238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜
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/* あ、しまったパスにすればよかった。 動きが止まるならそのまま占ってもよかったかなあ。
(-1) 2015/09/16(Wed) 00時頃
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―路地裏―
[突然、少女>>2:261の動きが止まった。]
こっ……!
[殺せ、と発しかけた命令を寸前で飲み込んだ。 殺す事を躊躇してではなく、あの異常な回復を見てだ。 徐々に降り積もる紙片の山へ向かい腕を突き出し、自らの血を撒いた。]
捕えろ。
[血の掛かった紙片は集まり。 ざわざわと蠢きながら少女の身体に纏わりつきその動きを止めようとする。]
(3) 2015/09/16(Wed) 00時頃
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/* ねえ、なんかキャラ違ってこわいんだけど。 一体赤で何が……。
これ回復GOGOと全力攻撃してもよかったかもなあ。ダメだ脳が死んでいる。
(-9) 2015/09/16(Wed) 00時半頃
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/* これ占っとくべきだったね。どうしよう。 子供を苛めちゃう?
(-12) 2015/09/16(Wed) 00時半頃
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何が嘘だというんだ。
[色取り取りの紙片は、抵抗をしない少女>>11の身体を埋めていく。 その姿はさながら蓑虫か、或いは底なし沼に沈んでいくようでもある。]
さっきアレが空に浮かんだ。 ひとつはサイモンだろう。
もう一つは誰だ。 誰を、誰が殺した。
知っているんだろうッ!
[ゆっくりと近づきながら問う。 彼女の様子のおかしさなど血が上りきった頭からは締め出されていて、声は段々と荒くなる。]
(15) 2015/09/16(Wed) 00時半頃
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答えろォ!百洲!!
[両の耳を塞ぐのを回答の拒絶とさえ受け取り。 その頬を叩かんと平手を振り上げた。]
(16) 2015/09/16(Wed) 00時半頃
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/* >>18 ま、まだ殺す気はないよ、たぶん……。 ちょっとちっちゃい女の子苛めてるアレな感じだけど。
(-18) 2015/09/16(Wed) 00時半頃
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[少女>>21は答えない。 ぐっと力込めて振り下ろそうとしたまさにその時。 ものすごいスピードで飛来した鶴>>17>>18が、すこーんと頭に突き刺さった。]
……。 あんっの、馬鹿! 速達は止めろって散々……!
[通常の3倍のスピードの鶴を速達命令で飛ばしたらどうなるか。 簡単だ、止まらない。
けれど、少女にとっては幸運な事に、平手が振り下ろされる前に怒りの矛先ごとそれは逸れた。]
(26) 2015/09/16(Wed) 01時頃
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[鶴を掌に乗せれば、その翼の上に淡い光で伝言が浮かび上がる。]
大須賀が裏切り者か。
[拡散しないで欲しいとの願い付きで。 予測は十分にできていた情報に、ぽつりと呟き、少女へと目をやる。]
……どうした? 殺すんじゃなかったのか?
[気が削がれたのもあるけれど、様子がおかしい。]
(27) 2015/09/16(Wed) 01時頃
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……カムイの元へ戻れ。
[手を差し上げて少しだけ血のついてしまった鶴を浮かす。]
返信内容は――。
『分かった広めないが大須賀には警戒する。
こちらは百洲のを拘束している。 向うから仕掛けてきた上に オマエを殺すと言ってた。』
[『でも、ボクは冷静じゃないかもしれない』 その最後の文章は結局消して、鶴を勿論『速達』で飛ばした。]
(31) 2015/09/16(Wed) 01時半頃
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……。 さっきの威勢はどうした。
[少女>>28の瞬きすらしない瞳には涙が滲んでいる。 まるで怯えた年相応の少女のように。]
オマエは。 何を知っている?
