149 【凍った】カオスバトル決戦【リス】
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[酸素と反応して、燃え落ちる煙草の灰。 ジリジリと短くなっていくそれが、尽きた時が開戦の合図。
乾いた千秋の笑い声に視線を向けると、彼の手を濡らす流れる紅。 頭の出血は小さな傷でも派手なものだが、それにしたって、お世辞にだって大丈夫だと言える傷では無いだろう。互いに。
今すぐに適切な治療を受ければ助かるのだろうが、そのためには先ず、勝ち抜いて最後の一人にならなくてはいけないのだ。
どう足掻こうが状況は絶望的で、それでも何だか笑いが込み上げる。 ここで千秋と争う事に、何の意味があるのか。 彼を喰らって命を繋いでも、自分が助かる見込みも無いんじゃないか。
それが分かっているのに、欲しいと思う気持ちに抗えない。 だからこそ可笑しくて仕方ない。こんな不毛な事に、命を掛ける。何も生み出さない無駄な事。常に生き抜く為に行動してきた筈の夏生に、こんな死に際になって生まれた矛盾。 ──でも。]
(+16) 2013/10/28(Mon) 21時頃
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[燃え尽きるタイミングを見計らったように、向かい合わせに座る彼の煙草が宙に舞った。 地に落ちるそれを、続け様に靴が踏む。そのまま地を蹴った千秋が、ナイフを握って向かって来る──満面の、笑顔で。]
(……イイね。ほんと。アンタ最高だよ。)
[行こう、一緒に。 そう聞こえた。ああ、そうだ。そうだね。悪くない。 じゃり、とブーツの底が土を噛む。思うより先に身体が動いていた。ナイフを握り締めて、走る。はしる。
どう考えても無意味で、最高に無駄なコロシアイ。 ──でもさ。]
(+17) 2013/10/28(Mon) 21時半頃
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────無駄なものは、愛するしか無いじゃないか。
(+18) 2013/10/28(Mon) 21時半頃
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あァ──、行こうぜ、一緒に!
[きっと、おそらく、自分も彼と同じ笑みで。 握ったナイフを、閃かせた。]
(+19) 2013/10/28(Mon) 21時半頃
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気が合うねェ、こっちも最高の気分だぜ!
[鉱石が弾ける高い音。ナイフをぶつけ合う。何度も何度も。凪いで払って突いて避けて裂いて弾いて、またぶつかって。 傷の痛みもふらつく脚も、嘘みたいに気にならない。そんなものはスパイス程度でしかない。
弾かれてぱき、と欠けたサヌカイトが散る。振動で痺れた手が、ナイフを取り落としそうになる。力が上手く入らない。そう遠くないうちに限界が来るだろう。なら。
心底楽しそうに笑う千秋が、距離を詰めた。 ナイフを突き出して、懐に飛び込んで来る。 その瞬間、はじめて、思った。なんかもう、いいかな。 もうこれで、いいだろ。
倒れないように、脚を踏ん張る。腕はもう上がらなくても問題無い。なに、大した事じゃない。受け止めればいいだけだ。あとは、それだけ──]
(+24) 2013/10/28(Mon) 22時半頃
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ぶつっ。
[肉が切れるおと。 身体の芯まで、冷たいのに熱い塊を押し込まれたような、不自然な充足感。
喉元を灼熱感がせり上がる。口内に広がる、血の、味。 噎せるように咳をして、それでも、なんとか言葉を。 いつかも言った気がする、あの時は凛だったか。]
……ちあき、くン、…捕まえた……
(+25) 2013/10/28(Mon) 23時頃
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────い、っしょ、に、
[げぼ、げほ、と。遡ってくる血液に噎せる合間に。 もうその言葉だけが頭を占めて、他になにも出てこない。ナイフを握ったままの千秋が、僅かに身体を強張らせたのが分かる。 噛まれるとでも思ってんのかな。飛びそうになる意識が、少しだけ働く。そんなこと、しないよ。だいじょうぶ。
それを抜けば、手を離せば、ひと時だけでも生き延びるチャンスは間違いなくあるのに。 ふ、と、表情が緩む。 両手を、ゆっくり、千秋の背中に回した。──つかまえた、そう言ったのは自分だ。 顎を彼の肩に乗せて、凭れるように。抱き締めた、形になったのだろうか。ちょっとあったかい。うん、まあ、悪くない。 ゆっくりと倒れ込む。ナイフが更に食い込む。千秋はきっと、自分を支え切れない。思ったとおり、ぐらりと身体が傾いた。 このまま、地面に倒れるのだろう。
────背を抱いたその両手、彼の心臓の裏で、ナイフを握って。]
(+29) 2013/10/28(Mon) 23時半頃
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(────ああ。あったかいなあ。)
(+36) 2013/10/29(Tue) 01時頃
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[背中に千秋の腕が回る。肺を貫いたナイフが、更に深く。距離が縮む。逆流してくる血も、千秋の体温も、全部、あたたかい。
重力に任せて、ふたり一緒に倒れ込む。──衝撃。もう痛いのか熱いのかよくわからない。草と、土の匂いに、濃い血の臭い。 両手で確り握ったナイフは、千秋の背に突き刺さっていた。
とぷとぷ、と、手にも、温かな感触。命が溢れ出すおと。
彼を下敷きにしてしまっているが、動けそうにもない。 腕の中にいる千秋が、高い声で笑う。もっと、と強請りながら、心臓まで刃が到達するのを望んでいる。 背中に体重をかけようとするのに合わせて、ナイフを押し込む。自分で死ぬような真似は許せなかった、──こんなんなっても、自分は千秋が欲しいのか。もう呆れを通り越して笑えてくる。
じゃれるようにしがみ付いてくる千秋を、宥めようと髪を撫でた。 ──なんで、泣いてるんだろう。背を抱いた腕に、知らず力が篭る。
なんでだろう。なんで、俺は、泣きたいんだろう。]
(+37) 2013/10/29(Tue) 01時半頃
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──なつお、くん…好きだよ。
[一瞬、ぜんぶの音が、途切れて。]
(+38) 2013/10/29(Tue) 01時半頃
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────、
[聞こえない。 目の前に居る彼の、動きが、息が、瞳が、心臓の鼓動が──。
重なった身体の間にある熱は、まだ失われていないのに。 背中に回された腕の重みが、すとん、と落ちる。力の抜けた千秋の拘束は、簡単に解けてしまう。]
──ち、あき、くン……?
