46 監獄病院弐 〜堕天使たちの集中治療〜
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――チャールズの私室――
……無様。
[ひとこと、チャールズにつぶやいて。>>4:154 五階の男性スタッフに混じって、彼を拘束する。 メアリーの言葉も合わせて、ああもうこの地獄の一部なのかと、内心で諦観の息を吐く。罵倒の言葉は即座に自分にも返る]
……。俺よりお前が貰えばいいのに。
[そんなことを呟きつつも、名札を貰い受ける。 ある種の憧れを抱いていたその肩書きを見ても、表情は暗く。 ただ、身を堕とされてまで誰かを助けようとした、医師の姿を見つめていた*]
(10) 2011/03/21(Mon) 21時頃
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――私室――
話がある。……写真のこと、とか。 時間が空いたら診察室まで。
[それだけ言って、イアンとの電話を切る。>>4:132 ぷつりと切れた音が、こだまのようにしばらく耳に反響していた。 これでいいのだと、言い聞かせるように端末を握りしめる。平常を保とうとした。 けれど彼を出迎えるさまは、ひどく緊張して身構えているだろう]
(11) 2011/03/21(Mon) 21時頃
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――ナースステーション――
……チャールズ医師が、急遽他の病院に転院いたしました。 つきましては、以後僕が院長代理として責務を果たすことになりました。 至らぬ身ではありますが、よろしくお願いします。
[事務的に、その場の看護士達に告げる。 続く人員の減少に不審な空気が漂っていても、堅い表情のまま見ない振りをする。 報告を追えると、すぐにナースステーションを辞そうとした]
(12) 2011/03/21(Mon) 21時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/21(Mon) 21時頃
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――控え室――
狂っ、てんのはお前もだろ……!
[しなる鞭の音に顔を歪めつつも、暴れるドナルドを抑えようとする。爪が首元を掠め、赤い線が付いた。 濁る眼に息を詰め、睨み返す翠の眼は、患者に向けるものではなく。それでも少したじろいで、白衣の裾が揺れた。 "お漏らしすれば"というメアリーの指示に一旦薬を握る手を引っ込めると、二人の動向を見守った]
(*71) 2011/03/21(Mon) 21時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/21(Mon) 21時半頃
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/* ドナルドの語彙が直球で好き。
(-20) 2011/03/21(Mon) 22時頃
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……っ、
[メアリーの言葉に、気を取り直しドナルドを抑えつける。幾度か手間取ったのち、腰に乗り、マウントポジションを取る。 白衣にじわじわと鮮血が広がるさまを見る。倒錯を覚えて翠に熱が宿る。あふれる欲情に、彼自身の味を覚えた臀部が揺れた]
……手遅れだ。
[ミッシェルに対しては、硬い声で告げる。落ち着いた彼女の様子に、眉をひそめながら。 この場でまだ場にそぐわず希望を持ち、平然と正気を保つ彼女に対して――ピッパやノーリーンのときのような羨望ではなく――、ある種の不気味さを覚える自分の歪みには気づかぬまま]
(*76) 2011/03/21(Mon) 22時半頃
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開いてる。
[短く告げて、イアンを招き入れる。 なるべく憮然と振る舞おうとしても、彼との情事を思い出してぎこちなくなる。 彼が扉を閉めれば、すぐに口を開く]
返せ。 ……対価は、渡せる、から、
[何を、とは言わない。 "五階"を餌に、自身の弱みも解消してしまおうと、半ばこの場に溶けた思考で告げる。 警戒を全身で露わにしつつも、なんとか自分のペースを守ろうと、口調は堅く]
(25) 2011/03/21(Mon) 22時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/21(Mon) 23時半頃
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それじゃあなんのために。 ……どっちにしろ手の内にあるのが、嫌なんだよ。
[その気がない、と言われても落ち着かず。>>29 近づく顔に、唇を引くように身をたじろがせた]
存分にあそべる場所が欲しいんだろ。
(34) 2011/03/22(Tue) 00時頃
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ふつう、じゃない……! 誰が飾るか!