[幾分か穏やかな口調で聞くと。 はぁとため息をついて、汚れた紙片の散らばる地べたへと座り込んだ。 その内、蝶野の死を伝える使い魔>>7も到着しただろう。**]
(32) 2015/09/16(Wed) 01時半頃
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/* あ、クロちゃんも白だぜ!って言い忘れてる。 明日追加しようメモ
(-27) 2015/09/16(Wed) 01時半頃
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[少女>>36の怯えた様子は変わらない。 地べたに座り込んだまま、血の飛んだ眼鏡を外して拭う。 裸眼で見上げた天には証と太陽が変わらずに輝いている。]
……光?
[太陽《サイモン》から光が差して見えた。 眼鏡の硝子越しには見えぬ光は、地上にある何かへと導かれ、繋がる様に降り注ぐ。
その導かれる先に三黒>>48が居る事は今は、知らぬ。]
(66) 2015/09/16(Wed) 19時頃
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あやめ?
[動きを止めていた少女>>37が、天を指差す。 天に輝くのは太陽《サイモン》だけではなく、陽色-ヒイロ-と紫色-シイロ-の球体。
陽色-ヒイロ-はサイモンだろう。 ならば震えながら少女が指差す紫色-シイロ-は。]
(67) 2015/09/16(Wed) 19時頃
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そうか、紫藤の御姫さんの方が死んだか。
[二人の問題の解決方はそれか。 思い出しても龍山と紫藤の仲睦まじい――叶いっこないのにと、からかいながらも冷ややかに見詰めていた姿しか思い出せないのに。]
……わからんな。 わからんよ。
……。
でも。 使命やら一族なんかの為に。 殉じたくは、ないよなぁ。
[天へ昇った印を見上げ、独り言を零す。]
(68) 2015/09/16(Wed) 19時頃
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[そこへ蝙蝠の使い魔>>7が到着する。 もしかしたらそれは百洲宛てだったのかもしれないが、伝言を受け取って。]
……。 蝶野も死んだぞ。 聖痕は土御門が確保してるそうだ。
[そう少女へ告げながら少女の方を見た時、軽快なメロディ>>60が鳴り響いた。]
……おい。
[一瞬自分のスマホを探しかけて出遅れた。 少女が端末を取り出すのを紙の群れを操作し止めようとして、彼女の呼んだ名>>61に止めた。]
(69) 2015/09/16(Wed) 19時頃
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[蝙蝠の使い魔の知らせは正しかったのだろう。 天に黄色-キイロ-の球体も昇ってすぐ。]
どーもこーも、さっき送った通りだ。
コイツが仕掛けてきたけど、途中からこんな調子になったから捕まえたんだよ。
[到着した悪友>>65と視線が合えば睨み返す。 その更に少し前に到着した鶴>>35が伝えた『いつも』の単語。 『いつもの馬鹿』をやって、殺意たっぷりに追い掛け回されているのは昔からの日常風景である。 しかし、まさかこの状況下でやっていたとしたら。 ちょっと悪友に殺意が沸いていた。]
(70) 2015/09/16(Wed) 19時頃
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/* 《破壊少女ミラクルリッサ》の着信音はたぶん弟からの着信とかだよ。 勝手に設定されて頭抱えたよ。
(-66) 2015/09/16(Wed) 19時半頃
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/* おお、こわいこわい。
しかしカムイは人気者だなー。 あっちこっちと忙しそう。
(-68) 2015/09/16(Wed) 20時半頃
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いってぇ……。
[殺意は湧いた。 けれども安堵もした。 安堵すれば痛みも遅ればせながら襲ってくる。
反動はまだ通常動ける範囲。 ワイヤーにやられた頬と右肩の傷は、多少血が派手だが赤い服ならそう目立たないだろう。]
(85) 2015/09/16(Wed) 21時頃
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まあ、丁度いいか。
[補給をする前に紙を殆ど使い切ってしまった。 12柱相手に物量で押すには元々無理があったのだ。]
とにかく。 話や説明なら作業しながらだ。 見張っててくれ。
[頬の血を拭うついでに指先に血を付けて。 ファイルに残っていた白紙の紙に紅い呪を描き出す。]
(86) 2015/09/16(Wed) 21時頃
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オマエが殺すって追い掛け回されるんのは昔からだし。 懐かしい話だけどな。
この状況下で殺すと嘯き、武器を向ける。 それやる意味わからんヤツか。 幾らガキでもお偉い当主様だろ、なぁ?
