252 【飛び入り歓迎】学園の七不思議
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[稲光とともにあたりが薄暗くなり、放送が聞こえたのはその直後だった。]
………はぁー?
[面識がないのでダレダヨオマエとなりながら、しかし最後の女の声と悲鳴には目を丸くした。]
……帰れなくなったっぽいなー つーかなに、これ。オカルトってやつ?
[顎に手を当てて少し考えたあと、ノックスを見て首をかしげてそう言った。*]
(13) 2016/08/20(Sat) 13時半頃
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先輩 パティは、メモを貼った。
2016/08/20(Sat) 13時半頃
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― 雨が降る前 ―
[大柄な相手の歩幅に合わせて歩くのは、小柄なカトリーナにとってはかなり大変で。 鳥の雛のように小走りでついていき、大きな背中に声をかける。]
この学校。広すぎませんか? 生徒のほうが慣れていますよね…。 何年も通っていて。
わたし、道をおぼえるのが苦手で……、
猫だってそうですよ。 きっと、道に迷ったんです。
あのぅ、どういう猫かご存知ですか? わたし、探して来いと言われただけで、実際には見ていなくて……。
[幸い(?)、相手が困惑>>1していることにも、悪だくみをするかのような顔>>1をしていることにも気づいていない。]
(14) 2016/08/20(Sat) 13時半頃
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[「見つけたらどうするのだ?」>>2 振り返った相手に、頭の上からそう問われると、]
ふぇ、あの、学年主任の先生は追い出せと。 でも、飼われている猫なら、 すぐ追い出さなくても、そのうち家へ戻ると思います。
[身長151センチのカトリーナが背を伸ばし、首を曲げて見上げても、大柄すぎる相手の表情はよくわからない。 不機嫌そうには見えるのも面倒な頼みごとをしたせいだと思い、自己紹介>>0:86したものの、]
すみません……、 ご迷惑ですよね、お仕事の手を止めてしまって…。
[猫を三味線にするという発想すら思いつかず、うなだれた、そのとき]
(15) 2016/08/20(Sat) 14時頃
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[
激しい風が、スカートを巻き上げた。
]
(16) 2016/08/20(Sat) 14時頃
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/* あ、齟齬ってしまいましたか。 うわー…、早速すみません。
(-4) 2016/08/20(Sat) 14時頃
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[慌てて押さえる。 非常口の扉を開けて>>3いた相手には見えなかったと思うが、それでも慌てたのと恥ずかしいのとで、 「三年の」>>2を聞き逃した。]
あ、ガストンさん。 よろ、よろしくお願い、します……。
[顔を真っ赤にして応じると、開けられた扉からそそくさと外へ出た。
あまり使われていない校舎の裏手に位置するせいだろうか、雑草だらけの陰気な場所>>3は暗く、]
暗いですね……ふぇ!?
[ポツポツと降り出した冷たい雨>>0:#3が顔に当たり、思わず声を上げる。 視界の隅に茶色の猫が過った、気がしたけれども。
追いかけようと足を一歩二歩踏み出せば、大きくなった雨粒が、顔にも身体にも、叩き付ける勢いで。]
(17) 2016/08/20(Sat) 14時頃
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このひどい雨じゃ屋上やら校庭やら水浸しだろうね。
また延期、ほぼ確定かな。 一応顧問に確認とっとくか。
[あわてて部室の窓を閉める。]
閉めただけでこの濡れ方、50センチ程度の折り畳みじゃ役立たずかも。まいったなー。一応雨の切れ目狙って帰れるようしとこ。
[とりあえず荷物をまとめた。]
ん?
(18) 2016/08/20(Sat) 14時頃
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-廊下-
……はぁ。
[そんなに存在感、ないのだろうか。 好みの色が白とか銀とかいうのも駄目なのだろうか。 最近、ちょっと真剣に悩み始めている。]
…はぁ。
[部室の戸締りをして、片付けて、何度も幸せを逃しつつ歩く。]
───わ、これ近くない?
