288 【半突発】僕たち、ほしぞら探検隊
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/* 可愛いなぁ可愛いなぁおにいちゃん。 まだ世話しなきゃならない妹だと思ってそうで。
(-3) 2018/11/24(Sat) 16時半頃
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食養会 ユエは、メモを貼った。
2018/11/24(Sat) 18時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2018/11/24(Sat) 18時頃
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/* 「自分への手紙」「嫁入り道具代わりのサクラガイなどなど」 青爾くんと乃々果ちゃんはなんだっけ……もう一回確認する……。
(-4) 2018/11/24(Sat) 18時頃
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/* 乃々果ちゃんは「アレ」としか言ってないから多分伏せだね。 青爾くんも伏せかな?
ふーむ、どうしよっかな。
(-5) 2018/11/24(Sat) 18時頃
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― 公民館裏 ―
[ >>15 >>16 >>17 愛梨がタイムカプセルを掘り出し、拳を握る。……幼い自分が手紙に何を書いたのか、知るのが少し怖かった。 ]
……あ、あった。
[ ビニール袋に包んだ簡素な便箋。たしか、便箋セットは瑠璃さんからもらったものだと思う。 中身を開く。幼い文字で、
大人になっても、 こーことなかよくしていますか ののちゃんはかわいいですか せいじくんや、ほかの子たちに優しくしていますか あいりとかいととまた会えましたか
……と、綴られていた。 ]
(25) 2018/11/24(Sat) 18時頃
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…………。
[ 色々と思うところはある。こーこと仲が良いかというと、少し微妙だ。兄として成長を邪魔したくはないけれど、助けになりたい気持ちも強くて、距離感を掴みかねている。 ののちゃんはかわいい。疑問を差し挟む余地はないし、ここに関して深くつっこむのは正直やめたい。 せいじくんは、なんだかんだ慕ってくれている……と、思う。 愛梨には会えた、けど……海斗には…… ]
……大したことは、書いてなかったかな。 みんなはどんな感じ?
[ サッと便箋をカバンにしまいつつ、話題を逸らす。 たとえ内容を聞かれても、積極的に教えたくはない。 *]
(26) 2018/11/24(Sat) 18時頃
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食養会 ユエは、メモを貼った。
2018/11/24(Sat) 18時頃
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/*
こら!!恋のこと書いたら黒歴史になるの当たり前でしょ!!(偏見)
(-6) 2018/11/24(Sat) 18時頃
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[ 色々なものがあった。 手紙……これは多分、養くんだ。 あとは、指輪とかミサンガ?も。 他にも色々あっただろう。
ふと、その中に、1冊の本があった。 愛梨は、もしかして、とその本を手に取る。 一気に、押し込められていた引き出しから、 記憶が甦る。 ]
……これ、私のだ。
[ 間違いない。なんで忘れていたんだろう。 ……ほしぞら探検隊での事を書いた、日記……。 3年生から6年生まで私は、ずっと、 この日記を書いていたんだった。 ]
(27) 2018/11/24(Sat) 18時半頃
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[ ぱらり、とそのページをめくる。 そこには、キャンプの事とか。 海での採集とか、料理のこととか。 楽しかったこともそうだし、 イラっとしたこと、後悔したこと。 その全てが、載っていた。
……3年生の時は、本当に何も出来なかった。 4年生、大人の人に頼りっきりだった。 5年生……自分でも出来る事が増えた。 海斗くんも、次の年の隊長になって。 私が副隊長になることになった。
……すごいな、私。 こんなに細かく、全てを詰め込んだんだ。 そして、思い出の品を埋めるとき。 私は、これを選択した。* ]
(28) 2018/11/24(Sat) 18時半頃
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[ 6年生のある日のページ。 もう閉校が近い頃の日の日記だろうか。 愛梨は、そこで手を止めた。 ]
大人になるという事は、本当に不安。 早く大人になりたいって人もいるけれど、 私はそうは思えなかった。 海で貝殻を探した日々、 森で鬼ごっこをした日々。 あの時感じた感動は、確かなものだと思う。
……けれど、大人になるってことは。 そういう感動も、なくなってしまうんだろうな。 私は、それがすごく怖かった。
閉校が近くなって、バラバラになる日も実感して。 海斗くんに、それが不安だって事を伝えました。 海斗くんは、こう言いました。
(29) 2018/11/24(Sat) 18時半頃
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「たとえ大人になったとしても、 たとえあの日の夢を忘れたとしても。 僕たちだったら、行けるはずさ。 あの星空を越えて、どこまでも。 そう、僕たちは、「ほしぞら探検隊」だから。」
正直なところ。 私、この瞬間、海斗くんに相談したこと、 本気で後悔しました。 だって、全く意味がわからないんだもの!
