24 明日の夜明け
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/* 割り込みまくってすみません、サイモンさん…!! 少しの間控えておこうそうしよう。それかもう寝よう。
(-125) 2010/08/09(Mon) 04時頃
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メー、ちゃん。
[自分は、生きて帰るつもりなど、なかったのに]
ありがとう。
[そんなことをメアリーに言うことは、出来なくて]
わたしも、大好きだよ。
(*33) 2010/08/09(Mon) 04時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 04時半頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 09時半頃
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―2階廊下―
[理科室の方からの呼ばれ>>237、ぱっと振り返る。 そこにはフィリップと、彼に手を引かれるメアリーの姿]
……椅子っ、危ない!!
[ゆらりと獲物を変える椅子を掴もうと腕を伸ばす。 しかし届かない。フィリップが引き摺り下ろすのに息をついて]
グラウンドだね、分かった。 わたしはサイモンくんを連れて、後で行くから!
[傍に駆け寄り、一瞬だけメアリーの手に触れる。 彼女と目を合わせることは出来たなら微笑んだだろう。 複雑な色を感じ取られぬよう、努力した笑みで]
約束だから。ちゃんと逃げ切ってね。 フィリップくんも、写真撮る約束あるんだから。
(241) 2010/08/09(Mon) 10時頃
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(わたしに、生きて欲しいって言ってくれた、けど)
(わたしは、メーちゃんに、生きて欲しい)
(……絶対に約束を守って。絶対に、死なないで)
(-127) 2010/08/09(Mon) 10時頃
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(わたしが死んで、それで済むならいいのに)
[どこか自暴自棄な気持ちで、呟く。 メアリーの優しさが哀しくて、どうしたらいいのか分からない]
(……わたしは、……覚悟が足りないのかな)
[口では約束とか、許さない、とか偉そうな奇麗事を言って。 1番大変なことをメアリーに押し付けている。 どうしても、そう思えてしまって仕方がなかった]
(-128) 2010/08/09(Mon) 10時頃
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[ちなみにタキシードはメーちゃんね、と付け足して。 走り去るふたりに手を振り、教室をひとつひとつ確認していく。 調子の悪そうだったサイモンを置いていくつもりは、毛頭ない]
……美術室……?
[誰かの話し声が聞こえた気がしたのか、そちらを向く。 後ろを振り向けば理科室の扉が揺れているのが見え、 そうあまり時間がないことは感じ取れただろう。 床に転がっていたモップの柄を握り締め、ドアにそっと張り付く]
(242) 2010/08/09(Mon) 10時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 10時頃
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―美術室前―
[扉の向こうから掛けられた、声。 状況にそぐわない穏やかなそれに、一瞬肩を震わせた]
……サイモン、くん? ホリーだよ。
[それでもサイモンの声だとは分かったから。 無意識にかモップを握る手に力を込めながら、答える]
校舎は危ないから、グラウンドに行こう。体調はどう……
[もしかしたら、また体調が悪くなったのかもしれない。 扉に指をかける。鍵は閉まってはいないだろうか。 そうでなければ、ドアはゆっくりと開き、...の瞳は彼を映すか]
(247) 2010/08/09(Mon) 13時頃
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/* 墓下に行ったら<<花売り メアリー>>に抱きついて、 <<若者 テッド>>の頭をなでよう。
と、何故かここで宣言してみる。
(-132) 2010/08/09(Mon) 13時半頃
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/* メーちゃんもテッドくんも、墓下にまだ居ないよ…[泣いた]
(-133) 2010/08/09(Mon) 13時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 13時半頃
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[ドアの向こうにサイモンはいた。安堵の息とともに、 まだ何かが飛んでこないのを確認し、モップを降ろして。 そうして初めて彼の顔を見て、目を見開いただろう]
……無事、だけど。
[色を失った瞳。視線を逸らせない。手に持つそれにも気付かずに]
(251) 2010/08/09(Mon) 15時半頃
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[そしてようやく、気付く。赤い月光に煌めくナイフ]
っ、……ほら、行こう。
[じり、と一歩後退する。 必死で刃から意識を逸らすように彼の目だけを見つめて、 何も持っていないだろう片手を掴もうと、手を伸ばした]
(253) 2010/08/09(Mon) 16時頃
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……っ、あ……!!
