204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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[>>224ノックスの声に、こくんと頷いたけども。 動こうとはしないで、雪を握って、離すのを繰り返していた。
手の中の大事なもの。 それについての心の片づけが、まだできてない。
握って、開いて、握って >>219足音]
……あ。
[あ、と思った]
(249) 2014/11/20(Thu) 00時半頃
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[ゆっくりと注がれる熱い液体。 続いて、器が落ちる大きな音がした。 それを見ながらふと、トレイルのマロン色を引っ張ったときのことを思い出した。 寝ているとこを邪魔して、ご飯も横取りして、何回も何回も……。
トレイルの口が動く。 修行が足りない。聞こえない。
それでもなんとなく、彼の感情は]
……トレイル。
[ラルフを掴まえ、笑う彼に声をかける。 >>241視線が合う。
そこで、今日初めて笑えた]
汚れるよ。
[笑いながら、ラルフの心配じゃなくてトレイルの心配を]
(250) 2014/11/20(Thu) 00時半頃
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ふ、
[ノックスの慌てる声が、変におかしくって。 くすくす笑いながら、毛布に口を押し付ける。 笑う息で、毛布が少し温まった。
引き剥がされるトレイルが可哀想。 目を細めて、そう思いながら見ていた。
離れる体、散る赤色。 そうして、手を伸ばせば掴めそうなくらい鮮やかな、悲鳴>>260
トレイルは耳が痛くないだろうか。 あんな近くで大声をあげられて]
トレイル、大丈夫?
[やっぱり、トレイルが可哀想だった]
(264) 2014/11/20(Thu) 00時半頃
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[>>261いつものお礼の仕方。 それに、くすくす笑いながら、うんって頷いて。 赤い赤い口元]
ほら、汚れた。
[って、口元を指差す。
トレイルがたてる、透明な笑い声。 それが僕には聞こえないのが残念だ。 きっと素晴らしく綺麗な音に違いないのに。 ダイヤモンドのように透明でキラキラしていて、水時計よりも澄んだ、そんな音色に違いない。 そうして、いま。 それに詰まった感情も、きっと素晴らしく綺麗。
ねえトレイル、いま考えてることはなあに? きっとどろどろした、腐って膨らんだものだろう?
小首を傾いで。 笑うのはやめなかった]
(270) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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[雪の詰まった器を持って。 毛布にくるまったまんま、ずりずりと移動する。 相変わらず、着替えはしていないから。 素足の足が、ぺたぺたと音をたてた]
びっくりしたね。
[混乱した様子のフィリップ。 びっくりしたね、と。あのときトレイルとフィリップと話したときそっくりそのまんま、言ってあげた。 それから、ラルフに]
大丈夫?
[って聞いておく。 だって、さっきラルフは僕を心配してくれたから。お返し。
そうして、雪の器を彼の前に置いて。 トレイルとノックスの後を、ずりずりとついていった]
(278) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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ニコラスは、ドナルドが入ってきたのを、ちらりとだけ見て。
2014/11/20(Thu) 01時頃
ニコラスは、ノックスの後を、ずりずりぺたぺたとついていく。
2014/11/20(Thu) 01時頃
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/* ノックスが連れ二人ともぶっ飛んでて可哀想。
(-77) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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[>>280前に話したときとおんなじことを僕は言っただけなのに。フィリップはどうしてそんな顔をするんだろう。 ラルフは心配してあげたのに、どうしてなにも言わないんだろう。
わからないから、首を傾げて。 毛布をひらひらさせながら、ノックスたちの後に続く。 >>279途中、睨まれた気がしてびっくりした。 昨日は楽しく話してたのに]
うるさい?