[少女に手を振っている悪友>>90をちらりと見て。 普段は彼相手でも隠すよう努める棘を隠しもせずに言い放つ。]
(98) 2015/09/16(Wed) 22時頃
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……こんなん、無茶のうちに入らんよ。
[けれどその表情>>92に、しまったというような顔をしてに視線を手元へ落とし。]
……。 それに。 オマエを殺すって言ってるヤツの前に。 わざわざ呼ぶとか意味わかんないだろ。
[素直に心配してた、護ろうとしてたとは言えず。 ぶつぶつと小声で言い足した。]
(99) 2015/09/16(Wed) 22時頃
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/* 逆十字形態《サタンクロス・フォーム》
す、すごい技だ。 どういう格好しているか分かるからこそすっごい破壊力だ(芝
(-80) 2015/09/16(Wed) 22時頃
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確かに妙な部分はあったけどなあ……。
[カムイだけを狙う違和感は、言われて冷静になってみれば>>103理解できる。 裏切り者らしくないと思う点>>2:198もあったと思い浮かび、少々口ごもる。]
……。 子供の頃の話だろ。
[更には視線>>104も痛い。 遊ぶ最中に呪詛を見つけて、彼を追い返した後で対処しようとして中てられたとか前科は幾つか思い浮かぶ。]
(109) 2015/09/16(Wed) 22時半頃
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ともかくだ!
[話を逸らすよう作業の手を止め、天を指さす。]
あの空の印。 ひとつはサイモンでひとつは蝶野と連絡が来た。 オマエ、もう一つは誰のか知っているか?
百洲は、紫藤の…が死んだと知っていたんだが。
その話は廻ってるのか。
[天に昇ったタイミング的に少女がおかしくなった前後のようだった。 悪感情に曇った目は、今だ少女への疑いを捨てきれない。]
(110) 2015/09/16(Wed) 22時半頃
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そうか、色か。
[弟や目の前の悪友>>111に刻まれた聖痕の色は何色だったか。 意識的に直視することはなかった気がする。]
……。 タイミングが変だったから。 何かあるのかと思った。
でもオマエのように知ってるのはあるか。
[カムイと話すうちにだいぶ落ち着いてきたらしい少女へと視線を遣る。 電話でなにやら三黒と話していたようだが。]
(127) 2015/09/16(Wed) 23時頃
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/* おい、おい……。 全長50メートルってなんだよwww メカゴ○ラか!?
(-88) 2015/09/16(Wed) 23時頃
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―少し前―
一族の為になんて死ねるかよ。 ボクはもう天の扉を守るとかいうくだらない使命など知らん。
[問いかけ>>114にその時だけは静かに。 感情すら浮かべないままに答えた。]
オマエ、ガキだな。
[痣無しならば逃れれれるなんて。 一族を捨てた者――半分は外の血で無価値とは言え直系に当たる裏切り者を、逃す者達がどこに居る。]
(136) 2015/09/16(Wed) 23時半頃
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ボクもオマエが嫌いだよ。
[涙交じりに捲し立てるその声>>121に、少女の心情を慮るよりも負感情が勝り、冷たく言い放っていたのだった。*]
(137) 2015/09/16(Wed) 23時半頃
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―現在―
はぁ?殺させないって言ったろ! このクソガキ!
[怒鳴り声>>129に怒鳴り返すも反射的。 よく聞けば殺すの理由が悪友のいつもの馬鹿が原因とわかるのだが、もはやそれで治まるには相手への嫌悪が強すぎた。]
(139) 2015/09/16(Wed) 23時半頃
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/*>>134 やっぱりメカゴジ○じゃないか!