でも、当の海斗くんは、全て分かってる、という。 そんな感じがしまして、非常に腹立たしかったです。
……けれど。 私がほしぞら探検隊だからこそ。 大人になっても、夢を忘れても。 何も恐れる物なんてないから、大丈夫。 ……そう言いたかったのかな、って、思います。
(30) 2018/11/24(Sat) 18時半頃
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閉校までは、もうすこし。 タイムカプセルに入れる物も決めないと。
……養くんは、自分への手紙。 私は、まだ考え中だけど。
……そうだ、海斗くんは。 何を入れるつもりなんだろう? 学校で会ったら、ちょっと聞いてみようかな。
[ ……私は、このページを見て、 言葉を詰まらせたのだった。 ]
(31) 2018/11/24(Sat) 18時半頃
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[ どうだった、との声に。>>26 ]
……どうだろうね。 予想以上に、ちゃんとしてた、って所かな。
[ こんなに大仰な物を入れていたなんて。 という感情も確かにある。 ]
……みんなも、自分の物を持ったかな? みんながみんなの物を持ったら、 最後に余るのは、多分……
海斗くんが埋めた物、だからね。
[ そう、みんなに告げて* ]
(32) 2018/11/24(Sat) 19時頃
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/* ロール爆撃!!
(-7) 2018/11/24(Sat) 19時頃
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─公民館裏─
[──蛇の抜け殻とか謎のホネとか 出てきたらどうしよう。
開かれたタイムカプセルから 各々が宝物を取り出す中、 青爾は半ば本気でそれを 覚悟していた。
自分のことだ。 何かよく分からないものを 嬉々として入れていても おかしくない。]
(33) 2018/11/24(Sat) 20時半頃
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綺麗なものだといいんだけど……。
[養さんの言葉を反芻する。 >>11 あの時はまたぞろ照れてしまい、 はにかむような変な表情に なってしまった気がする。 でも、素直に嬉しかった。
綺麗なものを探すのはもちろん、 それを共有することで 誰かが笑ってくれるのが 好きだった。]
(34) 2018/11/24(Sat) 20時半頃
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[愛梨さんが取り出したのは 一冊の本、日記帳だった。>>27 養さんはどうやら便箋らしい。>>25 それぞれの思い出たちに紛れて、 ころんと青いガラス瓶があった。 ポケットの中の浮き玉を思わせる色。]
僕の、多分これだ。
[冷たい感触が心地いい。 物語の小道具のように コルクがはめられたそれは 中に紙を抱いていた。 それも、複数枚。]
(35) 2018/11/24(Sat) 20時半頃
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[コルクを抜いたときに 立ち上ったのは、 6年前の空気と光る塵。 何を思って細口の瓶に 入れてしまったのか、 非常に取り出しにくい。]
あれ、僕も手紙だ。
[頑張って取り出した紙片には メッセージが連なっている。 タイムカプセルに入れるには 文句なしの選択。 ほっと安堵する。]
(36) 2018/11/24(Sat) 20時半頃
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[ここちゃんのお兄さんを見習えば 間違いはないと昔の自分は 踏んだのかもしれない。 だが、2枚、3枚と読み進めるうちに 養さんの手紙とは異なる点が出てきた。
紙片全ての宛名が違う人だ。 未来の自分に宛てた手紙ではない。]
(37) 2018/11/24(Sat) 21時頃
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[ここにいる皆はもちろん、 来られなかった隊員たちに 宛てたものまである。
それぞれに短いメッセージと、 なぜだか貝やら魚やらの イラストが添えられていた。 自分宛のものは無い。]
(38) 2018/11/24(Sat) 21時頃
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ここちゃんのはサクラガイ、 乃々果ちゃんはナミマガシワ……かな?
[サクラガイは波音の貝と並んで 思い出深いし、ナミマガシワは 淡くきらきらした輝きが 乃々果ちゃんにぴったりだ。]
養さんのは、うーん。カモミール?