[>>282追い付いたトレイルとノックス。 彼がこのガチャガチャに我慢できないんじゃないかって思ってたから、当てずっぽうで訊いてみる。
下を指差す仕草。間違ってはないみたい。 頷いて、大事そうにトレイルを抱えるノックスの後をまた、ついていった]
(290) 2014/11/20(Thu) 01時半頃
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ニコラスは、フィリップのきつい言い方に、困った顔を少しする。
2014/11/20(Thu) 01時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 01時半頃
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[>>300伸ばされるトレイルの手。 悪い子の手を取って、くすくす笑いをなんとかやめる。 卵は、膝の上に置いておいた]
びっくりした。
[微笑みながら、そう言って。 けど、本当のところよくがんばったねって言いたい気分。 ラルフと彼の関係は知らないけども。 思い出すのは、ノックスがラルフの髪の雪を払ったときの、優しい顔。
もしそれが合ってたら、ノックスってばひどいねえ]
あれ、プリシラだ。
[扉の向こう。 姿を見せたプリシラに、火傷した指を向けた]
(359) 2014/11/20(Thu) 13時頃
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[>>316トレイルの手は離さないまんま。素直に、赤くなった手を出しておく。 少し皮膚がぺろんとなった手は、ノックスの包帯で丁寧に手当てされて。 >>318隣で楽しそうに笑うトレイルに合わせて、ちょっと笑う]
うん?
[>>327指差すトレイルの動き。 視線で追えば、指差されたプリシラが手を開く。 見覚えのある、指環。 >>339トレイルの方を見れば、ゆっくりとしたジェスチャー。 彼の言いたいことが少しは分かるのは、きっとそれだけ長くいたから。
長くいる、のに]
あげるって。
[ざっくりした通訳。 それから、プリシラの可哀想って声にきょとりと首を傾いだ>>343]
可哀想なのは、指環? 可哀想、なに?
(360) 2014/11/20(Thu) 13時頃
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[>>337手当てが終わると、後ろから抱きしめられて。 手を伸ばして、ぺとぺとノックスの髪を触っておく。
膝に乗ってと頼まれたから、よいしょってのって。 トレイルのさっきの、悪い子の理由をノックスはたずねる。 トレイルは、答えない。 ううん、もしかしたら答えてるのかもだけど、僕にはよく聞こえなかった]
修行が足りないんだよ。
[独り言。
それから、トレイルに指を伸ばして。 彼の口の中、なにかヒントが詰まってないかと唇に触れて、首を傾いだ]
(361) 2014/11/20(Thu) 13時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 13時頃
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[トレイルの口が、指を当てた下で動く]
ら…
[ゆっくりとした口の動きを、ゆっくりと自分の口でも真似をして。 彼の声を聞き取ろうとしながら、包帯を巻いた指でトレイルの膝に聞き取った言葉を書いていく。 へたっぴな字が書く彼の言葉。時々、合ってる?って首を傾いで。
短い言葉なら少しは聞き取れるんだけども。 長い言葉は、まだ修行が足りない。 それでも、欠片は聞き取れた。
指を少し止めて]
『らるふは、ずるい』?
[声は出さないまんま、トレイルの膝の上で聞き返す]
(375) 2014/11/20(Thu) 14時頃
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[綴られる言葉。 それが終わった後、僕はじいと彼を見ていた。
そうだね、トレイルはぶきっちょで、なんにもできないもんね。 それでもがんばってたのに、横から全部壊されちゃったんだ。 でも多分、ラルフはそんなつもりなかったのに]
トレイル可哀想。
『トレイルはワガママだ』
[指と、声。二つ、違う言葉を綴った]
(376) 2014/11/20(Thu) 14時頃
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『だからすき』
[続けて、綴る言葉。 ノックスにはうまく見えない場所で、そうっと内緒話]
『きえちゃいそうなトレイルより いまのトレイルがすき』 『だから ぼくもラルフは きらい』
[トレイルが嫌いなら、僕も嫌いだよって。 僕は味方だよって、そんな意味を込めて]
(378) 2014/11/20(Thu) 14時半頃
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『いいこじゃないトレイルのなかに つまってるものはなに?』
[瞬きしたトレイルの唇を、なぞる。 その中、聞こえない声に詰まったキラキラしたもの。 臓物に詰まったそれを吐き出させようとするみたいに、形を指先で確かめて]
『ぜんぶだしたら いまよりずっとたのしいとおもうよ』
[その楽しさは一瞬のことだとは。 トレイルは、僕やノックスを見て分かっているだろうけども。
僕はトレイルにも悪い子になってほしくて、そう文字を書いた。 食べられたい、なんて思ってることは、知らないけども]
(387) 2014/11/20(Thu) 15時頃
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/* ←お魚
(-90) 2014/11/20(Thu) 15時半頃
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/* もう諦めた方がいい気がしてきたごめんなさい どうしてこうなった。
(-91) 2014/11/20(Thu) 15時半頃
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[少しの空白のあと。 また、彼の声が聞こえる。
聞こえた声に、僕はいつもトレイルがするみたいにニッコリして。 いいよって、言葉のないまんま答える。
僕はトレイルが僕よりもいい子だったら、できる子だったら。 きっとトレイルのこと嫌いになっちゃうから。 だから、トレイルの言葉はとってもうれしかった。
膝の上の卵が、ころりと動いて。 落ちないように慌てて抱えて、ぎゅっと握った]
(398) 2014/11/20(Thu) 16時頃
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/* >>404 ほんまにな!
