54 CERが降り続く戦場
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[腕を組んで、運命《フォルトゥーナ》を名乗るエルダーロードの話を聞いていた。]
私の心配は、運命《フォルトゥーナ》の貴女が消えたとして またエルダーロードとして世界を滅ぼすんじゃないか。
其処は、運命《フォルトゥーナ》の貴女は何とか出来ない? 同じ身体に封じられていたなら、本体の方もコントロールできない?
尤も、話を聴いているとエルダーロード如きに恐れている場合じゃないみたいだけれど―――
(1071) 2011/06/05(Sun) 01時頃
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タバサは、ピッパに対して言葉に遠慮がないのは、運命《フォルトゥーナ》も同期のようなものだからだ。
2011/06/05(Sun) 01時半頃
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なるほど。 結局エルダーロードの女――名前知らないけれど 彼女も混沌を望んでのことではない、と。
―――過信、か。
[自分達以上に力を持つものはない。 エルダーロードの傲慢だと思ってしまえば其処までだが 確かにエルダーロードの力は認めざるを得ない。]
有難う、貴女に無理をしてもらう心算はないの。 意見を聞かせて貰っただけで十分よ。
運命《フォルトゥーナ》―――…
[懐かしい響きだ、と微笑んだ。 疲弊した彼女に過去の記憶を辿る事は求めない。 唯、一度だけ、一度だけ 栄光《グロリア》と運命《フォルトゥーナ》と魔女たちで 卓を囲んだことを、今も魔女だけが憶えている。]
(1085) 2011/06/05(Sun) 01時半頃
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/* ‡ฺ
これなんぞwwwwwwwww
(-365) 2011/06/05(Sun) 02時頃
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運命《Μοίρα》―――か
[恋人と引き裂かれて自分が魔女になったのも 不老不死として長い時を生きてきたのも 全てが運命だったのだろうか]
……でも
[魔女は自ら何もしなかった。 与えられるものを得て、此処まで生きてきた。 だから説得力なんか、ないと思うけれど]
運命を変えてみたいと――私は、思う。
(1094) 2011/06/05(Sun) 02時頃
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「マスター」
[不意に一歩後ろに居たアメーリアに声を掛けられ振り返る]
「断罪なさらないのですか?」
[エルダーロードに対する、言だろう。 魔女はゆるりと首を振った]
彼女も、混沌を望んでいるわけじゃない。 良く知らぬ者《エトランジェ》を、殺める気は無いわ。
「でも、この女性(ひと)は―――」
貴女の星を破壊した。だけどそれも、絶対悪だと言えたかしら。アメリアの生まれた星、Liliumは、死海と化し、腐食が他の星にまで及んでいた。その悪性の胞子を摘むことは決して悪いことではないの。
……アメリアの気持ちは分かるのだけどね。
(1109) 2011/06/05(Sun) 02時半頃
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「ッ―――、マスターは」
[珍しくアメーリアが語調を荒くし、反論を続ける]
「仮令ルフランが破壊されようとも、平常心で居られるのですか」
[その言葉には、苦い表情を微かに浮かべ、断言した]
――――居られるわ。
あのね、アメリアとは、価値観が違うの。 いいえ、感じ方とでも謂うのかしらね。 私は長い時を生き過ぎて、感情が希薄なの。 アメリアの様に感情豊かでは、なくなってしまったの。
ルフランがどうでもいいと言っているのではないわ。 確かにあそこは大事な場所だけれど、若し、失ったとしても、私の心はさして動かない。 悲しいことね―――。
[告げれば、アメーリアも黙りこんでしまった]
(1116) 2011/06/05(Sun) 02時半頃
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タバサは、オスカーの傍に落ち刺さった銀の刃に、視線を遣り、眼を眇める。
2011/06/05(Sun) 03時頃
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[エルダーロードに掛けた封印の魔方陣は、解いておいた。 運命《フォルトゥーナ》の意識がいつまで続くか分からないが。
運命《フォルトゥーナ》が潜在していた彼女に、絶対悪は押し付けられない。 但し、殺す時は全力で――それは言葉を失うアメリアの為にも。]
(1119) 2011/06/05(Sun) 03時頃
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え?ええ。
[呼ばれていたから一方的に名前は知っていた少年に声を掛けられ]
槍真くんね。 私はタバサ・エフティヒア・カンパネラ。
Rebirthの方では名前の知れた魔女なの。 魔力くらいしか取り柄がないけれどね。