[雷光に窓の外を見遣れば、フッと周囲が真っ暗になる。 次いで響き渡る、いかにもな放送。]
(19) 2016/08/20(Sat) 14時頃
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えー…
[何これ。 秘密の校内イベントとか?
普通に怖いんですけど。*]
(20) 2016/08/20(Sat) 14時頃
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[戸惑う間にも激しさを増した雨>>0:#3に、急いで非常口から校舎内へ戻った。 外にいたのは数分程度と思われるが、身体のあちこちが濡れて、冷たい。]
猫……いたと思うんですけれど……。
[戻るまで扉を支えて>>3くれていたガストンを見上げ、言い訳をするようにぽつりとこぼす。 返事を待つほどもなく、ザーザーと激しい雨音>>0:#3が聞こえてきたので不安になり、]
でも、猫ももう家に帰りますよね、こんな雨では……。
わたしたちも早く帰宅しないと、帰れなくなるかも? ああ、ガストンさんはもしかすると宿直ですか……? 大変ですよね。 夜中にも、見回りとかもしなくちゃいけないでしょうし…。
[黙っていられず、言葉を続けた。 不機嫌そう>>3に上から見下ろすガストンを、まだ職員だと思い込んでいるが、相手にはどう思われただろうか。*]
(21) 2016/08/20(Sat) 14時半頃
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― 校内放送>>#0 ―
[窓の外でピカッと稲光>>#0がして、思わず身を竦めると、なぜか一斉に校内の電灯まで消えて>>#0しまい、]
ふぇ、て、停電………?
[涙声でつぶやくが、異常な気配>>#0にますます身を竦めて、]
ななな、何か起きた…? あ! 雨が止んでいますよ!! 風も……どうしたんでしょう?
[暗がりの中でガストンの方向へ手を伸ばす。 もし探し当てれば、自分の数倍も力強い彼の腕を頼ろうと、思わず服の袖を掴んでしまっただろうか。
ジジジッという校内放送のノイズ音>>#0が聞こえたのは、その前か後か。]
(22) 2016/08/20(Sat) 14時半頃
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何か光った…わ? さっき雷っぽいのが落ちたみたいだし―停電? 近くに落ちた?
[窓のそばに近寄る。]
あれ音が無い…。 雨も風もふってないのに外暗いし何これ。
(23) 2016/08/20(Sat) 14時半頃
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『………なにこれこわい!!!』
[闇の向こうから、たぶん知ってるひとの声が聞こえた。>>5 しかも、私と同じ感想。
こういう喜怒哀楽、表に出す感情が乏しいのがいけないような気もしてきた。 滲みでるビックリマークの数とか。 もしかしたら、言われたことがあるかもしれない。]
………もしかしなくてもクリス先輩、居ます?
[いつもより少し音量を上げた声で話しかけてみた。*]
(24) 2016/08/20(Sat) 14時半頃
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[聞き取れた放送の内容>>#1、>>#2には、一層縮こまり、]
え、えと、サイモン・バチュー>>#1って誰です…? 生徒……? あの、これ、悪戯ですよね?