(-91) 2015/09/16(Wed) 23時半頃
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…………聞こえた。
[血が上った頭を覚まさせるくらいには、はっきりと。 空気を震わせ、大地を揺るがせるようなそれを。
カムイ>>132へと頷き、作業の終わった紙束をファイルへと納め、立ち上がる。]
(144) 2015/09/16(Wed) 23時半頃
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/* わあ、たいへんなことになってきたぞー(棒
(-103) 2015/09/17(Thu) 00時頃
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行け。
[足元に落ちた端の切断された紙を拾い、投げる。 それは空中で歪な蝶の型になってひらりひらりと飛んで行く。]
……もう落ち着いてる。 偵察は出した。
よくわからん以上、いきなり頭を上に出すなよ。
[宥められても>>145苛立ちは隠さないまま、忌々しげに少女を睨む。]
(151) 2015/09/17(Thu) 00時頃
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/* #日本に優しいとは
(-105) 2015/09/17(Thu) 00時頃
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[パッと空に光が弾け、大地が何かの衝撃>>134に揺れる。 何やら悪い事が起こっている予感しかしないが、カムイが少女と話すのを聞いていたが。]
声? そういやオマエさっきも電話言ってたか?
裏切り者の声を聴いた、って。
[完全に頭に来ていてスルー>>117していた。 普段ならありえないような聞き落としに、自分でも愕然としていたが。]
(154) 2015/09/17(Thu) 00時頃
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はぁ!?なんだあれ!???
[不意に叫ぶ。 飛ばした式鬼紙《シキガミ》と感覚を繋げて、視たのは映画やアニメの中でしかお目に掛かれないような光景だ。
巨大ロボット同士が戦っている。]
(156) 2015/09/17(Thu) 00時頃
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いや、えーと、すごく説明し辛い。 ボクか式鬼紙《シキガミ》が幻惑に掛かってないなら。
なんか、ロボットが戦ってる……。
[カムイの問い>>166にそうとしか説明しようがない。 ありえない光景に完全に気を取られていたのもあって、少女への拘束への意識が薄まった。]
(171) 2015/09/17(Thu) 00時半頃
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あっ……ッ!!
[紙片の群れを振り払い。 少女が逃げる。
ざあああと蠢く紙片の群れはひも状に形を変え、少女を捕えようとして止めた。 感情はともかく、疑いの根本の殺すといった理由は解消はしている。
捕えてもは無駄に争うだけだ。]
(173) 2015/09/17(Thu) 00時半頃
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オマエ、流石にそれは無いだろ。
[見え見えの嘘に騙された悪友>>172には、しらーっとした視線を投げかけておいた。]
(176) 2015/09/17(Thu) 00時半頃
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/* まあ、ワイヤー使う腕を拘束してないがばがば拘束だしなあw
>>162 残っているのは逃げられないからだけではないけど、理岐は説明するほど優しくも素直でもなかった! 大人げない。 たぶん仲良くなれないよなあ。
(-113) 2015/09/17(Thu) 00時半頃
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待て、その前に持ってけ。
[今にも空に駆け出しそうな悪友>>177に声をかけ。 取り出したのは紅に彩られた鶴。]
頭に刺さらんようにしたから。
[自らの血で描いた呪は『身代わり』。 『形代』程の完璧な身代わりは出来ないけれど。 この鶴の持ち主が大きな傷を折った時、致命傷だけは避けれる様にと呪に力を込めて。
ふっと息を吹き込んで、友へと飛ばす。]
(185) 2015/09/17(Thu) 01時頃
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[それからファイルから紙を一枚取り出して。 掌から宙へと置く。]
一重折り
二重折り
三折り 魂(たま)折り込めて
血が主は幸々戸理岐なり。
[血の呪が光を放ち。 白はぶわりと一気に膨張する。]
(189) 2015/09/17(Thu) 01時頃
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――式鬼紙《シキガミ》 海神-ワダツミ-
[呼び出されるのは、体長3メートルはあらんかという白に紅い隈取の鮫の型の式鬼紙《シキガミ》だ。 地から少し浮いたそれは空気の中をよく泳ぐ。]
行くぞ。
[背びれに手をかけその背の上に立つ。 すると、鮫の式は滑るように空へと泳ぎ出す。
鳥の形にしないのかと、過去に聞かれた時に、翼で飛ぶのは似合わないだろうと真顔で言った事がある。**]
(190) 2015/09/17(Thu) 01時頃
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/* サメトルネードしたいなあ。 ロボが居るなら許される気がする。
(-120) 2015/09/17(Thu) 01時頃
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/* もうなんでもありだなwww
そのメカ○ジラ怖いよどうしたらいいのかもわからないよ。 突っ込んだら死ねるかなあ。 折角ほら、自爆特攻できそうな紙っぺら貰って持ってるし。
(-153) 2015/09/17(Thu) 18時頃
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/* そして快流が大変なことになっている。 土御門といい、なんなのリア充してたから許されないの?