(-105) 2014/11/20(Thu) 18時半頃
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[内緒話の後。 卵を転がしながら、少しの無言。
卵をがじと齧る。 中に入った綺麗な宝石。 それを手に入れたことについて、後悔はない。
そりゃ、少しはがっかりした。 すごく悲しい、寂しい。 僕を僕だけを肯定してくれる大事な僕のディーン。僕だけが味方の可哀そうなディーン。 彼に二度と会えないんだって。理解したら、とても虚しかった。 いま手の中にある宝石だって、いつかは濁って、壊れてしまう。
それはとっても悲しくって、泣きたいのに。
僕は彼の時計を止められたことが。 彼が永遠に僕を裏切らないことが、嬉しくって仕方ない。
愛しいディーン。 彼は僕のことだけを考えて、あちらへ行ったんだ。 きっと]
(408) 2014/11/20(Thu) 20時頃
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[だけど、僕は悪い子になっちゃったから。 トレイルも悪い子になってくれないと、ダメだ。 だからラルフをトレイルが嫌いなら、僕もそれを手伝ってあげたい。 ああ、だけどきっと、ベネットもドナルドも、ノックスも。 ラルフがいないと悲しんでしまうのかな。 ベネットやドナルドが悲しむのは、この小屋を出たらわからなくなるからいいけども。 ノックスが悲しい顔をずっとしているのは、嫌だ。
だから、体を捻って。 ノックスの頬に触れて、ねえ、と声をかける]
ノックスは、ラルフが好きなの?
[小首を傾ぐ。それから]
僕らと、どっちが好き?
[続けて訊いてみた]
好きってね、ビョードーだとザンコクなんだよ。
(409) 2014/11/20(Thu) 20時頃
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ニコラスは、自分のことしか考えてない自分に気が付いて、瞬き
2014/11/20(Thu) 20時頃
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[>>247ノックスの静かな声。彼が口にするのは、トレイルの歌のこと。 僕は目をまあるくして、じっとその話を聞いていた。 だって、トレイルはいつも歌を聞くとイヤな顔をするから。歌が嫌いなんだと思ってたの。
歌を、なくしたトレイル。 だから、歌を聞くとイヤな顔をしてたの?
じっと、じっと]
本当?
