216 宵闇駆けるは天つ星
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─ 岩場 ─
[舌の感覚が特化している分、それ以外はことのほか鈍い。 >>3そろり近付く男の熱は岩場から沸く湯気に、匂いは貪る烏の血に紛れ。 それでも>>4常ならば音で気付く距離ですら、ようやく満たされた空腹と初めて味わう妖気に夢中な沙耶が気付けようも無く]
………あぁ。
こんな、おいしいもの。
あったんだ。
[>>5様子を伺う男が何を思うか所か、その接近すら知る由も無くただ無垢に呟いた**]
(16) 2015/02/10(Tue) 17時半頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2015/02/10(Tue) 17時半頃
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─ 岩場 ─
[二羽目も夢中で食べ終えると、流石に腹がくち。 一息ついて、口元に残る血を舐めながらまだある烏の亡骸を見遣り]
…まだ、ある…けど。
にんげん、から…
もう…さかな、もらえない、し。
[だから、後に残しておこうと独りごちて。 やはりちくり、と胸刺す痛みに不思議を感じる暇は、ほんの一瞬でしかなかった]
(27) 2015/02/10(Tue) 23時頃
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─ 岩場 ─
な、に?
[>>20唐突に鳴った、何かが砂を叩く音。 何だろうと顔を向けるも、既に音の発生源はそこに居なかった。 頭上から聞こえる雄叫びに、何かは解らずも危機を察して]
─────…、っ…!
[しゅるる、と下肢を地に滑らせ、即座後方へと退く。 今しがたまで居たその場所、空気。 真っ二つに切り裂く切っ先を間近に捉えて、喉を引き攣らせた]
(28) 2015/02/10(Tue) 23時頃
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─ 岩場 ─
[何が起きたか解らない。 けれど、危険だということは解る。 相手が自分を斬るつもりだということも。 そして胸に蘇る、芙蓉の言葉]
…あやかしを、はらう。
ほしの、もちぬし。
[この人間がそうなのか、と。 しゅるる、喉から音を発しながら牙を出した*]
(33) 2015/02/10(Tue) 23時頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2015/02/10(Tue) 23時頃
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― 岩場 ―
[>>40沙耶が一撃を交わしたと見るや、相手も同じく後方に下がり距離を取る。 それを見て芙蓉に聞いたをそのまま出した言葉、>>41肯定する男の物言いは耳慣れぬものだった。 けれど、向けられた刃と表情は理解補う程に雄弁で。相手の言葉意味するところは伝わり、警戒心は更に増していく]
…………ここは、さやの、ねどこ。
しおの、においしない、よそものの、くせに。
かってをいうな、にんげん。
[警戒心は、簡単に敵意へと変わり。 き、と睨み付けながらゆらり、尾を翻したその刹那。 雷光が走り、男と同じ空間に閉じ込められた**]
(45) 2015/02/11(Wed) 00時頃
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――――――!?
[一体何が起きたのか。 唐突な雷に身を強張らせた一瞬で変わった空気に怯えが走る。 けれどそれも、>>*0男の一言に怒りが取って変わった]
…………にげ、ない。
ここは、さやの、す。
―ずっと、ずぅっと、さやのもの。
(*1) 2015/02/11(Wed) 00時半頃
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[そうだ、此処は沙耶の場所。 もう魚は貰えなくとも、もう村の人間は居らずとも。
沙耶の住処に、変わりはない]
おまえなんかの、かってにさせない。
[ぴしり、尾の先で地を打って。 ふぅわり舞い立つ湯気を身に纏い始めた**]
(*2) 2015/02/11(Wed) 00時半頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2015/02/11(Wed) 00時半頃
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[沙耶には>>*3男の言葉が理解出来ない。 意味を知らないのではない、男が何故沙耶を勝手と言うのか解らない。 沙耶は変わらず人間との約束を守り続けてきただけだ。 いきなり来た余所者に勝手と言われる謂れなど、一つも無い。 けれど、それを相手に伝える術は、沙耶に無い。 そのような知恵を授けてくれる相手は、沙耶の側には居なかった]
………おまえ、なんか。
きらい、だ。
[だから沙耶には、胸の内の衝動を、怒りを。 少ない語彙に込めて男を睨み付けるが精々。 だがそれも、長くは続かなかった]
(*5) 2015/02/11(Wed) 19時頃
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───っ…!
