25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[白鳥が射ち落とされる、少し前。
―――…鵠は、何処に居ただろう。 ―――…華月は、何処に居ただろう。
丸い月が傾ぐ… 高嶺は、自室に戻る前に本郷の姿を見つけていた。
仄かに足元の色変わる床を眺める姿に 声を掛けるか、少し悩む態でその姿を見て]
(11) 2010/08/07(Sat) 03時頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 03時頃
|
― 本邸・廊下 ― [どうにも見つかったタイミングが良くはなかったようだ。]
…随分と中途半端な姿勢で止まったものだ。
[声から情事の名残の艶はほぼ失せていたが、掠れは残り。 髪は結わず、下ろしている。 その役目を与えた鳥の名の花は今は部屋にいるはずで。 首傾ぐ本郷に、こちらこそ首を傾げて返す。 宴でもなければこの時間には用のない筈な場所。]
――…それは、私の台詞だな…。 お前こそ、このような時間にどうした?
――…まさか其処で舞の稽古をするわけでもあるまい?
(20) 2010/08/07(Sat) 03時頃
|
|
…体勢を立て直すもあるだろう。 構わんが、なかなかに間抜けな格好だった。
[そう言って瞳を細めて揶揄の笑みを向け、 風邪の言葉には緩く首を横に振る。 黒檀もまた見るのは音の鳴ったらしき広間へ。]
―――…人狼でも…潜んでいるか。
[そう言って、思い出すのは先程明かされたこと。 瞳を伏せてから、肩を竦める本郷を見る。]
……知っているからこそ、言っている。 …舞は、花達のものだ。 花主が舞えなくとも、問題はあるまい。
[それは、先代の高嶺の教えだ。 芸事は花だけが許され、当主はそれを見るのが本分と。]
(30) 2010/08/07(Sat) 03時半頃
|
|
…で、本郷。 ……中を見るのか。 それとも、腹を満たすのか。
[どうするのだと、本郷に訊いた。]
(31) 2010/08/07(Sat) 03時半頃
|
|
…常にも増して毒言だな。
[肩竦める姿に黒檀を細めて。 もう一人、毒言と告げた少年が物言わぬ姿に 変わっていることは未だ知らない。 その少年が、口にしたばかりの人狼だということも。]
……夜風に当たっていた。 帰るには帰るが、その中を見てからだな。
[一度気になってしまったものを見ずに行くわけにもいかず。 本郷が扉を開く。開けた途端に目の前の男が床へと伏せた。]
(40) 2010/08/07(Sat) 03時半頃
|
懐刀 朧は、二段重ねになった男達に、黒檀を瞬かせた。
2010/08/07(Sat) 03時半頃
懐刀 朧は、本郷の起き上がる様子に溜息つくと、ばたつくイアンの首根っこ掴んで手助けくらいはしてやるか。
2010/08/07(Sat) 04時頃
|
……花が花主を下敷きにするとはまた。
[口調は面白がるようなものだった。 イアンが起き上がれたようならその手を離して。 本郷に手を伸べて起き上がる手伝いをするか、 たまたま目が合えば吐息の後に手を伸べただろう。]
……このような時間に、何を…? …稽古…のようでもないか…
[稽古では、なさそうだと思うのは。 宴を取りやめにした花だったからだ。]
(52) 2010/08/07(Sat) 04時頃
|
|
[少し驚いたようにイアンと本郷の姿を見て。 思ったことは、口には出さず飲み込んだ。 夜光が向かうのは若き花主の元。 目隠しを取ればいい、その言葉には そうだな、と同意の呟きが零れ。]
――…人狼か、
[頭掻く姿に、高嶺が怪我の心配を向けることはなく。]
……本当に…この中にいるのか? お前達が配る紙は…受け取ったが。
[それは、先程霞が明かされるまで思っていたこと。 渡された投票用紙は花主達の剪定とも少し似ている。 成る花を選ぶ為の紙ではなく…散らす命を選ぶ為の紙。 黒檀が細まった。]
(66) 2010/08/07(Sat) 04時頃
|
|
/* あれっ。 管理センターがするんじゃないのk!!!