[呼び掛けて、それでとうしようって言うのか。 もう二度と返事が無いことくらい、分かり切っているのに。千秋を、殺した。彼を、殺したのだ、この手で。]
(俺の、ものだ。) (これで、アンタは、俺のもの。)
[だから、なんだって言うのか。今更、今更。 こんな気持ちになったところで、どうしろって言うのだ。]
(+39) 2013/10/29(Tue) 01時半頃
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──なン、だよ。黙るなよ、…
[聴こえやしないことなんて分かっていて、声を絞り出す。 合間合間に、ごぼごぼと血が溢れ出し、土を濡らしていく。
目を閉じて息をしない千秋の、濡れた頬を手のひらで拭う。撫でるたびに残る紅い線を、何度も何度も。]
なンか、喋れ、って。──さみしい、だろ…
[よく分からない感情に、喉の奥を圧迫されるようで。 雫となって溢れたものが、頬を伝っていく。]
(+40) 2013/10/29(Tue) 01時半頃
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──ッ、ぐ、ぅ…
[残る力を振り絞って身体を起こす。そのまま、千秋の直ぐ横に、仰向けに倒れ込んだ。 何も聞こえない。視界も、随分と狭い。終わるのか。そう思う。
ごそごそと、尻ポケットを漁る。 一本残った煙草。震える手で、火を点ける。 ゆっくりと吸い込んだ。穴の空いた肺ではうまく呼吸ができず、噎せる。──千秋くンじゃあるまいし。そう思って、ちょっとだけ笑った。
顔を傾けて、隣の彼を見る。 腕を伸ばして、指先に挟んだ煙草のフィルターを、千秋の唇へ。]
……な、? がんばった、あとの、一服…、うまい、だろ…?
[細い声で、力なく笑って。 もう一度、吸い込んだ煙草を、地面に押し潰す。 それから、ちいさく、とても小さくなにかを呟いた。隣に居る、彼に。
そうして、下ろした瞼が、開かれることはもう、無かった。**]
(+41) 2013/10/29(Tue) 02時頃
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/* 伊藤さんの地の文でほんと何回も何回も腹筋崩壊してんだけど、実況あるとそっちに書き込んじゃうから灰を使ってなかったのに気付いた。
ミニッツメイドがクライマックスジャンプってなんなのよw どうジャンプすんのよw そこらへんkwsk
(-21) 2013/10/29(Tue) 14時頃
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──────………
[とろとろと、身体のはしから溶けるみたいな感覚。 温かいような、冷たいような。 何も聴こえない、見えない、手も足も髪も顔も目も耳も口も影すら、この闇の中に溶けて行ってしまった。 微睡む意識だけが、有りもしない自分の身体の感覚を訴えて、まるで脳だけの化け物になった気分。
このまま、消えてしまうまで、このままで、もういいかなあ。
ぼんやりした思考も、沼に嵌ったように、ずぶずぶと沈み込んでいく。 だって、満足してしまった。 あんなに、あんなに、手に余るほどだった、憎悪も、狂気も、情欲じみた飢えも、どこに置き忘れたのやら。]
(+53) 2013/10/29(Tue) 21時半頃
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[自分自身の存在が剥がれて薄れて逝くのが酷く心地好い。 そう思う一方で、何か、ここに来る直前に、なにかとでも大切なものがあったような。
思う通りに自分のかたちを思い描けず、沼から抜け出せない。 いや、別に抜け出す必要も無いんじゃない?けど、なんか。何かが。]
──…?
