113 姫と古騎士村
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[幼少の頃から身体の弱かった彼女にとって、冬は余りに長く、厳しい。 通年であれば、早く終わればいいのにと願って居た。 けれど今年は違う。 春を願う気持ち、春を厭う気持ち、どちらもが胸の中に渦巻いていた]
寒いわね…今年の冬は、特に…
[外に降る厳しい雪が解ける頃、この城は落ちているのだろう。 誰に教えられた訳でもなくその事は分かっていた。 この城にも既に、滅びの兆候はいくつも見えている。 使用人達の気遣いでそれらは、極力目に触れない所にあったけれど……彼らがそれを隠す事すら、もう限界に近づいて居た]
(2) 2013/02/08(Fri) 00時半頃
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/* やべー、人形遣いとかやべー。 プロログちゃんと読み直さないといかんな。
(-3) 2013/02/08(Fri) 01時頃
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あ、そうだ…… 新しい本、取ってこないと。
[ふと、昨日読み終わった本の事を思い出す。 それは前後編となっていて、前編は気になるところで終わっていたのだ。 普段なら使用人が来る時間を待って頼む所であったが、思い出すとどうしても気になってしまう。 城がこの状況では見咎められても、たいした事は無いだろう。 そんな楽観をしながら淡い桃色の布を羽織り、自室を後にした]
(4) 2013/02/08(Fri) 01時頃
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[その道中、人の話し声が聞こえてくる。 以前であれば城のどこからでも聞こえていたそれは、今では随分聞く機会が減ってしまっていた。 よくよく聞けば姉の声も混じっているように思えて、好奇心にかられて顔を出す。]
お姉様……ミッシェルお姉様。 いらっしゃるの?
(5) 2013/02/08(Fri) 01時頃
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ああ、オズワルド。 貴方もいらしたのね、ごきげんよう。
[にこりと控えめな微笑みを浮かべて、挨拶を交わす]
随分と楽しそうですけれど、何のお話をされていたの? 教えてくださるかしら。
[戦争が始まって、いや、戦況が悪くなってから、人が少なくなってしまって、会話には飢えていた。 もしかすると彼らだって明日には居なくなってしまうのかもしれない。 そう考えれば、益々繋がりがいとしくも思えるのだった]
(8) 2013/02/08(Fri) 01時半頃
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ええ、大丈夫よ。 ありがとうございます、お姉様。
今日は調子が良いの。 昨日、寝る前にしたお祈りが効いたのかも知れないわ。
[ほんのりと色付く頬は、ここ数日よりは血色がいい。 本人の言うとおり、調子は悪く無いのだろう]
(9) 2013/02/08(Fri) 01時半頃
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あら。 ミルクは私、大好きよ。 滋養にもいいと聞きますし…… 暖かくしてお砂糖を混ぜたものなど、この時期にはほっとするもの。
[疑う事なく、両手を合わせながらはしゃぐような声で言った]
(11) 2013/02/08(Fri) 01時半頃
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まあ、お姉様ったら。 本当にそうだったら、良いのですけど。
[クスクスと花がほころぶように笑い。 撫でられるとくすぐったそうにしながら、そっと目を閉じた。 そうすると、何となく母に撫でられた時を思い出せる気がするからだった]
では、その時はまずお姉様とオスカーがお飲みになってね。 オスカーはまだ食べ盛りだし、ミッシェルお姉様は身体を動かしたりされる分、栄養をお取りにならないといけませんもの。
(14) 2013/02/08(Fri) 02時頃
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ご実家は農家の方なのかしら。 大変立派な趣味だと思うわ。 ミルクを絞る人が居なければ、私たちは飲むことが出来ないもの。
[侍女を呼ぶ必要性についてはわかっていなかったが、本で読む限り、恐らく牛小屋で行われるのだろう。 遠出をする為だ、と解釈して頷いた]
(16) 2013/02/08(Fri) 02時頃
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ええ、ありがとうオズワルド。 ではまたね。
[クッキーという単語に嬉しそうに笑って。 その後姿を見送る]
(17) 2013/02/08(Fri) 02時頃
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[姉姫との談笑を終えてから書庫へと向かう途中。 その表情には陰りが浮かんでいた]
やはり……少しでも、早くしなくては。
[呟き、城内を歩く。 結局向かった先は書庫ではなく、別の場所]
(34) 2013/02/10(Sun) 00時頃
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[そこは既に病床にある大臣の為の部屋。 眠っていたのだろう彼が、足音に気付いて目を覚ました。 恐らく余命はいくばくもないのだろう、普段とは違い濁ったような瞳がその死期を如実に告げていた]
起こしてすみません、ウォーレン。 けれど、聞きたいことがあるのです。
[何かを堪えるように、あるいは迷うように、肩にかけた布を固く握り締め。 震える声をおさえ、決意した瞳を向けて尋ねた]
誰か一人だけ、遠国へ逃れる事の出来る条約があるという話を耳にしました。 それは本当ですか?
(35) 2013/02/10(Sun) 00時半頃
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