そろそろ知らないと24hだよな…
■今日からの目標。 ・華月をできるだけ早く送ってやる。 ・できることなら私の手で送ってやりたい。 ・ふぃーーーっしゅ
(-21) 2010/08/07(Sat) 04時半頃
|
|
/* これで本郷が人狼だったら私は 人狼を倒す目的が一切なくなr最初からないけれどな。
しかし共鳴の前はまずいんじゃないか。 イアンだからいいのか。
(-27) 2010/08/07(Sat) 04時半頃
|
|
―――…謝ることではない…が、
[黒檀が目の前のイアンを見る。 手落ちがあり良かった、などとは口に出さず。]
…飲み物か。 丁度いい――…喉が渇いていた。 茶を持ってこい…
[口調は花主が花に向けるもの。 それは夜光にも聴こえただろうか。 本郷と天満月の姿も見て]
―――…花主への茶は三人分だ。 できるだけ、早く戻れ。
[天満月の様子には緩く首を傾げるだけ。]
(73) 2010/08/07(Sat) 04時半頃
|
|
[パン、と鳴るは剪定ではなく乾いた扇の音。 少し驚いたように二人の花主を見てから、 本郷の姿には瞳を細め]
―――…夜光、食事もだ。 本郷の花主はどうやら空腹で機嫌が悪い。
[急げ。と。 夜光にもそう使い走りを向けると、 天満月と本郷の姿を何事かと仰ぐだろうか。]
(79) 2010/08/07(Sat) 04時半頃
|
|
――…別にお前の心配をした覚えは無い。
[本郷の常の態度を気にしたわけではない。 高嶺が気にしたのは、よく知らぬ若い方の花主だった。 天満月の姿に緩く首を傾げ]
…この程度で怪我する程やわではないぞ、こいつは。 ―――…何か、用事か?
[花主三名とは言ったが、花達に用事があるのなら 食堂へ向かっただろう。天満月の姿に問いかけて]
(85) 2010/08/07(Sat) 05時頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 05時頃
|
/* もう黒って言ってるようなもんだしな。
華月が朝に起きてくるなら私は徹夜コースだろうk しかし今日は話したい、送ってやりたい。 恋慕ではないが本当に、二つの花は、大事なんだ。 これでも。多分霞よりもずっと大事だとは思っているはず。
(-40) 2010/08/07(Sat) 05時頃
|
|
―――…ほう…、買いかぶっていたのか?
[少し意外そうに、それから面白がるように。 黒檀の瞳は本郷へと向けられ]
…行くといい、行ってから鏡をよく見てみろ。 その貌が口の悪いことを言っていると理解したなら 少しは改めるといい。
[軽口の間に天満月は何かを言っただろうか。 口にしたならその時は高嶺もまた、口を閉ざして話を聞き]
(87) 2010/08/07(Sat) 05時半頃
|
|
[見詰め合う形になってしまうと黒檀が瞬き、 困るように少し眉が寄せられた後、逸らされる。]
…意外だな。
[そう答えて。]
――…鏡くらいは一度見てみろ。 考えも変わるかもしれん。無駄だろうが。
[相変わらずな男に笑みが零れると、 天満月も話し辛いだろうかと一度話を切り上げた。
急げとは言えど仕度もある。 花達が戻ってくるのは、もう少し後になるだろう。]
(89) 2010/08/07(Sat) 06時頃
|
|
/* だめだな。 徹夜はだめだ。眠い。
せめて白鳥を落として寝なければ。
(-41) 2010/08/07(Sat) 06時頃
|
|
[少し驚いたように、黒檀が本郷を見た。 その瞳に浮かぶのは微かな憂いの色。 瞳を伏せ、本郷から眼を逸らし前を向けば 彼の言う面の皮の厚い顔ができあがるだろう。]
――…私も、 恐らくお前が思っている以上には、お前を認めている。
[このような場で話すことか、とは裡の自問で。 ぎこちない会話は途切れる。鳴る扇の音。]
(91) 2010/08/07(Sat) 06時半頃
|
|
[屋敷の中、月よりも映える白鳥が時々姿を現すと。 使用人達の間でそのような噂が流れようか。
それはセンターから派遣された者にも伝わろう。 ―――…不吉だ、 まるで伝承のよう。そう口にしたのは、誰だったか。
その言葉が…散る命の剪定の言葉に繋がるとは、誰が。]
(92) 2010/08/07(Sat) 06時半頃
|
|
[人狼の大きな手掛かりないまま満月は姿を隠し。
明ける朝、 ばらける候補の中から選ばれたのは鵠の名の花。
多くの票を向けられたわけでもない。 人狼病の疑いが強くあったわけでもないのに。