君は―――
[じっと少年を見ていると、なんだか背筋がぞわりとするような力を感じる。今は表面化していない、大きなちからが。]
(1122) 2011/06/05(Sun) 03時半頃
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ごく普通の……。ね。
[何処か意味深に含ませながら 槍真を見つめる視線を逸らし]
君も、選ばれし者。 ごく普通の高校生で在れるのは――何時までかしら。
時が来たらまた会いましょう。
[魔女は軽く会釈をし、再会を約束する。 ひらりと靡かせたスカートから箒を取り出した。 自分と、従者を乗せた箒はゆぅたりと宙へ舞う。
俯瞰する学園は矢張り大きく、しかし今はクレーターが目立つ。 そんな光景を眺めながら、魔女と従者は箒で何処かへと*空を往く*]
(1125) 2011/06/05(Sun) 03時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2011/06/05(Sun) 03時半頃
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―― Front・海上 ――
海が鳴っているわ。
[ごうごう、ごうごう 渦巻いて、暗澹の空の色を映す海は禍々しさを放っていた。
箒に乗って俯瞰する世界は、 少しずつ、何かが軋み始めていた。]
アメーリア。この世界は終焉るのかしら。
[後ろから自分に捕まる従者に問いかける]
「答えかねます……」
そうよね。
(1143) 2011/06/05(Sun) 13時頃
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Θάλασσα Εμφάνιση Κακία 〘海からいずる悪意〙
Έχθρα Καθαρίστε 〘その憎悪を浄化せよ〙
[鍵の形をした長いスティックから 海へと魔力を送り込んでは見るが、 何せ相手は広大な海原。 凪ぐことは、ない。]
(1144) 2011/06/05(Sun) 13時頃
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昔、アーカイトも海の民によって滅ぼされたわ。 ――――全てを飲み込む、海。
[言っている傍から、海の渦は勢いを増し]
此の儘じゃ拙いわね。
[悠長に言っているが、非常事態だった。 海は荒れ、大きな津波と成り、世界中がその水の壁から襲われることは、最早止められないだろう。]
(1145) 2011/06/05(Sun) 13時半頃
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[ザアアァァァァ――――]
[島という島は、水の壁に呑まれ沈んでいく。 沿岸も、じわじわと浸蝕されゆく。]
…―――
[せめて、"集いし者"達を守るべく、箒は方向転換する。 終焉英雄学園がある方向へ向かう水の壁へ魔力を放った]
Τείχος του νερού Κοπάζω 〘大いなる水害に せめてもの凪を〙
(1146) 2011/06/05(Sun) 13時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2011/06/05(Sun) 13時半頃
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――終焉英雄学園近く・沿岸――
[箒で飛びながら魔力を送り続けるのは意外と消耗する。 すとん、と海岸に降り立つと、水の壁と向かい合った。
何かの違和感。 水の壁は津波ではなく―――此処に襲い来る水の塊は 何か思念を持っているかのようだった。]
そういうことね。
[横に下りた髪を後ろに流し、鍵の形をしたスティックを握りしめる。 程無くして、水の塊の中から現れたのは
荒れ狂う巨大な鯰だった。]
(1147) 2011/06/05(Sun) 13時半頃
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差し詰めこの辺りの海の主ってところ?
[スカートを翻してアメーリアに弓と矢を手渡し、 己は召喚魔法で闇鍵《ムーンレス・キー》を呼び出す。]
下手に近づいたら感電するわ。
[ヒュンッ―――― ヒュンッ――――――
二人の投擲武器が、鯰へと襲いかかる]
(1148) 2011/06/05(Sun) 14時頃
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水は焔に強く、焔は草に強く、草は水に強い。 そして電気に対抗するのは、地属性。
[鯰は地鳴りを響かせ、海から女二人を襲う津波を呼び寄せる。]
ια παράδειγμα κισσός, διαδίδοντας τις ρίζες από τα δέντρα 〘蔦え、木々から広がる根の魔力よ〙
[投擲された闇鍵が一斉に芽吹き、一瞬で種から根と化して、大きな防御壁を作る。]
Οι ρίζες θα ανατρέψουν το ηττημένο 〘そして、根は敗者を蹂躙するだろう〙
(1149) 2011/06/05(Sun) 14時頃
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/* >>1149 ポケ○ンで勉強したんだ!!
