ、よろしくお願いいたします! ―――――――――――――――ginlime
とか言ってみたけど、あと1分で喉回復するんだよなー。
(-59) 2017/12/04(Mon) 01時頃
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/* 回復した(≧▽≦)
(-60) 2017/12/04(Mon) 01時頃
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/* ん!? かぷかぷではなく、ちゅぱちゅぱじゅるりみたいな感じだったのか!?
(-61) 2017/12/04(Mon) 01時頃
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[薄暗い朝焼けだと感じているのは俺だけか。 切り落とされた耳が痛みと共に 幻聴まで聞こえた気がした。
何度も何度も、心の、人の在り方を説くような。 この村でそんな話をする存在がいるとは 思わないからただの風の雑音だ。
瞠目>>40は見えなくとも、光を返す刃>>41は見えた。 昨夜俺を導く篝火の様に灯っていた光の様に。
地獄の業火であり、門を開ける鍵の刃だとしても。 光を求めるように伸ばした手は、奪う前に まだ生きている家畜の名>>42に 瞬きほどの隙を生む]
(44) 2017/12/04(Mon) 01時頃
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がはっっっっ!!!
[小さな体が潜り込む。 その身体が赤く染まる。
それがどちらの血か。
駆け付けた者がいれば見ただろう。
小さな短刀。 しかし村一番の研師であり、鬼が研いだ刃が 俺の指を落とし、突き刺さった肉から ぼたぼたと源蔵に降る赤い雨を]
(45) 2017/12/04(Mon) 01時頃
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あ、あ……さみぃ……。
[自分の身体から熱が流れていく。 生きながら死に逝く感覚に。
思ったことはそれだけ。
後は……身体が傾ぐだけ*]
(*3) 2017/12/04(Mon) 01時頃
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げ、ん……ぞっ。
[してやられたとは思わなかった。 体躯を利用した上手い手だと感心する。 だからこそ殺さなければと、指を失った掌で 下に敷いた源蔵の喉を押さえて潰そうとする。
既に力は限界で、自重だけで抑え込もうとする身体は 応援でもあれば、すぐに崩れ落ちて、 残る熱と、血を吐き出して終えるだろう*]
(46) 2017/12/04(Mon) 01時頃
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/* 独り言復活した とたんに使いだすんだけど
あああああ ごめんねえええええ もっと もっと かっこいい あれそれが あったろうに すまない すまない ぜ ありがとう受けてくれてありがとう
(-62) 2017/12/04(Mon) 01時頃
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/* ミナカタさぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!
え!? え!? 25:30? まだ間に合う? なんか書ける? いやこれ更新またいで落としたら墓下的にすんげぇハズイよ!? ……まぁ、出たとこ勝負で
(-63) 2017/12/04(Mon) 01時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2017/12/04(Mon) 01時半頃
真剣師 鬼丞は、メモを貼った。
2017/12/04(Mon) 01時半頃
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/* あっ 志乃ちゃんこない 本当に来ないか 源蔵は志乃ちゃんの名前を呼べなかったけど (しょんしょんしていたのを見ている&リツくん力仕事できる) とがきで補足入れればよかったかな よかったかな
(-64) 2017/12/04(Mon) 01時半頃
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[源蔵の短刀が指を切り落とす 短刀に力を加えた者は誰だったのか ただ、分かる生末は、その刃がきっと、 生者の一人から命を奪う>>45]
ミナカタさん…………
[分け入るつもりは微塵もなかった ただ、寒いと訴える声>>*3を耳にして、 自然と足が向かっていく 無駄だと分かってはいても、傾ぐ体を抱きとめようと]
(+38) 2017/12/04(Mon) 01時半頃
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[いつぞやの夜を思い出し、
今度は自分が
優しく 優しく 受け入れようと――――**]
(+39) 2017/12/04(Mon) 01時半頃
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/* 邪魔しにきたぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!! 間に合ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
(-65) 2017/12/04(Mon) 01時半頃
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/* 皆さま本当に引き摺ってしまい申し訳ない。 遅くまでお付き合い下さった方々、 進君、石動さん、ありがとうございました。
(-66) 2017/12/04(Mon) 01時半頃
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[ あつい。 視界すべてを覆うほどの、生きた、生きている匂い。 むせかえるほどの生が飛び散る。
矯正された視界の多くを染め、 なお顔面に滴り落ちるそれ
鋭く吸い込んだ呼吸に混じり、鉄錆臭が肺を満たす。 ぐ、と眼差しを細めた。 手の内の感触、たしかに、肉を裂くこれは。 >>45眼前の、視界を覆う、男の肉を貫いている。]
(47) 2017/12/04(Mon) 01時半頃
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[地に背をつけている。 ふりそそぐ血潮のある。
それがどうした、 これはまだ生きている。
手の中にある刃は肉を食み、がちり、と硬い感触がある。 動かせない。姿勢か、力が入らずか。噛んだ骨が悪いか。 肋骨、胸骨、どうせそのたぐいだろう。 視線はやらない。 赤紅で奪われていない視界を、そんなもので覆ってたまるか。 見上げるのは、ねめあげるのは。一人しかいない。]
(48) 2017/12/04(Mon) 01時半頃
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―― ― ― “ “
[欠けた“四指”に押しつぶされる名。 一瞬まどうた名 は、 かすか 憧憬と悔恨の味がする*]
(49) 2017/12/04(Mon) 01時半頃
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