反論も許されず羽をもがれるその姿は 人狼病を駆逐する為には鬼の姿であることも厭わぬ センターの覚悟の表れを伺わせるのかも知れず。
散る鳥の姿は、見る者によってはその覚悟を見せんが為の ―――…"生贄"、のようにも映っただろう。]
(94) 2010/08/07(Sat) 07時頃
|
|
[その時、二つ花の対の華月の姿は何処にあったか。 華月がどのような状態であっても、 その傍には二つ花の花主の姿があった筈で。**]
(95) 2010/08/07(Sat) 07時頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 07時頃
懐刀 朧は、記者 イアンに話の続きを促した。
2010/08/07(Sat) 11時半頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 16時頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 16時半頃
|
― 回想・深夜大広間より ― [去る天満月の一瞬の仕草には一度眼を留めて、 けれども何も言わずにその姿を見送り]
―――…あれは、何を拾っていた…?
[共に帰る本郷へと呟くのは先程の天満月の仕草。 何か拾っているようにも見えた。 けれどもそれが何かまではわからない、と。
管理センター達の者達からの伝達が届くのは 本郷と別れようと思った折にだった。
ロビン、あまりに己と似ていて傍に置けなかった花の名。 それから乾の名に驚いたように眼を大きくさせた高嶺は その後続く鵠の名に顔色を失くすと、 駆けるように足早に来た道を戻っていき]
(197) 2010/08/07(Sat) 17時頃
|
|
― 回想・刷衛に呼ばれ仏間へ ―
―――っ 鵠…!
……くぐい…!!
[常に無い焦燥の声音で呼ぶ主の声に、 応える鳥の名の花の声は無く]
[りん、と]
[>>164華月は連れぬまま一人呼ばれる仏間に行けば、 渡されるのは鵠の残した最期の言葉と、
小さな鈴の音だけ。]
(198) 2010/08/07(Sat) 17時頃
|
懐刀 朧は、己が花を討った刷衛を以前と同じ気軽さで見ることは、もうないだろう。
2010/08/07(Sat) 17時頃
|
― 高嶺の部屋 ― [>>162急いで部屋に戻ったから、起きたばかりの華月に 顔を見せた時には顔色まで取り繕うことができず]
―――…華月、
[呼ぶ、花の名は一つ。 もう一つは…]
……鵠が、
[平静を繕えきれぬ声で伝える事実に苔色は見開かれ、 しかしそれも一瞬のことだった。 常のままであろうとする姿はしかし何時もよりも少し、 姿勢がよすぎることには気付けていないのだろう。]
(200) 2010/08/07(Sat) 17時頃
|
|
[かげつ、と。呼ぼうとした名前の、顔が隠れる。 見えなくなった花は今どのような貌になっているのか。 触れようと、伸ばされた手が届かず下ろされ 強く握られる―――…何時かの、 鵠の手のように白くなるほどに。]
――…私の花は…
鵠と、華月…二つの双花だ。 それは今も…、此の先も変わること無く。
[震える声に黒檀が白く握られた手へと落ちる。
ちり…
鈴がみどりに揺れ涼やかな音を鳴らすことはもうない。 華月からの願いに小さく頷き鈴を渡そうとするが、 上がる顔の―――…華の、笑みに。 憂いの黒檀はみるみると、苦しげなものへと変わり]
(201) 2010/08/07(Sat) 17時半頃
|
|
[鈴を置いた、華月の手を緩く握る。 二つの手の中で鈴はくぐもった音を鳴らし]
……他に…、望むものがあれば…
[与えれるものがあるならば与えようと。 そう、呟いた後に握る手に少し力が篭められ]
……だから……、
――…主の前でまで、隠そうとするな…
[そう告げる黒檀は、 憂いと哀を目の前の花にはもう隠さず。]
……私に隠すな……、華月…
(203) 2010/08/07(Sat) 17時半頃
|
懐刀 朧は、始末屋 ズリエルからの話には、2、3言くらいならその時話せたのかもしれず。
2010/08/07(Sat) 18時頃
|
[結い手を失った高嶺の髪は昨晩から下りたままだ。 花主の部屋に涼やかな鈴の音は聞こえない。 手の中の鈴の花と、同じ言葉を言ったもう一つの花。 鏡合わせの双花、花は痛みを表に出そうとせず]
―――…胡蝶…?