[離れたままの男が振るった太刀から走った雷。 野生の生き物にとって恐怖を抱くは必定、妖としてまだ幼い沙耶にとってもそれは変わらず。 息を飲み、走った怯えに身が竦む。 その明らかな隙、当然男の接近を止めることなど出来ようもなく]
っや、
(*6) 2015/02/11(Wed) 19時頃
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[間近に迫った男が、胴を割かんと振るう煌き。 先には避けきれたそれは、今度はもう間に合わない。 後方に下がった所でこちらが体勢を崩すだけ、追撃で止めを刺されるは目に見える。 ならば、と。振るわれる太刀へとこちらからも腕を振り上げ]
きぃっ…!!
[腕が落ちようと腹を割かれるよりはまし、と。 肉が斬れる痛みに叫びをあげながら、腕の力で刃を跳ね上げ太刀筋を逸らす。 骨まで断ち切られるには至らず、けれど与えられた痛みは、男の理不尽さを更に印象付けることになり。 陸の蛇よりも平らな尾が、男を横に張り飛ばそうと振り上がった**]
(*7) 2015/02/11(Wed) 19時頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2015/02/11(Wed) 19時頃
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[>>*8男がこちらの事情を知らぬように、相手の思い込みをこちらが知る術は無い。 知った所で大人しく祓われる訳も無く、争いは避けられようも無かったろうが]
、っやぁ!
[腕で刃を受け、男の狙いを逸らし構えを崩す。 即座、痛みに増幅した怒りのまま男を弾き飛ばそうと尾を振り上げる。 >>*9狙いは芯を捉え、男の姿は波に飲まれ消える─はず、だった]
(*11) 2015/02/11(Wed) 20時半頃
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…、!?
[>>*10男を打つ直前、不自然に風が動いた。 例えるなら男を包む繭のようなその風が、尾の勢いを僅か削ぐ。 波打ち際で留まった男の息整える様に今は好機かと思うが、こちらも右腕をざっくりといかれている。 ぎりと歯を噛んで睨み付けたところに聞こえた男の言葉に、微か眉を寄せた]
…あやかし、なんか。
たべて、ない。
[芙蓉に会うまで自分以外の妖がいることも知らなかったから。 つい先程まで食べていた烏も妖だと自覚は無かった]
(*12) 2015/02/11(Wed) 20時半頃
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[芙蓉に会うまで自分以外の妖がいることも知らなかったから。 つい先程まで食べていた烏も妖だと自覚は無かった] [何から何まで男の言葉の意味が解らず、募る苛立ちが冷静さを奪う。 右腕、傷と呼ぶには生温い斬り口から留まらぬ血、それを止めることすら思い至らない。 むしろ牙を立てて、更に溢れ出た紅見る間に蛇の形を形作り]
……たべるなら、
おまえだ。
[右腕を振るうと同時、十ほどの朱い蛇が男へと向かい牙を剥いた**]
(*13) 2015/02/11(Wed) 20時半頃
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/* あああ、コピペミスってた。
しまらないにゃー。(´・ω・`)
(-23) 2015/02/11(Wed) 21時頃
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うそ、つき。
あれは、とりだ。 あやかしじゃ、ない。
[>>*14余四朗へ理不尽を抱いていなければ、芙蓉の様に話しかけられていたなら受け入れただろう真実。 だがここまでの擦違いが、彼の言葉を嘘だと切り捨てる。 沙耶と約束をしておいて居なくなってしまった村の人間への不満も相まって、思考は短絡なものに代わり]
─── いけ。
[自ら広げた傷口から流す血を蛇に変えて、男へと嗾ける。 衝撃を受ければ崩れるそれは、太刀に一掃されて地に血溜まりを作りあげるだけに終わるはず、だったが]
(*19) 2015/02/11(Wed) 22時頃
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こ、れ…?
[>>69ふ、と。鼻を擽る香りにきょとり、瞬く。 沙耶にはただ良き香りでしかないが、その香りに気付いた前後から>>*15男の様子がおかしくなった。 >>*16己が血に吹き込んだ命が男の肩、腕に噛み付き、喉元にも迫るを見れば、今度こそ好機、と。 沙耶自身の牙も突立ててやろうとしゅるり、尾を地に滑らせて距離を縮めたその、刹那]
……、っ…!?
(*20) 2015/02/11(Wed) 22時頃
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[>>*17突如沸いた暴風が、沙耶の接近を拒む。 それどころか、血を流し過ぎた身体は煽る風に耐え切れず平衡を失い体勢を崩す。 自分の蛇が弾き飛ばされただけでなく鼻を擽っていた香りも薄れたと気付いたのは、分身を投げ返されたと同時で]
…っ、あ、あああ…!!!
