288 【半突発】僕たち、ほしぞら探検隊
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─「ゆうがお」─
[指先がまだ冷たい気がする。 青爾は招かれるまま席につき、>>5 できるだけ背筋を伸ばしていた。
目を閉じればまだ、海斗さんの 棺が瞼の裏に浮かんでくる。 あの一言以外は、気持ちを 表すことがあまりできなかった。 だからせめて、青爾はできるだけ 丁寧に水を注ぎ、形にならない 言葉の代わりとしたのだ。]
(16) 2018/11/19(Mon) 18時頃
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[柄杓を持ち上げながら、 ずっと昔に、この島のどこかで 海斗さんに頭を撫でられたことを 思い出していた。
多分自分は、探しさえすれば 無数に見つかるようなものを 拾い集めて、無邪気に 彼へ見せに行ったのだろう。
それがなんだったかは朧気だけど、 海斗さんが青爾を褒めてくれた ことだけは覚えている。]
(17) 2018/11/19(Mon) 18時頃
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[そんなことを想起していたら、 跳ねた水が数滴だけ 青爾の指先に触れたのだ。
妙な例えだけれど、 それは帰り道の分かれ目で、 またな、と気軽に交わされる 挨拶のようだった。
暖かな料理が並ぶ卓の前、 青爾は指先をそっと撫でた。]
(18) 2018/11/19(Mon) 18時頃
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[辛そうな乃々果ちゃんの様子を 養さんが見に行ってくれる。>>14]
乃々果ちゃん、大丈夫かな……。
[自分まで押しかけては悪いだろうと 浮かしかけた腰を下ろす。 美味しそうな肉に火が通るまで、 もう少しかかるだろう。 それまでは2人を待とう。 もし隣に誰かいたならば、 明日のお昼に海岸へ行かないか 誘ってみようかな。]*
(19) 2018/11/19(Mon) 18時頃
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うーん。なんだったかな……。 僕、変なもの入れてそうでちょっと怖いや。
[ささやくようなここちゃんの問いに、>>21 青爾もなんとなく潜めた声で返す。
海岸で渡したサクラガイを、彼女は タイムカプセルに入れてくれたそうだ。 嬉しいな、と素直に感じた。 ありがとう。と小さな声で伝える。 きっとこの感情は、自然な笑みとなって 表情に現れたことだろう。]
(36) 2018/11/19(Mon) 23時頃
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もちろん覚えてる。 ここちゃんのくれた貝殻、 まだ家に飾ってあるんだ。
[本当は引き出しに押し込めていたのだけど。 飾っておけば、僅かに劣化は早くなる。 いつか棚から落ちて割れるのが嫌で、 青爾は海を閉じこめた貝殻を そっとしまい込んでいた。]
よかったら、明日は海岸に行ってみない? もちろん、みんなも誘って。
[ここちゃんたちと あの場所に行きたかった。 もし賛同してもらえたら、 海のさざめきが聞こえる貝を きっとみんなで探し出そう。]*
(38) 2018/11/19(Mon) 23時頃
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[どれだけ悲しくてもお腹は空く。 この世の真理だ。 厚くて熱いホタテを噛み締め、 青爾は心からそう思った。 しかしこのホタテ、旨味がすごい。]
ほんとに、本当に美味しいです。 僕も料理は得意じゃないから、 出来る人はすごいな…、って。思います。
[ここちゃんも料理は苦手なのか、と、 彼女の言葉に共感を覚える。>>24 >>25 ]
(42) 2018/11/19(Mon) 23時半頃
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[レシピと顔を突合せていれば 辛うじて出来ないことは無い。 しかし何も見ずにとりかかると、 なんというか、個性のない “虚無”が出来た。]
何故だか、特徴が出ないというか……。
[美味くも不味くもないものは、 案外食べるのが辛い。 自分も料理くらい出来ないとな、と 青爾は目の前のすき焼きを じっと見つめてみた。]*
(43) 2018/11/19(Mon) 23時半頃
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[ここちゃんは笑顔を 見せて賛成してくれた。>>45 明日海岸へ向かうことを考えて、 また頬がふわりと緩む。
新しい貝からの新しい音は >>45 どれだけ深い響きがするだろう。 海斗さんに見てもらうことは もうできないけれど……。 見つけることができたなら そっとここちゃんに手渡そう。]
(56) 2018/11/20(Tue) 20時半頃
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忘れちゃう、のかな。 確かに、あんまり長い間離れていたら、 どうなるんだろう。
[一瞬だけ、ここちゃんがどこか 遠くを見ていたような気がした。 寂しそうな表情がふっとよぎったのは、 青爾の見間違いだろうか。>>46 でも、と青爾は思う。]
でもね。ここちゃんのくれた貝は、 昨日もちゃんと海の音がしたよ。
(57) 2018/11/20(Tue) 20時半頃
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[2人で見つけた小さな世界を、 星を散らしたあの貝は ずっと抱いて眠ってた。]
だから、大丈夫だよ。
[何が大丈夫なのかと聞かれれば 少し困ってしまうけれど。 あの音がする限り、 昔を忘れてしまっても思い出せる。 なぜだかそう確信できた。 ここちゃんを見習って もう一度、笑顔を浮かべてみる。]*
(58) 2018/11/20(Tue) 20時半頃
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[愛梨さんの言葉に >>52 こくんと素直に頷いた。 何かを観察したり、種を同定 しようとしていると、 自分が自然に紛れていくようで 心地よかった。]
かっ……!?
[とそこで、カッコイイ、という 愛梨さんの唐突な言葉に、>>52 相当格好よくない反応を してしまった。
誤魔化すようにお茶を飲む。 香ばしいほうじ茶、美味しい。]
(59) 2018/11/20(Tue) 20時半頃
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カッコイイ、かぁ……。 ちょっとそれは、照れます……。
[ヤドカリがこそこそと 家に戻るように、 心持ち首を竦める。]
そ、それより、愛梨さんも 来れるんですか? 明日、海岸まで。
[特に予定が決まっていない >>52 というのなら、ぜひとも一緒に 行きたいではないか。 青爾は期待を込めた目で 愛梨さんを見詰めた。]*
(60) 2018/11/20(Tue) 20時半頃
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