[宴席で見た蝶の手妻を思わせる名。 花主には隠さずにいて欲しいと思うのに、 花の真の声が聞けぬのは、己が花主だからで。
頬に触れられれば、華の笑みに…憂いは深まった。 切望していた願いがある。それ以上に、渇望する本能が。 脳裏で点滅する赤と、白。果実から滴る水音は止まない。 望みは―――――…]
…望みを…言ってみろ…、…胡蝶。
[呼ぶ名が、変わる。 鈴と、胡蝶の手を包むように握って]
(212) 2010/08/07(Sat) 19時頃
|
|
高嶺の花主には明かせぬのならば…。
高嶺の死を願う朧月であれば明かせるのならば…、
望みを…、言え…。―――…胡蝶。
(215) 2010/08/07(Sat) 19時頃
|
|
[胡蝶と名乗る青年の本当の願いに。 苔色を見つめる黒檀は更に憂いを帯びて… けれども、微笑む。それは胡蝶に向けてではなく
鈴を包む手の力は緩められない。 それは青年の生を此処に留めようと願うようでもあるのに]
…望みは、…聞いた。
[そう呟いて、呼ぶのは蝶ではなく花の名前。]
……華月、
―――…人狼には、殺されるな。 ―――…赤い眼達にも、殺されるな。
[それは、二つの双花に言った言葉と同じ。]
(222) 2010/08/07(Sat) 19時半頃
|
|
―――…お前を殺すのは、主であるこの私だ。
[他の者には、摘まれるなと。 其処まで言うと、黒檀は伏せられ握る手の力を抜いた。
――…花主ではない、朧月に明かされた言葉。
しかし、花主は胡蝶ではなく、華月を。 鵠と対なる花の名が最後まで己の花であることを、望む。]
(223) 2010/08/07(Sat) 19時半頃
|
|
[―――…生きろと。 そう目の前の花に言うことは出来ない。 それを望んでも居るのに、それにも勝る渇望が。
笑む華月に手を伸ばす。 頭に触れてあの時のように一度だけ撫ぜて。 引き寄せるように空いた手を背に回すと]
[りん、]
[鈴の音が鳴るのを聞きながらそっと抱きしめた。 表情が見えないのは、見られないのは、 今の高嶺には丁度よくて。]
――……鵠には…してやれなかった。
[遅かったと。小さく、小さく、そう呟き。]
(233) 2010/08/07(Sat) 20時頃
|
|
……あまり、私に苦労を働かせるな。 血塗れで来られても突然とどめをさせるほど、 私の素手は剛健ではないぞ。
[冗談めかす花には、瞳細めて花主の顔で。
―――…華月、
離れ、名前を呼んで微笑む花を見る黒檀に憂いはなく]
……喉が、渇いた。
[主から離れることを許す、使い走りの用事。 それから。黒檀が仰ぐのは花主の寝台の方。]
――…後で、つきあえ。
[添い寝だと。 そう言うと高嶺は華月に背を向け窓の方へと向かった。]
(234) 2010/08/07(Sat) 20時頃
|
|
[りん、と。 聴こえた音は華月の言葉に同意を示すのか それとも――…]
…ここまで己は小さくはないと。 華月に文句を言いそうでもあるな。
[そう言って笑う。 頑固な花達だと。其処を好ましく思い選んだから。 譲らぬ華月に主は愚痴れど、叱ることはなく。]
(245) 2010/08/07(Sat) 21時頃
|
|
―――…、
[僥倖、その言葉には黒檀は大きく開かれて。 花主の顔で笑もうとして、上手くいかなかった。 困ったものを見るように、笑む花を見つめて]