[よんだ。だれか。よんだ。 だれだろう。 遠いところに、微かにひかりがみえる。 かたちをなさない右手を、のばす。 引き上げてくれるだろうか、この心地好い沼から──]
(+54) 2013/10/29(Tue) 21時半頃
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──……ん、
(だれ、)
──にぃ、…ん。
(知ってるこえだ)
──おにぃ…ん。 『──つおくん』
(もっかい、ききたかった、)
『夏生くん』
────あ、
(+65) 2013/10/29(Tue) 22時半頃
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『もうちょっとだけ、がんばって。』
『いってらっしゃい、』
『おにいちゃん。』
(-33) 2013/10/29(Tue) 22時半頃
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……千秋、くン、
[思いだした。じぶんのかたち。]
(+66) 2013/10/29(Tue) 22時半頃
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[ぺちぺちと頭を叩かれる感覚。漏れた自分の声で目を覚ました。 いや、目を覚ましたというのもおかしいのだが、体感的にはそれに近かった。
うたた寝を起こすような、優しい声。
自分の身体の『中』に寝転んだまま、片手を上げた。するん、と地面に落ちている手から、半透明の自分の手が抜ける。ちょっと薄気味悪い。 上げた手で、頭に触れている手を掴んだ。 掴めることにやや驚いた、が、反応出来ずぼうっと手の繋がった先を見遣る。──ちあきくんだ。もう一回、声に出して、言った。]
(+68) 2013/10/29(Tue) 23時頃
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千秋くンおはよう、……は、いくら何でも変だよなァ。──おっと、
[掴んだ手を話してのっそりと上体を起こす。 成る程、幽体離脱だなんだなんてものは信じていやしなかったが、あながち間違いでも無いらしい。伝え方に多少の問題があるだけで。
起き上がった拍子に、押し上げられるようにして前のめった凛>>+70に、咄嗟に手が伸びる。 腕を掴んで支えてやると、微妙な視線で此方を見て口を噤む凛に、ちょっと首を傾げて笑いかけた。]
おはよ、凛ちゃン。
(+72) 2013/10/29(Tue) 23時半頃
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ぅ、おお?…うン、そうね。俺も会いたかったよ。
[ぶれた二重音声にやや面食らう。凄ェ、いっこく堂か。 思うが口には出さない。いい歳の大人だからその位は弁えてる。
生前(これもお可笑しな表現だが)よりも大分まごついた様子の凛を見詰めながら、なんとか聞き取れた真逆の言葉に、都合の良い方だけ同意を返した。 同意しかねる方を聞き取ってあげる必要はない。 重ね重ね、その位は、弁えてるのだ。]
(+74) 2013/10/29(Tue) 23時半頃
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[胸元に凭れてくる凛の頭を、よしよしと撫でる。 棒付きの飴を片手に向かってきた彼女とは随分違って、年相応の女の子みたいだ。
素敵だった、そう呟いた声にそりゃ良かった、と軽い返事。 生きてた時もそうだったが、酔狂なのは変わってない模様。
撫でるついでに髪を梳いて、艶のある毛先を指で弄ぶ。 手持ち無沙汰になんどもそれを繰り返しながら、はっきりしない頭で現状を確認していた。
はたから見ればぼうっとしているだけに見えるのだろう。 実際、つい先刻生きていた時のように頭が回転していない(無いんだから当然だ)。 なので当然、寄り添っている凛が、どんな表情で撫でられ続けているのか気付きもしないで。何度も何度も、ぼんやりとその動きを繰り返すのだった。]
(+78) 2013/10/30(Wed) 00時半頃
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/* 伊藤さんがおっぱいさんを護って逝ったよ…漢だよ…! 最期におっぱい揉めたかなあ…(ぐすん
(-45) 2013/10/30(Wed) 00時半頃
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/* そう言えば、もともとこの村向けのPCとして夏生は最初ループ物設定だったんだよなあ。 ゴリラで砕け散ったけど。
初期設定では、一人で何度も何度もループしてるから、地図が無くても島の地理に詳しいし、歳の割に態度も慇懃無礼、大学生なのに戦闘経験豊富な動き。みたいな。
灰にがっちり取り組む時間があればやりたかった…
(-50) 2013/10/30(Wed) 01時頃
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しかし内緒でループものだと縁故作りにくいし、PLの内通者いないとストーリーとして面白くならない気がする…ので、やらなくて良かった。 ていうか、僕にそこまで上手く文章構成する能力がないからしねばいいのに(突然の自虐)
(-51) 2013/10/30(Wed) 01時半頃
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/* epでネタとしてぶっこむくらいなら許されるのか。 いやでもゴリラ夏生だし、もういいか。 ゴリラだしなあ。
(-52) 2013/10/30(Wed) 01時半頃
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/* …なんでゴリラにしたんだろう…
(-53) 2013/10/30(Wed) 01時半頃
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/*気になって寝れやしないw
わー、鯖田さん頑張れ!
(-54) 2013/10/30(Wed) 01時半頃
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/*がんばれ、最後まで見守ってる……!
(-55) 2013/10/30(Wed) 02時頃
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