204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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[ニコラの問い>>470に、>>483残酷な真実が返される。 昔馴染みであったベネットに苛立つような心地を覚えるのは一瞬で、その真実を作ったのは他でも無い自分であることに即座に思い至り、ディーンは重苦しい息を吐く。 このままでは苦しみは増していくばかりだろう。 誰かが終わらせなければならない。 しかし、この場にいる誰がそれを成せるというのだろう?
――そこに響く声>>506]
――――………… ニコラ。
[>>507それは紛れもなく、ディーンの願ったことだった。 彼を生者の世界から引き離したい。彼に会いたい。彼に触れて貰いたい。願いを叶えてくれるのは、やはりニコラの他にいないのだ。
ふ、と小さく吐息を吐いて、ディーンは笑った。]
(+1) 2014/11/24(Mon) 08時半頃
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[>>507後方に傾ぐ身体を受け止めようと、ディーンはニコラの背後に回る。 しかし彼の身体は伸ばした腕をすり抜けて、床に伏した。 ディーンは彼の頭部のある辺りに腰を下ろし、太腿を枕にするような形でニコラの傷ついた顔を胸元に抱き寄せた。 溢れる血の匂いが、とても甘い。 口移しで受け渡されたものと比べ物にならないほど甘く、食欲をそそる芳香のように感じるのは量のせいだろうか、それとも本能のせいだろうか。 命があれば、迷わず彼の身体に牙を立てていた。 しかし、それは叶わない。]
――――……。
[ディーンは、ニコラの傷ついた眼球に唇を寄せる。 血に触れ、傷ついた網膜に触れた。ゼリー状の水晶体を舌で舐めた。しかしそのどれも、形として残らない。 ディーンの唇は汚れず、舌に触れた水晶体の味は霧散していく。 それでもいい。他の誰も触れなければ、それで。]
(+2) 2014/11/24(Mon) 08時半頃
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――……ニコラ。僕の、ニコラ。 愛している。君以外は、何もいらない。
[物語の中でしか紡ぐことの出来なかった言葉が、彼にならばいくらでも囁ける。 ディーンは何度も繰り返して愛しい名前を呼んだ。 血まみれの頭を抱きかかえて、幸せそうに、何度も何度も。**]
(+3) 2014/11/24(Mon) 08時半頃
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/* びーっちびちびちびちびち
(タンノくん的な見た目で)
(-1) 2014/11/24(Mon) 08時半頃
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[ディーンの想像が正しければ、彼は自分と同じような形になるはずだ。 これまで、この場で死んだ皆と顔を合わせた。 ならば、彼だけが例外だということはないだろう。 彼がこの姿を見つければきっと、声を掛けてくれる。 一人にしたことを詰って、そうして許してくれる。
そんな夢想を途切れさせたのは、>>+10何かが背中を蹴る感触だった。
身体が前に傾いで、抱き寄せていたニコラの身体がすり抜ける。 驚いて振り向くと、>>+11安定しない身体の線が見えた。 それから、色の違う左右の眼球。]
…………ニコラ?
[異変に関して問うのと、自分の声が聞こえるかを確かめるのと、眼球の色についての驚きとを示して、語尾に疑問符が添えられた。]
(+12) 2014/11/24(Mon) 18時頃
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/* ディーンさんのテーマは 旬を過ぎた魚 でした。
(-14) 2014/11/24(Mon) 18時頃
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/* ていうか スマホ どわーって画面が スクロールするので とても やりにくい!!
(-15) 2014/11/24(Mon) 18時頃
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[>>+13二度目の衝撃。 ディーンは何処か泣き出しそうな心地で、それを受け止めた。 目の色の違う理由、>>+14そこから続く言葉に、肩越しに振り返ったままニコラを見つめる姿勢で、静かに耳を傾けていた。
向けられる想いの全てを飲み込んで、理解しようと試みる。 その為に、長い沈黙の間が出来た。 >>+15足裏が離れる感触を追うように今度は身体ごと振り向いて、ディーンは身を低く屈める。 ニコラの足の甲に、そろりと、唇を落とした。]
…………すまなかった。 もう、君を置いていかない。 キスでも、殴るのでも、食べるのでも、その……犯すのでも、 君の好きにして、構わない。
僕も、君の願いを叶えてあげたい。 君が、僕にしてくれたみたいに。
(+19) 2014/11/24(Mon) 22時半頃
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……………ニコラ。君が、好きだ。 君が、僕の唯一、だから。
[ディーンの言葉は途切れ途切れに、表現を考える間が空いた。 どれだけ伝わったかが分からないもどかしさに、眉間の皺を僅かに深くしながら、どうにか寄せ集めた言葉を吐き出して、ニコラをじっと見つめる。]
(+20) 2014/11/24(Mon) 22時半頃
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――…………ッ!!