お前が刀を持参するのが一番賢い。 腰にでも巻きつけて来るといい。
―――…行け。
[送り出す顔は何かを堪えるように伏せられる。 浮かぶのは哀しみだったのかもしれないし、 喜びだったのかもしれなかった。]
(246) 2010/08/07(Sat) 21時頃
|
懐刀 朧は、紙の蓮の花に触れ―――…鈴の音は、華月と共に消え聴こえない。
2010/08/07(Sat) 21時頃
懐刀 朧は、憂い色は何か思い耽るように、常と同じく窓縁に頬杖着いて外を仰ぐ。**
2010/08/07(Sat) 21時頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 21時半頃
懐刀 朧は、記者 イアン達センターの者が己が花に眼をつけることがなければいいと、そう思った。
2010/08/07(Sat) 22時頃
|
― 高嶺の部屋 ― [窓の外を眺めはしていたが、 何を見ているわけでもなかった。
鳴る、ノックの音に出て行った花が戻ってきたのかと。 少しばかり早い気もして緩く首を傾ぐ。 聴こえた声に、花ではないことを知ると]
居るが。
[訪ね主に返すこたえも、それに似た簡素なもの。 それ以上促す言葉も掛けなかったのは、 放っておいたら入ってくるだろうと知っているから。]
(267) 2010/08/07(Sat) 22時半頃
|
|
― 高嶺の部屋 ―
…珍しいな。
[入ってくる本郷の姿に少しばかり首を傾げたのは、 よほどがあってもなかなか来訪しない主だろうと 考えていたこともあるけれどもその常と違う声音に。]
…ああ。 茶を淹れに行かせている。
……用事は、華月にか。
[目の前の男と双花の一輪にはどのような関係があったか。 思い出すのは本郷が出した謎掛けで。
不思議そうに紙の蓮を見る姿があれば、 華月が見せる不思議の術だ、とでも言っただろうか。 余計にわからなくさせただけかもしれないが。]
(276) 2010/08/07(Sat) 23時頃
|
|
―――…本郷、
[呼ぶ名。 黒檀はしばし本郷の鉄色の瞳を見つめて]
(277) 2010/08/07(Sat) 23時頃
|
|
[ゆっくりと、逸らされる。]
……なんでもない。 ――…暫く待てば、戻るはずだ。
[そう言い、黒檀は再び窓の外を仰いだ。]
(278) 2010/08/07(Sat) 23時頃
|
|
―――……
[常とは異なる本郷の様子に 窓の外を仰いでいた瞳は室内へと戻り、 そういえば、扇の音が聴こえないと
代わりに聴こえるのは抑えられた声音と 酷く――…歪んだ、]
―――…如何した、
[黒檀は驚いたような顔をしていただろう。 その後、緩く眉を寄せて。滲むのは憂い。 何も言わずに、とは言われたけれどそう口にして。 追い返すようなことはしない、好きに居ればいいと 窓縁から頬杖を外して本郷の姿を見た。]
(284) 2010/08/07(Sat) 23時頃
|
懐刀 朧は、手妻師 華月斎の傍らで今も鈴の音は響いているのだろうか。
2010/08/07(Sat) 23時頃
|
―――…、 ほんご…
[苦しいと、偽らぬ声で紡ぐ姿に 立ち上がると、胸元掴むその姿に近づいて
緩く握った手、先程まで二つの花を包んだ手を 触れるか否か躊躇うような覚束無い手突きで 短い髪に伸ばし]
……苦しい…、…?