(-154) 2015/09/17(Thu) 18時頃
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―上空へ―
[空の海を光差す方向を目指し泳ぐ。 泡のような光はとても美しいのに、風切る音に混じる破壊音がすべてを台無しにしている。]
やっぱりロボットだよなあ。
[空中で静止して何度見ても現実とは思えない光景を眺める。]
アレ、すっごい勢いで穢れが広がっていってるんだが。 両方敵、って事は無いよな。
[まさか街中で核>>149までぶっ放されているとは。 知っている場所が破壊され続けているとなると、男の浪漫の戦いだと暢気に観戦してもいられない。 ため息をつき、近くにいるだろう悪友の姿を振り返る。]
(229) 2015/09/17(Thu) 18時半頃
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[幸々戸の祖は天から降りた人だという。 地の人と交わり、地に生きて今の成すのだと幸々戸に伝わる伝承は語る。]
……さっきは、悪い。 声荒げて。
[だからだろうか。 翼なくとも空を駆ける友が昔からとても眩しく映る。]
(230) 2015/09/17(Thu) 18時半頃
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カムイ。オマエさ、何の為に戦う?
[ぽつり、独り言のように小さく問うて。]
(231) 2015/09/17(Thu) 18時半頃
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……。 ボクはアレを止めに行く。
[すぐにロボット達を正面に見据える。]
あんなんに家を狙われたら長くは持ち堪えられないだろ。
無茶はするけどな。 死ぬ気なんかないから。
[に、と作った笑顔を残し。 鮫の式は一気に加速し、戦場へと泳いでいく。*]
(232) 2015/09/17(Thu) 18時半頃
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/* 唐突に死にそうなオーラを出す。
幸々戸のルーツは天人系かなと。 たぶん最初の段階で人と混血しちゃってるから、血が濃く出ても人外っぽくはなりにくい。
下級の紙(神)の呼び出し、使役と。 仰代と似ているけど違う治癒系な病祓いや浄化がメインで。
おうちには家宝の羽衣とかあるかもしれない。
(-155) 2015/09/17(Thu) 18時半頃
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―土御門研究所 上空―
[巻き添え、誤爆に崩壊していくビル群。 破片や二次爆発の合間を縫って高速で接近していく。]
――……水式・穿
[速度を緩めず海神-ワダツミ-が口を大きく開く。 鋭い鮫の牙のような水の錐が1本作り出され、大きい方のロボット――機械獣の肩の上の人影>>227へと射出される。]
(233) 2015/09/17(Thu) 19時半頃
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誰を信じて誰を疑うか。 さっきは臭い演技だったなァ、大須賀!
[鮫はすぐさま身を翻し。 反撃に備えながらその背の上で声を張り上げる。]
(234) 2015/09/17(Thu) 19時半頃
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言われずとも勝ちに来たんだよ!
[発光と同時に襲い来る超電磁砲《レールガン》2発は、回避する。 3発は発動した幸々戸の結界により防ぎ切り。
――――ぴし
最後に一発が結界を突き破り、海神-ワダツミ-の尾近くを貫通した。]
(238) 2015/09/17(Thu) 20時頃
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……痛ッ……くゥ……!
[ずきりと胸に痛みが走る。]
構わん行けッ!