[>>+23唇に、丸みを帯びた親指の先が触れた。 小さく息を吐く代わりにそれが口の中に押し込まれる。 指先から更に奥、口内に収めるには容量の大きいそれに呼吸も奪われる心地がして、ディーンの眉が苦しげに寄る。 それでも潤む双眸はそのまま、ニコラから逸らされることはない。
彼から齎される全ては受け入れなければならない。 与えられるものがあるだけで心が歓喜に震えるようだった。 ディーンの口から引き抜かれるニコラの足には、ディーンの興奮を示すかのように唾液の糸が引いた。]
――…………キス、したい。 お願いだから、もっと 僕に、触れてくれ
[自らの哀願の声は、何とも惨めに聞こえた。 可愛く出来ているかなんて、判断出来ようはずもない。 >>+24ただ頬に触れる手に、もっととせがむように自らも頬を寄せて、強請る。]
(+26) 2014/11/24(Mon) 23時半頃
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……君だけを、愛している。 今までも、これからも。
だから、僕を 君だけのものにしてくれ
[胸に刺さる棘の痛みが、彼に触れている間だけ和らぐ。 彼の傍にいる時だけ、全ての罪が許される心地がする。 ディーンは右手を伸ばし、ニコラの柔らかな金色の髪に触れる。
見える場所にいる。触れられる場所にいる。 その事実に胸が詰まるようで、また小さく、息を吐いた。]
(+27) 2014/11/24(Mon) 23時半頃
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/* 割と らぶらぶタイムが 上でも 下でも
(-21) 2014/11/25(Tue) 00時頃
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/* BGM………… 吹きそうになった などと
(-24) 2014/11/25(Tue) 00時頃
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[>>+28甘い言葉を交わし合うなど、初めてのことだ。 勿論、優しげに触れるキスも経験をしたことはない。 命があった時の欲は全て、本能に直結していた。 それが少しずつ変容していくのは、魂が因果を逃れたということだろうか。
触れた唇に食まれたいと望むより、むず痒いような気恥ずかしさの方が勝る。 もう一度唇が触れた時には、頭の奥が痺れるような心地がした。]
――…………ニコラ。
[いつもにも増して、言葉を探す回路が上手く働かない。 むき出しにされる独占欲と>>+29抱き締める腕とを受け入れて、言葉の代わりに両手をニコラの背中に回した。 その時、彼の身体の線がまた揺らぐ。]
(+32) 2014/11/25(Tue) 00時半頃
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[背中に触れていたはずの手が、触れていない。 驚くより早く>>+29しゃくりあげる音と振動が、触れていた箇所から伝わった。]
――…………ば、
[ばか、とは初めて言われた言葉だ。 泣き出すさまと爪を立てる動作のギャップに、ディーンはゆっくりと藍鉄色の双眸を瞬かせる。 今度は片手でニコラの背中を抱き、もう片方の手で頭を撫でた。 子供をあやしたことなどないから、動作はひどくぎこちない。]
――……ニコラ。僕は、ここにいる。
[泣かないで、というのは違う気がした。すまない、と謝るのも。 結局いつもの通りに名を呼んで、ただ事実を告げて。 胸元に顔を埋めさせるように、ニコラの頭を抱き寄せる。 甘えて良い、と言葉にする代わりの動作だ。]
(+33) 2014/11/25(Tue) 00時半頃
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――……それは、困る……。
[>>+36言葉の示す通りの不安の現れに、ディーンはニコラの背中に回していた片手の力を強くする。 息を詰めるように言葉を途切れさせたのは、降ってくる唇がくすぐったかったからだ。
命令、と添えられるだけで、ここにいる大義名分が出来る。 縛りつけられることが何よりも心地良い、と口にすることは躊躇われた。 甘いキスも心地良い、けれど、それだけでは物足りなく感じるのも事実だ。かといって身体を繋げることも、望まれなければ難しい。]
