73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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― 回想・図書館 ―
[エリアスの言葉>>51はまるで何かの隠喩のようだ。だけど俺にはどの言葉にも覚えがない。結局、小首を傾げてキャロルの意見>>58に同意することとなった]
棘?咲く?よくはわからないが…… とにかく、その棘とやらががお前のとこに行けば 何もかも終るっていうなら、早くするべきだよね。
[なんとも見当はずれな回答になってしまった気がする。終わらせる方法があるのなら何でも歓迎だ。再び喋りかけたエリアスの視線を、俺は掬い取るようにして見つめ返していた。こいつ(薔薇?)の言葉に、この俺様が救いを求めていたんだ。ふん。まったく、アホらしいだろ?
(+1) 2012/01/03(Tue) 03時頃
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[奇跡のような力を信じて俺は薔薇の言葉を待ったが、そんな都合のいい魔法はなかった。俺は鼻でため息をついていた。神に祈って得られないものを、易きに頼って得ようとするな。人前で馬鹿のように馬鹿のような願い事を口に出しそうになったことが悔しい。俺は唇を噛み、この忌わしい薔薇の匂いを恨んだ]
俺に想いがあって……か。 あることに気付かせたのはお前じゃないか。 知らなきゃそれで幸せだったのに、さ。
[それならいらないって捨てられればよかったのに。 そこで俺は、はっとした]
(+2) 2012/01/03(Tue) 03時頃
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こんなことをクドクドと人前で喋らせるなんて、 悪魔め。 もうこんなところになんていられるか。 俺は部屋へ戻らせてもらう。
[悪魔の甘言に耳を貸すな。この俺様、高潔にて豪奢なホプキンス家の現党首末息、ロバート・ゲイブリエル・ホプキンスが人前で、ともだちがほしいなどと泣きごとを抜かすなどとは許しがたい。末代までの恥だ。
身体は全身震えるような痛みとなって襲いかかる恥と、容赦なく身を震わせる欲の二律背反で焼けつくように火照る。かき抱くように自らを抱き抑えると、]
ふんっ
[鼻を鳴らして高らかに図書室を後にした。逃げるようにして自室へと向かう。何もない、質素な自室。誰もいないことが寂しくもありがたかった。
革靴がいい音を立てる。良い靴を買っておいてよかった。そんなことが慰めになることが何だか今は情けなく思えて、*目の端がまた熱くなってきていた*]
(+3) 2012/01/03(Tue) 03時半頃
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/* フィリップ変わったなあ いい変化が起きてるのを見るのはいい気持ちになる 悪い変化が起きてるのを見るのもおいしくて楽しいんだけども
(-17) 2012/01/03(Tue) 23時頃
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― 自室 ―
[薄くミルクがとけたような白霞の空気の中、 俺は再び目を覚ました。そこに薔薇の匂いはなかった。 俺はベッドの上で両膝を立てると、腕で抱くようにして座った。 冷たい鉄のヘッドボードは堅く、熱を奪った。 そうでなくても内からの熱などいつの間にか霧消したようだった。 粗末な俺の部屋。粗末な俺の実態そのものだ]
これが俺の全部なんだ。 贅沢な暮らしも、豪奢な家具も、金糸銀糸の織物もない。 汚い仕事に手を染めて、得たものでだって飾りきれない。 ホプキンスの名前と自分以外、何も持ってないんだもん。
[シャツとネクタイを緩め、金の標を取り出した]
これ以外は。
(+32) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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天の父よ、薔薇は願いを自分でかなえるしかないと言いました。 ぼくは、ぼくは、―――
[最後の口づけを思い出しながら、ぼくは十字架にキスをした。罪深い自分を神様に詫びながら、目をつぶり、祈りを捧げた。マリア様は静かに微笑んでいた]
(+33) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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/* ウヒャーッ セシル、ぶったぎってしまってごめんなさい;;;
(-19) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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