ふぇ、でも、雨が止んでるのはどうして? それに、「元の世界に戻れる」>>#1ってどういう意味? 七不思議なんて、わたし、知りませんけど……、
[狼狽のあまり黙っていられず、べらべら喋り出した。]
あー…ええと、わかったかも! そういうゲームをしろという生徒たちの悪戯なんですね。 「霊を解放する」>>#1なんてこと、普通に考えれば、ねぇ……。 嵐が来たときは、残った生徒に、そういう趣旨のゲームをさせようと準備してたのかな……。
[ひとりで答えを出し、納得している。]
(25) 2016/08/20(Sat) 15時頃
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[ガストンがまだその場にいれば、]
ええと、どうしましょう、放送室へ行ってみますか……? 女子生徒の声>>#2も聞こえましたし、 誰かが来るのを待っていて、驚かせようとしているのかも。
[悪戯と決めつけることで、少しでも安心しようと提案した。
遠くで驚いたような、悲鳴のような声>>5、>>9、>>13、>>19がいくつか聞こえたら、]
ああ、やっぱり生徒も何人か残っていますよね…。 んー……合流したほうがいいでしょうか。 でも、早く悪戯を止めさせないと。 こんなに暗くては、うっかりぶつかったり転んだりして、 怪我人が出るかもしれませんし。
[自分が一番うっかりしそうな自覚はあるが、口に出さず、そう続けた。*]
(26) 2016/08/20(Sat) 15時頃
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[広いのは小中高が同じ敷地内にあるからだ。とか。どんな猫かなど、自分をみて威嚇したか怯えていたという印象しかない。などなど理由は浮かんだが]
…そうだな。
[やっと絞り出た声は、凄みのある短い言葉であった。一部返答にすらなっていないが人には限界というものもあった 実を結べない努力は順当に聞き役>>14>>15を続ける。
しかし萎縮されることは多いが、仕事とは何なのか。]
(27) 2016/08/20(Sat) 15時頃
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[非常口をあけたとき悪戯な突風が舞い込む。天候が荒れているのを確認した後振り返れば、顔を赤くしてる>>17のをみて、真っ青じゃないから珍しい。などと見当違いなことを考えた。 仮に現場>>16を目撃しても小柄な教師と大柄な自分との体格差によって運がいいことにはならなかっただろう]
いつもこうだ。
[建物の角度とか学校のつくりからして全体的に校舎裏が暗いもの。猫探しの手伝いはできないだろうから、このままふっと帰ればいいかと校内に視線を向けたところで、雨脚が強まる。]
(28) 2016/08/20(Sat) 15時頃
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[一瞬のうちにびしょ濡れになった新任教師>>21。 夜中?見回り?宿直?仕事とはつまり、いや、それより]
さっさと帰れ
[服が濡れたままは夏とはいえ体が冷える。と凄んだ声で勧めたところで、稲光>>#0が一瞬視界を覆った]
(29) 2016/08/20(Sat) 15時頃
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[明かりが消える学校。続いて流れる放送。 誰だよ>>#1とはあるが、とてもホットでヒートなトークが語られた。一割もわからない。元の世界ってなんだ。
後なんか女性の声と悲鳴>>#2も混じっている。
微動だにせず声すらも上げない泰然自若な態であるが、内心は困惑でいっぱいであった。]
(30) 2016/08/20(Sat) 15時頃
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[つかまれていた袖>>22 珍しい。おまわりさん、この人です。とかいういらない正義感あふれる人以来だ。あの時の手も震えていたからほぼ一緒か。
そして自分の数倍もしゃべる>>25教師のおかげで何も言う必要がなくなってしまった。 雨が止んだのとか言われたまま確認するように視線を向けていく]
悪戯だと…?
[暗がりの中、傍からみれば憤怒にみえる表情を浮かべ戸惑う。 新任教師の言葉はなにか都合がよすぎる]
戻る
[付き合ってられないとでも思われそうな態度で、歩き出そうとして、自分の服の袖をつかんでいる手をじっとみた*]
(31) 2016/08/20(Sat) 15時頃
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この声はサイモン先輩じゃないか。 なにやってんだ。
[マイクを持ってるだろう彼は知己の人物。 ネタを探しにオカ研行った時に知り合っている。]
楽しそうだなぁ。 あんな叫びまで出して―でも本気くさかった。 それよりああいう声の女子、部に居たっけ?
[首をかしげる。]
あ、雨止んで風止んで暗くなって停電。 …こマ?