――……ひどい、こと でも、君がくれるなら
[欲しい、と強請れば与えられるのだろうか。 ディーンはニコラの首筋に唇を寄せて、少し強めに噛みついた。 ――飼い犬は、飼い主に反抗すれば叱られるものだ。 ニコラの反応を伺う双眸には、自然と期待するような色が乗った。**]
(+37) 2014/11/25(Tue) 01時頃
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/* どえむ お仕置き待ちの どえむ
(-30) 2014/11/25(Tue) 01時半頃
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/* 優しくされて 精神的にぐっとなるのも良いし ひどくされて 肉体的に痛いのもおいしい
ディーンさんは そんな感じ
(-31) 2014/11/25(Tue) 01時半頃
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[>>+38涙の跡が見えるのを舌先で拭いたくなるのを堪えて、ディーンはニコラを見ていた。 未練。残る未練。それを思うと、胸に刺さる棘が痛くなる心地がする。
それを上書きするのは、>>+39喉に食い込むニコラの歯の感触だ。 食いつかれる感触に息を詰めて、ディーンは眉を寄せる。 思い出すのは、彼が腹の肉を噛んだときの熱と、ぎざぎざの傷に触れたニコラの手の感触。]
――…………。
[あさましく、腹の中をぶちまけたい。 臓物だけでなく、その更に奥にあるものも、全て。 しかしそれでもし彼が満足してしまったら? 残るかけら一つなく、この手の中から消え失せてしまったら?
薄く開いた唇は物言わぬまま閉じ、ディーンは言葉の代わりに、息を吐く。視線だけは、ニコラから逸らさぬまま。]
(+41) 2014/11/25(Tue) 13時頃
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……捨てイヌ、じゃない。僕は、
[>>+46捨てイヌなら、拾うのは誰でも良い。 幸せにしてくれるなら、誰にでも尾を振ってついていくことが出来る。 それとは違う、とディーンは緩く首を横に振った。 それから、そのまま続けそうになった言葉に羞恥を覚えて、先を飲み込んだ。
どうせ消えてしまうならばもう一度、肉を食い破られたい。 ちりちりと身を炙るような願いのまま、離れていくニコラの唇を見つめる。しかし、もう食べられてしまって、彼を一人にするわけにはいかない。 置いていかない、と、約束したのだ。]
(+50) 2014/11/25(Tue) 20時半頃
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…………ごめん、なさい。
[舌を抓む指が離れて>>+47ぽろりと口にしたのは、普段の堅苦しい口調よりも幾らか砕けたそれだった。 >>+49胸の棘を深く抉るような、寂しげな歌声が聞こえる。
舌の上に、まだニコラの皮膚の感触が残っている。 ディーンはごくりと唾を飲み込んで、頭を撫でる手を掴む。 離れたばかりの人差し指の先を咥え、指の腹を舌で舐めて、ほんの僅かに噛みつく。 目頭が熱い。 残るひとかけらさえ消えてしまって、それでも彼と共にいられるのだろうか。ずっと前に聞いたことのある歌声が、不安を煽り立てる。]
(+51) 2014/11/25(Tue) 20時半頃
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――…………。
[ニコラの人差し指を離して、ディーンはニコラの両肩を掴む。 ぐっと後ろに押し倒すようにして、自分より大きな身体の上に馬乗りになった。 貧弱な身体は、跳ねのけようと思えば容易に出来るだろう。
ディーンはニコラの顔をじっと見下ろす。 それから、自分がされたように、しかし傷つけないように加減をして、ニコラの喉に噛みつく。 柔く噛んで、離して、再びニコラの顔を見下ろした時。 ディーンの頬に、目から溢れた透明な雫が伝い落ちた。 戸惑いがちに、大きく息を吐く。
苦しい。]
(+52) 2014/11/25(Tue) 20時半頃
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/* このまま消えるのも 自爆霊になるのも ニコラに連れてってもらうのも どれもこれも 結構おいしくて 選びかねる!!