[再度放たれた雷、避けようも無く撃ち抜かれて痛みと痺れに叫びを上げる。 耐え切れぬ苦痛にのたうち左右乱雑に振り回す尾は、男の接近を防ぐことが出来るか**]
(*21) 2015/02/11(Wed) 22時頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2015/02/11(Wed) 22時半頃
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[痛い、いたい、イタイ。
ただでさえ雷は脅威、加えて動き鈍らぬようにと纏わせた湯気が伝導の役割果たし。 余四朗の放った以上痛みを受けた沙耶は、苦しさに身を捩らせる。 >>*23それは意図せず余四朗からの追撃を阻止する動きとなっていた、が]
きぃ、あ、あああああ!!!!
[周りに気を配る余裕などある訳が無い。 当然、振り下ろされた太刀を避ける事など出来もせず。 刃を受けた尾、脱皮を済ませたばかりの柔い皮が簡単に斬り裂かれる。 更なる痛みに叫びはより高く、大きなものに変わり。 のた打ちは、そのまま害加える相手を振り払う動きへと変わった*]
(*24) 2015/02/11(Wed) 22時半頃
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[右腕だけでなく、尾からも血が溢れ、流れ出る。 鋭い痛みに反射で跳ねた動きが男を打ちつけ、朱が地と空に弧を描く。 >>*25弾き飛ばした先、男が更に傷を負ったことにも気付かず痛み落ち着くまで叫び]
…あ、ああ、あ…
[痛みは変わらずあるものの、流れ出る血が徐々に麻痺させていく。 このまま放っておけば失血で動けなくなるも時間の問題、だが男が放っておいてくれる訳もなく。 沙耶もまた、男を放って逃げることなど出来なくなっていた]
(*27) 2015/02/11(Wed) 23時頃
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[>>*26向けられた言葉に、睨みつける。 喰うとは言った、確かに言った。けれど沙耶は、約束をした。 人は食わないと、約束をした相手はいなくなってしまった。沙耶を置いて。 約束したのに、沙耶はずっと、約束を守っていたのに]
やく、そく。
さきに、やぶった。
にんげん、なんか。
しんじなきゃ、よかった。
[対峙している男は村の者じゃない。 それは解っていたはずなのに、元より幼く狭い視野は怒りで更に狭まる]
(*28) 2015/02/11(Wed) 23時頃
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きが、かわった。
[尾から流す血を硬質に変えながら、男を殺意篭った瞳で見つめ]
おまえ、なんか。
くっても、やるもんか。
[ただ殺すだけ、と。 人すべてへの憎しみを男の頭めがけ、槍のようになった尾の切っ先を鋭く突き立てた*]
(*29) 2015/02/11(Wed) 23時頃
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[>>*30沙耶の言葉が男に齎したもの、それに気付く余裕も既に無い。 純粋な殺意と変じた怒りのまま、男の頭を刺し貫かんと血の槍と化した尾が鋭く走る。
岩に阻まれ逃げ場が無い以上、男の命はこれで奪える───
その想定が招いた油断も、恐らくは理由の一つ]
───っ、
[顔のど真ん中を穿つはずだった尾は、頬を掠ったのみ。 仕留め損ねたと理解すると同時、腹部に走った衝撃が身体を浮かせた。 痛みと衝撃、その両方に息が詰まり後方へと身体が崩れる]
(*32) 2015/02/12(Thu) 00時頃
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[尾の長さもあり、弾き飛ばされるというよりも倒れると言った方が正しいか。
それでも沙耶にとっては致命的に大きな隙を作ったと、冷静な本能が悟る。 即座過ぎるのは、芙蓉の言葉。
実の所、沙耶は祓うという言葉の意味を知らない。 今も正しい意味は解らない。
ただ解るのは、芙蓉が警戒を隠さなかったこと。 それと]
(ここで、さやが、はらわれた、ら)
(つぎ、は── ふよう、だ)
[沙耶を祓うという男を此処で止められなかったら、芙蓉が危ないということ]
(*33) 2015/02/12(Thu) 00時頃
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───…さ、せ…ない
[腹を蹴られた痛みに、息を凝らしながら。 それでも、初めて知った”おなかま”を守ろうと。 自分自身も援護を受けていたことに気付かぬまま、しゅるり。 眼前の男を締め上げようと尾を波立たせた*]
(*34) 2015/02/12(Thu) 00時頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2015/02/12(Thu) 00時頃
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[沙耶だけでなく、男にも余裕が無くなってきたのだろう。 尾は男の足を容易に捉え、胴まで伝い締め上げる]
おまえは、
ここから、いかせない
[沙耶は既に多くの血を失い、満身創痍。 それでも尚、己から流れる血を蛇に変え、男を締め上げる尾に加担させる。 太刀が振るわれる様を見ても、今此処で男を止めなければという一心で緩ませようとはせず。
男の動きを止める為、男の喉笛に噛みつかんと口を開き牙を剥いた**]
(*37) 2015/02/12(Thu) 00時半頃
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