[なぜカモミールなのかと 首をかしげたが、 いつか指に刺さった棘を 抜いてくれた姿が 傷を癒す優しい花の効能と 恐らく重なったのだろう。]
(39) 2018/11/24(Sat) 21時頃
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[愛梨さん宛のイラストが なぜ星の砂なのだと 頭を抱えそうになり、 すぐに思い出した。
ほしぞら探検隊の名誉ある 隊長・副隊長には、 星が瞬いて零したような 星の砂がぴったりだ、と 昔の自分は思ったのだろう。]
(40) 2018/11/24(Sat) 21時頃
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[自分に宛てたものは一つもない。 ただ、自分の周りの大好きな 人たちと、未来でも一緒に いたかったのだろう。
来年もその次も一緒に遊んでください。
それだけは共通した文面が、 成長しても自分たちは 離れるはずがないという 無邪気な確信を伴っていた。
その思いをその場で伝えず、 未来に預けて土の下に 収めてしまったあたりが、 どうしようもなく自分らしかった。]*
(41) 2018/11/24(Sat) 21時頃
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[ 箱の片隅に、それはあった。
皆の宝物の片隅に、古びたガシャポンケース。
誰かに触られる前に手を伸ばした。
難なく開いたケースの中から
ふわり、脱脂綿の香料が数年ぶりに解き放たされて
中から桜色の二枚貝と─────
紙が一枚、入っている。
雑誌の付録の、懐かしい便箋には
小学三年生の夢が書き綴られていた。]
(42) 2018/11/24(Sat) 22時頃
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『未来のわたしへ! こんにちは!お元気ですか? 学校生活は楽しいですか?
わたしはこの間ののちゃんからもらった ミサンガが切れてしまったのですが これって願いが叶うってことでしょう? 何をお願いしたか覚えていますか?
わたしはかいとにぃのことが好きです。 かっこよくって、すてきな夢を持ってます。 ケーキ屋さんになりたいって夢もあるけれど 一番はかいとにぃのお嫁さんになることです。
夢はかなえられそうですか? でも安心してください! 信じていればいつかきっと夢はかないます! かいとにぃがそう言ってましたので。』
(43) 2018/11/24(Sat) 22時頃
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『 でも、かいとにぃだけじゃなくて あいりちゃんも、ののちゃんも せいちゃんも、おにいちゃんも
みんなと仲良くずっと一緒にいられる 何年たっても変わらない ほしぞら探検隊でいてください!
P.S わたしの宝物を入れておきます! これが似合う大人の女の人になってね!
九重小学校 三年生 友江 こうこ』
(44) 2018/11/24(Sat) 22時頃
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[ 紙の中に大事に折り込まれるように サクラガイが二枚、ころりと零れ落ちた。
あの日貰った時の色艶を保った、美しいままで。
笑ってしまうほど単純で、愚かで、純粋無垢な、過去の宝物は 今のわたしには、ちっとも相応しくない気がした。]*
(45) 2018/11/24(Sat) 22時頃
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/* ぴぇぇ戻れない!!!です;; さらっと読んだけど、 ココちゃんのロルがとても好き… と、入村時から思ってたことを思い返しただけでした。
みんな、いろんなものいれてるなぁ。 素敵だなぁ。
(-8) 2018/11/24(Sat) 22時頃
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― 公民館裏 ―
[養くんに「大丈夫だよ」と。 笑顔を見せてから公民館にたどり着くまで そう時間はかからなかった。
行く道はみんな想像以上に静かで、 朝みんなではしゃいだのが嘘みたいな重い空気。 愛ちゃんの声がかかるまでは、 みんなそれぞれ何を思ってたんだろう。]
…あ、私はこれだ。
[それは、タイムカプセルを埋める日当日の写真。 お別れの寸前、私たちの最後として、 チェキで撮った小さな写真が1枚。]
(46) 2018/11/24(Sat) 22時半頃
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[手に取って裏を見ると 「生きててよかった。よくがんばりました。 10年前のノノより」
ふ、と笑いそうになる。 何書いたかすっかり忘れてたけど、 私が生きてることを心配するなんて 今も昔も変わってない。]
…いきてたよ、 わたしは。
[まぶたに薄っすらと涙が溜まる。 そう、私は生きてたんだけどね。
写真のなかで、笑顔で真ん中に写ってる 彼が生きてれば もっと良かったなぁ。]*
(47) 2018/11/24(Sat) 22時半頃
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/* 10年前じゃなーい! って思ったけど、いいのか 10年後くらいに見る予定だったんだもん!ってことで
(-9) 2018/11/24(Sat) 22時半頃
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