[反応する間もなかった。 早足で近付くサイモンにも、鈍く光るナイフにも。 ただ重なる記憶に、掠れた悲鳴が出るだけで]
[だれか たすけて]
[しかしそれは声にさえならず。 ナイフは制服を切り裂き、12腕 34脇腹 56脚 {6}に灼熱が走る]
(259) 2010/08/09(Mon) 19時頃
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……や、…なん、で……?
[右の太腿は、赤で染まっていくだろうか。 背後のドア伝いに崩れるように座り込み、色のない瞳を見上げる]
(262) 2010/08/09(Mon) 20時頃
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[後退さろうと本能的にもがくが、ドアに遮られる。 見上げる瞳には、ただ、恐怖が浮かんでいるだろうか。 しかしそれは、謝罪の言葉に一瞬揺らいで]
……あやつられて、るの……?
[傷口が熱い。それなのに凍るような寒さを感じる。 紙のような顔色で、震える唇で、縋るようにそう問いかける]
(275) 2010/08/09(Mon) 20時半頃
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双生児 ホリーは、そうして初めて、背後の気配に気付く。
2010/08/09(Mon) 20時半頃
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――来ちゃダメッ!!!
[振り向いた先には、フィリップとメアリー>>274。 今のサイモンは危険だ。ふたりに近付かせてはならない。 咄嗟に叫ぶが、サイモンの様子はどうだっただろう]
わたしは大丈夫だから、ダメ、来ないで……!
[左足に全体重をかけ、壁に手をつき、立ち上がろうとする。 自分じゃなきゃよかったと、彼は言った>>276。 きっとまだ完全に操られてはいないはずだと、ただ目を逸らさずに]
ふたりを傷付けたら、許さないから。
(278) 2010/08/09(Mon) 20時半頃
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メーちゃん、フィリップくんを連れて、逃げて。 わたしは死なないから。お願い。
[必死な心の声は、メアリーに届いてくれるか。そして]
わたし、種を植えに行けないかもしれない。
[自分の足を見る。このままでは、走ることは無理だろうと]
(*34) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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……ごめん。代わりに、誰かに、植えて欲しいんだ。
["誰か"。しかし、頭に直接響くゆえに、きっと想いは伝わって。 講堂の壇上で堂々と話す生徒会長が、にこにこと微笑む表情が、 そしてタキシードにうさみみを着けた光景が、浮かぶだろうか]
(*35) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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>>279
……選り取りみどりじゃない! よそ見するから彼女なんて出来ないんだよ、馬鹿!
[隣に転がるモップの柄を掴み、ナイフを持つ手に振るおうと]
(284) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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(絶対にふたりを傷つけさせない。……君も、死なせない!)
[頭の中はそれで一杯になって。昔の記憶の呪縛は薄まっていく]
(-137) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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双生児 ホリーは、ナイフは弾き飛ぶだろうか*末小吉*
2010/08/09(Mon) 21時頃
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……メーちゃん!!
[窓を開け、飛び降りていく彼女に祈るように>>285]
ごめん、ごめんね。……ありがとう。
[きっとこの場の誰にも分からない呟きを、零して。 今にも泣きそうだった表情を俯き隠してから、顔を上げる。 決意を込めた瞳で。柄を杖にどうにか立ったまま、 駆け寄ってくるフィリップと、サイモンを交互に見遣った]
(288) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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/* メーちゃんありがとう本当にありがとう。 フィリップくんと引き離してどんだけ私我侭なんだ…!!