[思わず声を荒げて、笑わぬ眼を睨みつけた。 軽やかな否定にも、む、と眉をひそめるも] 誰か、がほしいと?
[自分が与えられない何か。金銭でも物資でも場でもないのならば、と。それが誰か何て分からないまま告げる。 どちらにしろ、これ以上は無駄としぶしぶ彼を帰すだろう]
(40) 2011/03/22(Tue) 00時半頃
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ん、……っ、
[スラックス越しに熱い屹立を擦りつけられ、思わず甘い声が出た。 こぼれる直截な言葉に、熱い息さえ漏れる。錠剤を持った右手が、緩く開いた。 もしドナルドが動こうとすれば、ミッシェルの動きも合わせて、拘束する力すら緩んでしまうだろう*]
(*82) 2011/03/22(Tue) 00時半頃
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/* やっぱり俺か! 「好き」ってさらりと返していることに今更思い当たったのであった。
読み返してもどこにフラグ立ってるか分からず、ノーリーンが片想いと勘違いしたレベル。 預言者で入ってるはずなのにね!
(-27) 2011/03/22(Tue) 00時半頃
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テッドは、イアンの思いには気づかぬまま、苦々しい顔をしつつ、彼を返した*
2011/03/22(Tue) 01時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/22(Tue) 01時頃
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/* いや、ドナルドに選ばせようとしたんだけど……。 俺に任せると容赦なく寝取るし、ミッシェルは周りほっといてドナルドしか見てないし。
ドナルドの動きが制限されないことを願うか。
(-35) 2011/03/22(Tue) 12時頃
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おい、馬鹿……!
[引き離そうとするミッシェルの動きに、抗うように左手を肩に。その動きに右手の錠剤がこぼれかけた。ひらりと白衣が彼女の乳房をくすぐる。 不安定なドナルドの上で、どちらが倒れるか、あるいは彼がどちらかの手を取るか*]
(*88) 2011/03/22(Tue) 12時頃
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ぐ、ぁッ……!
[体勢を崩したところに衝撃。獣に襲われたような感覚を覚え、恐怖を感じかけた身を必死に否定する。 それでも爛々とした眼を直視することができず、ただのしかかる肩を押し返そうとした。その力は弱い。 眼鏡が落ち、少し遠くなった視界が朱に染まる。砕けた歯がこぼれ白衣の下に潜り、素肌を粟立たせた]
たすけなん、ぁ、って、
[指の間を蛇のような舌が通る。くすぐったさに思わず感じたような声が漏れた。 真紅に汚れる指の間から錠剤がこぼれ落ち、彼の舌を撫でた]
(*93) 2011/03/22(Tue) 13時頃
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あっ……や、め、
[フェラチオのように指をねぶられ、漏れる声が溶ける。 レンズを通さぬ翠に、徐々に熱が宿る。褐色の彼のそれが伝染したように。本当に咥えられているように感じて、びくりと下肢が震えた。 熱に溺れることを理性が恐れ、知らず腰を引く。それでも勃起しきった竿が腿に当たり、引きつった声が漏れた。足掻く左手が彼の頭を掴む]
(*105) 2011/03/22(Tue) 15時半頃
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っ、はな、れろ……!
[近づく顔を遠ざけようと、頭を握る力を強くする。ぶちぶちと切れた毛髪が絡んで、指の間を犯した。不快に顔を歪める。 さらに涎のように垂れる先走りが腿と、その付け根を濡らして熱い息を吐く。漏らしたようなシミが出来て、羞恥に顔を赤く染めるも]
あ、ァ、 わか、ん、
[朱の混じる体液が唇を濡らす。熱に飲まれて、言葉をうまく紡げない。 何が分かるのか、分からないのか、甘い吐息をこぼしながら、曖昧な声で褐色を見つめ返した。それだけ見れば、恋人相手の行為のよう。 乱れた白衣とスラックスの境界線に落ちた、歯のかけらが振動によりベルトを越えて中に入った*]
(*108) 2011/03/22(Tue) 22時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/22(Tue) 22時頃
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