222 【完全RP】湖畔の村【誰歓】
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/23(Thu) 01時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/23(Thu) 01時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/23(Thu) 11時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/23(Thu) 14時頃
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―― 前日:薬屋への道 ―― [投票をすませて歩いていれば、なんだか一層村が騒がしい。こんな真っ昼間に人狼が?一瞬よぎった思考は、しかしすぐに、近くを通ったパン屋の婦人に遮られた。]
「聞いた!?サイラスちゃん、なんだか知らないけど人狼が殺されたみたいよ!」
え、人狼がって…どういう意味です?
「なんでも、あの村奥のお屋敷を襲った人狼が、へましたらしくてね、というのもその人狼ってのがあのチャールズさんらしいんだけど、」
!?ま、まって、まってくださいおばさん…
[婦人の言葉は止まらない。興奮ぎみに喋り続ける。]
「なんで牧師様が人狼だってわかったのか分からないんだけど、それからが大変なのよ!誰だか知らないが、勝手に牧師様のこと殺しちゃったのよう!」
[待ってほしい。全く話に追い付けない。いや、理解したくないだけか?とにかく婦人は誰かに話したくてたまらなかったようだ。 肝心の部分が歯抜けになっている不確かな情報を、自分に教えてくれた。]
(26) 2015/04/23(Thu) 14時半頃
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[チャールズが人狼かもと言う話は、俄には信じられなかった。 あんなに温厚で、繊細な彼が人狼? …いやむしろ、彼は罪を擦り付けられたのでは? もう少し話を、と思ったときには既に婦人の姿はなかった。]
……帰ろう。
[もし、この時。 追ってでも話を聞いておけば。 他に使命がなければ。 婦人がヒューのことを、知っていれば。
あんな風に、間違いを繰り返すこともなかっただろうか。]
(27) 2015/04/23(Thu) 14時半頃
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―― 前日:薬屋 ―― [家に帰ると、祖母が神妙な顔つきでソファーに座っていた。祖母が考えていること、問い質したいことが、手に取るようにわかる。青年はただいまと小さく告げて、自分も祖母と向き合う形でソファーにかけた。]
「サイラス、あの子を……どうする気だい」
[早く埋葬して神の御元にって、いうんだろ?]
ばっちゃん、俺。 自分の身体にどんな血が流れているか、知ってるよ。
[祖母が息を飲むのがわかる。 ああできれば、彼女にだけは心配をかけたくなかった。]
(28) 2015/04/23(Thu) 15時半頃
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本棚の奥にあった、鍵付きの本。 あれは、家系図……だよね。 うちは、「魔女の血を引くものたち」なんだよね?
[その昔、大陸全土で大規模な魔女狩りがあったという。 表向きには、異教徒の弾圧とか言論の統制だとか言われてるけど。
本当にいたのだ。魔女は。
植物を愛し、医術に長け、「森の人」と呼ばれる一族が。 彼女たちの作り出す薬は、命を生かすも殺すも可能だった。
だからかもしれない。 いつの間にか、尊敬は畏怖に変わり、あっという間に人々の間で、魔女はあらゆる災厄の根源にされてしまったのだ。 ちょうどそのとき、正体不明の流行り病が大陸を蝕んだことも相まって。
理解のできないものに対する恐怖が、最高潮に達した瞬間だった。]
(29) 2015/04/23(Thu) 15時半頃
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[それから、一族は魔女狩りのせいでその半数を失った。一所にいるのは危ないと判断した彼女たちは、散り散りになって各地に去っていった。
祖母は、その魔女の一族の血を引いている。
家系図になっているあの本に、大まかな魔女の歴史は書いてあった。母は、そんな己に流れる血が嫌で、都会に飛び出したのかもしれない。
魔女の力、知識は、代々女性が引き継ぐことになっている。男の自分が、まさか祖母のやっていることに興味を持ち、本格的に学ぶなど、思ってもみなかったろう。だから安心してこの村に預けたのだ。
ずっと不思議だった。 どうしてこんなに、ここで作られる薬は効きが良いのか。どんな本にも載ってないような薬の作り方を、祖母が知っているのか。
でもそれもすべて、あの本のおかげで合点がいった。]
(30) 2015/04/23(Thu) 16時半頃
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俺にもその血が流れてるなら、 教えてほしい。
禁忌の魔法を。
[黙って話を聞いていた祖母は、眼鏡をはずして深く、長く、溜息をついた。
「禁忌の魔法」。 それは魔女が、生涯に一度だけ行うことができる奇跡。 代償を支払い、使者を蘇らせる薬。 自分は、その方法でマーゴを、彼女を蘇らせたい。]
(31) 2015/04/23(Thu) 17時頃
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「よくお聞き、サイラス。 お前は筋が良い。きっと立派な薬師になれる。 …それだけじゃ、だめなのかい」
……彼女を失ったら、この世のものに、 もう意味なんてないんだ。
「彼女が、生き返ることを望んでいると?」
俺は、望むよ。
「死んだままでよかった、生き返りたくなかったと言われたら?」
そう思わないで済むように、生涯愛す。
[いくつかの問答を交わして。 それでもこの頑固な孫の意志が変わらないことを知ったら。祖母は観念したように語り始めた。]
(32) 2015/04/23(Thu) 17時頃
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―― 前日、日が暮れるころ:湖にて ―― [山にお日様が口付けるころ、青年は湖の中心に向かい、ざぶざぶと歩いていた。]
「この村の湖には、月明かりを吸って光る珍しい藻が生えているんだ。まずはそれを取っておいで。」
[祖母の教え通り、湖の中、何度も潜りながら光る藻とやらを探す。 しかし湖の底は暗く、泥も舞ってよく見えない。 やはり月が出てからでないと駄目なのだろうか。]
……ッぶはぁ!