(-58) 2014/11/25(Tue) 20時半頃
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……僕たちは、死んで、もうすぐこの姿も無くなって、 ――……そうしたら、君を見失う気がして 怖くなった。
[>>+57庇護すべき者の手を一方的に離して、庇護されるべき子供を愛して、罪を犯させたにも関わらず、失うことを恐れてしまう。 手の中に何一つ残らずともおかしくはないはずなのに、それを思うだけで消えてしまいたくなる。 言葉にし難い、形のない不安を煽る歌声はテンポと曲調を変えて、今もなお続いている。]
僕は、全部取り上げられても、 おかしくない そのぐらいのことを したんだ。 ――……なのに、僕は今、幸せだ。
[望むものを与えられていることが、怖い。 許されていることが怖い。 瞬きの度にこぼれそうになるものを押し留めて、目の端を手の甲で擦る。]
(+58) 2014/11/25(Tue) 22時半頃
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[言い聞かせるようなニコラの声が、胸の奥に沈んでいく。 どちらが大人で、どちらが子供なのか分からない有様だ。 それでも彼の前で、良識ある大人の仮面を被るなど、もう出来ないだろう。
美しい声のレクイエムは、全てを終わりへと運んでいく。 恋であれ、物語であれ、命であれ、始まるものは全て終わりを内包している。 そして、全ての終わりは新しい始まりを生み出す。
ディーンは、しゃくりあげるように一度、肩を震わせた。]
(+62) 2014/11/25(Tue) 23時半頃
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――……君の言うことは、全て信じる。 君は僕の唯一の太陽で、 僕の、神様だから。
……でも、一つだけ、お願いがある。 この時間が終わって、君も、僕も消えて…… それでも、いつかまた、君をちゃんと見つけられるように、 目印を……僕に、くれないか。
どれだけ時間が経っても、君が僕のもので、僕が君のものだと ……分かるような、証が欲しい。
[ディーンはさっきニコラがしたように、指に自分のそれよりも淡い色をした金の髪を絡める。 ニコラの唇に自分の唇を近づけて触れるだけのキスをしてから、その柔らかい箇所にゆっくりと歯を立てた。犬歯が、ぷつりとニコラの唇の皮を貫く。滲む血を、舌先で舐め取った。]
(+63) 2014/11/25(Tue) 23時半頃
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/* ディーンさん くどい 中の人にない引き出しを 用意しているので
くどい(中の人の感想)
(-66) 2014/11/25(Tue) 23時半頃
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/* でも、なんていうか、初回落ちした割には、 今日に至っても 表に名前が出るのが 有難いですね! 良かれ悪しかれ、印象は 残せたかな って!
(-67) 2014/11/26(Wed) 00時頃
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/* まあ 状況下においては 一番クズな 大人でしたけど でも なんていうか、やっぱり 物語の 「起」の部分になるのは 楽しいですね 初回落ち 良いよ!!
(-68) 2014/11/26(Wed) 00時頃
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/* でも 保護者 最初から シメオンの手を 離しっぱなし ごめんね シメオン 大好きだし 大事なんだよ シメオン ただ 違う人を 好きになっただけで
(-70) 2014/11/26(Wed) 00時頃
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/* ここから 今日が最終日になると どんな感じに なるんだろ
(-73) 2014/11/26(Wed) 00時頃
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[>>+66僅かな血の味に、舌を食まれてニコラの唾液の味が混ざり込む。 それが感じられなくなる前に、口の中に収めて、嚥下した。
ニコラの手が、左手を浚っていく。 ニコラはいつでも、望むものを与えてくれる。 彼の開いた唇の奥に光る牙を見、それが待ち構える空洞に薬指が飲み込まれていく様子に、ディーンはぞくぞくと背中を震わせた。]
……っあ、 ぅ、
[肉の少ない、硬い部分に歯を立てられるのは、腹の肉を破かれるのとも眼球の抉られるのとも、痛みの質が異なっている。 骨を揺らし、神経が削られるような感覚にディーンは熱のこもった吐息を漏らした。 痛みと熱は、一度きりの食まれる喜びを思い出させる。 消えて、生まれ変わって、また彼と出会うとして、この性分は変わらないままなのだろうか。 ふと、そんなことを思った。]
(+68) 2014/11/26(Wed) 00時半頃
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――…………は、ぁ
[ぬるついた感触と共に解放された指からは、薄い肉がすっかり削がれていた。 唾液で薄まり、淡いピンク色にも見える血液が滴り落ちていく。 自分の右手が汚れるのも構わず、ディーンは遺された証を掌で包み込む。 それから、ふ、と小さく笑うかのような息を吐いて。]
……ニコラ、君は案外、ロマンチストなんだな。
[ゆっくりと口角を持ち上げて、淡く、微笑んだ。**]
(+69) 2014/11/26(Wed) 00時半頃
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