[反芻する。目の前の青年は何に苦しんでいるのか。 そっと、その頭を一度だけ撫ぜて 離す。]
…休んで…いくといい…。
(290) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
|
|
/* ん?メモは何を言っているんだこれは。
今日の吊り票は是非華月に欲しいところです。 確定だろうが殺す予定なんだが…。 襲撃ではなく吊り票で送りたい。私が。 大丈夫だろうか。
(-105) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
|
|
―――…、
[鉄色を見た黒檀は本郷の言葉に 憂いを帯びて、伏せられる。 ――…そうか。 そうとだけ、返事が返せた。 高嶺としての言葉が上手く、返せない。 花を喪ったばかりということもあったからか、 裡の願いを口にしてしまったということもあるからか。]
…無理に、花主である必要も無い…
[己にも本郷にも背負う名がある。 その言葉のまま生きることは容易なことではなく]
――…そう、容易に生きられれば楽なのにな。 …お前も、…私も。
[世話、と愁傷なことを口にする本郷に眼を細めた。 ―――…水音は、渇望は 止まない。]
(296) 2010/08/08(Sun) 00時頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 00時頃
|
/* あ。やっぱりメモにするんじゃなかった。 勝手に一人でしょんぼりなった。
夜光が悪いわけじゃない。自分が悪い。 メモで話決めるの苦手なくせに出したのが悪い。
(-106) 2010/08/08(Sun) 00時頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 00時頃
懐刀 朧は、そろそろ華月も戻ってくる頃だろうか。どれだけ勘がいいのか蓮茶を持ってきたことには驚いたろうが。
2010/08/08(Sun) 00時半頃
|
/* セシルすげえなあ。 うおおとちょっと鳥肌たった。
(-111) 2010/08/08(Sun) 00時半頃
|
|
/* がんばれってことだな…!
ようし…ようし…
残りpt148
ようし… orz
(-113) 2010/08/08(Sun) 00時半頃
|
|
[扉から鈴の音が聞こえる。 ――…戻ってきたのだろう。 黒檀は本郷から扉の向こうの華月へ]
――…入れ。
[そう促して。 華月が入ってきたのなら常より多い茶葉と その手に持つ刀を見つめ…瞳を細めた。]
…まさか、
[本当に調達してくるとは。 憂う黒檀は、それでも笑みの形を描き]
(305) 2010/08/08(Sun) 01時頃
|
|
……本郷、…すまないが…
[苦しむ本郷をここで追い返していいのか。 ここで留まらせれば、華月の持つ刀が為すことも 先送りとなるだろう。黒檀は迷うように憂い、]
…暫し華月と二人にさせてくれるか?
[対を喪ったばかりの花と、花を喪ったばかりの主。 それだけで、本郷には通じるだろう。 刀のことを問われれば、手向けの演目の為とそう答えて。]
[もしかしたら本郷は気付くかもしれないが、 それに対して高嶺が何かを明かすことはなく。]
(312) 2010/08/08(Sun) 01時頃
|
|
――…また、後で…話せたら。
[それが叶うのかは、わからないけれど。 そう言ってから華月の方を見た。]
(313) 2010/08/08(Sun) 01時頃
|
|
/* 飴、が ほし…
……★
………★
なければ更新時間まで待ってもらうz
★ すまんな…!!!
(-118) 2010/08/08(Sun) 01時頃
|
|
― 高嶺の部屋 ― [本郷からの謎掛けの答えは出たのだろうか。 少し興味を示すように本郷と華月を見たが、 結局は本郷には出て行ってもらうことになった。]
―――…見られる方が、好きか?