[びくりと震えた。]
(32) 2016/08/20(Sat) 15時頃
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/* 安価わすれたなぁ。 学生とか
さて今回のコンセプト ・キャラがTRPG風 ・と書きを極力避ける ・シャウトに力を入れる
こんなとこかしら。
(-5) 2016/08/20(Sat) 15時頃
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― どこかの廊下 ―
[窓の外では、あれほど激しかった雨風がぱたりと止まっている。>>#0
廊下を歩きながらあることに気づいて、]
そうか、停電じゃないんだわ……。 照明が消えてからも放送できていたのは…、そうか…そうですよね…。
[自分を納得させるためにつぶやいた。
その後は半ば手探りしながら進み、生徒や教師に出会えば、事情を聞くか、自分の考えを伝えるかするだろう。 一緒に行きたいという声が上がれば、二つ返事で同意して、放送室へ向かうだろう。*]
(33) 2016/08/20(Sat) 15時頃
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/* よく見たらオカ研じゃなくてオカ同じゃねーの。 いやん。
(-6) 2016/08/20(Sat) 15時頃
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/* 投下前に更新しましょうわたし。
(-7) 2016/08/20(Sat) 15時半頃
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番長 ガストンは、メモを貼った。
2016/08/20(Sat) 15時半頃
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こういう時は部室でぶるぶるしてても始まらないな。そうしてるほうが余計に襲われそうだ。
[最低限の手荷物をもってとりあえず廊下に出た。]
薄暗くてよく見えない、明かりがほしいな。
それより先輩んとこいってみよ。 話聞けるといいけど、まだ居るか…な?
[放送室に向かって歩き出した。]**
(34) 2016/08/20(Sat) 15時半頃
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─ 廊下 ─
[誰か>>11と同じことを言っていたとは知らぬまま、学習テラスを離れ廊下へ]
何か起きてるっぽいのは確かだなー。
[停電かと思ったにもかかわらず、校内放送は生きていて、その放送からはオカルト的なあれこれが流れてきたわけで。 サイモンの言葉自体は妄想の可能性もあるが、その後のことは何となく悪戯とは思えなかった。 放送でのサイモンの言葉が熱弁を振るうといって遜色ないように思えたからだ。 サイモンに悪戯のために熱弁を振るう、と言う器用さがあるように思えない。 校内に他に誰か居るのかは分からないが、ひとまず悲鳴が上がった放送室は確認しておくか、とそちらに足を向けた]
(35) 2016/08/20(Sat) 15時半頃
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― 回想・雨が降る前後 ―
[ガストンが「仕事」>>15という単語に、心ちゅう何度も疑問符を浮かべている>>27ことには気づかず、 「いつもこうだ」>>28 という返事に、この場に慣れた者の響きを感じて頼もしく思い、]
そうですか……いつもということは、 校舎の建て方じゃなくて方角?が関係してるのかも…。
[雨に濡れて扉から屋内へ戻れば、凄んだ声で、>>29 「さっさと帰れ」>>29と言われてしまった。 頼りないと思われるのは当然だと肩を落としながら、ハンカチで顔や頭の雨を拭い、]
ですよねー…。
[自分に落胆したその表情は、苦笑にも泣き出しそうにも見えただろうか。 浮かべたのは一瞬で、直後稲光>>#0に驚いたので、カトリーナよりずっと背の高いガストンには気づかれなかっただろうが。]
(36) 2016/08/20(Sat) 15時半頃
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[暗闇はしばらくすればある程度目が慣れてくるとは言え、暗いものは暗い。 仕方無しにスマホを取り出し、ライトアプリを起動して光源を確保することにした]
……あれ、
[ふと画面を見ると、最初に目に入る時計部分の表示がおかしい。 デジタル時計の表示は--:--のまま。 再起動したっけ?なんて見当違いのことを考えながら、先ずはアプリを起動して廊下を照らした]
(37) 2016/08/20(Sat) 15時半頃
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えーと、こっからだと放送室は……
[いくらか視界の利くようになった廊下で教室の並びを確認しながら歩みを進める。 ちらちら動く光は暗闇の中で人の存在を主張していた]
(38) 2016/08/20(Sat) 15時半頃
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