[速度はまだ落ちない。 一度、大須賀の上方を通り過ぎ、急激な方向転換をすると今度は水の錐を大須賀に向け4本、機械獣へも7本撃ち込む。]
(239) 2015/09/17(Thu) 20時頃
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/* 桃色龍ってちょっと可愛いね。
(-161) 2015/09/17(Thu) 20時頃
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/* これ死んだんじゃね(真顔)
(-162) 2015/09/17(Thu) 20時半頃
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/* フォーチュンは危険だ。 物凄く壊れてるじゃないかwww
(-165) 2015/09/17(Thu) 20時半頃
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……なんだあれ。
[大須賀>>241の逆十字形態《サタンクロス・フォーム》。 異質な、知る限りどの聖痕のものとも違う波動が水の錐を絡めとった。
高速で泳ぐ鮫の上。 大須賀の姿を捕えていた目は、オールレンジ攻撃>>243の前兆見てとって舌うち一つ。 上空へ退避しようとしたところで、小さい方――土御門のロボットが庇うように間へと滑り込む。]
(255) 2015/09/17(Thu) 20時半頃
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知るかッ! こっちはデカブツに暴れられて迷惑してんだよ!
[土御門ロボットの肩の上の男>>248に、普段の取り繕った態度も忘れ怒鳴り返しながら。 巨体を盾に隠れるように動き、オールレンジ攻撃の直撃を避ける。
それでも破片が掠って、血が額を伝って落ちた。]
(256) 2015/09/17(Thu) 20時半頃
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[土御門ロボが機械獣へと組み付き、至近距離からミサイルを発射する。]
……無茶だな。
[爆風に紛れ、水面から空へと跳び出すように。 鮫の背びれにしがみ付き、彼らよりも高く飛び上がる。
その刹那、視えた男>>257の姿は紅い。]
(266) 2015/09/17(Thu) 21時頃
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元からそのつもりだ。
[返事>>258は届かないだろうが。]
(267) 2015/09/17(Thu) 21時頃
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――幸々戸式結界・封
そして
水式・大水流
[結界札3枚使い海神-ワダツミ-と自分の周囲に防御結界を張り巡らせる。 その更に外側をうねる水流が覆い。
自らを水の槍として、あれだけ壊れながらも動こうとする機械獣>>264へと向かい垂直に落ちる。 だが、それは絶対零度の光線の発射を防ぐには僅かに遅い。]
(268) 2015/09/17(Thu) 21時頃
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/* エターナルフォースブリザート
さて。 ボクはいつから邪気村に入っていたのだろうか(ゲンドウポーズ)
邪魔するのはあれっぽいから邪魔しないけどさああああああ。 そんなにリア充が憎いのかよおおおおお
(-174) 2015/09/17(Thu) 21時頃
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/* ボク、おうち帰って弟とクレープ食べたい。
(-175) 2015/09/17(Thu) 21時頃
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/* くそう、やっぱり飛んできた(芝) 聖痕ってそんなポンポン渡せるものなのかよ。
(-177) 2015/09/17(Thu) 21時頃
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[――――パリ……バリンッ
纏う水流が絶対零度の光線の余波に凍り付き、砕ける。 機械獣への止めとなったのか。 土御門の安否は。
分からぬまま白い息を吐いた所で、声>>270が届いた。]
(276) 2015/09/17(Thu) 21時半頃
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|
…………は!?
[天へと投げるように飛ばされた黄色の光。 咄嗟に、それが何なのか理解するより前に、海神-ワダツミ-を駆ってそれに手を伸ばす。]
熱ッ……!
[掴んだ手に感じたのは焼けるような錯覚。 握った手指の間から黄色の光が溢れ、元々は蝶野のものであった筈の聖痕が甲へと宿った。]
(277) 2015/09/17(Thu) 21時半頃
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……え、オマ…なんで……。
[呆然と自らの手の甲を見詰め。 動きを止める機械獣とその上の人へと目をやるも、介錯の一撃>>275は既に振り下ろされていて。]
……。 弔えだと。
[大須賀の唇がそう言うの読んだ。]
(279) 2015/09/17(Thu) 21時半頃
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ふざけたこと言ってんなよッ!!