[真意を問うような苔色の瞳には微苦笑を浮かべる。 黒檀が映すのは憂い、寝台へと向かい]
…湯浴みを済ませたにしては少し早いな。 ―――…構わぬが。…来い、華月。
[指す先に続くのは部屋を出る前に告げた添い寝の話だ。]
(322) 2010/08/08(Sun) 01時半頃
|
|
― 高嶺の部屋 ― [華月の出した答えに、本郷はどう答えたか。]
―――…私があまり好かん。
[苦笑いには、そう言って返す。 厭わぬ言葉、それは主を選んだ時も変わらず。 胸中宿る思いはあるけれども、 拒まれぬのは今は丁度――…都合がいい。]
……構わない。 …お前は楽しめんかもしれんが…、――…許せ。
[告げる黒檀には微かな艶が宿るだろうか。 羽織ってきた着物を乱すことなく寝台へとそっと押し倒し 華月に―――…己の花に、触れる。]
(329) 2010/08/08(Sun) 01時半頃
|
|
[触れる手は背中の瑕の悦を思わせるような動きはなく、 月を宿す花の名の花弁をも傷つけてしまわぬようと、 優しく――、ただ優しく 時間を掛けて慈しんで]
(334) 2010/08/08(Sun) 02時頃
|
|
/* 飴1あると思ったらなかtt 花に与えていたな…。
(-127) 2010/08/08(Sun) 02時頃
|
|
[涼やかな鈴の音が鳴る、 鳥の声を思わせるかのような。]
…私の手の中で…咲け…
―――…華月…、
[―――…鵠…、 鳴る鳥の声、もう一つの名は口に出さず呼んで。
苔色から零れる雫に口付けて。 美しい、と囁くは自然と零れた言葉。 りぃん、布擦れの音と共にまた鈴がなく。
花が疲れて寝てしまうその時まで。 華月の花へと性急に強いることは最後までなく――]
(348) 2010/08/08(Sun) 02時頃
|
|
[華月が寝たのを確認したのなら、 珍しいその毛色の髪を撫ぜて―――… 名残惜しむように、撫ぜて。
着物の乱れを直すと寝台から降りる。 ……目的を、果たす為に。]
[先程まで花を慈しんでいた手が持つのは、 白鳥の名の花を討った、その太刀。]
(351) 2010/08/08(Sun) 02時頃
|
|
[光る白刃はよく研がれたもの。 その切っ先は胸元、鵠の瑕と同じ場所に宛てられる。
その切っ先が、迷うように揺れたのは一寸。
死を望みながらも、欲した二つの花。 この二つなら、何時かは高嶺を殺すのではないか。 そんな期待を込めて。 この二つとなら…高嶺であることも楽しいかもしれぬ。 そんな希望を…抱いて。 成った――…大事な、大事な…大事な、]
―――…蝶の姿に戻っても… ……花であった姿を偶には…思い出せ……。
(366) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
|
|
[…朝には、白鳥の血を。そして今、胡蝶の血を。
柄を握る手に力が篭められ――… 憂う黒檀に映るのは、高嶺に美しく咲く 紅の華。]
(367) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
|
|
[高嶺の部屋に華が咲いた暫し後、 部屋から出でる太刀持つ血濡れの花主の姿に 屋敷の使用人が、劈く悲鳴をあげた。]
[高嶺の花主は紅の色を床へと落とし、 向かうのは己がもう一つの花の眠る場所へ。]
(368) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
|
懐刀 朧は、血塗れた花主が己の花を屠ったことは、直ぐに屋敷中に知れ渡るだろう。
2010/08/08(Sun) 03時頃
|
/* これで華月が処刑されていなければ
私は――…泣く!!
(-137) 2010/08/08(Sun) 03時頃
|
|
[赤を零し辿り着いたもう一つの花の眠る場所。 その胸元に飾られるのは、 蝶の血を吸い紅に染まった紙の蓮。]
―――…誰か、鵠を高嶺の部屋へ。
[その声に、応える者はいただろうか。]
――……それがかなわぬなら、華月を此処へ。
[何故そのような、と誰かが訊いたのならば 高嶺は紅滴らせ 花にも劣らぬ美しい笑みで言った。]
(379) 2010/08/08(Sun) 03時頃
|
|
[…私の双花は…並んだ姿が一番美しい…と。**]
(380) 2010/08/08(Sun) 03時頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 03時頃
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る