[>>248それから、笑いはしなかったけどもぱっと顔を明るくして。 強くなった抱き締めるのに応えるみたいに、ぎゅっとノックスへしがみついた]
うれしい。
[けど、ノックスの一番の中の一番はだあれ? なんて、訊かないよ。お兄ちゃんだもん。
それから、じゃあトレイルがラルフに酷いことしても、ノックスは味方なんだねって。そう、思った]
(462) 2014/11/20(Thu) 21時半頃
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[>>460ほら、やっぱり。 一番の中の一番は、ノックスは決められない]
んー……。
[そりゃ、僕はいいけど。 いや、よくないけど、いいよ。 だって、僕はノックス以外の世界があるって知ってるもん。 けど、トレイルは可哀想。
だからただしがみつく力を強くしておいた]
(466) 2014/11/20(Thu) 21時半頃
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んに、
[>>438優しいキス。 いつもの可愛がってくれる仕草にもぞもぞして。 首筋、当たる歯と熱がくすぐったい。 ふ、と漏れる息と、無邪気な声。 それは、奔放な性を思わせる声と紙一重なんて、いまの僕は知らない。
ただ、いつもみたいに遊んでくれるんだと、足をゆらゆらさせていたら >>441ノックスが階段を降りてきた人を見たとき、その遊びは中断した]
? うん。
[小首を傾いで、頷いて。 膝から素直に降りて、まだ着替えてないことにそこで気がついた]
(467) 2014/11/20(Thu) 21時半頃
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[トレイルに、背中をくっつけて。 洋服をもそもそ着替えながら、聞こえてくる大人たちの声に耳を傾ける。 声を小さくされたら、もちろん聞こえないんだけどね]
なんの話かな。
[なんだかノックスの声は元気なく聞こえたから、ひそ、とトレイルに言って。 ボタンをがんばって止めたけど、やっぱり一段間違えた。 外して、やり直し。
その間も、卵は膝に乗せたまんま。 大事なそれを、誰にも触らせたくなくて、手離せない。 ノックスは。 あの小さな卵を作ったとき、なんて思ったんだろう。 ふと、そんなことが気になった]
(486) 2014/11/20(Thu) 22時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 22時半頃
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/* 役職を、いまからでも笛吹に変えたい(ふるえ
(-120) 2014/11/20(Thu) 22時半頃
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[二人の大人が距離を取ったことには、僕は気が付かなかった。 手の中の大事なものを、熱心に見ていたから。
トレイルに背中をくっつけたまんま、ズボンを穿きかけで手の中の卵を開ける]
……曇ってる……。
[乾燥したせいか。 少し小さくなり、白く濁ったそれを見て、しょんぼりとする。 綺麗に回りの肉を取ったのだけども、やっぱり変色してしまった。 指で触れると壊れそうで、ぷうっとため息。
代わりに、舌でそっと舐めておいた]
ん。
[大人の姿が遠くなったと気が付いたのは、そのあと]
(510) 2014/11/20(Thu) 23時頃
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/* 眼球 解剖 で画像検索して、目玉が予想以上に目玉で驚く。
(-123) 2014/11/20(Thu) 23時頃
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[>>518トレイルの視線は、気が付かない。 いつもならすぐに気が付いて、なあにって言うのに。
きっとあのとき、僕の心は3分の1、ディーンに持っていかれた。 それまで、ノックスとトレイルへビョードーに注いでいたものが、少し減った。 ……ううん、本当のところ、ビョードーなんかじゃないんだろうけども。 ともかく、トレイルへ向ける分は、減ってしまったから。
だって、ディーンは僕の願いをひとつ叶えてくれた。
僕の生涯で三つの願い事]
(540) 2014/11/21(Fri) 00時頃
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[ひとつ。お月様に住みたい。 ふたつ。輪切りにされたい。 みっつ。誰かの唯一で一番になりたい。
>>529昔は。 言葉がまだうまく出なくって、単語で話してたころは、確かに僕はノックスの唯一で一番だった。 熱があって、けどその頃は熱ってものがよく分からなくて倒れちゃったときもあって。 迷惑だったろうに、その時も。ノックスは僕を一番に考えてくれて。すごく嬉しくて。
だけどある日突然、一番は一番じゃなくなった。 ふわふわしてて、ぶきっちょで、静かな 可愛くって仕方ない、弟。
――わかりましたがまんします。ワガママなんていいません。
そう決めた日から、僕の唯一もノックスじゃない]
(544) 2014/11/21(Fri) 00時頃
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……ディーン。
[ディーン。君はいまどこにいるんだろう。 僕のおなかにあるのは君の肉で君じゃない。 僕の手にあるのは君の目で君じゃない。 君はどこにあって、どこに行ったんだろう、か。
僕の唯一]
ん?
[ふと、トレイルの視線にやっと気がついて。 きょとんと瞬きして、どうしたのって首をかしげた。
宝石箱は、ぱちんと閉じてね]
(546) 2014/11/21(Fri) 00時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/21(Fri) 00時半頃
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