[何度目かの潜水。 息継ぎをしに顔を出した青年の眼前に広がっていたのは、満天の星空と大きなお月様。 時間はあっという間に経っていたらしい。]
(33) 2015/04/23(Thu) 17時頃
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(早く。早く見つけないと。)
[ただでさえ暗い夜の湖は、ぽっかり地面にあいた穴のように真っ黒で。 果たしてこの広い湖の中から、ごくわずかに生える光る藻など、見つけられるのかと不安になる。]
(船を出して中心部まで行くしかないか…?)
[顔に滴る水を手で拭いながら、青年は途方に暮れた。**]
(34) 2015/04/23(Thu) 17時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/23(Thu) 17時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/23(Thu) 23時半頃
サイラスは、ダイミに、マーゴのお礼を伝えなくてはと、思い出した。(@2)
2015/04/24(Fri) 00時頃
サイラスは、ヒューはどうしているだろう。処刑にはなっていないみたいだけれど…(@1)
2015/04/24(Fri) 00時頃
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―― 前日夜中:湖に沈みながら ―― [もう、何度目になるかわからない潜水から浮上する。やはり船を出そう、そう思っていったん岸辺へと戻ってくれば]
! フラン?
[宵闇の中から現れたのは、フランシスカだった。 なんだか久しぶりに見た気がする。 そういえば、この人狼騒動が起きてから一度も会っていなかったか。それはそうと]
おい、危ないぞ!! フランのことだからどうせまた踊りに来たんだろ!
[夜中に、ひとりで。しかも女の子が。 ぷりぷり怒りながら近づいていく。*]
(78) 2015/04/24(Fri) 00時頃
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ぃでッ!
[鼻先に盛大にデコピンを食らえば、顔が勢いよく上向く。なんちゅう力だ。本当に女か。
ヒリヒリする鼻先を押さえて、くぐもった声で言い返す。]
泳ぎの練習なんかするか! その、…探し物を、してるんだ。
[最後のほうはバツ悪そうに目線をそらす。 どうしよう。彼女は今晩もここで踊るのだろうか。 不安げにもう一度湖を見やる。*]
(84) 2015/04/24(Fri) 00時頃
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大事なもの……
[繰り返し呟いたその言葉は、 頭の中にひとつのビジョンを映し出す。
吹き抜けていく風の中、嬉しそうに笑う彼女。 揺蕩う黒髪は、おひさまの匂い。
大事なもの。]
うん。とっても、大事なもの。
[素直に、こくりと頷く。 手伝うと申し出てくれるフランには、ええ?と一瞬顔を歪めたけれど、すっと持ち上げられた手にびくっと肩を竦めて]
お願いします!光る藻をさがしてます!
[と咄嗟に叫んでいた。*]
(87) 2015/04/24(Fri) 00時半頃
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高いって……か、考えとくよ。
[擦り傷用の軟膏をタダで、とかじゃダメかなあなんて考えながら、一緒に湖に入っていく。 途中何度も息継ぎをする自分に比べて、彼女の潜水時間はやけに長い。
(踊りで体を鍛えてるからかな)
[そんなことをぼんやり考えながら。 彼女のほうから「見つかった!」と声が上がるまで、そう時間はかからなかった。]
(91) 2015/04/24(Fri) 00時半頃
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[感謝の言葉を、言い尽くせないほど伝えて、彼女から光る藻を受け取った。 これから急いで薬の作成を始めなくてはならない。 時間がないのだ。
けれど、青年は去り際、もう一度フランシスカを振り返る。]
フラン、小さい頃から、その。 ありがとう。
俺、いっつもフランに世話になってたよね。
ヤニク兄ぃとのこと、応援してるから。 花嫁姿、楽しみにしてる!
[最後のほうは茶化してしまったけれど。 素直な気持ちを伝えて。
気をつけてな!と手を振れば、一目散に家へと戻った。*]
(94) 2015/04/24(Fri) 01時頃
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―― 翌日 ―― [翌日は一日、工房に籠って居た。 小さな薬壺のなかに、湖の水から作った蒸留水、光る藻、イモリの黒焼き、ローズマリーの花を入れて煮詰める。
壺の中の水は、無色から淡い月色に光り、やがて紫にかわり、そして空の色へ。
ずっとずっと、心に念じるのは彼女のこと。
彼女の声、彼女の髪、掌の温度、肌の柔らかさ、 笑顔、涙、瞳の色。
手伝ってくれたフランにも感謝の念を。 祖母には謝罪を。
そうして。 とっくに日が暮れて、窓から朝日が差し込むまで 繰り返し繰り返しかき混ぜながら煮詰めたら。 最後の仕上げ。]
(97) 2015/04/24(Fri) 01時頃
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[彼女から手に入れた髪の毛ひと房。 そして]
……………よし
[たくさんのガーゼと薬草鋏。 左手で己の舌を思いっきり引っ張れば、ひと思いに]
………ッッ!!!!
[凄まじい痛みと口の中に溢れる血液。 すぐにガーゼを詰めこみ、止血を試みる。 真白な布はみるみるうちに深紅に染まって。
痛みに耐えながら、髪と舌を壺に放り込んだ。 途端、キラキラと星屑のような煌めきが壺の中から溢れ出して。]
(成功した!)
[急いで火鋏で壺を持ち上げたら、湯船で眠る彼女のもとへ。]
(99) 2015/04/24(Fri) 01時頃
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(マーゴ…)
[もうその名前は呼べないけれど。]
(戻ってきてくれ)
[心の中で強く念じながら、水の中、マーガレットの花とともに揺れる彼女に薬を注ぐ。
やがて物凄い光の束が、彼女を包んでいって。]
(103) 2015/04/24(Fri) 01時頃
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