[鮫が向きを変え、大口を開けて大須賀に喰らい付かんと突進する。
けれど、絶対零度に冷やされ、さらには慣れぬ聖痕。 力も思考も追いつかず、まっすぐな単調な攻撃になった。]
(280) 2015/09/17(Thu) 21時半頃
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/* リア充が駆逐される村…。 次は三黒と日向が危ない。
(-183) 2015/09/17(Thu) 21時半頃
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/* やっぱりわかりづらい設定は良くないな! 素直に聖痕持っとけよ自分!!!
(-191) 2015/09/17(Thu) 22時頃
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/* 弟に今すぐ死んでもらえば二つになるかもしれない←
(-193) 2015/09/17(Thu) 22時頃
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|
[突撃は軽く躱される。 すぐに向きを変えて中空から灰羽>>284を睨みつける。]
還ってきた時? 何を言ってる?
死んでも還ってくると? 還ってくるから殺してもいいから。 だから、殺し合ったっていうのか。
[龍山と紫藤もだからかと。 何かを納得すると同時に、吐き気が込み上げてくる。]
(291) 2015/09/17(Thu) 22時半頃
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|
なんでそんな寝言信じられんだ。
[黄色の聖痕がずきりずきりと痛みを増していく。 彼>>286の言うような二重聖痕の傷だらけの灰天使≪キル・ミー・エンジェル≫ではないが、『形代』の繋がりが負荷も伝えて来るのか、酷く痛い。]
違ぇよ。
誰がいるかよ。 あんなクソみたいな当主の座こちらから願い下げだ。 大根役者が誘惑のつもりか。
……ばっかじゃないのか!
[周囲に2の水の錐が現れる。]
(292) 2015/09/17(Thu) 22時半頃
|
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土御門はオマエを見逃す方が望まないだろうよ。
[酷い痛みに視界がぼやける。 狙いはつけられるが、逃げに出られたらとても追う事は出来そうにない。]
(293) 2015/09/17(Thu) 22時半頃
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/* しかし、仰代は一体何者なんだ…。 正体すごいんだろうけど、ちょっと俺つえー入っててどうかと思うのだけど。
(-196) 2015/09/17(Thu) 22時半頃
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/* まじでFatherだったとは!!! ごめんなさいお父さん、娘さんを苛めてしまいました。
(-197) 2015/09/17(Thu) 22時半頃
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わかりたくねえよっ!
[逃げる背中>>299へと放つ水の錐は、虚しく空へと消えていく。 追いかけようと式鬼紙《シキガミ》に命令を出そうとした瞬間、力が抜けて鮫の背の上に膝をつく。
―――がら ぐらら がら
壊れた機械が崩れていく音が響く。 辺りには血と火薬の臭いが充満し、一帯は穢れに紛れた廃墟に変わっていた。]
(304) 2015/09/17(Thu) 22時半頃
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カムイ、悪い間に合わなかった。
[背びれにもたれる様に項垂れて、友人の顔は見れない。]
(305) 2015/09/17(Thu) 23時頃
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[聖痕なんていらない。 当主の座もいらない。 一族の事なんてもうどうでもいい。 使命なんかの為には死ねない。
でも。 自分を慕うたった一人の家族《弟》と。 揺らぐ事のない友の戦う理由>>295の為ならば。
――幾らでもこの命を懸けよう。*]
(306) 2015/09/17(Thu) 23時頃
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/* これはどちらが守りきるかの戦争だな。 お互いに相手が好き過ぎて庇いに行って死ぬ未来ばっかり見える。
よくこんなグレた奴をこんなに大事な友達だと思っててくれるなあ。天使のようだ。
(-209) 2015/09/17(Thu) 23時頃
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待て、一緒に……。
[はっと顔を上げて、友の背中>>317を見る。 止めたくとも、追いかけたくとも、今は体が動かない。 式鬼紙《シキガミ》に命じ無理について行けば、きっと彼は自分を守ろうとするだろう。]
休んだら。 すぐに、行く。 アイツ、殴る出番くらい残しとけ。
[気を付けろとは敢えて言わない。 信じて、今は翼の無い背を見送った。]
(328) 2015/09/18(Fri) 00時頃
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