(-392) 2011/06/05(Sun) 14時頃
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[根は鯰に寄生し、そして水を吸い取るように、魔力をドレインする。]
意外に魔力を蓄えているのね。
[それをじわじわと奪って行った。 アメーリアが防御壁の間から弓矢でダメージを与えている。
近辺の海はこの主さえ倒せば少しは凪ぐだろう。]
一気に決めるわ。
(1150) 2011/06/05(Sun) 14時頃
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[魔女は箒に跨り、遙か上空へと舞い上がる。 防御壁を越え、溜めた魔力を一斉に鯰に放った]
Χαμένη αθωότητα! 〘ロスト・イノセンス〙
[草属性の魔法は鯰から水分を奪い 一気にそれは萎み干乾びて、 やがて、消失するように姿を掻き消した。]
(1151) 2011/06/05(Sun) 14時頃
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[結界を解けば、弓矢を手にするアメーリアの元に戻り]
……やっぱりね。
[何か納得するように頷く]
あの鯰。 鯰ではなく、異形だわ。 死体が消失したのが証拠ね。
おそらくは元は唯の鯰だったんだろうけれど 乗っ取られた、と謂うのが近いかしら。
何にせよ、世界中で似通ったことが起こっているわね……。
(1152) 2011/06/05(Sun) 14時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2011/06/05(Sun) 14時半頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2011/06/06(Mon) 00時頃
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―― 終焉英雄学園近く・沿岸 ――
[地鳴りが酷くなる。 海鳴りが酷くなる。]
これ以上は手に負えないわ。
[押し寄せる津波に、匙を投げた魔女。 箒でアメーリアを乗せて空へと舞う。
大きな津波は沿岸から次第に学園へ迫っていく―――]
(1363) 2011/06/06(Mon) 00時頃
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[箒で空から俯瞰していると、津波を消そうとする少年を見る>>1389]
未だ、諦めないか。 健気ね。
[箒に跨った儘、鍵の形状をしたスティックを取り出し、 虚空に魔方陣を描く。]
……
[魔方陣は風呂の孔の様に、水を吸い込んでいく。 此方も簡単な転移魔法。]
(1398) 2011/06/06(Mon) 00時半頃
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[闇雨が降り続く。こんな中を飛行していれば]
シャワーを浴びたいわね、アメリア。
[呑気にそんな言葉を紡いで、水を吸い込んだ魔方陣の中に 箒ごと突っ込んだ。
《Front》から掻き消えた魔女は、何処へ行くのか。]
(1405) 2011/06/06(Mon) 00時半頃
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タバサは、オスカーの顔がちらりと浮かぶ。この闇に鎖される世界で、彼は何を選ぶのか。
2011/06/06(Mon) 01時頃
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[ザバァ]
―― 酒場《デーフェクトゥス》 ――
[魔女と従者は大量の水と共に酒場に現れた。 迷惑極まりない話だ。店内は水浸しである。]
あら
[転移先を間違えた、とばかりに小首を傾ぐ]
ごめんなさいね?
[ゴドウィンに余り反省の色が見えない口調で謝罪し、 箒を仕舞った]
(1425) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2011/06/06(Mon) 01時頃
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間違えちゃった。そうね、海水ね。
[ゴドウィンに返すのは、人差し指を頬に添える仕草]
また吸水の魔法を使ってもいいけれど、 そうしたらお酒まで一緒に吸い込んでしまうわ。
[アメーリアがせっせと海水に濡れたテーブルを布巾で拭いている]
(1450) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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糸は私じゃないわ。
[腕に絡むが決して身動きの邪魔はしない己の糸を示して謂う。]
魔力の糸じゃないわね。 ……、それを超越した おそらくは《奇跡》の糸。
ポーチュラカ、ね……
[栄光《グローリア》の面影を残す少女を思い、一寸の思案]
(1463) 2011/06/06(Mon) 01時半頃
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そうね。 お似合いよ。
[魔女にしては珍しく淡い笑を浮かべ謂う。]
だけれど次第に糸の力が弱くなっているのを、感じる?
[無表情に戻り、腕に絡んだ糸にそっと触れた]
小さな扉《ポーチュラカ》の力が弱くなっているということ――
(1474) 2011/06/06(Mon) 01時半頃
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ええ、間違いなく。
[ドヤ顔のゴドウィンを流すようにさらっと言った後]
そう―――非常事態ね。 この糸に繋がる者が、世界を変える。 尤もFrontは……、だけど。
まだ何とかなるわ。 根拠なんて無いけれどね。
奇跡を起こす気がない? 傍観者を望むということかしら。
[せっせと残りの汚れの掃除をするアメーリアの肩を叩きつつ]
(1490) 2011/06/06(Mon) 02時頃
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成程。
[動けるようになる、と謂うゴドウィンに 矢張り世界の――宇宙の理がずれて来ていることを思う。 彼は此処に居て、彼だったのが当たり前だった。 そんな彼が、動き出す―――]
世界を再生はどうかしらね。 一度滅んだものをすぐに再生させても、 また同じことが起こるでしょう。
貴方にとっての奇跡とは何なのかしらね―――
[魔女にとっても奇跡が何を意味するのか解らない。 やがて魔女はアメーリアを連れ、魔方陣を描く。]
今日は冷やかしでごめんなさいね。
[そうして、次なるステージへ―――]
(1497) 2011/06/06(Mon) 02時頃
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[アメーリアとつないだ手]
[世界の果てまで貴女と]
[二人、扉を開いた先に、何が在るか―――?]
[*to be continued*]
(1510) 2011/06/06(Mon) 02時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2011/06/06(Mon) 02時半頃
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