(-140) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 21時頃
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フィリップくん、ごめん。
[メーちゃんはわたしの為に、行ってくれたんだ。 そう言おうとして、でもやはり言うことは出来なかった。 自らを庇うように動くフィリップに、気付いて。 ハンカチを差し出されれば>>297受け取って、どうにか縛る。 痛みと出血からふらつくのを悟られないように立ったまま]
メーちゃんを、追ってあげて。
サイモンくん、殺すならわたしにしなよ。 ……まあ簡単に死んであげないけどね。ふふ。
[明らかに強がりだとばれないよう、いつもの笑みで、 後方にすべり倒れたサイモン>>292を見下ろす。 フィリップが去らないとしても、もう止める余裕はない]
(299) 2010/08/09(Mon) 21時半頃
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大丈夫。大丈夫、だよ。
[そうして続けられた言葉に、どこか泣きそうな声で]
……ありがと、メーちゃん……。
[それだけを。自分の想いが届いたとは、気付かぬまま]
(*37) 2010/08/09(Mon) 22時頃
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双生児 ホリーは、飛んでくるナイフにフィリップを庇おうと動く。1か6なら間に合うだろうか{3}
2010/08/09(Mon) 22時頃
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>>303
よし、じゃあさっさとサイモンくんに起きてもらわなきゃ。
[語り続ける、まだ色のないサイモンの瞳を見て。 フィリップが呼びかける間>>308は静かに聴いていただろう。 しかしその直後、入り口に向かって来るナイフに目を見開く]
危ないッ!!
[一瞬の怯えと躊躇い。間に合わない。 踏み出した瞬間に走る激痛に、あえなく床に倒れ伏して]
(311) 2010/08/09(Mon) 22時頃
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>>310
……わたし、理科室のほう、見張ってる。 それくらいは出来るよ。何か来たら、言うから。
[分かりきったことだ。このままでは唯の足手まといだと。 満足に動けない自分は、この場にいないほうがいいに違いない。 遣る瀬無さと情けなさに唇を噛み締める。 フィリップの目を一度見てから、廊下へと踏み出していくか]
(317) 2010/08/09(Mon) 22時頃
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双生児 ホリーは、鳥使い フィリップの傷口を縛れるようにと、ブラウスの裾を引き裂いて渡した。
2010/08/09(Mon) 22時半頃
双生児 ホリーは、ちなみにハンカチは、色々あって未だ保健室。
2010/08/09(Mon) 22時半頃
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/* ははは、ズリエルさんに貸して洗ってない。 ここはご都合主義で行くべきだったですが、もう遅かった。
(-144) 2010/08/09(Mon) 22時半頃
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―2階美術室ドア前―
[理科室のドアが揺れるのを、モップ片手に見張る]
……あ、
[耐え切れずドアが弾け飛ぶように、倒れる。 色とりどりの瓶。向かって来るそれをこれでは打ち返せない。 咄嗟に隣に落ちていた額縁を拾い上げ、振り払った]
(319) 2010/08/09(Mon) 22時半頃
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双生児 ホリーは、手ごたえは*半凶*
2010/08/09(Mon) 22時半頃
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………っ!! ……だ、め……。
[避けきれなかった髪の先が、何かで溶けていく。 身体にはどうにかかからなかったものの、頭を酷く打ちつけて。 必死で意識を保とうと、何かに伸ばそうとした手は、届かない]
――――。
[瞳を閉じて、その場に静かに倒れるだろう**]
(324) 2010/08/09(Mon) 22時半頃
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双生児 ホリーは、薄れゆく意識の中、祈る。{4}
2010/08/09(Mon) 22時半頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 23時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/10(Tue) 00時頃
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………、……。
[ふっと目を覚ます。ふわふわと浮いたような、感覚。 ゆっくりと瞳を開ければフィリップの表情が見えるだろうか。 重い手を動かし、彼の手に、そっと触れる]
メーちゃんをお願い。 わたしに、言われなくても、だろうけど。
[それだけを言って、微笑むだろう。 霞んでゆく視界にサイモンの姿は映っただろうか。 きっと伸ばそうとした手は、届かないまま**]
(348) 2010/08/10(Tue) 00時頃
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ありがとう。メーちゃん。大好きだよ。
[彼女に届く事を、ただ祈って]
星空の下で、聞かせてね。――……みんな、どうか。
(*38) 2010/08/10(Tue) 00時頃
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